大菩薩嶺：『58年ぶりに登ってみたが・・・』（上日川峠から周回）

2017年12月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.5km
• 登り: 564m
• 下り: 561m

コースタイム

09:15　　　　　上日川峠スタート
09:35　　　　　福ちゃん荘
11:10　　　　　雷岩
11:20　　　　　大菩薩嶺
11:40　　　　　雷岩
12:00　　　　　2000m地点
12:20~13:15　賽の河原
13:20　　　　　親不知ノ頭
13:30~13:50　大菩薩峠
14:10　　　　　勝緑荘
14:20　　　　　福ちゃん荘
14:40　　　　　上日川峠

（注）写真を撮りながら気ままに歩いてますので、時間は参考程度にして下さい。

天候

晴れ
風：稜線は5m程あり、寒かった。
気温：3〜5℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往：高尾駅〜甲斐大和駅〜（バス）〜上日川峠
■復：（往の逆）

甲斐大和駅のバス系統
　https://www.navitime.co.jp/bus/busrailroadlist/?id=00493478

コース状況／危険箇所等

■危険個所、注意個所
　特になし。
■トイレ
　上日川峠バス停、福ちゃん荘、介山荘
■登山ポスト
　今回はスッカリ忘れてました。ヤバ〜ッ。
■携帯電話（au）
　上日川峠では通じることを確認しました。
　歩いている途中で何回か確認しましたが、通じない所が多かった。

その他周辺情報

やまと天目山温泉
　http://www.daibosatsu-kankou.com/facility/yamato_tenmoku_hotspring.php
※バスの甲斐大和駅〜上日川峠間の途中にバス停あり。

写真

12/3 9:13

9:14
上日川峠スタート
雲一つ無い快晴
※バス停前のロッジ長兵衛
※気温：5℃、寒い

12/3 9:15

直ぐに登山道現る

12/3 9:19

気持ちの良い道をしばらく進むと・・・

12/3 9:37

福ちゃん荘だ
日曜日とあって、ハイカー多し

12/3 9:40

ここで二方向に分かれる

12/3 9:43

唐松尾根を選択
※少しでも早い時間に富士山を撮りたい為

12/3 9:53

結構な急こう配だ

12/3 9:57

振り返ると
富士山だ〜ッ！
バチバチ焦って撮りまくる。富士山は逃げやしないのに・・・

12/3 10:13

霜柱だ
この辺りの気温は3℃、止まると寒い

12/3 10:20

引き続き気持ちの良い道を進む
右上に山頂らしきものがチラチラ・・・

12/3 10:34

振り返ると・・・
南アルプスが見えた
左から、聖岳・赤石岳・荒川岳、下は甲府市か

12/3 10:36

ここからの富士も、い〜〜ッ！

12/3 10:36

アップすると迫力満点。
ジグザグの登山道がハッキリ見える。
※この後は、振り返ると常に富士山が見える。

12/3 10:39

あれが山頂か？
相変わらず急斜面だ

12/3 10:43

また撮ってしまった。
この写真が一番美しいかも

12/3 10:47

枝の間から
聖・赤石・荒川
更に登って行くと・・・

12/3 11:04

南アルプスの全貌が・・・
スゴイッ！

12/3 11:05

左から、農鳥岳・間ノ岳・北岳

12/3 11:07

雄大な光景
撮らずにはいられない

12/3 11:09

雷岩のようだ・・・

12/3 11:11

雷岩に到着。
何か山頂のような雰囲気。間違っている人が結構いた。
大菩薩嶺に向かう

12/3 11:19

大菩薩嶺に到着。
見晴らし無し・・・

12/3 11:22

記念写真
撮っていただきました。
表情が硬いな〜

12/3 11:23

山頂の全景（北側方向）

12/3 11:24

58年前に通った丸川峠の方向に行ってみることに・・・

12/3 11:27

100m程行ってみたが、樹林帯で見通し無し。
引き返そう・・・

12/3 11:43

雷岩まで一気に戻る。
この時間になると、太陽が前方上に有って、富士山の写真撮りは No good!

12/3 11:45

南アルプスの全貌と甲府市
※雷岩の上から

12/3 11:47

左から、白い、間ノ岳・北岳・仙丈ヶ岳、そして黒い、甲斐駒ヶ岳

12/3 12:01

雷岩からの稜線は、西風で寒い。
昼食にしたいが、風の無い場所が見当たらない・・・

12/3 12:04

大菩薩峠の方向に下る稜線。
ここを歩くのは気分い〜ですね〜ッ。
先に小屋が見える。あそこで昼食にしよう。

12/3 12:05

この稜線は、ず〜ッと富士と南アが見えるという、ハイテンションルートだ。

12/3 12:19

賽の河原に到着

12/3 12:21

避難小屋だ。
よし、ここで昼食にしよう。
腹減った〜ッ

12/3 12:42

風が無くて最高の場所だ。
前を通ったハイカー曰く「い〜ですね〜ッ、ぶっこみ飯」

12/3 13:12

小屋の入り口を出た所から見える光景。
ここで約50分、のんびりと過ごす。

12/3 13:14

さて、お腹の虫も収まったところで再出発。
これを登ると・・・

12/3 13:18

親不知ノ頭だ。
再び富士山が目に飛び込んで来る。

12/3 13:19

振り返ると、歩いて来た稜線。
い〜稜線だったな〜。
先程いた避難小屋が見える。
更に進むと・・・

12/3 13:21

オ〜ッ、懐かしの大菩薩峠だ。
それ行け〜〜〜ッ

12/3 13:27

中里介山記念塔
※長編小説「大菩薩峠」の著者

12/3 13:29

大菩薩峠に到着。
立派な山荘が有る。58年前は無かったような気がする。
御主人に聞いてみた。
※詳しくは感想欄で。

12/3 13:35

山座同定盤
立派になっていた。

12/3 13:35

東方面に見えるのは・・・

12/3 13:36

この光景。
左から、御前山・大岳山・三頭山

12/3 13:36

西方面に見えるのは・・・

12/3 13:37

この光景。
農取〜甲斐駒の山々

12/3 13:42

大菩薩峠の標識
58年前と同じ方角から撮ってみた。
※バックは大菩薩嶺

58年前の写真
※右端が若かりし頃の私

12/3 13:43

山座同定盤と大菩薩嶺
これも、58年前と同じ方角から撮ってみた。

58年前の写真
「あの山が〇〇山で、その右が△△山ではないか〜」とでも言ってるのかも。

12/3 13:44

58年前に見ていた方角。
当時はもっと見通しが良かったと思う。
60年近く経つと樹木も相当成長しているはず。

12/3 13:45

58年前は、小菅方面に下山した。

12/3 13:46

右が小菅への道。
懐かしくて、ここで20分程うろつく。
名残惜しいが、バスの時間も気になるので、下山します。

12/3 14:11

勝縁荘（しょうえんそう）
※深田久弥が宿泊した山荘

12/3 14:16

賽ノ河原への旧道。
こんな道が有るんですね。

12/3 14:16

富士見山荘
※名前の通り、しっかりと富士山が見える。

12/3 14:17

大菩薩峠からは、ずっと林道だ。

12/3 14:21

福ちゃん荘に到着。
バスの時間が気になるのでスルー。

12/3 14:33

福ちゃん荘からは、また気持ちの良い登山道。

12/3 14:44

上日川峠に無事到着
※既に15:00発のバスが待機中、ほぼ満員だった。

12/3 14:54

少し時間が有るので、ロッジ長兵衛で甘酒を注文。
濃くて甘くて美味しい。しかし、熱い。なかなか冷めない。
バスの発車時刻が迫る。
止む無く、ペットボトルのお茶を混ぜて飲む羽目に・・・

12/3 15:48

バスに揺られること約45分。
甲斐大和駅に到着。
無人駅のようだ。
売店無し。近くに蕎麦屋さんが有る。
トイレは駅構内に有った。

撮影機器：

PowerShot SX610 HS CANON

感想

raku-inkyo

■山行計画
　大菩薩嶺は、昔々の楽しい思い出の有る山だ。もう一度行ってみたいと思っていた。
　調べてみると、日帰りで行けそうだ。標高差・距離からして、私の体力でも問題無さそうだ。
　と言う訳で、天気の良い日を待って行くことに決定。58年前の高校生の時に登って以来である。

■感想
　結論から先に言うと、大菩薩嶺は ”何とも素晴らしい山” であった。
　登りの途中から、大きな富士山と南アルプスのほぼ全貌が、ず〜〜ッと見えるのである。
　58年前、この様な素晴らしい光景の記憶は無い。たぶん、雲がかかっていたのかもしれない。
　富士山がこの様に目の前に見えていると、何となく気持ちが高揚するのである。これは、私だけでは無く、多くの人が同じでは無いかと思う。
　大菩薩峠では、58年前と同じ角度から写真を撮り、昔との違いを確かめたりもした。
　今日も楽しい一日を過ごすことが出来た。
　58年ぶりの大菩薩嶺に感謝ッ感謝ッ！！！

■介山荘
　大菩薩峠の介山荘で、介山荘の歴史について、山荘のご主人に聞いてみた。
　すると、昭和32年（59年前）に茶店を始め、その後、東京オリンピックの有った昭和39年（53年前）に宿泊施設として、大きくなったとのこと。
　やっぱり、58年前には介山荘は無かったのである。

■写真撮り
　富士山と南アルプスの眺望が素晴らしかった。バチバチ撮ってしまった。
　特に富士山は、午前中に良い写真が撮れました。12:00を過ぎると、太陽の位置の関係で良い写真は無理でした。
　登りに、唐松尾根を選択したのは正解でしたね。

■58年前の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-902742.html