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Yamareco

記録ID: 1341188
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

平標山・大源太山

2017年12月22日(金) 〜 2017年12月23日(土)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
28:25
距離
15.9km
登り
1,193m
下り
1,186m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:55
休憩
0:00
合計
3:55
距離 4.7km 登り 675m 下り 2m
10:53
235
三国小学校前
2日目
山行
8:23
休憩
0:30
合計
8:53
距離 11.2km 登り 517m 下り 1,190m
6:26
72
7:38
7:50
31
8:21
128
10:29
10:30
52
11:22
11:23
27
11:50
80
13:10
13:24
38
14:02
14:04
75
15:19
三国小学校前
林道歩きの区間では、往復ともGPSの電波が良くないのか一部飛んでいるところが有ります。
天候 12月22日:快晴
12月23日:霧のち曇り時々雪
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トンネル手前の三国小学校前の駐車スペース
(17号は往復とも日中しか走行していないので凍結も無くドライでした)
コース状況/
危険箇所等
平元新道:林道から積雪あり。復路の時点で完璧なトレースが出来上がっていましたが、初日は山の家の手前からツボ足では踏み抜きが酷く難儀しました。
平標山:当日の朝は吹雪で我々のトレースも直ぐに消される状況で、加えて霧で視界が悪く広尾根なのでルートの誤りの危険性を感じました。当日はワカンが無いと踏み抜きが厳しい状況でした。
大源太山:完全なノートレースでワカンでも時々股下まで踏み抜くことがありましたが、その後2名のスノーシューの方が入られたのでトレースはしっかりしていると思います。
その他周辺情報 猿ヶ京温泉 まんてん星の湯(670円/3時間)
予報通りのドピーカン!
なのにまさかの寝坊で、お昼近くに三国小学校前からスタート。
2017年12月22日 10:53撮影 by  iPhone 7, Apple
12/22 10:53
予報通りのドピーカン!
なのにまさかの寝坊で、お昼近くに三国小学校前からスタート。
これがBCの方々が利用するカヤイ沢の取付きですかねぇ?
これだと尾根通しに平標山にショートカット出来そうで、こちらを選べば初日にピークに立てたかな?
2017年12月22日 11:34撮影 by  iPhone 7, Apple
12/22 11:34
これがBCの方々が利用するカヤイ沢の取付きですかねぇ?
これだと尾根通しに平標山にショートカット出来そうで、こちらを選べば初日にピークに立てたかな?
林道の積雪はこんな感じ。
2017年12月22日 12:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/22 12:26
林道の積雪はこんな感じ。
平元新道の取付き。
樹林越しに真っ白なピークが望めます。
2017年12月22日 12:32撮影 by  iPhone 7, Apple
12/22 12:32
平元新道の取付き。
樹林越しに真っ白なピークが望めます。
後半は踏み抜きに少々難儀しながらもツボ足のままで山の家まで到着しました。
2017年12月22日 14:49撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/22 14:49
後半は踏み抜きに少々難儀しながらもツボ足のままで山の家まで到着しました。
今日の内に登ってその先の様子を伺っておきたいところですが、どうにも中途半端な時間で本日はこれにて終了として小屋内に荷を解くことにしました。
2017年12月22日 14:49撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/22 14:49
今日の内に登ってその先の様子を伺っておきたいところですが、どうにも中途半端な時間で本日はこれにて終了として小屋内に荷を解くことにしました。
ほぼ無風で陽射しも暖かく、小屋に入っているのが勿体ない。
2017年12月22日 15:29撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/22 15:29
ほぼ無風で陽射しも暖かく、小屋に入っているのが勿体ない。
水も勢いよく出ていました。
2017年12月22日 15:31撮影 by  iPhone 7, Apple
12/22 15:31
水も勢いよく出ていました。
と言うことで早速ハッピータイムへ。
2017年12月22日 15:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/22 15:52
と言うことで早速ハッピータイムへ。
イイ感じで暮れてきました。
2017年12月22日 16:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/22 16:25
イイ感じで暮れてきました。
東の武尊山方面がアーベンロートに染まり美しい。
2017年12月22日 16:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/22 16:25
東の武尊山方面がアーベンロートに染まり美しい。
パノラマで。
2017年12月22日 16:26撮影 by  iPhone 7, Apple
12/22 16:26
パノラマで。
南の方には富士山までハッキリ望めました。
明日も良い天気が期待できそうです!
2017年12月22日 16:27撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/22 16:27
南の方には富士山までハッキリ望めました。
明日も良い天気が期待できそうです!
が、翌朝出発時にはまさかの吹雪に!
2017年12月23日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/23 6:25
が、翌朝出発時にはまさかの吹雪に!
出掛けに一晩お世話になった小屋の中の様子。
トイレも中からは使えました。
荷物がデカいとハシゴの昇り降りが中々大変で、同泊された方々に手伝って頂きました。
2017年12月23日 06:02撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/23 6:02
出掛けに一晩お世話になった小屋の中の様子。
トイレも中からは使えました。
荷物がデカいとハシゴの昇り降りが中々大変で、同泊された方々に手伝って頂きました。
朝イチでは東から南にかけて多少の陽の光も覗いていましたが、間もなく360度雪雲に覆われてしまいました。
2017年12月23日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 6:25
朝イチでは東から南にかけて多少の陽の光も覗いていましたが、間もなく360度雪雲に覆われてしまいました。
いつもの如くパッキングが遅くて、同泊の他の2名の方はそれぞれ先行してスタート済みです。先頭の方は既にガスの中でヘッデンの灯りさえ見えません!
2017年12月23日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 6:25
いつもの如くパッキングが遅くて、同泊の他の2名の方はそれぞれ先行してスタート済みです。先頭の方は既にガスの中でヘッデンの灯りさえ見えません!
少し登った所で山の家を見返す。
2017年12月23日 06:39撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 6:39
少し登った所で山の家を見返す。
真白で景色の無い中を先行者のトレースを頼りに何とか登頂。
再び3名で再開して写真を撮りあいました。
2017年12月23日 07:39撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/23 7:39
真白で景色の無い中を先行者のトレースを頼りに何とか登頂。
再び3名で再開して写真を撮りあいました。
真っすぐ北上すると土樽まで抜けられるのですね。
ガスでまるで視界が効かないので、私は松手山コースでの下山は諦めて、早々に山の家に向けて下山開始しました。
1名の方は、天候の回復を期待してエビス大黒ノ頭を目指すと仙ノ倉山方向に突入していきました!
2017年12月23日 07:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/23 7:42
真っすぐ北上すると土樽まで抜けられるのですね。
ガスでまるで視界が効かないので、私は松手山コースでの下山は諦めて、早々に山の家に向けて下山開始しました。
1名の方は、天候の回復を期待してエビス大黒ノ頭を目指すと仙ノ倉山方向に突入していきました!
半分ほど下ると視界が効き始め、南の方には薄っすら陽の光も見え始めました。
2017年12月23日 08:08撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 8:08
半分ほど下ると視界が効き始め、南の方には薄っすら陽の光も見え始めました。
このまま真直ぐに下山するつもりでしたが、大源太山方面は見通しが効く様になってきたので、まだ時間も早いのであちらにトレースを付けに行くことにしました。
2017年12月23日 08:12撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/23 8:12
このまま真直ぐに下山するつもりでしたが、大源太山方面は見通しが効く様になってきたので、まだ時間も早いのであちらにトレースを付けに行くことにしました。
平標山を見返すと、もう1名の方も降りて来ていました。
雪は止んでガスもとれてきましたが、山頂だけはまだ雲の中の様です。
2017年12月23日 08:12撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 8:12
平標山を見返すと、もう1名の方も降りて来ていました。
雪は止んでガスもとれてきましたが、山頂だけはまだ雲の中の様です。
山の家まで戻って小休止の後、迷わず大源太山に向けてラッセル開始。
2017年12月23日 08:24撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 8:24
山の家まで戻って小休止の後、迷わず大源太山に向けてラッセル開始。
尾根筋に乗ってしまえば比較的快適に進めますが、最初にここに乗り上げるまでのルート取りに手こずってしまいました。
全般的にまだ十分な積雪では無く雪が締まっていないので、尾根筋でも時々大きく踏み抜くので注意が必要です。
2017年12月23日 08:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 8:57
尾根筋に乗ってしまえば比較的快適に進めますが、最初にここに乗り上げるまでのルート取りに手こずってしまいました。
全般的にまだ十分な積雪では無く雪が締まっていないので、尾根筋でも時々大きく踏み抜くので注意が必要です。
ついに青空と太陽も顔を出し始めました!
相変わらず尾根筋をウサギのトレースを辿って進みます。
2017年12月23日 09:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/23 9:41
ついに青空と太陽も顔を出し始めました!
相変わらず尾根筋をウサギのトレースを辿って進みます。
最後はアニマルトラックも消えたモフモフの雪原をラッセルします♪
2017年12月23日 11:11撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 11:11
最後はアニマルトラックも消えたモフモフの雪原をラッセルします♪
大源太山山頂。
さっきまでの青空が何処へやら...。またもや雪の山頂で360度視界無し。(泣)
予想以上に時間が掛かったので、早々に下山開始。
2017年12月23日 11:21撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 11:21
大源太山山頂。
さっきまでの青空が何処へやら...。またもや雪の山頂で360度視界無し。(泣)
予想以上に時間が掛かったので、早々に下山開始。
帰りは自分のトレースを辿るだけなので快調に下ります。
2017年12月23日 11:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 11:57
帰りは自分のトレースを辿るだけなので快調に下ります。
苦労して付けたマイトレース。
廻りがアニマルトラックだらけでファーストトラックに見えない所が悲しい?(泣)
2017年12月23日 12:00撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 12:00
苦労して付けたマイトレース。
廻りがアニマルトラックだらけでファーストトラックに見えない所が悲しい?(泣)
随分回復してきましたが、平標山も仙ノ倉山も山頂の雲は中々取れない様です。
2017年12月23日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/23 12:06
随分回復してきましたが、平標山も仙ノ倉山も山頂の雲は中々取れない様です。
山の家の脇で遅めのお昼で小休止して、後は下山するだけ。
2017年12月23日 13:24撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 13:24
山の家の脇で遅めのお昼で小休止して、後は下山するだけ。
あっという間に登山口。
2017年12月23日 14:02撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 14:02
あっという間に登山口。
黙々と林道を歩いて無事下山。
帰り着いてみると、里は何気に良い天気。(笑)
2017年12月23日 15:16撮影 by  iPhone 7, Apple
12/23 15:16
黙々と林道を歩いて無事下山。
帰り着いてみると、里は何気に良い天気。(笑)
帰りに寄った猿ヶ京温泉のまんてん星の湯の男性トイレに、味のある地図が飾ってあったので思わず勝手に撮ってしまいました。
どうぞお許しください!<(_ _)>
2017年12月23日 16:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/23 16:17
帰りに寄った猿ヶ京温泉のまんてん星の湯の男性トイレに、味のある地図が飾ってあったので思わず勝手に撮ってしまいました。
どうぞお許しください!<(_ _)>
撮影機器:

感想

 当初は2日間快晴の予報に期待して、松手山ルートから平標山・仙ノ倉山を越えた辺りでテン泊して、翌日平元新道で下山の予定でした。前日の忘年会で少し飲み過ぎた様で、まさかの大寝坊!当然の様に都内を抜けるのに環八の渋滞にハマり、登山開始は11時になってしまいました。
 急遽予定を変更し、逆回りで初日は山ノ家に泊まって、翌朝早めに出発して雪の状態が良ければ平標山から仙ノ倉山をピストンしてから松手山ルートで下山と考えて登り始めました。雪も林道から十分にあり、それなりのトレースもあり迷うことなく登って行けましたが、途中からツボ足では時々大きく踏み抜く様になって来たのに面倒くさがってそのまま進んでいると、後ろからこの時間にまさかのソロの方が追い付いて来て、交代しながらそのまま一緒に山の家まで登り切りました。聞けば私と同じ寝坊組で更に1時間後に登り始めて来たそうで、しかもワカンを家に忘れて来たそうです!
 その後、陽も暮れ始め小屋で楽しく歓談しながら夕食を摂り始め、今日の宿泊者は2人だけだろうと思っていたら、その後もう1名ソロの方が到着し当日の宿泊者はソロ3名になりました。私はゆったりと広い方の床でテントを張らせて頂いたのでダウンを着込むことも無く暖かく眠りにつくことが出来ました。お二方には気持ち良く楽しいひと時をご一緒させて頂き大変ありがとうございました!
 翌朝はまさかの吹雪のスタートとなり、山頂では更にガスでまるで視界が効かない状況だったので、私はそのままお二方と別れて早々に平元新道で下山することにしました。が、下るにつれて正面に見える大源太山の方向の雲が切れだし稜線が見通せる状況になって来たので、昨日トレースの付いていなかったことを思い出し、まだ時間も早いので、これは行くしかないと欲求不満をぶつけに突入することに決めました。
 山の家の取付きから既に正規の登山道が読めずに尾根筋に乗るまでにヤブ漕ぎで少し難儀しました。その後は通せる限りは尾根筋を辿り、どうしようもない所は時々トラバースしながら踏み抜きに注意しながらゆっくと進んでいきました。1690mの分岐点から正規ルートは谷筋に一旦下ってから登り返すのは地図とGPSで理解していたのですが、登り返しを嫌ってそのまま尾根通しに進んでみましたが、酷いヤブ漕ぎと踏み抜きの連続で返って時間が掛かってしまいました。しかもやっと辿り着いた山頂ではまさかのゆきで眺望が全く得られず残念でした。復路は素直に谷筋に降りて戻るとあっけなく簡単に抜けられました。山の家までもう一息の所で今回の山行で最初で最後の新たな2名の登山者とお会いしましたが、それまでは静かに存分に雪との格闘を堪能することが出来て、結果的に満足のいく山行となり、無事に今年の山納め?となりました。

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無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
越後湯沢から平標山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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