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Yamareco

記録ID: 1319390
全員に公開
ハイキング
東海

蕎麦粒山〜高塚山(山犬段コース)

2017年11月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:40
距離
10.7km
登り
823m
下り
807m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:07
休憩
0:33
合計
4:40
距離 10.7km 登り 823m 下り 825m
10:02
29
スタート地点
10:31
10:42
28
11:10
40
11:50
36
12:26
12:38
27
13:05
13:14
35
13:49
32
14:21
14:22
20
14:42
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り一時雪
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山犬段へは長大な林道を駆け上がりますが、手前5キロ程は凹凸が激しい結構なダート悪路で、車高の低い車は苦労します。
この日は平日だったからかもしれませんが、治山工事車両が多数出入りしていて、通行には神経を遣いました。
山犬段の駐車場は広くて余裕があります。
コース状況/
危険箇所等
一般ハイキングコースで、特に危険個所はありません。
南アルプス深南部の山域は、案内標識が大変充実しており、少なくとも一般登山道の範囲では、道迷いの心配はまずないと思います。
古いガイドブックでは、蕎麦粒山をショートカットできる林道経由のルートを紹介しているものもありますが、現在林道崩壊のため通行不能のようであり、現地の案内標識にも×印がついています。
駐車場にある山犬段休憩舎は大変きれいで、休憩所としても宿泊所としても利用価値が高そうです。
近くに水場はないので、ダート道途中に水場と表示のある地点で取水することになります。見たところ、一部凍結していましたが、まだ水は滴り落ちている様子でした。

登山口に登山ポストは見当たりませんでしたが、休憩舎の登山者ノートで代用可能と思われます。
トイレは登山口の休憩舎で利用できます。
携帯電話(au)は概ね通じますが、西に行くほど電波が弱くなります。道中の各ピークでは電波が入りました。
山犬段からスタートします。アクセス道が道悪かつ工事車両とのすれ違いが多くあり、想定以上に大変でした。
2017年11月24日 10:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 10:00
山犬段からスタートします。アクセス道が道悪かつ工事車両とのすれ違いが多くあり、想定以上に大変でした。
大変きれいで立派な休憩舎です。トイレも外に併設されていますが、水道は飲用不可のようです。
2017年11月24日 10:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 10:02
大変きれいで立派な休憩舎です。トイレも外に併設されていますが、水道は飲用不可のようです。
中の様子です。翌日は沢口山に登る予定でしたので、今晩ここに宿泊して西から登ろうかとも考えました。
2017年11月24日 10:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 10:03
中の様子です。翌日は沢口山に登る予定でしたので、今晩ここに宿泊して西から登ろうかとも考えました。
蕎麦粒山を経由して高塚山に向かいます。隣の林道は通行止めです。
2017年11月24日 10:04撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 10:04
蕎麦粒山を経由して高塚山に向かいます。隣の林道は通行止めです。
少し登ると、北側の展望が開けました。前黒法師岳と大無間山がよく望めます。
2017年11月24日 10:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
11/24 10:09
少し登ると、北側の展望が開けました。前黒法師岳と大無間山がよく望めます。
短い急登をこなして蕎麦粒山に到着しました。
2017年11月24日 10:31撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
11/24 10:31
短い急登をこなして蕎麦粒山に到着しました。
山頂は南東方面が切り開かれており、冠雪した富士山がくっきり望めました。
2017年11月24日 10:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
11/24 10:32
山頂は南東方面が切り開かれており、冠雪した富士山がくっきり望めました。
秀麗な富士山をアップで。この時間はまだ全貌が見えましたが、次第に雲に包まれてしまったようです。
2017年11月24日 10:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7
11/24 10:32
秀麗な富士山をアップで。この時間はまだ全貌が見えましたが、次第に雲に包まれてしまったようです。
適度なウォーミングアップを経て高塚山へと向かいます。
2017年11月24日 10:35撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 10:35
適度なウォーミングアップを経て高塚山へと向かいます。
その先のコルでは蕎麦粒山をショートカットできる林道への道が通行止めになっていました。
2017年11月24日 11:11撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 11:11
その先のコルでは蕎麦粒山をショートカットできる林道への道が通行止めになっていました。
三合山付近はいかにも深南部らしい明るい笹道です。
2017年11月24日 11:37撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4
11/24 11:37
三合山付近はいかにも深南部らしい明るい笹道です。
三合山からの北方の眺めは見事です。この日は寒気が強烈で、一部雪雲がかかってしまっていますが、休憩するには最適です。
2017年11月24日 11:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
11/24 11:41
三合山からの北方の眺めは見事です。この日は寒気が強烈で、一部雪雲がかかってしまっていますが、休憩するには最適です。
黒法師岳だと思いますが、うっすら冠雪しているように見えます。
2017年11月24日 11:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4
11/24 11:42
黒法師岳だと思いますが、うっすら冠雪しているように見えます。
前黒法師岳と大無間山も一層よく見えます。
2017年11月24日 11:47撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
5
11/24 11:47
前黒法師岳と大無間山も一層よく見えます。
高塚山が近づいてきました。翌日、翌々日に登った深南部の山もそうでしたが、この類の案内標識が随所に設置されているので、迷う心配がありません。
2017年11月24日 11:50撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 11:50
高塚山が近づいてきました。翌日、翌々日に登った深南部の山もそうでしたが、この類の案内標識が随所に設置されているので、迷う心配がありません。
山頂まであと1分の標識です。翌日に沢口山でも見かけました。三合山〜高塚山間は地形的に西風を受けやすいので、冬型が強いと身震いする区間です。
2017年11月24日 12:25撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 12:25
山頂まであと1分の標識です。翌日に沢口山でも見かけました。三合山〜高塚山間は地形的に西風を受けやすいので、冬型が強いと身震いする区間です。
樹木の切れ間から遠く伊豆半島の稜線も望めました。静岡奥地は雲が多いですが、南部はよく晴れているみたいです。
2017年11月24日 12:25撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
11/24 12:25
樹木の切れ間から遠く伊豆半島の稜線も望めました。静岡奥地は雲が多いですが、南部はよく晴れているみたいです。
樹木に囲まれた静かな高塚山に到着しました。
2017年11月24日 12:28撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
11/24 12:28
樹木に囲まれた静かな高塚山に到着しました。
しっとりとした山頂の全景です。展望はありませんが、落葉の季節は明るくていい雰囲気です。
2017年11月24日 12:37撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
11/24 12:37
しっとりとした山頂の全景です。展望はありませんが、落葉の季節は明るくていい雰囲気です。
行きには見過ごしていた三合山の標識を見つけました。強烈な西風がゴーゴー鳴るシビアコンディションでしたが、地形的に西風をだいぶブロックしてくれていたので、ここで昼食を摂りました。小雪が舞っていたのには驚きましたが。
2017年11月24日 13:07撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/24 13:07
行きには見過ごしていた三合山の標識を見つけました。強烈な西風がゴーゴー鳴るシビアコンディションでしたが、地形的に西風をだいぶブロックしてくれていたので、ここで昼食を摂りました。小雪が舞っていたのには驚きましたが。
撮影機器:

感想

休みをつなげて、以前から目星はつけつつも、なかなか行く機会がなかった南アルプス深南部の山に遠征し、第一弾は高所まで車で入れて楽ができる蕎麦粒山〜高塚山のピストン縦走としました。
この日は寒気と西風が非常に強烈で、時折小雪が舞っており、南アルプスの高峰群はもちろんのこと、深南部の2000m級の山でも雪雲に包まれてしまうほどのシビアな天候でしたが、幸いにも三合山までの区間は樹木が烈風をかなりブロックしてくれており、寒冷な中でも快適な冬枯れハイキングを楽しむことができました。
眺望を期待するのであれば、山犬段から反対側に行った先の天水の方が数段優れていますが、三合山から間近に望む黒法師岳の存在感は抜群でしたし、登山道が一つしかついていない高塚山の終着駅感もまた味わい深く、深南部の良さをしみじみ味わうことができました。

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