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Yamareco

記録ID: 1332385
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市北区&赤磐市 天王山〜大兜岩〜兜岩〜本宮高倉山

2017年12月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:19
距離
12.1km
登り
639m
下り
637m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:25
休憩
0:54
合計
5:19
8:29
15
牟佐スポーツ広場駐車場
8:44
8:44
37
疫隅神社鳥居
9:21
9:22
7
天王山頂上補助三角点
9:29
9:29
25
地蔵道入口分岐
9:54
10:00
20
標高140m岩盤
10:20
10:33
8
大兜岩
10:41
10:48
44
兜岩
11:32
11:33
23
黒谷池の南渡渉点
11:56
11:59
28
高倉神社
12:27
12:49
23
本宮高倉山頂上
13:12
13:12
10
高倉神社(2回目)
13:22
13:23
15
奥池
13:38
13:38
10
八幡宮石段下(南下から北上へ)
13:48
牟佐スポーツ広場駐車場
露岩地が多い岡山市北区牟佐(むさ)&赤磐市の山域を巡るコース
歩行距離12km、歩行時間4時間30分、歩行数19,900歩
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「牟佐(むさ)スポーツ広場」のテニスコート前の駐車場<写真01>に自動車を停めました。普通車20台程駐車できます。この少し南の駐車場は閉鎖されていました。往路で歩いた疫隅(えすみ)神社鳥居<写真02>からの道は、普通車1台分の幅のアスファルト道です。対向車が来ると避けられないので、その西側の下山時に歩いたほうの道を通ったほうがいいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
 コースの半分ほどがアスファルト道です。整備された登山道や鉄塔巡視路が多く、ヤブコギはありません。高さ1m以上のササやシダが茂っている所もありますが、1,2mも歩けば終わり、踏み跡もはっきりしてきます。全体的に急で、土道では木を掴んでズルズル滑りながら下ったような掘り返しが多く見られます。どこでも歩けそうでかえって迷う所もありますが、テープを探しながら歩けば大丈夫です。

 牟佐(むさ)スポーツ広場駐車場<写真01>から兜岩<写真18>までは、落ち葉で滑りやすい道や入口にササが茂った道、岩盤上を歩く道など変化に富んでいます。
 牟佐(むさ)スポーツ広場駐車場<写真01>から疫隅(えすみ)神社鳥居<写真02>まではアスファルト道です。
 疫隅(えすみ)神社鳥居<写真02>から石段を上り切ってすぐは、大量の落ち葉でズルズル滑ってかなり登りにくいのですが、1m少々上がればなんとか踏ん張れるようになります。疫隅(えすみ)神社跡祠<写真03>を過ぎると、掘り返されたような崩れやすい土に石が埋まった上に大量の落ち葉が積もっています。標高150mの鉄塔<写真04>の手前から緩やかになり、なぜか周辺の木も太くしっかりしてきます。
 標高190mの鉄塔<写真06>の左(西)に中国電力の標柱があり、すぐ脇は高さ1m程のササが茂って前方は見えません。かき分けるとなんとなく踏み跡があり、1mでササはなくなり木の間の細い落ち葉道が天王山頂上<写真07>を経て地蔵道入口分岐<写真08>まで続きます。
 地蔵道入口分岐<写真08>からは急な下りがあります。大兜岩<写真09>撮影地点を過ぎると傾斜がきつくなり、木に掴まりながら石が埋まった上を下りました。赤いビニールテープが多数あり、細道ははっきりしています。
 標高140m岩盤の下まで下りきったところ<写真12>から北へ向かう道が正規のルートのようです。上り返して標高150m地点からテープのない道に入ると、シダが茂って踏み跡がなくなります。結局、標高140m辺りで無理やり下りて涸沢沿い道に合流しました。この道は早めに沢を渡り東側へ移動しておく必要があります。しばらくすると、涸沢は深さも幅も1m程になり、GPSを持った連れはいったんまたげる所まで引き返しました。
 涸沢沿い道は馬屋(まや)トンネル方面へ北上していましたが、途中で東側の掘り返したような崩れやすい土の斜面に取り付き大兜岩<写真14〜17>へ向かいました。テープやはっきりした踏み跡はありませんが、木の間をどこでも歩けます。標高180m辺りからシダの間の細道が現れ、すぐに乾いた滑りやすいザラついた土道の急な登りが大兜岩<写真14〜17>手前まで続きました。
 大兜岩<写真14〜17>は、標高200mの岩の先端まで下りられます。下りは西側の木が茂った所を無理やり進みましたが、上りは木の枝が束状に転がった上をまたいで帰りました。このほうが歩きやすく楽でした。
 大兜岩<写真14〜17>から兜岩<写真18>までは、木の間の細道で、途中から落ち葉が積もった滑りやすい下りになります。兜岩<写真18>西のやせ尾根から兜岩までは岩盤歩きで、濡れていても上り下りともに問題ないでしょう。
 兜岩の下方<写真19>に見えるロープは、南側の垂直な岩壁を上り下りするためのものです。南方面から登ってきても巻き道はあります。

 兜岩<写真18>から高倉神社<写真26、27>までは、シダやササが茂った道や、踏み跡がわかりにくい所があります。
 兜岩<写真18>から少し引き返しシダの細道に入ると、大兜岩<写真14〜17>から北尾根を北上する道に合流しました。そこからは掘り返したような土に落ち葉が積もった細道です。
 馬屋(まや)トンネル上を過ぎ標高200mのトラバース道に入ると、ところどころ足元などにシダやササが生えています。たまに背丈を超えるものもありますが、ほんの1mも歩けばまた40cm程まで低くなります。
 黒谷池の南の渡渉点<写真24>辺りは幅30cm程の沢で、平たい岩盤の周辺に落ち葉が積もっています。地形図にはありませんが、西に向かう道も幅数十cmの沢沿いです。たまにテープがありますが、木の間をどこでも歩けるためか、踏み跡ははっきりしません。標高270m辺りで崩れやすい斜面に取り付くと、次第に道がわかりやすくなります。標高310mの分岐からは、高倉神社<写真26、27>まできれいな鉄塔巡視路が続きます。

 高倉神社<写真26、27>から本宮高倉山<写真28〜33>を経て駐車場<写真01>までは、ほとんどアスファルト道です。
 高倉神社<写真26、27>から本宮高倉山<写真28〜33>まで往路と復路で別ルートにしました。神社から北上する鉄塔巡視路を10分程歩くと、送電線を横切るアスファルト道に出たので左折し、本宮高倉山<写真28〜33>を経て標高430mの電波塔までアスファルト道を歩きました。
 電波塔のフェンスの西側を巻き高さ1mのササヤブに入ると、ササはすぐになくなり、赤と銀色のキラキラテープを追いながら木の間やササの間の細道を歩きました。東へと進路を変え、標高380m辺りは高さ1.5mのササがありましたが、すぐに高さ40〜70cmのササの間の細道になり、あっけなく往路に合流しました。
 高倉神社<写真26、27>から駐車場<写真01>まではアスファルト道です。少し急でスピードが出るところは小走りで下りました。
その他周辺情報  前原池の西、県道27号線沿いに「岡山桃太郎温泉」があります。日帰り入浴はもちろん、入館時に予約すればマッサージやエステ、観劇も楽しめます。宿泊もできます。
営業時間:10:00〜23:00
※年中無休
01牟佐スポーツ広場
     駐車場より牟佐山
山陽道の牟佐(むさ)トンネルと馬屋(まや)トンネルの間にある茅原(かやはら)池の南西隣のテニスコートの駐車場に自動車を停めました。西方面に牟佐(むさ)山が見えました。
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01牟佐スポーツ広場
     駐車場より牟佐山
山陽道の牟佐(むさ)トンネルと馬屋(まや)トンネルの間にある茅原(かやはら)池の南西隣のテニスコートの駐車場に自動車を停めました。西方面に牟佐(むさ)山が見えました。
02疫隅神社鳥居
鳥居の上部中央に「疫隅(えすみ)神社」と書かれていました。ここから鉄塔巡視路を歩き天王山<写真07>へと向かいます。
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02疫隅神社鳥居
鳥居の上部中央に「疫隅(えすみ)神社」と書かれていました。ここから鉄塔巡視路を歩き天王山<写真07>へと向かいます。
03疫隅神社跡祠
鳥居をくぐって落ち葉で滑る道を上がると、疫隅(えすみ)神社跡に巣箱ほどの大きさの祠がありました。1940年に高蔵(たかくら)神社(高倉神社<写真26、27>)に合祀され消滅したそうです。同名の神社は赤磐市河本(こうもと)にもあります。
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03疫隅神社跡祠
鳥居をくぐって落ち葉で滑る道を上がると、疫隅(えすみ)神社跡に巣箱ほどの大きさの祠がありました。1940年に高蔵(たかくら)神社(高倉神社<写真26、27>)に合祀され消滅したそうです。同名の神社は赤磐市河本(こうもと)にもあります。
04標高150m鉄塔より
     竜口山西北西尾根
標高150mを超えた所に鉄塔があり、やっと視界が広がりました。南東方面に鉄塔越しに竜口(たつくち)山の西北西尾根が見えました。
04標高150m鉄塔より
     竜口山西北西尾根
標高150mを超えた所に鉄塔があり、やっと視界が広がりました。南東方面に鉄塔越しに竜口(たつくち)山の西北西尾根が見えました。
05モチツツジ
鉄塔<写真04>近くに1つだけ咲いていました。まだ緑色の葉が大半で、一部が赤く色づいていました。ここに限らず、狂い咲きしているのをよく見かけます。
05モチツツジ
鉄塔<写真04>近くに1つだけ咲いていました。まだ緑色の葉が大半で、一部が赤く色づいていました。ここに限らず、狂い咲きしているのをよく見かけます。
06標高190m鉄塔より
       262m峰の崖
標高190mを超えた所にも鉄塔があり、北西方面に262m峰の崖が見えました。魅力的な地形への期待が高まりました。
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06標高190m鉄塔より
       262m峰の崖
標高190mを超えた所にも鉄塔があり、北西方面に262m峰の崖が見えました。魅力的な地形への期待が高まりました。
07天王山頂上補助三角点
天王山(200m峰)の頂上に地形図上には存在しない三角点が設置されていました。岡山市が測量目的で設置した補助三角点のようです。展望は効きません。
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07天王山頂上補助三角点
天王山(200m峰)の頂上に地形図上には存在しない三角点が設置されていました。岡山市が測量目的で設置した補助三角点のようです。展望は効きません。
08地蔵道入口分岐
天王山<写真07>と龍王山の尾根道と地蔵道が三叉路になっている分岐です。南東に延びている地蔵道に入りました。
08地蔵道入口分岐
天王山<写真07>と龍王山の尾根道と地蔵道が三叉路になっている分岐です。南東に延びている地蔵道に入りました。
09大兜岩
地蔵道を標高190m辺りまで下ると北東方面に大兜岩<写真14〜17>が見えました。
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09大兜岩
地蔵道を標高190m辺りまで下ると北東方面に大兜岩<写真14〜17>が見えました。
10標高170m地蔵岩⁉側面
このときには大きな岩としか思っていませんでした。しかし、この岩を正面から見ると…<写真11>へ
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10標高170m地蔵岩⁉側面
このときには大きな岩としか思っていませんでした。しかし、この岩を正面から見ると…<写真11>へ
11標高170m地蔵岩⁉
上の岩がお地蔵様の顔に見えます(*^^*)この周辺にお地蔵さまが祀られているから地蔵道というのだろうと思っていたのですが、これのこと⁉
11標高170m地蔵岩⁉
上の岩がお地蔵様の顔に見えます(*^^*)この周辺にお地蔵さまが祀られているから地蔵道というのだろうと思っていたのですが、これのこと⁉
12標高140m岩盤
前原池の北端から北西にの延びている岡山市と赤磐市の境界線辺りに現れた岩盤です。六畳ほどありますが斜めになっているので、いったん岩盤の上まで戻って休憩しました。そこから北に進路を取ったのですが、下から巻くのが正規のルートのようでした。
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12標高140m岩盤
前原池の北端から北西にの延びている岡山市と赤磐市の境界線辺りに現れた岩盤です。六畳ほどありますが斜めになっているので、いったん岩盤の上まで戻って休憩しました。そこから北に進路を取ったのですが、下から巻くのが正規のルートのようでした。
13標高140m岩盤より大兜岩
大兜岩<写真14〜17>は大規模な岩群ですが、露出している部分が少なく、ズームしてみると、そのスケールがわかります。
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13標高140m岩盤より大兜岩
大兜岩<写真14〜17>は大規模な岩群ですが、露出している部分が少なく、ズームしてみると、そのスケールがわかります。
14大兜岩より向上池
ここが大兜岩の頂上&ビューポイントです。登攀用具なしでは下りるのが難しい地形です。岡山県の埋蔵文化財地図によれば、周辺は兜山城跡ですが、南西方面の遺構は確認できないそうです。南東方面が見えました。
14大兜岩より向上池
ここが大兜岩の頂上&ビューポイントです。登攀用具なしでは下りるのが難しい地形です。岡山県の埋蔵文化財地図によれば、周辺は兜山城跡ですが、南西方面の遺構は確認できないそうです。南東方面が見えました。
15大兜岩より熊山
東北東方面の奥に一際大きな山塊の熊山が見えました。その手前の山陽道沿いには、近い方から長尾山、下山、岩尾山、細尾山が見えました。
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15大兜岩より熊山
東北東方面の奥に一際大きな山塊の熊山が見えました。その手前の山陽道沿いには、近い方から長尾山、下山、岩尾山、細尾山が見えました。
16大兜岩より竜口山北尾根
岩の先端まで下りると、南東方面には馬屋(まや)、阿部集落とその背後に竜口(たつくち)山の北尾根が見えました。動画も撮りました。
16大兜岩より竜口山北尾根
岩の先端まで下りると、南東方面には馬屋(まや)、阿部集落とその背後に竜口(たつくち)山の北尾根が見えました。動画も撮りました。
17大兜岩より兜岩
北東方向に兜岩<写真18>が見えました。この山域で最も存在感のある岩です!(^^)!
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17大兜岩より兜岩
北東方向に兜岩<写真18>が見えました。この山域で最も存在感のある岩です!(^^)!
18兜岩頂上
動画を撮りながらやせ尾根上の岩盤を歩き標高180m辺りに位置する兜岩頂上に到着しました。懸垂下降をするためでしょうか?ボルトがいくつか打ち込まれていました。
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18兜岩頂上
動画を撮りながらやせ尾根上の岩盤を歩き標高180m辺りに位置する兜岩頂上に到着しました。懸垂下降をするためでしょうか?ボルトがいくつか打ち込まれていました。
19兜岩の下方
写真右側にロープが写っていますが、垂直な岩壁を上り下りするためのものです。未経験の連れに下りてくればと勧めなくてよかったです。写真では伝わりませんが、かなり切れ落ちています。
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19兜岩の下方
写真右側にロープが写っていますが、垂直な岩壁を上り下りするためのものです。未経験の連れに下りてくればと勧めなくてよかったです。写真では伝わりませんが、かなり切れ落ちています。
20兜岩より大兜岩
大兜岩<写真14〜17>の上からは見えない露出した岩群も兜岩からは見えました。
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20兜岩より大兜岩
大兜岩<写真14〜17>の上からは見えない露出した岩群も兜岩からは見えました。
21兜岩&大兜岩
    ツーショット
兜岩越しに大兜岩<写真14〜17>が見えました。まるで親子岩のようです。
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21兜岩&大兜岩
    ツーショット
兜岩越しに大兜岩<写真14〜17>が見えました。まるで親子岩のようです。
22兜岩&本宮高倉山
北西方面を望むと、これから訪問する予定の本宮高倉山<写真28〜33>が見えました。ここから馬屋(まや)トンネルの上を通るルートを進みました。
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22兜岩&本宮高倉山
北西方面を望むと、これから訪問する予定の本宮高倉山<写真28〜33>が見えました。ここから馬屋(まや)トンネルの上を通るルートを進みました。
23シロハカワラタケ
馬屋(まや)トンネル上を北上し、龍王山の尾根を逸れて、西に巻く道に入った標高200m辺りでシロハカワラタケまみれの木を見つけました。直径は3〜5cmで厚さは1mm程しかない白っぽいキノコです。動画にも撮りました。この少し西の道沿いに龍王山への分岐がありました。
23シロハカワラタケ
馬屋(まや)トンネル上を北上し、龍王山の尾根を逸れて、西に巻く道に入った標高200m辺りでシロハカワラタケまみれの木を見つけました。直径は3〜5cmで厚さは1mm程しかない白っぽいキノコです。動画にも撮りました。この少し西の道沿いに龍王山への分岐がありました。
24黒谷池の南谷渡渉点
地形図を見ると、龍王山の西にある黒谷池から流れ出る谷を渡渉することになっていましたが、幅は30cm程しかなく、一歩でまたげるレベルの水量でした。前回はこの沢へは下りず、東の斜面に取り付いて龍王山へとヤブコギしました。
24黒谷池の南谷渡渉点
地形図を見ると、龍王山の西にある黒谷池から流れ出る谷を渡渉することになっていましたが、幅は30cm程しかなく、一歩でまたげるレベルの水量でした。前回はこの沢へは下りず、東の斜面に取り付いて龍王山へとヤブコギしました。
25高倉神社随神門
備前国総社神名帳にも載っている古い社で、祭神は天香具山命(あめのかぐやまのみこと)と天火明命(あめのほあかりのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)です。
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25高倉神社随神門
備前国総社神名帳にも載っている古い社で、祭神は天香具山命(あめのかぐやまのみこと)と天火明命(あめのほあかりのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)です。
26高倉神社狛犬
左側にある備前焼の狛犬は耳がなくなっていました。その対となる狛犬は盗難にあったのか、台座だけが残っていました。
26高倉神社狛犬
左側にある備前焼の狛犬は耳がなくなっていました。その対となる狛犬は盗難にあったのか、台座だけが残っていました。
27高倉神社本殿
かつて本宮高倉山山頂に建っていましたが、風雨の被害が多いので、今の場所へ移されました。元々の名前は「高蔵神社」だったようで、疫隅(えすみ)神社鳥居<写真02>の南西にある高蔵神社は、この高倉神社の遥拝所(ようはいしょ=離れた場所から拝む場所)です。
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27高倉神社本殿
かつて本宮高倉山山頂に建っていましたが、風雨の被害が多いので、今の場所へ移されました。元々の名前は「高蔵神社」だったようで、疫隅(えすみ)神社鳥居<写真02>の南西にある高蔵神社は、この高倉神社の遥拝所(ようはいしょ=離れた場所から拝む場所)です。
28本宮高倉山頂上電波塔
本宮高倉山頂上には中国電力の電波塔(中国電力高倉山無線中継所)がありました。
28本宮高倉山頂上電波塔
本宮高倉山頂上には中国電力の電波塔(中国電力高倉山無線中継所)がありました。
29本宮高倉山頂上三角点
標高457.9mの本宮高倉山頂上三角点です。なぜか植え込みの中にあり、ちゃんと入れるようにしてあります。
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29本宮高倉山頂上三角点
標高457.9mの本宮高倉山頂上三角点です。なぜか植え込みの中にあり、ちゃんと入れるようにしてあります。
30本宮高倉山磐座
藤棚の下を通り抜けると磐座(いわくら)らしき岩群がありました。南南東に見える電波塔の脇を通って下山することにしました。
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30本宮高倉山磐座
藤棚の下を通り抜けると磐座(いわくら)らしき岩群がありました。南南東に見える電波塔の脇を通って下山することにしました。
31本宮高倉山より金山
周辺は広場のようになっており、天気がいい日はパラグライダーが飛んでいるのが見られます。この日は誰もおらず、西南西方面に金山がはっきり見えました。この少し上から動画も撮りました。
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31本宮高倉山より金山
周辺は広場のようになっており、天気がいい日はパラグライダーが飛んでいるのが見られます。この日は誰もおらず、西南西方面に金山がはっきり見えました。この少し上から動画も撮りました。
32本宮高倉山より旭川沿い
中央に牧山クラインガルテン、その背後に210.6m峰(点名:横尾瀬)が見えています。旭川が蛇行しているのもよくわかります。
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32本宮高倉山より旭川沿い
中央に牧山クラインガルテン、その背後に210.6m峰(点名:横尾瀬)が見えています。旭川が蛇行しているのもよくわかります。
33本宮高倉山頂上の
    オオカワラヒワ大群
本宮高倉山頂上電波塔<写真28>の横の木に鈴なりでした。我が家の周辺に君臨しているカワラヒワの親分たちよりもひとまわり大きく、ちょうどスズメほどの大きさで、翼をたたんでいると白と黒の縞模様の幅が少し広く見えます。親分ほど気が強くないので、自分よりもはるかに大きいハシボソガラスに喧嘩を売ったりホオジロに飛び蹴りしたりはしないでしょう。動画で見てもおとなしかったです。
33本宮高倉山頂上の
    オオカワラヒワ大群
本宮高倉山頂上電波塔<写真28>の横の木に鈴なりでした。我が家の周辺に君臨しているカワラヒワの親分たちよりもひとまわり大きく、ちょうどスズメほどの大きさで、翼をたたんでいると白と黒の縞模様の幅が少し広く見えます。親分ほど気が強くないので、自分よりもはるかに大きいハシボソガラスに喧嘩を売ったりホオジロに飛び蹴りしたりはしないでしょう。動画で見てもおとなしかったです。
34高倉神社しめ縄
お正月の準備がもうすっかりすんでいるようでした。あまり大きくはありませんが、杉の木も参道沿いにたくさん植えられています。
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34高倉神社しめ縄
お正月の準備がもうすっかりすんでいるようでした。あまり大きくはありませんが、杉の木も参道沿いにたくさん植えられています。
35奥池
ほとりから北東方面を望みました。残念ながら龍王山は見えませんでした。
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35奥池
ほとりから北東方面を望みました。残念ながら龍王山は見えませんでした。
36高蔵神社鳥居&石灯籠
高倉の“倉”が“蔵”と表記されていました。本来は“蔵”の字だったようです。
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36高蔵神社鳥居&石灯籠
高倉の“倉”が“蔵”と表記されていました。本来は“蔵”の字だったようです。
37高蔵神社鳥居横の祠
高蔵神社が本宮高倉山山頂にあった頃、標高が高く簡単に行き着くことができなかったために設けられた遥拝所(ようはいしょ=離れた場所から拝む場所)でしょうか?
37高蔵神社鳥居横の祠
高蔵神社が本宮高倉山山頂にあった頃、標高が高く簡単に行き着くことができなかったために設けられた遥拝所(ようはいしょ=離れた場所から拝む場所)でしょうか?
38高倉神社参道より
      262m峰の崖
北北東方面に奥池<写真35>の南東にある262m峰の崖が見えました。標高190m鉄塔<写真06>から見るよりも切り立っているのがよくわかります。
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38高倉神社参道より
      262m峰の崖
北北東方面に奥池<写真35>の南東にある262m峰の崖が見えました。標高190m鉄塔<写真06>から見るよりも切り立っているのがよくわかります。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

★地形と展望が楽しめる冬の低山 
 地形図で今回の山域を見ると、山陽自動車道の馬屋(まや)トンネルの南と西の方に岩や崖の記号が載っているのに気づきます。この辺りは流紋岩が多いので、大いに期待できます。大量の落ち葉で滑る道やかき分けないと下が見えにくいような荒れた道をものともせず、岩の記号がついた大兜岩&兜岩に行き着きました。その結果、想像以上の魅力的な地形に加え、赤磐(あかいわ)市と岡山市の山々を眺めることができる絶好の展望地を楽しむことができました。

★同じ所でも新たな発見
 3年前に同じ山域を訪問しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-558630.html
今回はその時に気が付かなかったものや新たに発見したものもありました。例えば、大兜岩から動画で周辺の山々を撮影した際に、竜口山、火打山、熊山、そして兜岩など特徴的な山や岩は前回同様に確認ができたのですが、今回は竜口山と火打山の間に「大廻(おおめぐり)小廻(こめぐり)山」の存在を確認することができました。岡山県には古代山城が二つあり、一つは日本の百名城の一つにもなっている総社市の鬼ノ城(きのじょう)、そしてもう一つが今回見えた「大廻小廻山城」です。鬼ノ城と同じく7世紀代の古代山城と考えられており、平成17年3月2日に国の史跡に指定されました。戦国時代の山城跡はたくさんありますが、7世紀頃の古代山城跡には非常に驚きました。次にこの山域を訪れる際には訪問しようと思います。



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