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Yamareco

記録ID: 133616
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳・晴天フルコース ご来光バス〜剣が峰ハイク〜自転車

2011年09月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
6.0km
登り
429m
下り
437m

コースタイム

伊那IC2:10---3:30観光センター前駐車場、4:05バス出発(片道1400円)---4:53県境(臨時終点)---5:22ご来光(大黒岳2772m)---6:20県境(朝食)---6:57富士見岳2817m---7:20肩の小屋---8:05-8:47剣ケ峰3026m(デザート)---8:54山頂小屋---9:48(元)お花畑---10:08乗鞍バスターミナル---10:33自転車にてエコーラインを下る---11:47観光センター前(昼食)---カモシカスポーツ---14:30伊那
天候 晴れ、約2300メートル以下は雲の中(今迄で一番の雲海)
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 自転車
時刻表などの情報
http://www.pref.nagano.jp/kankyo/hogo/norikura/panfu.pdf
ここからTABの写真
2時に待ち合わせ出発し高速を使い3時半には乗鞍高原に到着
曇ってはいるが、星が見えるので上での景色を少しは期待してチケット購入(片道1400円)
ここからTABの写真
2時に待ち合わせ出発し高速を使い3時半には乗鞍高原に到着
曇ってはいるが、星が見えるので上での景色を少しは期待してチケット購入(片道1400円)
袋に入った自転車を降ろしテントの下のベンチで出発を待つ
もしかしたら雲海が見られるのではないかと興奮する
袋に入った自転車を降ろしテントの下のベンチで出発を待つ
もしかしたら雲海が見られるのではないかと興奮する
4時5分にバスが出発
ご来光の時間が5:20と聞いてはいるが、すでに空が赤く染まり始め焦る
4時5分にバスが出発
ご来光の時間が5:20と聞いてはいるが、すでに空が赤く染まり始め焦る
ああもうこんなにいい色になって来てしまった
ああもうこんなにいい色になって来てしまった
ご来光バスは、ご来光を見るために県境が終点
4:55に到着し
ガードレールまで近づいて見てみるとご覧のように一面の雲海
雲海大好きな私は大興奮!
ご来光バスは、ご来光を見るために県境が終点
4:55に到着し
ガードレールまで近づいて見てみるとご覧のように一面の雲海
雲海大好きな私は大興奮!
感度を上げて雲を撮ると、何とも言えないすばらしい雲海!
こんな雲海を見るのは初めて、Yokowvさんに誘われてご来光バスで来て大当たり!
Yokowvさんはリュックを置いて大黒岳にダッシュで登って行ってしまった
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感度を上げて雲を撮ると、何とも言えないすばらしい雲海!
こんな雲海を見るのは初めて、Yokowvさんに誘われてご来光バスで来て大当たり!
Yokowvさんはリュックを置いて大黒岳にダッシュで登って行ってしまった
私はリュックをしょったままダッシュで追うが、運動不足のせいか息が上がってしまう
私が来たのも気がつかず撮り続ける彼女
大黒岳2772m
私はリュックをしょったままダッシュで追うが、運動不足のせいか息が上がってしまう
私が来たのも気がつかず撮り続ける彼女
大黒岳2772m
雲がなければこの時間に太陽が望むであろうが、雲が厚いため明るくなってきて、空をオレンジ色に染める
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雲がなければこの時間に太陽が望むであろうが、雲が厚いため明るくなってきて、空をオレンジ色に染める
北を望むと、穂高岳と槍ヶ岳が確認できる
北を望むと、穂高岳と槍ヶ岳が確認できる
まさに雲海
人限界は雲の下なので、本当の非現実世界に酔いしれる
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まさに雲海
人限界は雲の下なので、本当の非現実世界に酔いしれる
朝日が昇るこの瞬間のこの色が大好き
朝日が昇るこの瞬間のこの色が大好き
友達のぎんがめさんは笠ケ岳に登って同じ朝日を見ていたというから面白い
友達のぎんがめさんは笠ケ岳に登って同じ朝日を見ていたというから面白い
我が家の南の方を見るとグラデーションかかったきれいな雲が見える
南アルプスは分かったが富士山がわからない
我が家の南の方を見るとグラデーションかかったきれいな雲が見える
南アルプスは分かったが富士山がわからない
風も強く寒いが気温を測ってみると気温5℃
Yokowvさんの予告通り5℃と寒く、カッパに手袋をはめる
風も強く寒いが気温を測ってみると気温5℃
Yokowvさんの予告通り5℃と寒く、カッパに手袋をはめる
もう少しで朝日が昇りそう
もう少しで朝日が昇りそう
お〜ちょっと顔を出した
5:22
お〜ちょっと顔を出した
5:22
安いレンズなのでフレアーが出てしまったがバッチリ撮れた
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安いレンズなのでフレアーが出てしまったがバッチリ撮れた
仲ちゃんさんに教わりシャッタスピードを1/10000にして撮るとバッチリ
最高のご来光写真
仲ちゃんさんに教わりシャッタスピードを1/10000にして撮るとバッチリ
最高のご来光写真
北アルプスの山々を雲が這って行って最高の景色
いつになったら登ることができるのだろうか
Yokowvさんに山の名前を聞いて目に焼き付ける
北アルプスの山々を雲が這って行って最高の景色
いつになったら登ることができるのだろうか
Yokowvさんに山の名前を聞いて目に焼き付ける
目の前に2446mの鉢盛山がちょっと見えるということは雲海のラインは2300mと見た
目の前に2446mの鉢盛山がちょっと見えるということは雲海のラインは2300mと見た
雲海は生き物のように姿を変え、太陽に照らされて最高の色を放つ
雲海は生き物のように姿を変え、太陽に照らされて最高の色を放つ
仲ちゃんさん色々教えてくれてありがとうございました
なかなかいい色が出なかったので精進してきます
仲ちゃんさん色々教えてくれてありがとうございました
なかなかいい色が出なかったので精進してきます
だんだん霞んでくるが、この霞がまたいい感じ
だんだん霞んでくるが、この霞がまたいい感じ
真っ赤には染まらなかったがアルペングリューエンを楽しめました
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真っ赤には染まらなかったがアルペングリューエンを楽しめました
槍の前でどよめく雲
槍の前でどよめく雲
本当に生きていてよかったと感じる雲海
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本当に生きていてよかったと感じる雲海
北アルプスにはいつ登れるのだろうか?
Yokowvさん経験値上がったら誘ってください(願)
北アルプスにはいつ登れるのだろうか?
Yokowvさん経験値上がったら誘ってください(願)
一面雲海がこれほどきれいなものかと
一面雲海がこれほどきれいなものかと
南アルプス
実は富士山は仙丈岳にかぶっていたらしい
南アルプス
実は富士山は仙丈岳にかぶっていたらしい
ずっと見ていても飽きないのが雲!
ずっと見ていても飽きないのが雲!
Yokowvと雲海
ここで彼女は何枚とったのだろうか?
Yokowvと雲海
ここで彼女は何枚とったのだろうか?
今度来るときはどんな景色を見せてくれるのだろうか?
誰と見るのだろうか?
今度来るときはどんな景色を見せてくれるのだろうか?
誰と見るのだろうか?
畳平のやっと朝日が当たる
畳平のやっと朝日が当たる
目の前が県境、道は乗鞍エコーライン、手前のピークは富士見岳
目の前が県境、道は乗鞍エコーライン、手前のピークは富士見岳
6:20
道路標識と雲海
これが撮りたかったのだ!
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6:20
道路標識と雲海
これが撮りたかったのだ!
このカップルは喧嘩した時、この雲海を思い出してもらいたいものですw
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このカップルは喧嘩した時、この雲海を思い出してもらいたいものですw
軽い高山病になってしまったので、お湯を沸かしてコーヒーを入れてくれました。
軽い高山病になってしまったので、お湯を沸かしてコーヒーを入れてくれました。
ご来光から一時間もするとこんなに眩しい
ご来光から一時間もするとこんなに眩しい
畳平から振り返ったところ
畳平から振り返ったところ
6:57富士見岳2817m
雲海と北アルプスとYokowv
6:57富士見岳2817m
雲海と北アルプスとYokowv
寒かったのでフリースを着てカッパも着ての記念撮影
寒かったのでフリースを着てカッパも着ての記念撮影
背中と雲海
背中ばっかりw
乗鞍エコーラインと雲海
ここをチャリで下るのだー(楽しみ)
乗鞍エコーラインと雲海
ここをチャリで下るのだー(楽しみ)
ぞくぞくしてきた〜
ぞくぞくしてきた〜
お山は山ガールで賑わう
お山は山ガールで賑わう
黄葉して綺麗だった
黄葉して綺麗だった
剣が峰を登る途中振り返ったところ
剣が峰を登る途中振り返ったところ
コントラストが面白い
コントラストが面白い
かなり苦しいが池の色が綺麗
かなり苦しいが池の色が綺麗
もう駄目って感じで全くついていけない(::
もう駄目って感じで全くついていけない(::
8:05剣ケ峰
手を振ってもらい頑張る私(^-^
 ↑
やれって言われた(by yoko)あ、ネタバレw
8:05剣ケ峰
手を振ってもらい頑張る私(^-^
 ↑
やれって言われた(by yoko)あ、ネタバレw
若づくりしてるなと(自爆)
いい記念です!
若づくりしてるなと(自爆)
いい記念です!
槍ヶ岳をアップで(ボケてる(::)
槍ヶ岳をアップで(ボケてる(::)
10時近くなると段々雲が上がってきてしまう
10時近くなると段々雲が上がってきてしまう
頂上は凄い人(@@
笑顔が素敵です!
いつも楽しいポーズをとってくれるのが最高!
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笑顔が素敵です!
いつも楽しいポーズをとってくれるのが最高!
御岳方面
8:54山頂小屋
下りは楽しい
赤い屋根がお気に入りでしたね
赤い屋根がお気に入りでしたね
子供にはこの景色のよさわかるのだろうか?
子供にはこの景色のよさわかるのだろうか?
ん〜素晴らしい
365歩のマーチを口ずさんで注意されたなあ
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365歩のマーチを口ずさんで注意されたなあ
9:48(元)お花畑
青い小さな花と、枯れかけた珍車しか見当たらなかった
9:48(元)お花畑
青い小さな花と、枯れかけた珍車しか見当たらなかった
結局今日はライチョウが見えなかったなあ(::
結局今日はライチョウが見えなかったなあ(::
10:30
さて自転車をとりだして準備万端
10:30
さて自転車をとりだして準備万端
これを楽しみにしていたのだ!
自転車で帰りは乗鞍エコーラインを(^-^
これを楽しみにしていたのだ!
自転車で帰りは乗鞍エコーラインを(^-^
H先輩から借りた高級自転車
H先輩から借りた高級自転車
やっぱ安自転車はブレーキ利かなかったね、見かねて交換
やっぱ安自転車はブレーキ利かなかったね、見かねて交換
お〜かっこいい〜
どう見ても男だぞ!
お〜かっこいい〜
どう見ても男だぞ!
危ない!
アウトインアウトを教えるの忘れてた
危ない!
アウトインアウトを教えるの忘れてた
たくさんのヘアピンカーブを抜け
たくさんのヘアピンカーブを抜け
途中綺麗な滝を見ながらサイクリングを楽しむ
途中綺麗な滝を見ながらサイクリングを楽しむ
位ケ原山荘を通過
位ケ原山荘を通過
いいねえこのヘアピン具合
いいねえこのヘアピン具合
これを撮りたかったのですよ!
道路のうねり具合と疾走するYokowv
これを撮りたかったのですよ!
道路のうねり具合と疾走するYokowv
乗鞍高原スキー場内を自転車で走れる幸せ
乗鞍高原スキー場内を自転車で走れる幸せ
後ろ姿もかっこいい
後ろ姿もかっこいい
11:47
駐車場に到着
一時間以上かかったのかな、慣れれば全然スピード出せるので、やっぱ自転車で降りるの大正解でした!
1
11:47
駐車場に到着
一時間以上かかったのかな、慣れれば全然スピード出せるので、やっぱ自転車で降りるの大正解でした!
眠いけど楽しかった
眠いけど楽しかった
カモシカスポーツによって物色して帰りました。
ここまでTABの写真
カモシカスポーツによって物色して帰りました。
ここまでTABの写真
ここからyokoのK-5写真。サーチライトのような陽光。
ここからyokoのK-5写真。サーチライトのような陽光。
大黒岳へとダッシュ中。
大黒岳へとダッシュ中。
生き物みたいな雲。
生き物みたいな雲。
うっひょ〜!槍穂最高。
うっひょ〜!槍穂最高。
興奮がおさまりません。
興奮がおさまりません。
そろそろ・・・!
きました!
おはようございます。
おはようございます。
どうもどうも、おはようございます。
どうもどうも、おはようございます。
笠ヶ岳までくっきりと。
笠ヶ岳までくっきりと。
仲ちゃんさんの真似。
仲ちゃんさんの真似。
今改めて見ても、キレイ〜。
今改めて見ても、キレイ〜。
ザ・ご来光ですね。
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ザ・ご来光ですね。
踊る雲。
んん、だいぶまぶしい!
んん、だいぶまぶしい!
たまには雲多めで。
たまには雲多めで。
まるで白波のようですねぇ。
まるで白波のようですねぇ。
すっかり明けました。
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すっかり明けました。
うっとりする人々。
うっとりする人々。
赤い世界から青い世界へ。
赤い世界から青い世界へ。
暗く撮ってしまいました。
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暗く撮ってしまいました。
剣が峰がほんのり染まります。
剣が峰がほんのり染まります。
すでにガスが上のほうに来ています。
すでにガスが上のほうに来ています。
仲ちゃんさんのカメラを激写。
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仲ちゃんさんのカメラを激写。
一応ピーク写真。
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一応ピーク写真。
あーまぶしいっつーの。
あーまぶしいっつーの。
畳平に下りてきました。鶴が池。
畳平に下りてきました。鶴が池。
絵になるカップル。
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絵になるカップル。
富士見岳より畳平を見下ろす。
富士見岳より畳平を見下ろす。
惜しい写真。もっと上から撮ればよかった。頭と山がかぶってしまった。
惜しい写真。もっと上から撮ればよかった。頭と山がかぶってしまった。
一応ピーク写真(2)富士見岳。
一応ピーク写真(2)富士見岳。
最高峰剣が峰を目指します。
最高峰剣が峰を目指します。
朝上がってきたスカイライン。
朝上がってきたスカイライン。
ウニみたいな太陽(笑)
1
ウニみたいな太陽(笑)
リクエストにおこたえして撮って差し上げましたw
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リクエストにおこたえして撮って差し上げましたw
肩の小屋。
剣ヶ峰。青が美しい!
剣ヶ峰。青が美しい!
コロナ観測所越しの槍穂。
コロナ観測所越しの槍穂。
さあもうすぐピークですぞ。
さあもうすぐピークですぞ。
もえー。
スカイラインくねくね。
スカイラインくねくね。
剣が峰到着ー!大好きな御嶽山がよく見えます。
剣が峰到着ー!大好きな御嶽山がよく見えます。
辛かったしんどかったと言ってるわりには笑顔。
辛かったしんどかったと言ってるわりには笑顔。
「一応」じゃない、本日のピーク写真なり。
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「一応」じゃない、本日のピーク写真なり。
石に同化してますが、小屋があります。
石に同化してますが、小屋があります。
スカイラインと北アルプス。
スカイラインと北アルプス。
雲が上がってきてます。
雲が上がってきてます。
笠ヶ岳アップ!
山頂の神社。退職した先輩の安産守りを買って渡したら、予定日より1ヶ月早く産まれた(!)
山頂の神社。退職した先輩の安産守りを買って渡したら、予定日より1ヶ月早く産まれた(!)
畳平と北アルプス。
畳平と北アルプス。
くりかえし大好きな御嶽山。今年も行く予定です。
くりかえし大好きな御嶽山。今年も行く予定です。
御嶽山と中央アルプス、か?
御嶽山と中央アルプス、か?
いろいろ売ってる小屋。
いろいろ売ってる小屋。
私はこれが欲しかった。もちろん売り物ではない。
私はこれが欲しかった。もちろん売り物ではない。
突っ込みどころ満載。
突っ込みどころ満載。
白山もういっちょ。雲に隠れてしまいそう。
白山もういっちょ。雲に隠れてしまいそう。
青!赤!白!黄色!緑!
青!赤!白!黄色!緑!
赤好きには「もえー」な小屋。
赤好きには「もえー」な小屋。
屋根で作業するおっちゃん。
屋根で作業するおっちゃん。
不消ヶ池(きえずがいけ)。氷食湖だそうです。
不消ヶ池(きえずがいけ)。氷食湖だそうです。
左へ下りてみます。
左へ下りてみます。
魔王岳と不動岳のあいだの窪地。
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魔王岳と不動岳のあいだの窪地。
夏はお花畑になるようです。
夏はお花畑になるようです。
ちょっと秋。
アサキマダラ、しばしば目撃。
アサキマダラ、しばしば目撃。
乗鞍高原スキー場。
乗鞍高原スキー場。
帰り道、松本の蕎麦畑。
以上〜。
帰り道、松本の蕎麦畑。
以上〜。

感想

みんカラ友達のぎんがめさん、やんしーさん、Okazakiさん達が登った乗鞍岳、去年から娘と登りたくて、ヤマレコにも計画書を書いていた。
でも最近小学校6年生の娘が全く口をきいてくれないほどの反抗期で諦めていた。
そんなときに職場の後輩のyokowvさんに提案すると、ご来光バスに惹かれたようで一緒に行くことに。そういえばご来光バスの存在は分かっていたが、4時発だったのでこちらを2時ごろでなければいけなかったので諦めていたのだ。
もちろんOkazakiさんのように帰りは自転車で降りてくるために、職場の折りたたみ自転車とH先輩のカスタマイズされた自転車を借りて、準備万端。

当日
2時集合ということでしたが、寝るのが10時になってしまった。
目覚ましが鳴る前に目が覚めて時計を見てみると、まだ12時半(::
しかしもう寝れない・・・起きて用意し1時に家をで出る。
空は曇っていて星が見えない(::

木曾から向かえば近いが、この前の雨で道が通行止めになっているといけないので、正規のルート、高速を使って国道158で上がるルートを選ぶ。
ナビでは2時間かかるといっているが、私的には夜中なので1時間半と見ている。
松本インターを降りてコンビニにより乗鞍に向かう。
空を見てみると曇っているが、ちらちらと星が見える(@@
昨日の天気予報では空気が湿っていて曇りとの予報、雲が低く感じたので頂上では雲海が期待できる感じ、でも私は「雨雲を呼ぶ男」絶対期待してはいけない。
最悪霧の中、合羽を着て彷徨うのを想像しながら乗り込む。
車の前には同じように登山客だろうか、何台も車が先導してくれる。
酔わないようにスピードを落としてくねくね道を進むが、いかんせんワゴン車は揺れる(:: やっぱりロドがいいなと思う。

予定通り1時間30分で乗鞍の観光センターの駐車場に着く、トイレに寄って煌々と明るいテントに行ってみると、まだ3人ほどしか並んでいなかった。
でも駐車場には50台以上の車が置いてあったので、昨日からの泊り客が山の上にはわんさかいそうな気配。
袋に入った折りたたみ自転車を下ろし、片道1400円の乗車券を購入する。
4時10分出発なのだけれども5分前に出発。
1700mの駐車場からだんだん高度を上げていく、すると地平線がすでに赤くなり始めていた。
日の出が5時30分ぐらいだからまだ大丈夫だと思っていた私たちは焦る。
だんだん赤くなる空に焦りながら何枚もシャッターを押すが、ろくな写真が撮れない。
5時5分前ぐらいにご来光バス専用の臨時駐車場「県境」2700mに到着、ここで全員降ろされる。
私たちも急いでバスの下から自転車を下ろす。なんせ40万円の先輩の自転車なので慎重に扱う。近くの杭に立てかけて、眺めの良い道路わきに走って近づく。
すると今までの人生で体験したことの無い景色が目の前に存在しているではないか、なんと言うか約2500メートルのラインで雲がきれいに並び、人間界の下界が一切見えない、一切街明かりが確認できないのだ。
これぞ非現実世界!これを待っていたのだ!!
空もだんだん黄色くなり始めて、日の出前のライジングショーの真っ只中に自分達がいる幸せを感じる。
私はガードレールにしがみつきながら、何枚かカメラの設定を変えて朝焼けを撮るが、どうもうまく撮れない。ちょうどいい明るさにできないのことに未熟さを感じる。
時間を見ると5時5分、まだ時間がありそうだったので私も追って大黒岳をリュックをしょったままダッシュして駆け上る。
しかし、なぜか直ぐに息が上がってしまい、日ごろの運動不足を後悔することになる。
Yokowvさんはリュックをしょっていないので頂上でデポしたのかと思い聞いてみると、県境にデポしてきたというので、私も置いてくればよかったと後悔したが、頂上は寒く、結局合羽と手袋を出したのでもって着てよかったと気づく。(気温5℃)
景色を見て数十枚の写真を撮るがうまく撮れない。それにセキが出るほど息苦しい。
本当に自分の年齢と運動不足を恨めしく思っていると、これが高山病みたいなものと、さすがの彼女も咳き込んでいるでは無いか。おじさんの私はちょっと安心する(笑)
だんだん空がオレンジかかってきてズームにしたり広角にしたりとチャレンジしていると、彼女は高そうなカメラ2台を据えて撮っているおじさんとカメラの設定について話している。
そのおじさんは仲ちゃんさんといい鳥取から来て山小屋に泊まって、今日は2時からここに来て写真を撮っているという(@@
「オリオン座がきれいだったよ」という言葉が印象的だった。
HP: http://blogs.yahoo.co.jp/nakayosi4141/52554499.html

仲ちゃんさんにいろいろ教わりながら何十枚と写真を撮る。だんだん明るくなってきて、北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳、西には八ヶ岳、その南に南アルプス、中央アルプスと御岳はここから見えないらしい。
それにしても富士山が見えない、ちょっと遠いから見えないのだと思っていたが、帰ってきて仙丈岳とかぶっていることに気がつく、その日は結局富士山を探すも分からなかった。ちゃんと頂上の山岳方位図で確かめたり、カシミール3Dで確かめておけばよかった、反省である。
そして3人で向かえるご来光!
すかさず仲ちゃんさんが1/5000とシャッタースピードを教えてくれたのでいい写真が撮れた。
それにしても苦しい、本来は急に上がってきたので体を慣らすために、少し休憩してから登るのを忘れていた。
そして気温5度なのにかなりの強風なため、段々体温が奪われて行く、ゼーゼー言いながらリュックから合羽の上着を取り出し着込んだ。さらに手袋を出し手を温めた。
カメラのほうはというと私は全くうまく撮れていない。空の赤みだけを撮ると、雲が真っ暗になってしまい、雲を撮ると空が真っ白になってしまう。確かK5はそれらいいところを合成する機能がついていたが、今はそれが欲しい。
苦しいこともあり、半ば諦めて彼女の写真を頂くことにした。
太陽が昇ってから後ろの山が赤く染まる「アルペングリューエン」が見られるかと思いきや、私たちがいる場所より高い山が近くに無いとこもあり、思ったよりも赤くならなくて残念に感じた。
後で知ったのだが、このときぎんがめさんは目の前の笠ケ岳でちょうど同じ日の出を見ていたらしい。
後で写真を見るが頂上に山小屋が見えるこの山だろうかとはっきり分からないのがもどかしい。
時計を見るともう直ぐ6時、約1時間、気温5度のところでずっと写真を撮っていたことになる。
仲ちゃんさんに感謝の挨拶をして下り始める。

雲海はだんだん白く輝き、右に見える池はだんだん青くなっていく。
県境に到着し、まずは二人で自転車を盗まれないようにくくりつけた。
そして彼女はリュックからバーナーと燃料、鍋を取り出しお湯を沸かそうとしている。
しかし、強風のためか火が消えてしまう。
少し大きな石を集め始め、火の回りに並べて防風にしだし、これにより一気にお湯が暖まりだした。
「これで良し」といいながらチタンらしきおわんにお湯を入れ、インスタントコーヒーを入れて溶かし私に差し出した。
私はすでにコンビニで購入したお結びをほおばっていたので、コーヒーが温かく喉を通るとこによって胃に流れ込むのが分かった。
去年娘と一緒に登った北横岳の頂上で、わざわざお湯を沸かして一緒に食べたカップラーメンがとてもおいしかったことを思い出した。
そして、私はこのコーヒーは今までの人生で一番おいしいのではないかと思いながら飲んだ。
私ははっとした(@@そうかまだ先があるのだ、剣ケ峰に上らないといけないのだった。
先ほど大黒岳で一緒にご来光を見ていたカップルが私たちと雲海の間でちょうど目の前に立っている。
そのシルエットが美しく写真を撮るとなんともいい感じの写真が残せた。
私は車や風景の写真ばかりだがこんなロマンチックな写真も撮れるのかと驚くほどであった。
コーヒーセットを自転車の袋の中に押し込み出発した。

まずはトイレによってからということで畳平に向かう。途中の湖に朝日が反射していた。
登り始めてまもなく富士見岳に到着、それほど苦しくなかったのはコーヒーのおかげだったのかもしれない。
高山病のときは休んで水分を取るようにというのを読んだことがあった。



ちょっと感想細か過ぎました(反省)
本当におじさんにとっては想像以上の最高のハイキングでした。(一生の宝物です)

Yokowvさん、今回は早朝から付き合ってくれてありがとうございました。
いろいろな山を皆で登りたいです!!

〜背景〜

バスで簡単に行ってしまえる乗鞍岳。

北アルプスの南の端っこであること、百名山で3000m峰であること、槍穂の眺めが絶対いいこと・・・などときめくポイントは色々あるものの、何となく機会の無かったお山。
TABさんの「下りは自転車で」の提案にグッときて、いっちょ行ってみることに。

バスの時刻などをしらべていると、

『ご来光バス』 

などという最高ときめきwordが目に飛び込んできた。

・・・そそる!!!激しくそそる!!!
これは楽しいハイクになりそうだ。


〜当日〜

AM2時の伊那は曇っていたが、標高稼いで観光センター駐車場に着くと星空。ってことは雲海いい感じかも、と期待が高まる。
バス停の前には既に何人か並んでいて、その後も続々とやってくる。
みなさん同じ事をお考えですね?
でもチャリンコ積むのは我々だけ。こっそり優越感。

ところでこのご来光バス、「ちょうど」ご来光の頃に上に着くようになっている。

・・・それでは困るのだ!バス停から最寄りのピークに上がって、見晴らしよい中で朝焼けを堪能したいのだ!
案の定、バスの中で空がいい色になってきて焦る。

高級チャリンコを拝借してきてるので、万が一ってことがないようにどこかにくくりつけてから・・・と当初考えていたものの、ご馳走を目の前に興奮してしまい、そんなことはすっかり二の次に。

チャリンコを「とりあえず」下ろし、あとはもう・・・、大黒岳ピークめざして猛ダッシュ!!!

だがしかし・・・飲み会明けで寝不足+いきなり高標高+猛ダッシュ = 激しい動悸、息切れ、咳に見舞われる。く。。。くるしい。。。

でも・・・最高に綺麗だゴホッゴホッ。これはたまらんぜーハーゼーハー・・・

雲海も期待通り、いや期待以上。いい表情してる。

左に北アルプス、右に南アルプス、上の空は青く深く、下の雲は白く踊る。世界の真ん中に、今にも顔を出しそうな太陽のオレンジ。どんどん周囲を染めていく・・・。

そしていよいよ、輝く坊主頭がお目見え。
文字通り「瞬く間に」世界の色がどんどん変化する。瞬きしたくない。
あっという間に眩しい朝になった。

こんなパーフェクトなご来光、ひょっとして今シーズン初だわ。

大黒岳を後にし、自転車を看板の柱にくくりつけロック。
朝コーヒーしたくて鍋とガスを持ってきたけど、風が強くなかなか湯が沸かない。テルモスにホットコーヒー入れてくればそれで済んだのではないか説。
いやいや、入れたてが良いんだよ。インスタントだけどね!
(ちなみに食器はチタンじゃなくて100均のミニボウル)

剣ヶ峰までの散策は、2人とも朝イチDashが響いてのんびりペース。
写真撮影を楽しむにはちょうどいいということで。。。

肩の小屋から見る剣ヶ峰はシルエットがきれい。
草紅葉が始まっていて、秋の訪れを感じる。真っ青な空が本当に気持ちいい。
御嶽山と雰囲気が似ているなぁなんて思ったり。
御嶽山からいつも乗鞍を眺めていたが、今日は逆で新鮮な感じ。白山も見えた。

昼に近づくにつれ、雲海が上がってきて山の眺めを隠し始めたので、撤収。

いよいよチャリンコの出番です。

私が使うはずだったへなちょこ折りたたみ自転車は、ブレーキかけるとものすごい金切り声をあげる・・・大丈夫、コレ?

TABさんが見かねてチャリンコを交換してくれたが、こっちはこっちで例の高級チャリンコだからなあ、、、別の不安が。
でもブレーキの効きが抜群なのでこちらに乗ることに。

下りはじめはスピードがおっかなくてへっぴり運転。
道中、ヘルメットにグラサンにピタピタパンツ姿の本格的自転車屋さんとすれ違ったり追い抜かされたりで触発され、徐々にスピードを上げてみる(でもギアはずっと最軽w)。だんだん楽しくなってきた!

天気は曇りになってしまったが、駐車場まで爽快な下りを楽しむことができました。

それにしても本当に素晴らしい朝だったなあ。
発案してくれたTABさんに感謝です!あと運転もありがとうございました!

写真アップしました。
プレミアムプランが切れる前にとりあえず全部アップしてしまいましたので、徐々に選抜していきます。

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ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍岳
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