苗場山(祓川コース)


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
(登り4:36、下り3:30)
天候 | 快晴〜曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は30台ほど停められるが我々が到着した8:50頃にはあと1,2台のスペースを残すのみであった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標は各所にしっかりしており道迷いの心配は無い。 神楽ヶ峰から一旦大きく下ってから苗場山最後の急登はこたえる。 水場は、神楽ヶ峰先の下りにあり。量は細々だが皆当てにして列をなして補給している。 国道17号を湯沢ICから10弱だったか行ったところに、「苗場山祓川コース登山口」の看板が右側に出ている(トンネルの手前)が、色が白っぽいので見逃しやすい。我々も見逃して「みつまたスキー場駐車場」の更に先を上ってしまいUターン。長野から来てた兄ちゃん2人組みも見逃して30分ほど進んでしまったらしい。 |
写真
感想
3連休の中日、苗場山に行ってみることにした。
かぐら・みつまたスキー場は20年ほど前にSkiに来てるはずなのだが無雪期は初めて。
駐車場から粘土質のコースを上がり、車道を少し上がると「和田小屋」。ここから小高い丘がスキーコース。登山道はここを右手に上がってゆく。岩に苔蒸したところが多いので滑るのに注意。それ以外は、木陰が続くので太陽光線も和らぐ。9月半ばなのでセミがいないからか、太陽が当たると半袖でも暑いが、のんびり静かな歩き出し。時折、秋らしく涼しい風が心地よい。
しばらくいくと、木道が出てくる。綺麗に整備された木道は気持ちいい。よく歩道の目段と歩幅があわないコースがあるが、ここはよくできていて歩幅ピッタリで歩きやすい。小岩の重なった箇所と木道が交互に出てくる。小岩の頭は下の方では苔蒸してて滑りやすかったが、木道出てからは滑らず、小岩の頭をとんとん歩いてゆける。その先、笹原に出るが綺麗に刈払われている。笹のいい香りが辺りに充満。しばらくで神楽ヶ峰に到着。その先、右に回るところで、苗場山がクッキリ見える。砂利と土の混じった下りはスベリ易いので要注意。しばらく下ると水場がある。皆、ここを当てにしてきてるだけあって、列ができている。水量も少なくチョロチョロなので500ml満たすのに3,4分かかる。(帰りは2倍くらいの早さで出ていた)
冷たい水でリフレッシュのあと、苗場山最後の登りに取りかかる。トラバースかと思いきや、ほぼ直登り。結構息があがる。時折稜線から上が見えるが、霧がかかっておりボーっとしか見えない。両手を使う岩場も何カ所か出てくるが、慎重に行けば備え付けの簡易ロープ(ヒモ)を使うこともない。最後の急登を行くと、いきなり山上の湿原に飛び出す。こんな急斜面の上にこれほど大きい湿原があるとは感動ものだ!
湿原の木道を写真撮ったりしながらのんびりと山頂へ。山頂標識のサイズは高さ3mくらいとデカイのだが、場所が山小屋の裏(営業してない山小屋の横)なので、ちょっと寂れた感じ。でも、人通りは結構なもの。
小屋の前でランチのあと、湿原を少し歩いてみる。周回コースは大きいので途中でUターン。下りにかかる。
下りは登りより体力的には楽なのだが、脚の使い方が難しい。特に滑る斜面ではなおさら。下り気を付けながら行くとほどなく鞍部。神楽ヶ峰へと登り返す。疲れてからの登り返しは結構疲れる。途中の水場で水筒に補充。行きより多少多く出ているので半分くらいの時間で一杯になる。
神楽ヶ峰の先は1箇所「股すり岩」のところだけ登りだが、あとはほぼ下り一辺倒。この時期、次第に秋の気配になってきてはいるが未だ紅葉とまではいかない。途中のんびりし過ぎたので、和田小屋手前の岩場で6時になる。暗くなると濡れてるだけの岩と苔蒸してる状態が区別つきづらく滑る。友人の一人が苔蒸した岩に足を取られ転送したが、幸いにも横の草地にこけたので肘・膝に泥が付いた程度で助かった。岩頭にぶつけたら結構ツラい状況になったかも。ヘッドランプ点灯し岩の表情をよく見ながら、慎重に下る。日中より足もと見分けづらいので時間かかる。少し行くと和田小屋だ。18:15だがもうほとんど真っ暗。
休憩ベンチでしばし休憩のあと、スキーリフト脇を下って、駐車場へ。のんびり山行だったが、朝9時過ぎスタートの18時半着はちょっとのんびりし過ぎたが、おかけで、ゆったりした時間を持つことができた。自分のバランスもだいぶよくなって、下りの小岩場では岩頭を飛び跳ねて降りることもできるようになっていた。大感激な一日でした。
(動画アップ9/19)
ShuMaeさん おはよ〜
今回の苗場山は危険な事もなく
のんびりと楽しんだようですね
もう蝉も鳴くことなく秋めいてるんやね
昨日は私も紀南の山を避け、紀北の山に行って来ました〜
またレコします。天気良すぎて暑かった
mikikoさん、メッセージありがとう。
天気もよくて、ちょっと夏から秋の気配になりかけの山を楽しめました。ちょっとゆっくりしすぎて最後30分はヘッドライト。岩場が少し苔むしてて滑りやすかったです。
セミが居ないだけでも山はずいぶん静かなものでした。
紀北のレコも楽しみにしてますね。
ShuMaeさん、おかえりなさい。
苗場山、楽しめたようでよかったです♪
ラストは真っ暗になっちゃったんですね
これからは日も短くなって、私もロングコースは無理ですわ〜
御前山の動画は、ハラハラドキドキのアドベンチャーでしたが、
今回はKennyGのメロディに癒されながら、のほほんと楽しめましたよ〜(✿∪‿∪)
hana_solaさん、メッセージありがとう。
苗場山はいいコースでしたね。
残暑の暑い太陽に照られながらも、秋風に涼しく吹かれ、稜線の笹の香りに包まれながら、深山に分け入る感じ。。。
綺麗に整備された木道の歩幅もちゃんと考えられてて感動!
のんびりしすぎて6時からのヘッドランプは想定外でしたね。
動画も見てくれたんですね。ありがとう。御前山は自分でもハラハラでしたが、今回はほんとのんびりでしたね。
KennyGのメロディーなかなかよいでしょ。大好きな一曲です。
秋の日は釣瓶落としなんですから、そんなにのんびりしちゃだめですよ〜
でも怪我がなくてなによりです。
苗場山、まだ紅葉には早かったようですが、綺麗に整備された木道が気持ちよさそうです。
爽やかなサックスの音色とマッチしてますね
ShuMaeさん、こんにちは。
苗場というと、スキー場のイメージしかなかったのですが。
山頂付近が湿原というのはちょっと驚きました。
こういう山もあるんですね。
ゆっくりしたくなるのも分かります。
動画があると、雰囲気が一発で伝わりますね。
そうそう、ヘッドランプつけての下りは、けっこう危険です。
って、いつもヘッドランプで山歩きしてる人間が言っても説得力ありませんが。
では。
Chilumaluさん、
メッセージありがとう。
いやはや、確かに今度の週末で秋分の日。6時pmでは暗いはずです。この日は朝から靴忘れて1時間かけて車で自宅まで戻るわ、湯沢ICから17号ミスコースで30分近くロスするわ、苗場山頂14時半に出るはずが山上湿原のんびりで15時に出たときには既にHeadlamp覚悟してました。とはいえ、岩場で友人が転けたときはケガしなくてよかったな、とホント思いましたね。
苗場山は気持ちいい山でした。是非お勧めです。できれば一泊して湿原でのんびりがいいかも(笑)
westmalleさん
いやほんとSki場しかイメージ無かった苗場ですが、山頂にあんなデカイ湿原があるとは驚きでした。
まあノンビリし過ぎでヘッ電も何ですが、言い訳Mode的には、穂高から中1日で参戦の1人が筋肉痛で牛歩だったので多少仕方ないかも、と。涸沢から穂高岳山荘1泊のあとジャンダルム往復、奥&前穂高から紀美子平降りてくる際に全勢力使い果たしたみたいで、傍目にもきつかったです。ちなみに下りの岩場でコケタのも仕方ないかな、と。
苗場山は山頂湿原が意外にもいけたので大のお勧めです。まあ、westmalleさん的には隣の山2つくらい歩かないとスッキリしないかも、ですが。。。(smile)
伊勢路を歩いたwatermelonです。
苗場には2度ほど行ったのですが、無雪期!すごいですね湿原
まだまだ初心者だし九州からだと気軽に行けないので残念ですが、いろんなところに出向きたいです。
苗場(=NAEBA)はSkiしか私も知りませんでしたが、山上湿原やら意外と変化のある山深さはとてもよかったです。九州なんですね、東日本の山は遠いかもしれないけど、機会あれば是非行ってみてください。
ShuMaeさん、はじめまして。
尾瀬レコへのコメントありがとうございました^^
苗場山はここ何年か行きたい山のひとつなのですが、
どうもタイミング合わずで未踏の山なのです。
来年のお花の頃かなぁ…
私も頂上の池塘をのんびり歩いてみたいので、
できれば泊りで訪れたいと思っています^^
レコ読んでもらったうえにメッセージまでありがとうございます。
苗場は思った以上によい山だと思いました。特に頂上の湿原(池塘)はマッタリするには最高かも。是非1泊で多少暖かい季節がいいかもしれませんね。
yoshikoronさんの写真はほんと凄い迫力が伝わってきます。デジカメ写真とは思えないくらい遠近感が出てるし、プロのようなアングル!特別なフィルターとかテクニック使ってらっしゃるんですか?
また他のレコも幾つか寄らせてくださ〜い。
ShuMaeさん、こんにちは^^
特別なテクニック! うぅぅ〜ん、あれば教えていただきたいくらいで…
重くなるので三脚さえ持っておりませんので、
あえていえばピント合せに気をつかうくらいでしょうか。
露出とピントの位置を変えて何枚か撮るようにはしています。
あと縦と横で撮るとかかな。
こちらこそ、またおじゃまさせてください〜〜
いやはや、Special Techni〜cはそう簡単には披露していただけない、とは思ってましたが、フィルターも三脚も使わずって、う〜ん、縦横もあるんでしょうが、ピントバッチリで綺麗に撮れてるだけじゃなく、構図とか色合いピントのずらせ方とかにアイデアを感じるんですよね。やっぱ感性なんでしょうね〜、何といっても写真はアートの世界ですから。。。なかなか真似できる域じゃないです。
毎週のように山行かれてるみたいですが、また綺麗な写真レコ楽しみにしてます。こちらは今のところ月2回目標で行ってますので、写真の質は平凡ですが、よかったらまた遊びにきてください。
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