鳳凰山(薬師岳〜観音岳)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,667m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:40
天候 | 快晴〜(夜中雪)〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
0500八ヶ岳PA発〜0600夜叉神の森駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は少なく危険はないものの、稜線はとにかく強風、てか暴風! 【ウェア】 上:アンダー、ベース、ウィンドストップジャケット、 ハードシェル、ダウン(小屋) 下:裏起毛タイツ、ボードパンツ アクセ:ビーニー、バフ、ネックウォーマー(下山時)、 インナーグローブ&フリースグローブ重ね着、 防水グローブ(未使用)、冬用グローブ(未使用)、 サングラス&ゴーグル(未使用)、ソックス、夏用登山靴 装備:ストック(稜線&下山)、アイゼン(不要)、ピッケル(未使用) |
写真
感想
年末、体調不良により八ヶ岳遠征を諦めたので、年始に天気が良かったら鳳凰行っちゃおうかな〜と何げなく思っていたことを、ついに実行してしまいました。
夜叉神への道路に全く雪がなかったので、明るくなってから出発しようと思っていたのに早く着いてしまい、そうは言っても行程が長いので早く出た方がいいし、仕方がないのでヘッデンを準備してタクシーで来た4名パーティに続いて出発。(あっち側に車を置いて来たそうな・・・羨ましい?)
ほとんど雪もなく、歩きやすい道を歩いていると、木立の隙間から富士山が見え隠れ。前回来た時は見えなかったけど、茂る葉っぱで気付かなかったのかな?夜叉神峠まで歩くと、眼前の白峰の稜線はガス・・そのうち見えるでしょと楽観してさらに歩を進めると登山道は雪に覆われ、新雪でもないけど締まり過ぎて滑りやすいこともなく、アイゼン不要にてサクサク。
南御室までは上着(ハードシェル)を脱いで歩いていたけど、休憩時に手袋を外してランチしていると寒くて我慢できない!ここからは下山時まで4枚着て歩くという、私史上最高に寒い山歩きでした。(でもそれで暑くも寒くもなく丁度いい感じ)
大好きな、稜線の砂払岳に出ると、まっ白な、白峰三山を始めとする南アの雄大な姿がどど〜ん!強風に吹き飛ばされそうになりつつも写真をバチバチ。誰もいないし、自撮りもバチバチ。
予定より早く薬師岳山荘に到着し受付しようとすると、小屋番さんに翌日は天候が崩れそうと言われ、聞いてないよ〜と思いつつ時間もあるので疲れた体にムチ打って、翌日予定していた観音岳までを往復してくることに。この稜線歩きが、また強風でしんどかった〜けど、薬師岳〜観音岳までの稜線漫歩はやはり素晴らしく、人がほとんどいないのできゃっほ〜っと言わずにはおれませんでした。
新しくてキレイな小屋は、本日20名ほどの宿泊とのことで、2畳?のカーテンで仕切られた個スペースを1人であてがわれ、布団もふっくら清潔で大変快適でした。2Fの宿泊スペースはまだ寒いし飲食禁止なので、とりあえず食堂のストーブの前に陣取り、オヤツを食べて食事準備が始まる1630まで静岡から来たという高校からのお友達2人組とおしゃべりして時間を過ごしました。
夕食はおでん。私も前日急に予約したクチですが、年末年始の営業用の荷上げは一度で済ませているだろうし、ごはんどうなってるのかな?と思っていましたが、なるほど納得。朝食は出せないとのことでしたが、夕食に温かいおでんやみそ汁がいただけるだけでも幸せ〜(ちなみにお湯も買えなかったけど、食事の時にお茶は出ました)
食事後、受付横のストーブの前でしゃべっていると、あっという間に21時に。もう寝なきゃと布団に入るとすぐに暖かくなり、なんと530まで目覚めることなくぐっすり眠れました。
翌朝暗いうちに外をのぞくと雪が舞っていて、ご来光を諦めのんびり準備していたのですが、明るくなってもう一度外を見るとなんと青空!こりゃご来光見られるじゃん、とその時で既に日の出の10分前で、大急ぎで用意して、トレースのない小屋の前で一瞬どっち行けばいいの?と迷いながら砂払岳に登ると、地平線に雲があったので結果オーライでご来光に間に合いました。
小屋番さんの言うとおり、晴れてはいるものの富士山以外の周りの山々はガスに包まれ前日以上の暴風!飛ばされそうになりながら写真を撮り、大好きな稜線からも一目散に退散しました。
樹林帯に入ってからは、風はあるものの新雪を楽しみながら歩くことができ、ようやく雪山らしさを堪能しました。あまりの風と寒さに途中でアイゼンを着けるのが嫌なので小屋からアイゼンを着けて下っていましたが、新雪で滑らない、積雪量が少ないので苺平からの下りは岩がすぐ当たるしで、我慢できずに途中でアイゼンを外す羽目に・・トホホ。夜叉神の前で調子に乗って大股で歩いて平地で滑って膝を打ってしまいましたが、全然アイゼン&ピッケルは不要でした。
夜叉神峠で、追い抜かれたことに気付かなかった仲良し2人組と一緒になり、最後の下りをおしゃべりしながら一緒に下ってもらい、あっという間に下山できました。
行き帰りの車移動は疲れましたが、素晴らしい景色と楽しいおしゃべりで、とても充実した1人遠征となりました。
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