平標山・大源太山


- GPS
- 28:25
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:53
天候 | 12月22日:快晴 12月23日:霧のち曇り時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(17号は往復とも日中しか走行していないので凍結も無くドライでした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
平元新道:林道から積雪あり。復路の時点で完璧なトレースが出来上がっていましたが、初日は山の家の手前からツボ足では踏み抜きが酷く難儀しました。 平標山:当日の朝は吹雪で我々のトレースも直ぐに消される状況で、加えて霧で視界が悪く広尾根なのでルートの誤りの危険性を感じました。当日はワカンが無いと踏み抜きが厳しい状況でした。 大源太山:完全なノートレースでワカンでも時々股下まで踏み抜くことがありましたが、その後2名のスノーシューの方が入られたのでトレースはしっかりしていると思います。 |
その他周辺情報 | 猿ヶ京温泉 まんてん星の湯(670円/3時間) |
写真
ガスでまるで視界が効かないので、私は松手山コースでの下山は諦めて、早々に山の家に向けて下山開始しました。
1名の方は、天候の回復を期待してエビス大黒ノ頭を目指すと仙ノ倉山方向に突入していきました!
全般的にまだ十分な積雪では無く雪が締まっていないので、尾根筋でも時々大きく踏み抜くので注意が必要です。
感想
当初は2日間快晴の予報に期待して、松手山ルートから平標山・仙ノ倉山を越えた辺りでテン泊して、翌日平元新道で下山の予定でした。前日の忘年会で少し飲み過ぎた様で、まさかの大寝坊!当然の様に都内を抜けるのに環八の渋滞にハマり、登山開始は11時になってしまいました。
急遽予定を変更し、逆回りで初日は山ノ家に泊まって、翌朝早めに出発して雪の状態が良ければ平標山から仙ノ倉山をピストンしてから松手山ルートで下山と考えて登り始めました。雪も林道から十分にあり、それなりのトレースもあり迷うことなく登って行けましたが、途中からツボ足では時々大きく踏み抜く様になって来たのに面倒くさがってそのまま進んでいると、後ろからこの時間にまさかのソロの方が追い付いて来て、交代しながらそのまま一緒に山の家まで登り切りました。聞けば私と同じ寝坊組で更に1時間後に登り始めて来たそうで、しかもワカンを家に忘れて来たそうです!
その後、陽も暮れ始め小屋で楽しく歓談しながら夕食を摂り始め、今日の宿泊者は2人だけだろうと思っていたら、その後もう1名ソロの方が到着し当日の宿泊者はソロ3名になりました。私はゆったりと広い方の床でテントを張らせて頂いたのでダウンを着込むことも無く暖かく眠りにつくことが出来ました。お二方には気持ち良く楽しいひと時をご一緒させて頂き大変ありがとうございました!
翌朝はまさかの吹雪のスタートとなり、山頂では更にガスでまるで視界が効かない状況だったので、私はそのままお二方と別れて早々に平元新道で下山することにしました。が、下るにつれて正面に見える大源太山の方向の雲が切れだし稜線が見通せる状況になって来たので、昨日トレースの付いていなかったことを思い出し、まだ時間も早いので、これは行くしかないと欲求不満をぶつけに突入することに決めました。
山の家の取付きから既に正規の登山道が読めずに尾根筋に乗るまでにヤブ漕ぎで少し難儀しました。その後は通せる限りは尾根筋を辿り、どうしようもない所は時々トラバースしながら踏み抜きに注意しながらゆっくと進んでいきました。1690mの分岐点から正規ルートは谷筋に一旦下ってから登り返すのは地図とGPSで理解していたのですが、登り返しを嫌ってそのまま尾根通しに進んでみましたが、酷いヤブ漕ぎと踏み抜きの連続で返って時間が掛かってしまいました。しかもやっと辿り着いた山頂ではまさかのゆきで眺望が全く得られず残念でした。復路は素直に谷筋に降りて戻るとあっけなく簡単に抜けられました。山の家までもう一息の所で今回の山行で最初で最後の新たな2名の登山者とお会いしましたが、それまでは静かに存分に雪との格闘を堪能することが出来て、結果的に満足のいく山行となり、無事に今年の山納め?となりました。
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