熊山 宮山〜医王山〜鬼ヶ城 （岡山県）

2017年12月15日(金) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 11.9km
• 登り: 899m
• 下り: 898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:23

距離 11.9km 登り 899m 下り 898m

10:29 福生寺Ｐ
10:40 10:46 宮山北口
11:17 宮山 P324
12:00 宮山南口
12:28 医王山 伊部登山口
13:15 13:25 医王山 展望大岩
13:30 13:32 医王山 P301
13:41 13:54 医王山 展望広場
14:25 宮山 P324
15:08 15:09 鬼ヶ城上池 天端
15:15 15:17 鬼ヶ城登山口
15:42 15:43 鬼ヶ城頂上
16:00 16:08 鬼ヶ城林道終点
16:31 親水の森
16:52 福生寺Ｐ

天候

晴れ、微風
気温：医王山展望広場 4℃ （13：50）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福生寺の駐車場に車を停めてスタート。
宮山北口から入山し南口（備前自動車教習所）へ降り、車道を歩いて医王山伊部登山口へ。医王山を東から登って宮山を経由して鬼ヶ城池に降りる。ついでに鬼ヶ城、屏風岩、親水の森を回って戻ってきた。

コース状況／危険箇所等

熊山詳細地図を参考にしました。

■ 宮山北口〜宮山
ルートはやや不明瞭、赤テープと尾根地形が手がかり。

■ 宮山〜宮山北口
中電の鉄塔管理道になっているのでルートロストの心配はない、下りの谷筋はややガレているので注意。

■医王山伊部登山口〜医王山〜宮山
登山口はやや分りにくいが墓地の奥からアプローチ、共同テレビ電波を引いている電柱に沿って尾根筋を登る。かなりの傾斜で滑りやすく、結構つらい。
稜線東端にある大岩は右（北側）を巻く。大岩からの展望は格別。医王山山頂の西に、食事に適した広場がある。稜線上は歩きやすいが、眺望は期待したほどではなかった。
稜線西端は北に90度向きを変えるので注意が必要。

■宮山〜鬼ヶ城池上池
中電の鉄塔管理道になっている。前半は問題ないが、後半はルートが判りにくいので、詳細地図のルートから離れて谷筋を下りて鬼ヶ城上池天端へ出た。

■鬼ヶ城周回
ルートは明瞭だが、つらい急登。頂上には、城跡の案内もなければ、眺望も得られない。

■屏風岩周回
国土地理院の破線ルートはずれている。下りはロープが設置されている程度の急坂、危険とまでは感じない。

その他周辺情報

○ トイレのある場所：福生寺駐車場に水洗トイレ、親水の森に簡易トイレがある

写真

12/15 10:29

大滝山 福生寺の駐車場からスタート。右の建物が水洗トイレ。

12/15 10:46

宮山北口はこんなところ。登山口のような感じではない。

12/15 10:46

よ〜くみると、「宮山北口」と書いてある。

12/15 10:58

宮山北峰までのルートはちょっと分りにくいところもあるがが、ほぼ問題はない。適当にある赤テープも頼りになる。

12/15 11:03

赤テープがいっぱい。

12/15 11:17

宮山（P324）に到着。三角点はもう少し南にある。

12/15 11:23

黒いプラ階段は中電の鉄塔管理道。宮山から先は中電の鉄塔管理道にもなっていて歩きやすい。

12/15 11:25

宮山南峰からは大ヶ池、医王山への分岐がある。ここにはものすごいトゲトゲがあったので注意。ストックを使って可能な範囲でどけておいた。

12/15 11:32

宮山南登山口（大ヶ池）方面に向けて降下中。

12/15 11:36

谷筋の道です、浮き石がゴロゴロして下りではちょっと歩きにくい。

12/15 11:46

滝というにはちょっとおこがましい、でも苔はきれいだった。

12/15 11:48

忘れ物か、お疲れ様です。

12/15 11:56

最初に出会った砂防ダムの右岸から谷を脱出します。

12/15 11:59

すぐにコンクリートの林道に出ます。後は池の前の道まで下るだけ。

12/15 12:01

熊山詳細地図では、この奥のスペースが駐車場となっているのですが、所有者が不明なので遠慮しています。

12/15 12:02

備前自動車備前教習所。備前自動車教習所には、備前と岡山に教習所があるので、ここは備前備前教習所と称しています。

12/15 12:14

北側に医王山の稜線を見ながら、伊部に向かう途中。

12/15 12:22

この交差点を北に入ります。このあたりは、備前焼きの作家がたくさんいます。

12/15 12:27

医王山へは墓地の奥からアプローチします。どこから行っても登山道に出ます。

12/15 12:28

この電柱は、山の上から共同テレビアンテナの電波の電線をつないでいます。この電柱を目印に登ればOK、でも傾斜は結構きつい。

12/15 12:37

途中何度も休憩、伊部の町並みがよく見えます。

12/15 13:01

これがテレビアンテナ、ここから先は特に目印はありません。ひたすら登るだけ。

12/15 13:07

「勘弁して欲しい」とつぶやきたくなる急斜面。大きな岩に出会ったら、右方向に巻く。

12/15 13:17

展望大岩の上から。岩の上には比較的簡単に登れます。大きな岩なのでさほど危険は感じません。
ほぼ360度の眺望は、熊山山塊ではベスト3に入るかも。伊部の町と片上湾。

12/15 13:21

同じく展望大岩より、備前観音寺山と和気の山並み。

12/15 13:17

同じく展望大岩より、鬼ヶ城上池と鬼ヶ城方向。

12/15 13:24

同じく展望大岩より、山陽新幹線、JR赤穂線、国道二号線、旧山陽街道が走る交通の要衝。奥に見えるのは吉井川。

12/15 13:30

医王山に到着。

12/15 13:31

三角点がありますが、それ以外は何もありませんから先に進みます。

12/15 13:41

すぐに展望広場に到着します。ここで一休みしましょう。

12/15 13:45

大ヶ池の西端と大内集落、その先に長船の町。

12/15 13:42

大ヶ池は長細い、新幹線の橋脚は池のなかに建てられています。

12/15 13:42

大ヶ池東端と伊部の町。新幹線の往来が多いので、比較的うるさい。

12/15 13:44

展望大岩の南面が見えていました。

12/15 13:51

気温は4℃、風がないのであまり寒さは感じません。

12/15 13:54

エネルギーを補給して、再スタート。

12/15 14:08

医王山の稜線は東西に連なっていて、その西端からは直角に向きを変えて北に進まなくてはいけません。これがそのマークですが、見落として真っ直ぐ進んでしまいました。すぐに気がついて引き返しましたが、不注意でした。

12/15 14:25

宮山に再登頂。少し北に進んで鉄塔管理道を利用して鬼ヶ城方向へ下ります。

12/15 14:32

熊山詳細地図には、「ガレ悪場」と注意書がありましたので、靴の紐を締めなおして下り始めます。

12/15 14:38

おなじみの中電プラ階段。途中までは問題なく歩けますが、鉄塔No6とNo7の間の標高155m辺りから谷筋を歩くことにしました。

12/15 15:08

適当に道を探していくと、作業道のような道に出会い、鬼ヶ城上池の天端に出ました。天端からは正面に鬼ヶ城があった小山が見えています。

12/15 15:16

鬼ヶ城への入口まで来ました。どうしようかと思ったのですが、親水の森まで行けばヘッドライトさえあれば戻れますので、時刻を確認して登ることにしました。

12/15 15:17

ここが鬼ヶ城の登山口。

12/15 15:22

ワイルドな岩が転がる沢沿いを登ります。

12/15 15:29

直進する国土地理院の破線にそむいて、南面の九十九折れの急坂を登ります。結構きつい。

12/15 15:42

標高235m、どうやら頂上に着きました。探しましたが、このピンクテープしか目印はありません。

12/15 15:57

一息つく間もなく下りにかかります。おなじみ中電のプラ階段。

12/15 16:07

降りてきました。鬼ヶ城林道の終点です。さてここから親水公園に向かうわけですが、高倉稲荷経由で行くか、屏風岩のNo46鉄塔経由でいくか思案します。せっかくだから登りましょう。

12/15 16:21

分岐まで登ってきました。ここから親水の森へは急勾配です。71%というと35度くらいですね。

12/15 16:24

こんな感じで歩きやすい。

12/15 16:25

プラ階段が壊れているところはトラロープ。二足歩行で大丈夫。

12/15 16:31

親水の森のシンボル的砂防ダム。堤体下流面は木造っぽく装飾されています。

12/15 16:32

砂防ダムのそばにある簡易トイレ。

12/15 16:34

帰路の途中で振り返ると、屏風岩が少しだけ。屏風岩は高倉稲荷からのほうがよく見えます。

12/15 16:42

親水の森からコンクリート道を登っていくとチェーンがあります。ここから先はアスファルトの車道になります。右に行けば熊山山頂、左は福生寺。

12/15 16:50

薄暗くなってきています。

12/15 16:52

駐車場に到着しました。

撮影機器：

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

感想

Bluesboy

熊山山塊は2年で60回ほど歩いていますが、山塊南東部は全く手付かずの状態だった。熊山詳細地図に掲載されているルートはできるだけ押さえておいたほうがよいかと思い、未踏のルートを歩く計画した。

初日は眺望を期待して医王山の稜線メインにルート設定した。東端の展望大岩からの眺望は、低山ながら熊山山塊では5本の指に入る見事な眺望だった。稜線からの眺望はやや期待はずれ。
医王山の稜線は東西に連なっている、太陽を背にして歩いたほうが景色もよいし歩きやすい。