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Yamareco

記録ID: 1323493
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県総社市 福山北部マニア道 紅葉&岩場&城跡&古墳群

2017年11月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:06
距離
6.9km
登り
495m
下り
471m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:42
合計
4:02
9:49
19
清音ふるさとふれあい広場駐車場
10:08
10:08
16
天神古墳群分岐
10:24
10:26
3
天神61号墳
10:29
10:29
8
天神古墳群分岐(2回目)
10:37
10:40
9
天神44号墳
10:49
10:50
24
藤棚
11:14
11:22
4
福山頂上
11:26
11:31
10
福山城址
11:41
11:42
9
石鳥居
11:51
11:55
10
妙見展望台
12:05
12:07
3
八畳岩下部
12:10
12:12
8
八畳岩
12:20
12:21
4
八畳岩南の岩群
12:25
12:25
12
八畳岩下部(2回目)
12:37
12:42
16
幸山城址
12:58
12:59
28
天神7号墳
13:27
13:28
3
天神38号墳
13:31
13:37
14
天神社
13:51
清音ふるさとふれあい広場駐車場
古の古墳時代から南北朝時代の史跡と今年最後の紅葉を探勝
歩行距離6.5km、歩行時間3時間20分、歩行数13,500歩、消費カロリー1,640Kcal
天候 快晴 小春日和
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 清音(きよね)ふるさとふれあい広場第2駐車場<写真01>を利用し、ここを出発点としました。普通車は40台程停められそうです。もう少し北の第1駐車場のほうには施設利用者のみ使用可との立て札がありました。
 また、もう少し南にある歴史広場に3台、さらに南の幸福の小径駐車場に20台程駐車できます。
コース状況/
危険箇所等
 どの道もよく整備されています。ただし、分岐が多く道標のないマニア道もあるので、目的地が決まっている場合はコンパスなどで方向を確認する必要があります。全体的に粘土など滑りやすく水はけが悪い土質の道が多いので、大雨後などは要注意です。
 天神古墳群の見学をしなければ、コースタイムは1時間程短縮できます。

 駐車場<写真01>から福山頂上<写真15>までは、一部、ぬかるみや水が流れている所があります。
 駐車場<写真01>から天神古墳群分岐<写真02>まではほとんどアスファルトやコンクリート道です。広場内は一部、土道になっています。
 天神古墳群分岐<写真02>から天神61号墳<写真07、08>までは踏み跡がありますが、古墳内部に入るには踏み跡から逸れる必要があります。また、天神社<写真66、67>の南側には古墳見学遊歩道があり、道沿いに見えるものもあれば、逸れて奥に入らなければわからないものもあります。遊歩道の一部に水たまりやぬかるみかけた所がありますが、よけて通れます。遊歩道沿い以外の古墳周辺も木の枝などを気にすることなく自由に歩けました。
 天神古墳群分岐<写真02>から藤棚<写真13>まではよく歩かれた登山道で、天神44号墳<写真11,12>のすぐ西側周辺だけぬかるみや水が流れている幅20cm程の溝がありました。すぐにかたい粘土にたまに石が埋まった道になり、標高75m辺りから緩やかな砂地の道にかわりました。雨が降ると水が流れそうですが、緩やかなので滑る心配はないでしょう。
 藤棚<写真13>から福山頂上<写真15>までは、道標がなく、マニア道のようです。木の間の細道で、両サイドにシダやササが茂っています。ザラついた乾くと滑りやすそうな土や、黒土ですぐ下は粘土の濡れると滑りやすい土道が続きます。少し急な所もありますが、木の枝をつかめるので下りも大丈夫でしょう。

 福山頂上<写真15>から八畳岩下部<写真32>までは、一部、ぬかるんで滑りやすい所があります。
 福山頂上<写真15>から石鳥居<写真24>まではかたい粘土で、雨が降ると水たまりができたり水が流れたりしそうです。
 石鳥居<写真24>から道標のない方向のシダとササの間の細道に入りました。マニア道のようです。題目石<写真25>から北西に延びる道の入口には、大きめの石が埋まった上を歩くところがあります。トラロープがありますが、必要ありません。そこを過ぎるとすぐに木の間の細道が妙見展望台<写真26>まで続きます。
 妙見展望台<写真26>からは細道で、道標はありません。入口周辺のササはすぐになくなりますが、ぬかるんだ滑りやすい下りが続きます。石仏15番<写真30>まではマニア道のようです。そこを過ぎると歩きやすくなり、標高190m辺りで地形図の破線の道に合流すると、八畳岩下部<写真32>まではかたい粘土です。広めで階段状の所も多いので、水たまりはできやすそうですが、歩きやすいと思います。

 八畳岩下部<写真32>から幸山城址<写真42>を経て天神7号墳<写真48>までは、一部滑りやすいロープ場があります。
 八畳岩下部<写真32>から八畳岩<写真35>へは、ザラついた滑りやすい土道を登ります。ロープがありますが、今回は下りも使わずにすみました。八畳岩南の岩群てっぺん<写真40>方面へは岩を巻く細道があり、妙見展望台<写真26>へと続いているようです。
 八畳岩下部<写真32>から幸山城址<写真42>までは、ザラついた土道ですが、緩やかで途中から丸太と土の階段状になりさらに歩きやすくなります。
 幸山城址<写真42>から引き返し、天神社<写真66、67>への道標に従って歩いていると、標高80m少々の所で道標のない分岐がありました。なぜか脇に立ち入り禁止の立て札があり、一方は北上し法華寺へと向かうようでした。もう一方の細道はいったん引き返す方向でしたが、入ってみると無事に天神7号墳<写真48>のある古墳見学遊歩道に合流できました。
その他周辺情報 【2018そうじゃ吉備路マラソン】
◆実施日:平成30年2月25日(日)
◆種目:フル、ハーフ、10km、5km、3km
   ファミリー 1.5km、ファミリー800m
◆コース:早春の吉備路を駆け抜ける歴史回廊マラソン
 比較的フラットなコースと県内唯一の備中国分寺五重塔をはじめ、
 全国第4位の規模である造山古墳、第10位の作山古墳などとともに
 田園風景を楽しめるコース。
 ハーフ・10kmは日本陸上競技連盟の公認コース
◆インターネット申込:平成30年1月12日(金)締切
◆トピックス:間寛平さんも参加されるようです。
01清音ふるさと
  ふれあい広場駐車場
第2駐車場です。平日だったためか、テニスや野球、サッカーなどを楽しむ姿はなく、メジロやエナガの鳴き声だけが聞こえていました。
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01清音ふるさと
  ふれあい広場駐車場
第2駐車場です。平日だったためか、テニスや野球、サッカーなどを楽しむ姿はなく、メジロやエナガの鳴き声だけが聞こえていました。
02天神古墳群分岐
道の東西に75基の古墳からなる三因(みより)・天神古墳群が広がっています。三因古墳群の規模があまりにも大きかったため、天神、萬貫(まんがん)、堂屋敷、峠の4つの支群に分けられました。まず西側の古墳を見に行くことにしました。背後に写っている52号墳は立て札だけで墳丘も小さかったのでスルーしました。
02天神古墳群分岐
道の東西に75基の古墳からなる三因(みより)・天神古墳群が広がっています。三因古墳群の規模があまりにも大きかったため、天神、萬貫(まんがん)、堂屋敷、峠の4つの支群に分けられました。まず西側の古墳を見に行くことにしました。背後に写っている52号墳は立て札だけで墳丘も小さかったのでスルーしました。
03天神57号墳
この手前に開口部のない大きな墳丘があり57号墳の立て札がありましたが、55号墳の間違いだそうです。正しい57号墳には立て札がありませんでした。
03天神57号墳
この手前に開口部のない大きな墳丘があり57号墳の立て札がありましたが、55号墳の間違いだそうです。正しい57号墳には立て札がありませんでした。
04天神57号墳石室内部
奥行きは4m程あります。大きな墳丘にふさわしく立派な石室でした。
04天神57号墳石室内部
奥行きは4m程あります。大きな墳丘にふさわしく立派な石室でした。
05天神59号墳
57号墳<写真03、04>と接するように同じような規模の墳丘がありました。
05天神59号墳
57号墳<写真03、04>と接するように同じような規模の墳丘がありました。
06天神59号墳石室内部
奥行きは5mを超え、高さは1.6m程だそうです。
06天神59号墳石室内部
奥行きは5mを超え、高さは1.6m程だそうです。
07天神61号墳
天神古墳群の西端です。奥壁が崩壊しトンネル状になっています。鏡石はいずこ?
07天神61号墳
天神古墳群の西端です。奥壁が崩壊しトンネル状になっています。鏡石はいずこ?
08天神61号墳奥壁崩壊
開口部の高さは1.7m程あり、連れは立ったまま奥へと進んでいきましたが、次第に天井が低くなり、最後にはしゃがんで外に出ました。足元は崖状でここで行き止まりです。奥行きは数mありました。
08天神61号墳奥壁崩壊
開口部の高さは1.7m程あり、連れは立ったまま奥へと進んでいきましたが、次第に天井が低くなり、最後にはしゃがんで外に出ました。足元は崖状でここで行き止まりです。奥行きは数mありました。
09天神45号墳
天神古墳群分岐<写真02>まで戻り、今度は道の東側を見てみました。後回しにするつもりだったのですが、立て札を見てしまったのでスルーできませんでした。
09天神45号墳
天神古墳群分岐<写真02>まで戻り、今度は道の東側を見てみました。後回しにするつもりだったのですが、立て札を見てしまったのでスルーできませんでした。
10天神45号墳石室内部
天井石がなくなっている部分が1m以上あるので、実際の奥行きは2m程でしょうか。
10天神45号墳石室内部
天井石がなくなっている部分が1m以上あるので、実際の奥行きは2m程でしょうか。
11天神44号墳上部から侵入
天井石の隙間から中に入ってみました。高さは1.5m程あります。足元はぐちゃぐちゃの粘土で、着地した瞬間、しまったと思いました。
11天神44号墳上部から侵入
天井石の隙間から中に入ってみました。高さは1.5m程あります。足元はぐちゃぐちゃの粘土で、着地した瞬間、しまったと思いました。
12天神44号墳石室内部
内部は広く、奥行きは数mありました。地面は粘土ですが、乾いていました。岡山県の埋蔵文化財地図によれば、石室は確認できないとなっているのが気になります。残りの古墳は後回しにして登山道に出ました。
12天神44号墳石室内部
内部は広く、奥行きは数mありました。地面は粘土ですが、乾いていました。岡山県の埋蔵文化財地図によれば、石室は確認できないとなっているのが気になります。残りの古墳は後回しにして登山道に出ました。
13藤棚
ベンチがありゆっくり休憩できます。南下するきれいな道には行かず、ここから写真左側に見えている細い踏み跡を辿りました。
13藤棚
ベンチがありゆっくり休憩できます。南下するきれいな道には行かず、ここから写真左側に見えている細い踏み跡を辿りました。
14福山城井戸跡
かなり浅く、崩壊した箱式石棺のようにも見えました。
14福山城井戸跡
かなり浅く、崩壊した箱式石棺のようにも見えました。
15福山頂上三角点
標高302.3mの福山頂上三角点です。週末は常連さんで賑わいそうです。
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15福山頂上三角点
標高302.3mの福山頂上三角点です。週末は常連さんで賑わいそうです。
16モミジ紅葉&福山プレート
まだ見頃のモミジがベンチの隣にありました。逆光なのが残念です。
16モミジ紅葉&福山プレート
まだ見頃のモミジがベンチの隣にありました。逆光なのが残念です。
17福山頂上より軽部山
南西方面に軽部山が見えました。西麓には、お参りすると母乳の出がよくなるという軽部神社(通称おっぱい神社)があります。南西から北北西方面を動画に撮りました。
17福山頂上より軽部山
南西方面に軽部山が見えました。西麓には、お参りすると母乳の出がよくなるという軽部神社(通称おっぱい神社)があります。南西から北北西方面を動画に撮りました。
18モミジ紅葉&忠霊殿跡狛犬
おそらく、かつて福山合戦の戦死者の鎮魂のため神社が建てられていたのでしょう。モミジは見頃でしたが、そろそろ散り始めるかもしれません。動画も撮りました。
18モミジ紅葉&忠霊殿跡狛犬
おそらく、かつて福山合戦の戦死者の鎮魂のため神社が建てられていたのでしょう。モミジは見頃でしたが、そろそろ散り始めるかもしれません。動画も撮りました。
19モミジ紅葉
猿田彦神社への道標の脇に1本だけあり、日に当たって鮮やかに見えました。ここから動画も撮りました。
19モミジ紅葉
猿田彦神社への道標の脇に1本だけあり、日に当たって鮮やかに見えました。ここから動画も撮りました。
20福山城址石碑
福山城跡は国指定史跡です。鎌倉末期に真壁小六是久により築城されたといわれています。南北朝時代、後醍醐天皇方の新田義貞軍1500騎と足利尊氏軍30万騎がこの地で3日間激しい攻防を展開し、結局福山城は落城しました。
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20福山城址石碑
福山城跡は国指定史跡です。鎌倉末期に真壁小六是久により築城されたといわれています。南北朝時代、後醍醐天皇方の新田義貞軍1500騎と足利尊氏軍30万騎がこの地で3日間激しい攻防を展開し、結局福山城は落城しました。
21福山城土塁跡
石が散乱し、あまり状態はよくないようです。
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21福山城土塁跡
石が散乱し、あまり状態はよくないようです。
22福山合戦六六〇年記念碑
福山城跡にはこのような石碑がいくつもあります。周辺の石は合戦か何かで使われたのでしょうか。
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22福山合戦六六〇年記念碑
福山城跡にはこのような石碑がいくつもあります。周辺の石は合戦か何かで使われたのでしょうか。
23石仏33番
33番から始まっていたので、西国三十三所巡りかと思いましたが、どうも集めてきた石仏を適当に並べて33番までつくったようです。石仏の頭上に「弐十番」と彫られているように見えます。
23石仏33番
33番から始まっていたので、西国三十三所巡りかと思いましたが、どうも集めてきた石仏を適当に並べて33番までつくったようです。石仏の頭上に「弐十番」と彫られているように見えます。
24石鳥居
鳥居に「梵天 帝釈天」と彫られています。俗世との境界を示しているのでしょうか。
24石鳥居
鳥居に「梵天 帝釈天」と彫られています。俗世との境界を示しているのでしょうか。
25題目石
大きな題目石よりもその背後にあるさらに大きな岩が気になりました。連れは題目石の右にある小さな大黒天像に「片山」と書かれたシールが貼られているのが気になったそうです。
25題目石
大きな題目石よりもその背後にあるさらに大きな岩が気になりました。連れは題目石の右にある小さな大黒天像に「片山」と書かれたシールが貼られているのが気になったそうです。
26妙見展望台
道標がたくさんあり、この展望台に通じる道はたくさんあるようです。北西から北東方面を動画に撮りました。
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26妙見展望台
道標がたくさんあり、この展望台に通じる道はたくさんあるようです。北西から北東方面を動画に撮りました。
27妙見展望台より
   ふれあい広場方面
スタート地点のふれあい広場周辺はうっすらオレンジ色に染まっていました。
27妙見展望台より
   ふれあい広場方面
スタート地点のふれあい広場周辺はうっすらオレンジ色に染まっていました。
28妙見展望台より作山古墳
作山(つくりやま)古墳は、岡山市の造山(つくりやま)古墳(墳長350m全国4位の前方後円墳)に次いで岡山県第2位の規模を誇る前方後円墳で、国指定の史跡です。今年1月に墳長282mと発表され、全国10位に落ちました。墳丘に登ることができるそうなので、いつか行ってみたいです。
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28妙見展望台より作山古墳
作山(つくりやま)古墳は、岡山市の造山(つくりやま)古墳(墳長350m全国4位の前方後円墳)に次いで岡山県第2位の規模を誇る前方後円墳で、国指定の史跡です。今年1月に墳長282mと発表され、全国10位に落ちました。墳丘に登ることができるそうなので、いつか行ってみたいです。
29妙見展望台より備中国分寺
備中国分寺は国指定の史跡で聖武天皇が各地に建てさせた国分寺のうちの1つです。江戸時代に再建された五重塔が見えています。
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29妙見展望台より備中国分寺
備中国分寺は国指定の史跡で聖武天皇が各地に建てさせた国分寺のうちの1つです。江戸時代に再建された五重塔が見えています。
30石仏15番磨崖仏
石仏がなく荒れていると思ったら、磨崖仏でした。十二天のうちのどれかが彫られているのではないでしょうか。
30石仏15番磨崖仏
石仏がなく荒れていると思ったら、磨崖仏でした。十二天のうちのどれかが彫られているのではないでしょうか。
31石仏7番
すぐ側に東屋があります。ここから八畳岩下部の動画を撮りました。
31石仏7番
すぐ側に東屋があります。ここから八畳岩下部の動画を撮りました。
32八畳岩下部石仏3〜6番
形や大きさも様々なので、あっちこっちから集めてきて並べたのでしょう。2番がないと思いきや・・・<写真33>へ
32八畳岩下部石仏3〜6番
形や大きさも様々なので、あっちこっちから集めてきて並べたのでしょう。2番がないと思いきや・・・<写真33>へ
33石仏2番磨崖仏
なぜかこの磨崖仏の頭上に「二番」と彫られています。おそらく、それで石仏を集めて33番まで番号をふったのでしょう。西国三十三所とは関係なく、十二天のどれかだろうと思います。
33石仏2番磨崖仏
なぜかこの磨崖仏の頭上に「二番」と彫られています。おそらく、それで石仏を集めて33番まで番号をふったのでしょう。西国三十三所とは関係なく、十二天のどれかだろうと思います。
34石仏1番毘沙門天の磨崖仏
なぜかこれだけは小さな説明板が取り付けられていました。
34石仏1番毘沙門天の磨崖仏
なぜかこれだけは小さな説明板が取り付けられていました。
35八畳岩
丸太の足場があり楽に上に立てます。ここからだと八畳もないように思えますが、もう少し上に行くともっと広がって見えます。
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35八畳岩
丸太の足場があり楽に上に立てます。ここからだと八畳もないように思えますが、もう少し上に行くともっと広がって見えます。
36岩くぐり
往路は動画を撮りながらここをくぐりました。この写真は復路で撮ったので動画とは向きが逆です。
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36岩くぐり
往路は動画を撮りながらここをくぐりました。この写真は復路で撮ったので動画とは向きが逆です。
37八畳岩見下ろして
岩をくぐると、八畳岩<写真35>の少し上に出てきました。この部分を合わせると確かに八畳程あります。
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37八畳岩見下ろして
岩をくぐると、八畳岩<写真35>の少し上に出てきました。この部分を合わせると確かに八畳程あります。
38八畳岩南の岩群上部
振り返ると巨大なおむすびのような岩が見えました。ねずみ返しのようになっており、この岩のてっぺんには登れません。
38八畳岩南の岩群上部
振り返ると巨大なおむすびのような岩が見えました。ねずみ返しのようになっており、この岩のてっぺんには登れません。
39八畳岩より南の岩群
南の岩群上部<写真38>を別の角度から見たものです。この周辺と北から北東方面の景色を動画にも撮りました。
39八畳岩より南の岩群
南の岩群上部<写真38>を別の角度から見たものです。この周辺と北から北東方面の景色を動画にも撮りました。
40八畳岩南の岩群てっぺん
岩を巻いて少し上り、岩群の隣の岩の上に立ちました。そびえる岩群には足場がなく、層塔のあるてっぺんには行けそうにありません。周辺を動画に撮りました。
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40八畳岩南の岩群てっぺん
岩を巻いて少し上り、岩群の隣の岩の上に立ちました。そびえる岩群には足場がなく、層塔のあるてっぺんには行けそうにありません。周辺を動画に撮りました。
41幸山南の岩場
踏み跡を辿り小さな松の枝の間を抜けると岩場に出ました。端は崖状になっており、敵が攻めてこられそうにありません。この辺りからピーク170m周辺が幸山(こうざん)城の東の曲輪なのでしょうか。足元から見下ろして動画を撮りました。
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41幸山南の岩場
踏み跡を辿り小さな松の枝の間を抜けると岩場に出ました。端は崖状になっており、敵が攻めてこられそうにありません。この辺りからピーク170m周辺が幸山(こうざん)城の東の曲輪なのでしょうか。足元から見下ろして動画を撮りました。
42幸山城址
総社市指定の史跡である幸山(こうざん)城の西の曲輪の中心部です。幸山城は鎌倉後期に庄資房(しょうすけふさ)により築城され、応永年間に石川氏が城主となりました。室町時代末に毛利氏と三村氏との戦に巻き込まれ城主が自害した後、毛利方の清水宗治が一時居城したそうです。
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42幸山城址
総社市指定の史跡である幸山(こうざん)城の西の曲輪の中心部です。幸山城は鎌倉後期に庄資房(しょうすけふさ)により築城され、応永年間に石川氏が城主となりました。室町時代末に毛利氏と三村氏との戦に巻き込まれ城主が自害した後、毛利方の清水宗治が一時居城したそうです。
43幸山石群
幸山城の西の曲輪に露出している数個の巨石というのはこれかもしれません。石の上から北から北西方面を動画に撮りました。
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43幸山石群
幸山城の西の曲輪に露出している数個の巨石というのはこれかもしれません。石の上から北から北西方面を動画に撮りました。
44幸山北西尾根より西北西
ここから先は崖状になっています。西北西から北西方面が少し見えました。
44幸山北西尾根より西北西
ここから先は崖状になっています。西北西から北西方面が少し見えました。
45石越しに福山北尾根
巨石越しに南南東に福山<写真15>の北尾根が見えました。
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45石越しに福山北尾根
巨石越しに南南東に福山<写真15>の北尾根が見えました。
46幸山北西尾根より軽部山
南西方面に軽部山が見えました。6月に訪問したときには新緑がきれいでした。展望は効きませんが、東の浅原峠からの道はよく整備されています。
46幸山北西尾根より軽部山
南西方面に軽部山が見えました。6月に訪問したときには新緑がきれいでした。展望は効きませんが、東の浅原峠からの道はよく整備されています。
47石仏&満州戦没者供養塔
写真には写っていませんが、道の脇に「皇軍武運長久祈念碑」がありました。南北朝の合戦の頃からさまざまな信仰や祈りの場だったのでしょう。
47石仏&満州戦没者供養塔
写真には写っていませんが、道の脇に「皇軍武運長久祈念碑」がありました。南北朝の合戦の頃からさまざまな信仰や祈りの場だったのでしょう。
48天神7号墳
天神古墳群に戻ってきました。古墳見学遊歩道に入ったようです。いったんスルーしてしまい、道の脇の9号墳の立て札に気づいて引き返しました。
48天神7号墳
天神古墳群に戻ってきました。古墳見学遊歩道に入ったようです。いったんスルーしてしまい、道の脇の9号墳の立て札に気づいて引き返しました。
49天神7号墳石室内部
盗掘されたそうですが、石室の形は整っていました。動画も撮りました。
49天神7号墳石室内部
盗掘されたそうですが、石室の形は整っていました。動画も撮りました。
50天神13号墳
天井石2つが露出しています。開口部は狭く、内部の写真は撮りませんでした。
50天神13号墳
天井石2つが露出しています。開口部は狭く、内部の写真は撮りませんでした。
51天神17号墳
開口部の天井石が目立ちました。
51天神17号墳
開口部の天井石が目立ちました。
52天神17号墳石室内部
開口部が狭い割には高さがあり、板のようなものが立てかけてありました。
52天神17号墳石室内部
開口部が狭い割には高さがあり、板のようなものが立てかけてありました。
53天神15号墳
これも盗掘されたそうですが、墳丘はきれいな形をしていました。
53天神15号墳
これも盗掘されたそうですが、墳丘はきれいな形をしていました。
54天神15号墳石室内部
敷石がありますが、盗掘で散乱しているのだそうです。奥行きは4、5mありそうです。
54天神15号墳石室内部
敷石がありますが、盗掘で散乱しているのだそうです。奥行きは4、5mありそうです。
55天神32号墳
天井石が2つ残っているそうですが、気づきませんでした。
55天神32号墳
天井石が2つ残っているそうですが、気づきませんでした。
56天神32号墳石室内部
これも敷石が散乱しているのでしょうか。奥行きは数mありました。
56天神32号墳石室内部
これも敷石が散乱しているのでしょうか。奥行きは数mありました。
57天神33号墳
手前に転がっているのは天井石でしょうか。
57天神33号墳
手前に転がっているのは天井石でしょうか。
58天神33号墳石室内部
奥行きは数mあります。動画も撮りました。
58天神33号墳石室内部
奥行きは数mあります。動画も撮りました。
59天神24号墳
天井石がかなりなくなっているのか、開口部まで溝状に石が並んで見えます。
59天神24号墳
天井石がかなりなくなっているのか、開口部まで溝状に石が並んで見えます。
60天神24号墳石室内部
内部に石が散乱しているのは上から落ちてきたものでしょうか。奥行きは数mありました。
60天神24号墳石室内部
内部に石が散乱しているのは上から落ちてきたものでしょうか。奥行きは数mありました。
61ヤマツツジ
細い踏み跡を下りてくると、足元に傷みかけたヤマツツジの花が見えました。樹高20cm程しかなく、2つも花を咲かせると幹が見えなくなります。健気な姿に心が和みました。ちょうどこの脇に古墳見学遊歩道の立て札と三因(みより)古墳群の説明板がありました。
61ヤマツツジ
細い踏み跡を下りてくると、足元に傷みかけたヤマツツジの花が見えました。樹高20cm程しかなく、2つも花を咲かせると幹が見えなくなります。健気な姿に心が和みました。ちょうどこの脇に古墳見学遊歩道の立て札と三因(みより)古墳群の説明板がありました。
62天神37号墳
これも天井石がなくなっているようです。石室長は9m超えです。
62天神37号墳
これも天井石がなくなっているようです。石室長は9m超えです。
63天神37号墳石室内部
天井石が残っている部分の奥行きもかなりありました。
63天神37号墳石室内部
天井石が残っている部分の奥行きもかなりありました。
64天神38号墳
開口部の天井石は横70cm、縦1m程ありました。連れが裏から回り込み上に乗っています。
64天神38号墳
開口部の天井石は横70cm、縦1m程ありました。連れが裏から回り込み上に乗っています。
65天神38号墳石室内部
期待して中に入ろうとして奥行きがあまりないのに気づきました。遊歩道を一周したのでこれで古墳探索は終わりにしました。
65天神38号墳石室内部
期待して中に入ろうとして奥行きがあまりないのに気づきました。遊歩道を一周したのでこれで古墳探索は終わりにしました。
66天神社鳥居
ブナ科でしょうか、大木の黄葉がきれいでした。
66天神社鳥居
ブナ科でしょうか、大木の黄葉がきれいでした。
67天神社拝殿&本殿
菅原道真公をお祀りしているのでしょうが、詳細は不明です。周辺の地面はきれいに掃き清められていました。大切にされているようです。
67天神社拝殿&本殿
菅原道真公をお祀りしているのでしょうが、詳細は不明です。周辺の地面はきれいに掃き清められていました。大切にされているようです。
68もみじ谷
ふれあい広場の一角です。小さいながらも流れがあり、飛び石の上から紅葉したモミジが見えました。3割程散っていますが、まだ十分きれいでした。
68もみじ谷
ふれあい広場の一角です。小さいながらも流れがあり、飛び石の上から紅葉したモミジが見えました。3割程散っていますが、まだ十分きれいでした。
69斜面モミジ紅葉
もみじ谷のすぐ北の斜面に小さなモミジが数本植えられており、どれもこのくらいの色づき具合でした。午前中は日陰でしたが、戻ってくるとちょうど日が当たってきれいに見えました。見頃はしばらく続きそうです。
69斜面モミジ紅葉
もみじ谷のすぐ北の斜面に小さなモミジが数本植えられており、どれもこのくらいの色づき具合でした。午前中は日陰でしたが、戻ってくるとちょうど日が当たってきれいに見えました。見頃はしばらく続きそうです。
70モミジバフウ紅葉
駐車場<写真01>周辺にモミジバフウ(別名アメリカフウ)の並木がありました。半分ほど散っており、見頃を過ぎつつありますが、この木はまだきれいでした。
70モミジバフウ紅葉
駐車場<写真01>周辺にモミジバフウ(別名アメリカフウ)の並木がありました。半分ほど散っており、見頃を過ぎつつありますが、この木はまだきれいでした。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 今年最後の紅葉を総社市の福山で楽しみました。総社市には豪渓(ごうけい)や宝福寺など紅葉有名スポットがあるのですが、敢えて紅葉の見納めの場をここにしました。多くはありませんが、出発点となった「清音ふるさとふれあい広場」や福山頂上などでモミジを中心とした紅葉を観賞することができました。

 この地域(吉備路)は国指定の貴重な史跡(古墳、城跡、神社仏閣等)が多いことで有名です。
 今回訪問した福山城(国指定史跡)は福山(標高302m)山上に存在した山城で、南北朝時代に『太平記』に記された福山合戦の舞台となった所です。後醍醐天皇方の新田義貞軍1500騎と足利尊氏軍30万騎がこの地で3日間激しい攻防を展開したと記されています。また、幸山(こうざん)城址は鎌倉時代後半に築城され、16世紀に備中松山城主三村元親と毛利氏の間に備中兵乱が起きました。写真や動画で紹介していますように、三方が絶壁で攻めにくい城のようでした。少ない兵力で多勢に対抗するには山城という立地を利用した戦術が必要だったのでしょう。
 
 実は福山に来た最大の目的は古墳探しです。この地域は前方後円墳として全国4位の規模を誇る造山(つくりやま)古墳と全国10位の規模を誇る作山(つくりやま)古墳があるなど、全国有数の古墳地帯でもあります。しかもこの地域の古墳は多くが中を覗いたり上を歩いたりできるのです。その中にあってこの福山の山域は北西部の三因(みより)古墳群だけでも216基以上の円墳を有する日本有数の古墳のメッカです。今回はその支群の一つである天神古墳群で古墳探しに興じました。
 天神古墳群は古墳見学遊歩道を中心に75基あり、あまりにも数が多いので立て札がなかったり間違っていたりすることもあります。今回は適当に歩き回って14基を撮りましたが、これらはほんの一部です。恐るべき古墳密集地帯でした。

 そろそろ紅葉も終わり、岩場、冬鳥、古墳などの史跡を観賞する山行が増えそうです。これからしばらくは下調べだけでも楽しい時間が過ごせます。冬の低山もいいものです。



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