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Yamareco

記録ID: 1320220
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

沢口山〜天水(寸又峡温泉周回コース)

2017年11月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:40
距離
15.2km
登り
1,485m
下り
1,473m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
1:43
合計
7:37
距離 15.2km 登り 1,485m 下り 1,484m
9:52
9:53
10
10:18
10:34
11
10:45
29
11:14
26
11:40
12:27
15
12:42
29
13:11
16
13:27
13:57
9
14:16
14:23
69
15:32
15:33
2
15:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寸又峡温泉街から沢口山の両登山口へのアクセスは至近です。
車の場合、寸又峡温泉街最奥の駐車場か、その一つ手前の第4駐車場を利用するのが便利です。日帰り温泉施設に近いのは奥の方ですが、一つ手前でも十分近いので、狭い道を無理に奥まで行かずともよいと思います。駐車料金は1日500円です。
コース状況/
危険箇所等
全体を通じて一般ハイキングコースで、案内標識も豊富なことから、安心して歩けます。
沢口山へのアプローチは、北側から反時計回りに登る日向山コースと、南側から時計回りに登る猿並平コースがあり、どちらを選択しても所要時間はほとんど同じです。猿並平コースの方が歩きやすく、途中で寸又三山の展望が開ける場所もあるので、個人的には時計回りの方がお勧めです。
沢口山〜天水間の道は終始明瞭ですが、一部広い尾根の樹林帯を通過するので、道を外れないように樹木につけられたマーキングを追って進みます。前後に登った他の山もそうでしたが、この山域は案内標識やマーキングがとにかく充実していますので、登山道の整備は大変行き届いているという印象です。
天水からの眺めは最高ですが、全部歩き通すと累積標高差が1500m位になるので、それなりの装備と余裕を持って臨みたいところです。

両登山口に登山ポストが設置されています。
トイレは各駐車場で利用できます。
携帯電話(au)は概ね通じましたが、天水に向かう途中の樹林帯は不通でした。沢口山や天水の電波状態は良好です。
その他周辺情報 日向山コース登山口近くに美女づくりの湯(400円)があり、泉質は極上です。
露天風呂のみで、洗い場は設けられていますが、石鹸等の備え付けはありません。
他にも日帰り入浴を受け付けている温泉旅館があるようです。
第4駐車場のすぐ先にある猿並平コース登山口からスタートします。
2017年11月25日 08:04撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 8:04
第4駐車場のすぐ先にある猿並平コース登山口からスタートします。
登山道の案内標識に沿って進みます。この直後にカモシカに出会いました。
2017年11月25日 08:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 8:09
登山道の案内標識に沿って進みます。この直後にカモシカに出会いました。
基本的には薄暗い針葉樹の中を進みますが、時折色づいた広葉樹が現れて、底抜けの明るさに心躍ります。静岡県は温暖なためか、まだまだ紅葉が楽しめます。
2017年11月25日 08:45撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 8:45
基本的には薄暗い針葉樹の中を進みますが、時折色づいた広葉樹が現れて、底抜けの明るさに心躍ります。静岡県は温暖なためか、まだまだ紅葉が楽しめます。
途中で盤台跡展望台を通過しますが、樹木が発達しているせいか、展望度はわずかでした。ここではまだ富士山には会えず、日向山コースの方が多少早く拝めると思います。
2017年11月25日 08:57撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 8:57
途中で盤台跡展望台を通過しますが、樹木が発達しているせいか、展望度はわずかでした。ここではまだ富士山には会えず、日向山コースの方が多少早く拝めると思います。
薄暗い森の中を黙々と登っていった先の北側が崩壊地となっており、一気に北側の展望が開けて胸がすく思いです。
2017年11月25日 09:35撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
11/25 9:35
薄暗い森の中を黙々と登っていった先の北側が崩壊地となっており、一気に北側の展望が開けて胸がすく思いです。
左奥のピークは同定できませんが、前夜からの雪雲のためか、山頂部は冠雪しています。
2017年11月25日 09:36撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 9:36
左奥のピークは同定できませんが、前夜からの雪雲のためか、山頂部は冠雪しています。
右奥のピークも同定できませんが、真っ白になっています。昨日はこういう高峰は雪雲に隠されてしまっていたので、壮観です。
2017年11月25日 09:36撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
11/25 9:36
右奥のピークも同定できませんが、真っ白になっています。昨日はこういう高峰は雪雲に隠されてしまっていたので、壮観です。
朝日岳と大無間山の眺望も抜群です。今回はパスしましたが、次は朝日岳にもぜひ登ってみたいです。
2017年11月25日 09:37撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 9:37
朝日岳と大無間山の眺望も抜群です。今回はパスしましたが、次は朝日岳にもぜひ登ってみたいです。
そのさらに少し先に富士見平展望所があり、東方の眺めが広がります。翌日登った天狗石山〜猿見石山も見えています。
2017年11月25日 09:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 9:49
そのさらに少し先に富士見平展望所があり、東方の眺めが広がります。翌日登った天狗石山〜猿見石山も見えています。
富士見平展望所の名に恥じない秀麗な富士山をアップで。
2017年11月25日 09:50撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 9:50
富士見平展望所の名に恥じない秀麗な富士山をアップで。
富士山、長島ダム、七ッ峰の素晴らしい眺めです。
2017年11月25日 09:51撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 9:51
富士山、長島ダム、七ッ峰の素晴らしい眺めです。
ここは次の分岐から猿並平方面にちょっと下った場所にあり、日向山コースから登ってきた人は見落としてしまいがちですが、ぜひとも立ち寄ってほしいビューポイントです。
2017年11月25日 09:52撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 9:52
ここは次の分岐から猿並平方面にちょっと下った場所にあり、日向山コースから登ってきた人は見落としてしまいがちですが、ぜひとも立ち寄ってほしいビューポイントです。
両コースが合流する分岐です。富士見平とあるので、勘のいい人は先ほどの展望所に気づくと思いますが、知らないとスルーしてしまうような気がしてもったいないところです。
2017年11月25日 09:53撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 9:53
両コースが合流する分岐です。富士見平とあるので、勘のいい人は先ほどの展望所に気づくと思いますが、知らないとスルーしてしまうような気がしてもったいないところです。
山頂手前が天水との分岐になっており、昨日の高塚山でも見た山頂まであと1分の標識にまた出会いました。
2017年11月25日 10:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 10:18
山頂手前が天水との分岐になっており、昨日の高塚山でも見た山頂まであと1分の標識にまた出会いました。
樹木に囲まれた沢口山山頂です。
2017年11月25日 10:19撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 10:19
樹木に囲まれた沢口山山頂です。
北〜東方面が切り開かれており、想像以上の展望の良さに思わず感嘆しました。北方の眺めがまことに見事です。
2017年11月25日 10:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 10:20
北〜東方面が切り開かれており、想像以上の展望の良さに思わず感嘆しました。北方の眺めがまことに見事です。
朝日岳と大無間山をアップで。両山とも強烈な存在感を放っています。
2017年11月25日 10:23撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 10:23
朝日岳と大無間山をアップで。両山とも強烈な存在感を放っています。
富士山までぎりぎり望めるのが素敵です。
2017年11月25日 10:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 10:24
富士山までぎりぎり望めるのが素敵です。
富士山をアップで。今日は一日中よく見えていました。
2017年11月25日 10:25撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 10:25
富士山をアップで。今日は一日中よく見えていました。
朝日岳の左奥には真っ白な峰々が顔を覗かせています。
2017年11月25日 10:27撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 10:27
朝日岳の左奥には真っ白な峰々が顔を覗かせています。
堂々たる朝日岳をセンターに据えて。
2017年11月25日 10:31撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 10:31
堂々たる朝日岳をセンターに据えて。
天水までの道中は展望ゼロでしたが、天水で最高の眺めが広がりました。山頂は狭いですが、ベンチが2つ設置されています。
2017年11月25日 11:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 11:42
天水までの道中は展望ゼロでしたが、天水で最高の眺めが広がりました。山頂は狭いですが、ベンチが2つ設置されています。
深南部の山々を従えた山頂標識です。
2017年11月25日 11:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 11:42
深南部の山々を従えた山頂標識です。
黒法師岳をセンターに据えて。深い谷が印象的です。
2017年11月25日 11:43撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 11:43
黒法師岳をセンターに据えて。深い谷が印象的です。
一際大きく見える前黒法師岳をセンターに据えて。この山も次か次の次にぜひ登りたいところです。
2017年11月25日 11:43撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 11:43
一際大きく見える前黒法師岳をセンターに据えて。この山も次か次の次にぜひ登りたいところです。
朝日岳、大無間山、白い峰々もクリアに望めます。
2017年11月25日 11:44撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 11:44
朝日岳、大無間山、白い峰々もクリアに望めます。
ここでも富士山がよく見えて、南アルプスと富士山が一枚に収まるのが嬉しいところです。
2017年11月25日 11:44撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 11:44
ここでも富士山がよく見えて、南アルプスと富士山が一枚に収まるのが嬉しいところです。
端正な黒法師岳をアップで。昨日よりも冠雪した様子がよく分かります。
2017年11月25日 11:44撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 11:44
端正な黒法師岳をアップで。昨日よりも冠雪した様子がよく分かります。
重なるように見える朝日岳と大無間山をアップで。
2017年11月25日 11:47撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 11:47
重なるように見える朝日岳と大無間山をアップで。
本日最高点からの富士山をアップで。東に位置するので、午後になっても逆光にならないのがグッドです。
2017年11月25日 11:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 11:49
本日最高点からの富士山をアップで。東に位置するので、午後になっても逆光にならないのがグッドです。
南アルプス南部の高峰群をアップで。真っ白な山容は迫力が桁違いです。
2017年11月25日 12:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 12:01
南アルプス南部の高峰群をアップで。真っ白な山容は迫力が桁違いです。
一際高い右手の高峰をアップで。自信がありませんが、大きな山は聖岳なのでしょうか。
2017年11月25日 12:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 12:02
一際高い右手の高峰をアップで。自信がありませんが、大きな山は聖岳なのでしょうか。
天水で昼食後、沢口山まで戻ってくると、先ほどまで高峰群の一部にかかっていた雲が取れていました。左のピークは天水からは見えなかったような気がします。
2017年11月25日 13:31撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 13:31
天水で昼食後、沢口山まで戻ってくると、先ほどまで高峰群の一部にかかっていた雲が取れていました。左のピークは天水からは見えなかったような気がします。
日向山コースの急な坂道を下っていくと、途中で方向転換ポイントがあり、ここまで来ればあと一息です。
2017年11月25日 15:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 15:18
日向山コースの急な坂道を下っていくと、途中で方向転換ポイントがあり、ここまで来ればあと一息です。
無事日向山コース登山口に下山しました。
2017年11月25日 15:33撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
11/25 15:33
無事日向山コース登山口に下山しました。
定番のカモシカオブジェです。今日は本物にも出会えました。
2017年11月25日 15:35撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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11/25 15:35
定番のカモシカオブジェです。今日は本物にも出会えました。
撮影機器:

感想

南アルプス深南部の山第二弾は、寸又三山の中でも一番登りやすい沢口山に、その先の展望が抜群と聞き及んでいた天水を組み合わせた半周回コースとしました。
この日も前日同様に強烈な西風が吹き荒れていましたが、青空が広がり、南アルプス高峰群にかかっていた雲も昼前には取れてきて、素晴らしい眺望を堪能することができました。
天水からの眺めは無論最高でしたが、沢口山からの眺めも十分素晴らしく、深南部の山の入門編としては最良のお手軽展望台ではないかと思いました。

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ハイキング 東海 [日帰り]
上りは日向山コース、下山は猿並平コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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