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記録ID: 1329835
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ハイキング
奥秩父

【秘踏(ひふみ)作戦】秩父夜祭【丁23.3】

2017年12月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
12.3km
登り
1,311m
下り
1,315m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:22
休憩
0:33
合計
3:55
10:11
11
バス停
10:22
10:22
23
吊橋
10:45
10:46
27
登山口
11:13
11:16
19
11:35
11:35
35
分岐(下手)
12:10
12:10
6
分岐(上手)
12:16
12:45
4
山頂
12:49
12:49
19
分岐(上手)
13:08
13:08
15
分岐(下手)
13:23
13:23
16
13:39
13:39
17
登山口
13:56
13:56
10
吊橋
14:06
バス停
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父駅〜
コース状況/
危険箇所等
滝の近く、非常に滑りやすい箇所あり。
しかし、総じて歩きやすい。
ただ、落石・崩落多発地帯と思われるので、通行には注意を要する。
山行開始。
日なたは暖かい。
1
日なたは暖かい。
所々、登山口でもないのに↓や↑といった印が付いている。
所々、登山口でもないのに↓や↑といった印が付いている。
昇ってみたいと思わせる岩壁
1
昇ってみたいと思わせる岩壁
しかし、下手するとこうだ。
しかし、下手するとこうだ。
このトンネル、大丈夫か?
このトンネル、大丈夫か?
登山口に何台か駐車できる。
登山口に何台か駐車できる。
快晴下の気持ち良い登山道
快晴下の気持ち良い登山道
気持ちの良い沢沿いの道
気持ちの良い沢沿いの道
前の画像の滝の上から撮ったところ。
前の画像の滝の上から撮ったところ。
橋を渡った後、急斜面を昇りつつ左側へ。
橋を渡った後、急斜面を昇りつつ左側へ。
澄んだ沢水
岩におののく心も、
岩におののく心も、
沢滝に和む。
小さな滝がいくつも連続する。
小さな滝がいくつも連続する。
この山は、良い。とても良い。
この山は、良い。とても良い。
微かに虹を織り成す滝
1
微かに虹を織り成す滝
この滝撮影中、落葉の下が地面と思っていたら沢で片足水没。
2
この滝撮影中、落葉の下が地面と思っていたら沢で片足水没。
メインの滝。ちなみに、滝に向かって右側(この画像を撮った所)は非常に滑りやすい。
メインの滝。ちなみに、滝に向かって右側(この画像を撮った所)は非常に滑りやすい。
滝を高巻いていく。
滝を高巻いていく。
なおも滝は連続する。
なおも滝は連続する。
この清清しさは、日の光が入るということも多分に影響している。
この清清しさは、日の光が入るということも多分に影響している。
一旦森の中へ。
山側には大きな岩が大量に転がっていて環境の厳しさを偲ばせる。
山側には大きな岩が大量に転がっていて環境の厳しさを偲ばせる。
尾根コース分岐
一旦沢音がやむ。
一旦沢音がやむ。
雨宿りできそうだなと思ったが、下に積もっている岩はボロボロ剥落したもの。危ない、危ない。
雨宿りできそうだなと思ったが、下に積もっている岩はボロボロ剥落したもの。危ない、危ない。
いよいよ沢を詰めて稜線へ。
いよいよ沢を詰めて稜線へ。
稜線までは急勾配をジグザグに登っていく。
稜線までは急勾配をジグザグに登っていく。
展望が開けてきた。
展望が開けてきた。
稜線に乗って山頂へ。
稜線に乗って山頂へ。
空間が開けてきた。
空間が開けてきた。
モスグリーンも清清し。
1
モスグリーンも清清し。
山頂直下は岩が露出。
山頂直下は岩が露出。
山頂から浅間山
東方稜線
んー、山中に光るものがあるが、山小屋かな。
んー、山中に光るものがあるが、山小屋かな。
南方稜線
ギザギザの山々に囲まれている。
ギザギザの山々に囲まれている。
穏やかな時間を過ごす。
3
穏やかな時間を過ごす。
遠く冠雪しているのは谷川連峰かな?
遠く冠雪しているのは谷川連峰かな?
西方稜線
下山開始。
下りは尾根コースを選択。
下りは尾根コースを選択。
沢に降りた頃には深い谷は早くも陰になった。
沢に降りた頃には深い谷は早くも陰になった。
少なくなりつつある日の当たる箇所を伝って歩く。
少なくなりつつある日の当たる箇所を伝って歩く。
おっと、山頂手前で擦れ違った集団に追い付いてしまった。
おっと、山頂手前で擦れ違った集団に追い付いてしまった。
「もう降りてきたの?」と言われたが、自分でもそう思う。しかし、今回は山行後に温泉、夜祭と予定が立て込んでいたので仕方がない。次来る時はゆっくりしたい。
「もう降りてきたの?」と言われたが、自分でもそう思う。しかし、今回は山行後に温泉、夜祭と予定が立て込んでいたので仕方がない。次来る時はゆっくりしたい。
バスの時刻が迫り、やや急ぎ足で歩く。
バスの時刻が迫り、やや急ぎ足で歩く。
山行完了。
西武秩父駅前は大盛況。
西武秩父駅前は大盛況。
秩父神社に参拝。
秩父神社に参拝。
秩父神社境内の本町屋台と笠鉾
秩父神社境内の本町屋台と笠鉾
宮地屋台
上町屋台
中町屋台
競技花火と、
観光スターマイン大会
観光スターマイン大会
カメラの電池が切れ、いよいよ寒くなってきたので帰途につく。
山行・温泉・夜祭、最高の一日に乾杯!
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カメラの電池が切れ、いよいよ寒くなってきたので帰途につく。
山行・温泉・夜祭、最高の一日に乾杯!

感想

良い山はたいていの場合よく知られていて、多くの人が集う。
そんな中で、静かに落ち着いたひとときを過ごせ、かつ、清清しく気持ちの良い山を見出すということは至難の業であり、山歩きの一つの目標となり得る。
今回歩いた山は、そのような目標設定などすっ飛ばして、たまたま歩いてみたら、まさにその山だったという、非常に有難い僥倖の山であった。

あちこち歩いていると、心が洗われるような場所、ホッとする場所、気持ちが安らぐ場所、言うなればアットホームな気持ちにさせる空間と出会うことがある。それは季節、時間帯、天気、陽射し、気温といった諸々の影響を受け、単に自ら探し求めるだけで容易に得られるものではない。
そういうわけで、「○○山にこんな良い所があるんだ〜」と思って歩くよりも、あちこち歩き回った結果、「その場所」を見出す方が心にビビビッと響くと考え、今回歩いた山の名は敢えて伏せさせていただいた。ご容赦願いたい。
もちろん、各人の心にビビビッとくる場所は、今回の場所ではないかもしれない。
しかし、それはそれで各人アットホームな場所を見出せたということ。
各人のその山、その空間を、そして、ビビビッときた心を大切にしていただきたい。

※中には、「あ〜、あそこは良い山だよね〜♪」とすぐにわかった方もいらっしゃると思うが、上記の趣旨をご理解いただき、大人の対応をお願いしたい。
「まだ子供だからばらしちゃうもんね!」というのも無しで。

〜山行について、おしまい〜

【伝統と秩父夜祭について】
巷間声高に叫ばれる「伝統」とか「文化」といったものは、実は歴史が大して無かったり、根拠が失われて形だけが残っているもの、既に一般には受容されておらず、単に歴史的遺物として尊重されているだけのものが多々あるように思われる。
例えば女人禁制。一つには「ハレとケ」なる概念を持ち出して女性は月経があって穢れが云々という主張があるが、最近角界を賑わす騒動を見るに、男性なら穢れが無いと果たして言い得るものかどうか。また、昔は霊山に登る際には精進潔斎をしたものだが、今、山行前に禊をする者が一体どれだけいることか。心の清くない者により山が汚されることはあり得るが、それは男女性別に関わりの無いことだ。
また、葷酒山門に入れずと同じ考えで、女性が立ち入ると心が惑わされて〜という主張があるが、これに至っては論評に値しない。何があっても心が惑わないように修行するのではないのか。
皇后さまが「型のみで残った伝統が、社会の進展を阻んだり、伝統という名の下で、古い慣習が人々を苦しめていることもあり、この言葉が安易に使われることは好ましく思いません」と仰せられたことがあるが、人々の生活・意識に密着していないものは、もはや「伝統」とは呼べないのである。

と、ここまで書いておいて前言を翻すわけではないが、一方で、昨今の「御都合主義」とも言うべき経済合理性最優先の考え方について、果たしてこれで良いのだろうかと思い悩む自分がいる。
例えば、祝祭日は戦後改称されたこともあって単なる休日となり、今では「ハッピーマンデー」となる日もあって本来の意義が顧慮されることはもはや無い。 - 三連休になるんだから良いじゃないか。 - 山の日が如何に制定されたかについては記憶に新しいところだ。多くの人が「何故その日?」と思っただろうが、制定された後となっては気にする人もほとんどいないだろう。
三島由紀夫の晩年の言葉が思い出される。
「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。」

三連休になるのは良いことだ。再来年5月は10連休になりそうで、これまたありがたいこと。ただ、そこには何らの歴史的・文化的意義も見出せず、また、思想に裏打ちされた何かを感じることもできない。何となくフワッと「こうすれば都合が良いよね」と世知辛い世の中で目先のことしか考えていないような、浮遊した、薄っぺらい感を受け、何だかな〜と思う次第だ。

さて、秩父夜祭である。秩父夜祭は、他の数多くの祭が人々のライフスタイルの変化に合わせて土日に合わせて催行されるようになっている中において、12月2日宵宮、12月3日大祭と祭日を固定している数少ない祭だ。
秩父夜祭が毎年土日だったら、それはそれで嬉しいことだが、秩父神社が2日〜3日の催行を堅持するのにそれなりの意義・理由があるのであれば、是非ともそれを押し通してもらいたいと思う。

〜 おしまい 〜

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