親子で歩く関東ふれあいの道【神奈川県】K-18弘法大師と桜のみち
神奈川県
子連れ登山
radiorocks
体力度について
- GPS
- 07:35
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 512m
- 下り
- 536m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年11月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
何ヶ所か「関東ふれあいの道」の道標がわかりづらい所があります。 |
写真
拍手
感想
親子で歩く関東ふれあいの道18回目。今回は神奈川県第9コースの「弘法大師と桜のみち」です。
秦野駅からスタート地点の南平橋バス停への車窓からは、ハイカーの姿が多くみられます。さすが紅葉シーズンの日曜日といったところ。
バスを降りると、まずはいつもの行事であるビデオ撮影。今日もガンバロウ！と声をあげてからスタートします。
カキノキの落ち葉の感触やクルクルと落ちてきたケヤキの着果枝を観察しながら歩きます。顔をあげれば、雪化粧のキレイな富士山にテンションもあがります。
権現山までは歩道のない曲がりくねった道が多く、子連れには注意ポイントですね。
権現山の山頂着が11:30。展望台は冷たい風が吹きますが、眺めは最高。関東の富士見百景にも選ばれているそうです。
少し早いけれど、ここでお昼ご飯。豚汁とおにぎりで温まります。これからの季節はあったかい物を用意するために装備が増えそうです。
この後は正規コースだと弘法山へまっすぐ向かいますが、事前に寄り道ポイントを見つけていました。少し山を下って龍法寺にお参りして御朱印を頂こうと思います。
この下りへの道が権現山と弘法山を繋ぐ馬場道右側（南側）にあるはずだったんですが、見つからないまま弘法山近くまで来てしまいました。「東海大学前駅」に向かうという脇道も事前に調べた道とは違う感じ。来た道を少し戻りましたが、結局見つけられず、「東海大学前駅」へ向かう道を下っていくことにしました。
急な階段を下りながら、グーグル先生と地図を頼りに進むと、龍法寺に近づいているのがわかりひと安心。周囲も山道からミカン畑に変わり、シジミチョウやキチョウの姿も見られます。
すると、突然。ブーンという羽音が耳をかすめ、首元にとまりました。無意識に手をやると、イヤ〜な匂い。「うわ〜、カメムシにやられた〜」と思い辺りを見ると、小さなムシがたくさん飛んでいるのに気づきました。正体はカメムシではないけれど、これまた臭い甲虫・テントウムシでした。
ミカン畑はテントウムシパラダイスのようで、軽トラや電柱にモノ凄い数がとまっていました。
さて、テントウムシの国を抜けて龍法寺に到着したら、まずはお参り。そして御朱印を頂くために横にある住宅の呼び鈴を押しますが、どうも鳴っている気配がない。何度か押した後に、下に別の呼び鈴があるのに気づき、押してみると「ピンポーン」「はーい」と中から聞こえてきました。龍法寺を訪れる方は「呼び鈴は下」と覚えましょう。
奥様に御朱印帳を渡し、しばし休憩。15分程して出てきた奥様は御朱印帳におやつをおまけしてくれました。そして「良かったら仏像ご覧になっていきますか？」と。龍法寺には市指定の文化財である仏像があり、最近特別公開があったことはネットで調べていました。期間は過ぎていたので、まさか見られるとは。
ムスメちゃんと本堂に上がらせていただき、室町時代に作られた十一面観音像・薬師如来像・毘沙門天像・不動明王像などを拝見しました。奥様からムスメちゃんに「これからの人生で迷ったりつまずいた時、まずは自分でがんばることが大切。それでもうまく行かないときに、日ごろから仏様に手を合わせていれば、仏様が守り導いてくれるでしょう。」というお話もしていただきました。奥様、ありがとうございました。
龍法寺を出発し、テントウムシの国を抜けて弘法山を目指します。先ほど降りてきた急な階段は、登りも当然、急です。頑張って馬場道に戻れば、弘法山山頂はすぐそこ。
権現山は見晴らしの良い山頂でしたが、こちらは木々も多く落ち着いた山頂です。
今回のカメラポイント・弘法大師が祀られている大師堂にお参りして、写真を撮ります。
龍法寺で頂いたおやつをいただきながら、地図と時計をにらめっこ。時計は15時をまわっています。残りは約5キロ半。暗くなってくる17時までにはゴールしたいところです。
気持ち足取りを速めて弘法山を下山し、新善波トンネルをくぐります。ここは眺めも空気も悪いので、あまり気持ちよく歩けませんが、トンネルに手拍子を響かせて遊びながら歩きました。
矢倉沢街道に入ると、また木々に囲まれます。昔は賑わったという歴史観と今も残る自然が、新善波トンネルを通ってでもコースに入れたかった理由だと想像できます。
吾妻山への分岐点まで来て、おそらく最後の決断ポイント。ムスメちゃんの「行く」という言葉で決めました。まだそこまで暗くありませんがヘッドライトを装備。吾妻山山頂を目指します。1キロほどの道のりは険しくありませんが、一部獣除けの高圧線や有刺鉄線があるので注意しましょう。
山頂に着く頃にはあたりはかなり暗くなり、ヘッドライトがないと危険でした。写真では真っ暗に映っていますが、実際はこれより明るいです。
吾妻山を降りて坪ノ内バス停がゴールの予定でしたが、途中の道標でバス停よりも本日のご褒美である「弘法の里湯」のほうが近いことがわかり、コース変更。少し山道を通って弘法の里湯に到着。本日のゴールとしました。
弘法の里湯では、初めて公衆浴場を一人で体験。約束の時間になっても全然出てこないので心配しましたが、楽しかったようです。
休憩所でビールとジュースでお疲れ様の乾杯をしました。
約11.6km7時間35分のふれあいの道でした。
これまでムスメちゃんと歩いた距離
167.6km
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
弘法山の最新記録
権現山の最新記録
吾妻山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する