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Yamareco

記録ID: 1346439
全員に公開
雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

晴天暴風秋田駒ヶ岳(今年最後の山行)

2017年12月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:40
距離
11.6km
上り
989m
下り
985m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
0:50
合計
6:29
踏み抜きに苦戦していて少し時間がかかっています。
天候 晴れ時々曇り(1450m台地〜山頂は暴風)
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田市からは国道13号から途中46号に左折し、途中田沢湖へ向かう道への交差点で左折です。しばらく行って右折するとスキー場へ行く道の交差点につくので、スキー場のほうへ右折してください。10分も走ればアルパこまくさの看板がありますので、再度右折してください。
駐車場はアルパこまくさ前に10台、少し離れたところに10台くらい止められます。
コース状況/
危険箇所等
標高の低いほうは深雪で20cmくらい沈み込みます。途中クラストした箇所もありましたが、緩い場所もあります。踏み抜きも多いです。山頂直下のハイマツ帯は踏み抜き多発です。覚悟ください。
その他周辺情報 登山口のアルパこまくさでお風呂に入りました。シャンプー、ボディソープ付きで520円。硫黄泉でとても気持ちがいいお風呂です。なお、食堂はありますが、ソフトクリームはありません。
アルパこまくさ到着。気温−6℃。風がないので暖かく感じます。
2017年12月31日 06:38撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 6:38
アルパこまくさ到着。気温−6℃。風がないので暖かく感じます。
左のお山が駒ヶ岳。左が男女岳、右が男岳。
2017年12月31日 07:02撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:02
左のお山が駒ヶ岳。左が男女岳、右が男岳。
駐車場です。先行者かな。2台あり。
2017年12月31日 07:03撮影 by  Canon EOS M3, Canon
12/31 7:03
駐車場です。先行者かな。2台あり。
ちょっと離れた別の駐車場から登ります。
2017年12月31日 07:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
12/31 7:06
ちょっと離れた別の駐車場から登ります。
駒ヶ岳が噴火しているみたい。
2017年12月31日 07:09撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:09
駒ヶ岳が噴火しているみたい。
モービル跡を歩きます。ありがたいですが、微妙な心境です...
2017年12月31日 07:18撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:18
モービル跡を歩きます。ありがたいですが、微妙な心境です...
少し高度があがりました。頑張ろう。
2017年12月31日 07:32撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:32
少し高度があがりました。頑張ろう。
樹氷に近いですね。枝に湿った雪がくっついています。
2017年12月31日 07:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:34
樹氷に近いですね。枝に湿った雪がくっついています。
振り返ると田沢湖が見えてきました。日本一の深さ(423m)を誇ります。
2017年12月31日 07:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:37
振り返ると田沢湖が見えてきました。日本一の深さ(423m)を誇ります。
朝日が出たようです。登山道はしばらく日陰です。
2017年12月31日 07:43撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:43
朝日が出たようです。登山道はしばらく日陰です。
狸ですかね。小動物の足跡です。
2017年12月31日 07:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
12/31 7:46
狸ですかね。小動物の足跡です。
飛行機が飛んできました。コースから新千歳便と思われます。
2017年12月31日 07:54撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
12/31 7:54
飛行機が飛んできました。コースから新千歳便と思われます。
何気に1000mを越えました。
2017年12月31日 07:59撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 7:59
何気に1000mを越えました。
さて、樹林帯に突入です。そう、今回は男女岳への直登チャレンジ!
2017年12月31日 08:10撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 8:10
さて、樹林帯に突入です。そう、今回は男女岳への直登チャレンジ!
スキーの跡を歩きますが踏み抜きます(涙)。
2017年12月31日 08:16撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 8:16
スキーの跡を歩きますが踏み抜きます(涙)。
樹林帯を抜けました。素晴らしい景色が広がります。
2017年12月31日 08:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 8:45
樹林帯を抜けました。素晴らしい景色が広がります。
早くも望遠タイム。森吉山かな。
2017年12月31日 08:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 8:46
早くも望遠タイム。森吉山かな。
岩木山がきれい。
2017年12月31日 08:47撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 8:47
岩木山がきれい。
笹森山ですね。
2017年12月31日 08:56撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 8:56
笹森山ですね。
先を進みます。ハイマツ帯に突入。エビの尻尾の芸術。シュカブラもすごい。
2017年12月31日 09:27撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:27
先を進みます。ハイマツ帯に突入。エビの尻尾の芸術。シュカブラもすごい。
標高1400mくらいです。湯森山、笊森山、乳頭山、奥に岩手山が見えてきました。
2017年12月31日 09:27撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:27
標高1400mくらいです。湯森山、笊森山、乳頭山、奥に岩手山が見えてきました。
もうすぐ1450m台地で風が強くなってきました。地吹雪が強いです。
2017年12月31日 09:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:34
もうすぐ1450m台地で風が強くなってきました。地吹雪が強いです。
1450m台地の手前で山頂がこんにちは。
2017年12月31日 09:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:34
1450m台地の手前で山頂がこんにちは。
よく見ると小さなエビの尻尾だらけ。ちょっとキモイ。
2017年12月31日 09:35撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:35
よく見ると小さなエビの尻尾だらけ。ちょっとキモイ。
ハロが出現!
2017年12月31日 09:53撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:53
ハロが出現!
台地を過ぎて傾斜が出てきました。高度感が気持ちいい。
2017年12月31日 09:53撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:53
台地を過ぎて傾斜が出てきました。高度感が気持ちいい。
岩手山アップ!カッコいいなぁ。
2017年12月31日 09:54撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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岩手山アップ!カッコいいなぁ。
乳頭山ですね。
2017年12月31日 09:54撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:54
乳頭山ですね。
なんと、遠くに八甲田山塊!
2017年12月31日 09:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:55
なんと、遠くに八甲田山塊!
再び岩木山。
2017年12月31日 09:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:55
再び岩木山。
こちらも再び森吉山。女性的だね。
2017年12月31日 09:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:55
こちらも再び森吉山。女性的だね。
アイゼンに履き替えたいのですが...
2017年12月31日 09:58撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 9:58
アイゼンに履き替えたいのですが...
風が弱く少し傾斜の緩い北西側斜面から山頂めざします。スノシューのままです。
2017年12月31日 10:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:06
風が弱く少し傾斜の緩い北西側斜面から山頂めざします。スノシューのままです。
まじきもてぃいい〜!
2017年12月31日 10:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:06
まじきもてぃいい〜!
ハイマツ帯ですかね。踏み抜きまくりです。
2017年12月31日 10:13撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:13
ハイマツ帯ですかね。踏み抜きまくりです。
ヒーコラ登って傾斜が緩くなってきました。
2017年12月31日 10:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:23
ヒーコラ登って傾斜が緩くなってきました。
男岳の風が尋常でない。
2017年12月31日 10:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:23
男岳の風が尋常でない。
山頂が見えました!右側から回り込みます。
2017年12月31日 10:28撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:28
山頂が見えました!右側から回り込みます。
祝、登頂!10m/s前後の暴風です。標識は樹氷と化しています。
2017年12月31日 10:32撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:32
祝、登頂!10m/s前後の暴風です。標識は樹氷と化しています。
男岳と田沢湖。男岳の上にちょこっと鳥海山。
2017年12月31日 10:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:33
男岳と田沢湖。男岳の上にちょこっと鳥海山。
和賀山山塊かな。
2017年12月31日 10:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:33
和賀山山塊かな。
岩手山アップ!きれいだねぇ。
2017年12月31日 10:36撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:36
岩手山アップ!きれいだねぇ。
早池峰山かな?
2017年12月31日 10:36撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:36
早池峰山かな?
栗駒山ですね。
2017年12月31日 10:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:37
栗駒山ですね。
風強すぎで寒すぎっ!阿弥陀池小屋を目指します。途中、すんごく伸びたエビの尾っぽ。
2017年12月31日 10:47撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:47
風強すぎで寒すぎっ!阿弥陀池小屋を目指します。途中、すんごく伸びたエビの尾っぽ。
振り返って男女岳。
2017年12月31日 10:52撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:52
振り返って男女岳。
阿弥陀池小屋到着。
2017年12月31日 10:53撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 10:53
阿弥陀池小屋到着。
なんと扉が開けっ放しに...中が雪でひどいことに。できるだけ排雪して扉を閉めてきましたが良かったのかな...
2017年12月31日 11:04撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:04
なんと扉が開けっ放しに...中が雪でひどいことに。できるだけ排雪して扉を閉めてきましたが良かったのかな...
さてお昼。母に「ぼだっこ」のにぎりまま、握ってもらいました。まいう〜。
2017年12月31日 11:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:12
さてお昼。母に「ぼだっこ」のにぎりまま、握ってもらいました。まいう〜。
ここまで寒いとヌードルですな。久しぶり。
2017年12月31日 11:13撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:13
ここまで寒いとヌードルですな。久しぶり。
お昼を食べて外に出ると青空が広がっていました。風は強いまま。
2017年12月31日 11:35撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:35
お昼を食べて外に出ると青空が広がっていました。風は強いまま。
阿弥陀池を挟んで右が男女岳、左が男岳。
2017年12月31日 11:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:37
阿弥陀池を挟んで右が男女岳、左が男岳。
風が強いため、男岳、横岳はキャンセル。下山します。また来るよ。
2017年12月31日 11:41撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:41
風が強いため、男岳、横岳はキャンセル。下山します。また来るよ。
ここから降りていきます。
2017年12月31日 11:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:46
ここから降りていきます。
最後に男女岳。サヨウナラ。また今度!
2017年12月31日 11:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:46
最後に男女岳。サヨウナラ。また今度!
スキーヤーに負けじとスノシューパラレル。分かりますか?
2017年12月31日 11:51撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 11:51
スキーヤーに負けじとスノシューパラレル。分かりますか?
湯森山と笹森山。いい眺め。
2017年12月31日 12:00撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:00
湯森山と笹森山。いい眺め。
しばし歩いて八合目小屋が見えてきました。
2017年12月31日 12:02撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:02
しばし歩いて八合目小屋が見えてきました。
振り返って男女岳。
2017年12月31日 12:05撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:05
振り返って男女岳。
八合目小屋到着。
2017年12月31日 12:10撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:10
八合目小屋到着。
自分の歩いてきた跡を見るのが好きです。
2017年12月31日 12:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:12
自分の歩いてきた跡を見るのが好きです。
道は全く分かりません。
2017年12月31日 12:13撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:13
道は全く分かりません。
自撮り、ムリ(笑)。
2017年12月31日 12:20撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:20
自撮り、ムリ(笑)。
山頂方面。写真右側の斜面を登りました。
2017年12月31日 12:22撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:22
山頂方面。写真右側の斜面を登りました。
今はすんごい地吹雪です。
2017年12月31日 12:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:23
今はすんごい地吹雪です。
ミラーがこんな位置に...
2017年12月31日 12:28撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:28
ミラーがこんな位置に...
地吹雪がいい感じの写真に。
2017年12月31日 12:30撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:30
地吹雪がいい感じの写真に。
やっと自撮できました。
2017年12月31日 12:36撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 12:36
やっと自撮できました。
ふかふか雪で、人型チャレンジ。ううむ、出来は40点かな。
2017年12月31日 12:38撮影 by  Canon EOS M3, Canon
7
12/31 12:38
ふかふか雪で、人型チャレンジ。ううむ、出来は40点かな。
青空が気持ちいい。
2017年12月31日 12:48撮影 by  Canon EOS M3, Canon
7
12/31 12:48
青空が気持ちいい。
スキー場跡のてっぺんまで戻りました。
2017年12月31日 13:03撮影 by  Canon EOS M3, Canon
12/31 13:03
スキー場跡のてっぺんまで戻りました。
淡々と下ります。最後の急斜面。
2017年12月31日 13:25撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
12/31 13:25
淡々と下ります。最後の急斜面。
田沢湖と鳥海山。
2017年12月31日 13:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
7
12/31 13:33
田沢湖と鳥海山。
秀麗無比なる鳥海山アップ。いつ見てもカッコいいなあ。
2017年12月31日 13:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 13:33
秀麗無比なる鳥海山アップ。いつ見てもカッコいいなあ。
無事、駐車場まで戻りました。お疲れさまでした。
2017年12月31日 13:35撮影 by  Canon EOS M3, Canon
3
12/31 13:35
無事、駐車場まで戻りました。お疲れさまでした。
【番外】さて、アルパこまくさで温泉に入ります。とてもいい湯です。
2017年12月31日 13:56撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 13:56
【番外】さて、アルパこまくさで温泉に入ります。とてもいい湯です。
【番外】ソフトクリームがない...コーラで我慢。
2017年12月31日 14:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 14:37
【番外】ソフトクリームがない...コーラで我慢。
【番外】帰りがけ駒ヶ岳。左のピークが今回行った男女岳。
2017年12月31日 14:43撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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12/31 14:43
【番外】帰りがけ駒ヶ岳。左のピークが今回行った男女岳。
撮影機器:

装備

個人装備
アウター(厚) フリース 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 キネシオロジータープ グローブ アウター手袋 予備手袋 雨具(下のみ) バラクラバ 毛帽子 登山靴(冬) ゲイター(厚) ザック アイゼン スノーシュー ピッケル ストック 昼ご飯(カップ麺必須) 行動食(チョコ 塩キャラメル 柿ピー) 飲料(500mlペット) サーモス(900ml) シート 地形図 計画書 筆記用具 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 JRO登録証 携帯 高度計付き腕時計 温度計 サングラスorゴーグル タオル ホッカイロ ビニール袋数枚 カメラ 替Tシャツ 携帯トイレ ティッシュ3つ ウェットティッシュ1つ 薄手ダウンジャケット ネックウォーマー ツェルト 細引き エマージェンシーシート キネシオロジーテープ(予備) 痛み止め お風呂道具 着替え サンダル

感想

【お山紹介】
今回は秋田駒ヶ岳。秋田県、岩手県の県境にある、標高1637mのお山です。男女(おなめ)岳が最高峰で、もう一つ男岳(標高1623m)と主峰が二つあります。そのほかのピークとして横岳、女岳、小岳があり、これらが集まって秋田駒ヶ岳と呼ばれています。1970年に噴出した溶岩流は本州で最も新しい溶岩流として知られています。夏のムーミン谷のお花畑、大焼砂のコマクサは圧巻です。

【地質】
言わずと知れた活火山です。気象庁のホームページでは、玄武岩〜安山岩の成層火山とあり、約11000〜13000年前の大規模な噴火で形成された二つのカルデラとその周囲には火砕流などの火山性の堆積物が分布しています。東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)以降、活動が活発化しています。噴火警戒レベルは1(平常)ですが、要注意火山の一つです。入山の際は十分な情報収集をお願いします。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sendai/208_Akita-Komagatake/208_index.html

【移動】
秋田市から2時間程度。高速は使わなくて大丈夫です。最初は国道13号を利用し、途中46号へ左折します。案内板が出ていますので、注視していれば大丈夫です。しばらく国道46号を進み、角館を過ぎて田沢湖市街地手前で左折、国道341号に入り10分ほど進むとスキー場への交差点が現れますので、それを右折です。田沢湖スキー場を過ぎ、田沢湖高原温泉に入ってすぐ右折して到着です。

【山行】
今回は帰省ついでの山行です。前回の摩周岳で〆てもよかったですが、天気が良ければ行きたいなあ、ということで登山準備して帰省しました。今回の帰省は子供たちが塾や部活のため、一人での帰省です(寂)。
秋田駒ヶ岳か太平山か悩み、750RSさんからの情報(ありがとうございました)からこの時期アクセスの楽な秋田駒ヶ岳に決定。当初水沢から登る計画でしたが、男女岳へ直登してみたいなあ、と思い急きょルート変更です。
朝の4:30に家を出発。コンビに寄りながら6:00過ぎに現地に到着。ゆっくりと準備し、7:00前に登山開始です。しばらくはスキートレース跡、モービルの跡がありお世話になりました。モービルは正直好きではないですが...スキー場跡地はすべてトレースにお世話に。
その後直登コースへ進路をとり、できるだけスキートレースを探しながら追っていく。しかし森林限界を超えるあたりからトレースがはっきりしなくなり、結局は自分でルートを探しながら登ることに。地形図、高度計が大活躍でした。
雪が比較的緩く、またハイマツ帯では踏み抜きが頻発。かなり苦戦しました。また標高1300mくらいから風が強くなりはじめ、天気がいいのに地吹雪が強くなってきます。そのため風向きが影になる北西側に進路変更し山頂目指しました。
いやあ、空気が澄んでいて景色が抜群!森林限界を超えてからはレリーズ全開!同じような景色なのに撮りまくり!踏み抜きと写真撮影でなかなか進まない。まあいつものことかな(笑)。
徐々に高度を上げ、山頂の火口と思われるくぼ地の縁に出ると山頂がこんにちは。地吹雪がすごかったですが、5分ほど歩いて祝、登頂!。でも寒いうえに風が強いため、急いで撮影して即、阿弥陀池小屋を目指します。
阿弥陀池小屋でちょっとしたハプニング。なんと扉が開けっ放し...当然中まで雪が侵入し、すんごいことに。スコップで雪をかき出し扉を閉めてきました。でももしかして避難のために扉をわざと開けていた可能性もあり、良かったのかなぁ、なんてちょっと心配になっています。。。
とりあえず阿弥陀池小屋でお昼を食べて下山です。当初は男岳、横岳、時間があれば湯森山、笹森山までと思っていましたが、風の強さに負けました。根性なしだなぁ。
下山は冬ルートを淡々と下山します。八合目小屋を過ぎ、道路がわからないのでそのまま尾根沿いに下りていきます。先行者のトレースがはっきりと残っていますので、迷うことはないでしょう。途中男女岳とみると地吹雪にまみれていました。今登っていたら恐ろしいことになってたかな。。。残りは青空と樹氷のコラボを楽しみながら下山。無事下りてくることができました。景色がとてもよく、風が強かったですが満足山行。来年もこんな山行をたくさんしたいな。

【お礼】
今回の秋田駒ヶ岳が本当の〆山行。今年お山で出会った方々、レコを読んでいただいた方、コメントを頂いた方、本当に皆様、ありがとうございました。とても充実したお山1年を過ごせました。心から御礼申し上げます。

さて次回は年明け北海道ですな。どこ行こうかな〜。いやあ楽しみだなあ。あっ、その前に明日帰らないと。青森函館間フェリーのその他は車移動。長いなあ。次の山行考えながら移動しようっと。さてさて、次は何処へ〜。

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コメント

ぼだっこのにぎりまま
yo-shaさん、こんばんは。
秋田駒ケ岳、行かれましたね。
お天気もなかなか・・・
眺望がすばらしい・・・写真がきれいです。
yo-shaさんの写真の腕がいいのでしょうね・・・
岩木山があんなにきれいに見えることは珍しいです。
アルパから行かれましたか。
旧田沢湖高原スキー場のゲレンデです。
途中、片倉沢の手前で県道に合流しますが・・・
8合目に上がらずに片倉森方向へ直登されましたか・・・
新しいコースです。
本当に景色が素晴らしいです。
この時期にこの風景が眺められるなら・・・
登った甲斐がありますね。
やはり yo-shaさんの日頃の行いがよろしいのでしょう・・・
エネルギー源は「ぼだっこのにぎりまま」しかもお母様の手作り・・・
うらやましい限りです。Lawsonのそれとは雲泥の差です。
yo-shaさん・・・今年もお世話になりました。
2018年もいい年でありますように・・・
帰路お気をつけてお帰りください。
2017/12/31 23:04
Re: ぼだっこのにぎりまま
750RSさん、こんばんは。早速のコメント、ありがとうございます!
秋田駒ヶ岳をお勧めいただき、こちらもありがとうございました。行ってきました

眺望バッチリでした!空気がとても澄んでいて、遠くまでくっきり見ることができました。岩木山と八甲田山が見えたのは驚きでした

写真、お褒めいただき恐縮です...腕というより登山ルートが良かったのと、撮影の条件が良すぎました。撮っていてずっと気持ちがよかったです。こんなことはあまりないですね

最初はお勧めされた水沢から行こうと思っていましたが、地形図を見ていて直登も面白そうと考え、急きょ変更しました。これが正解で、とにかく景色の良いコースです。晴れた日はお勧めですね!踏み抜きまくりましたが、頑張った甲斐がありました〜

「ぼだっこのにぎりまま」は母に頼んで”しょっぺぐ”してもらいました。Lawsonのはちょっと甘いですよね。。。それもあって母にお願いした次第です。母に感謝です

今年一年、大変お世話になりました。おかげさまでとても楽しいレコ、山行になりました。750RSさんもよい年になることをお祈りいたします。来年、あっ除夜の鐘が鳴ってしまいました。今年も宜しくお願いします
2018/1/1 0:07
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