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Yamareco

記録ID: 135160
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳/県界尾根ピストン

2011年09月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:15
距離
11.7km
登り
1,278m
下り
1,287m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:53
合計
8:14
8:32
8:32
56
9:28
9:28
60
10:28
10:30
107
12:17
12:17
5
12:22
12:40
4
12:44
12:52
25
13:17
13:24
73
14:37
14:37
38
15:15
15:33
41
16:14
16:14
16
16:31
ゴール地点
8:15舗装道路終点-8:45登山口-9:28小天狗9:38-10:30大天狗-11:28展望荘分岐11:38-12:15赤岳山頂12:54-13:14赤岳展望荘13:26-13:40展望荘分岐-13:50小休止14:05-14:28大天狗14:38-15:15小天狗15:38-16:00登山口-16:30舗装道路終点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県界尾根への舗装道路終点の道脇に駐車したが、バスの転回所もあり台数は置けない。少し下のスキー場の駐車場も使えるし真教寺尾根と県界尾根を周回するのならそちらの方が良いと思う。
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されていますが鎖・梯子が多いです。
登山ポストは見当たりませんでしたが、よくよく思い起こせば登山口のところにあったような気もします。
いざ出発。
2011年09月19日 08:26撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 8:26
いざ出発。
暫くは小道を歩きます。
良い天気です。
2011年09月19日 08:50撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 8:50
暫くは小道を歩きます。
良い天気です。
この辺りで登山道に入ります。
2011年09月19日 08:51撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 8:51
この辺りで登山道に入ります。
小天狗からの眺め。
大門沢と赤岳。
2011年09月19日 09:03撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 9:03
小天狗からの眺め。
大門沢と赤岳。
権現岳と真教寺尾根
2011年09月19日 09:47撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 9:47
権現岳と真教寺尾根
赤岳と横岳
2011年09月19日 09:49撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 9:49
赤岳と横岳
頂上小屋が見える
2011年09月19日 10:02撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 10:02
頂上小屋が見える
キレットの大天狗、小天狗。
2011年09月19日 10:02撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:02
キレットの大天狗、小天狗。
横岳
2011年09月19日 10:02撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 10:02
横岳
尾根からは偶に展望が開ける
2011年09月19日 10:02撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 10:02
尾根からは偶に展望が開ける
富士山を見つけるとつい写真を撮ってしまう
2011年09月19日 10:25撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:25
富士山を見つけるとつい写真を撮ってしまう
そしてズームしてしまう
2011年09月19日 10:25撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:25
そしてズームしてしまう
青空
2011年09月19日 10:26撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:26
青空
近づいてきました
2011年09月19日 10:38撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:38
近づいてきました
赤岳展望荘
2011年09月19日 10:39撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:39
赤岳展望荘
横岳
2011年09月19日 10:39撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 10:39
横岳
いよいよ急になってきます。
桟道を進むと左手には・・・
2011年09月19日 11:14撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 11:14
いよいよ急になってきます。
桟道を進むと左手には・・・
第1難関。鎖と梯子があります。
斜度は45度を超えてるのでは?
2011年09月19日 11:15撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:15
第1難関。鎖と梯子があります。
斜度は45度を超えてるのでは?
第1難関を上から見下ろす
2011年09月19日 13:59撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 13:59
第1難関を上から見下ろす
すぐに第2難関。
30mルンゼ状の鎖下部。
2011年09月19日 11:23撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:23
すぐに第2難関。
30mルンゼ状の鎖下部。
第2難関、30mルンゼ状の鎖上部。
2011年09月19日 11:25撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:25
第2難関、30mルンゼ状の鎖上部。
第2難関をクリアすると目の前に山頂。
いよいよ間近。
しかしここから標高差で200mはある。
2011年09月19日 11:30撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 11:30
第2難関をクリアすると目の前に山頂。
いよいよ間近。
しかしここから標高差で200mはある。
展望荘と同じ高さまで来た。
この辺で展望荘へのトラバースルートと分岐あり。
山頂へ向かう!
2011年09月19日 11:31撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:31
展望荘と同じ高さまで来た。
この辺で展望荘へのトラバースルートと分岐あり。
山頂へ向かう!
その前に富士山を見つつひと休み。
2011年09月19日 11:32撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
3
9/19 11:32
その前に富士山を見つつひと休み。
さて行きますか。
鎖!
2011年09月19日 11:40撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:40
さて行きますか。
鎖!
梯子!
2011年09月19日 11:42撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:42
梯子!
鎖!
2011年09月19日 11:45撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:45
鎖!
ひと休み・・・
2011年09月19日 11:50撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:50
ひと休み・・・
鎖!
2011年09月19日 11:56撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 11:56
鎖!
鎖!
2011年09月19日 11:58撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 11:58
鎖!
ひと休み・・・
2011年09月19日 12:03撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:03
ひと休み・・・
頂上小屋は・・・あと少し
2011年09月19日 12:04撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:04
頂上小屋は・・・あと少し
鎖!
2011年09月19日 12:10撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:10
鎖!
おお!
左奥から、蓼科山、北横岳
一つ手前に、天狗岳
真ん中の平たいのが、硫黄岳
右側に、横岳
2011年09月19日 12:20撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:20
おお!
左奥から、蓼科山、北横岳
一つ手前に、天狗岳
真ん中の平たいのが、硫黄岳
右側に、横岳
頂上小屋
2011年09月19日 12:22撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:22
頂上小屋
阿弥陀岳
2011年09月19日 12:25撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 12:25
阿弥陀岳
山頂に着いた
2011年09月19日 12:26撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:26
山頂に着いた
権現岳と三つ頭。
後ろに編笠山。
2011年09月19日 12:34撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 12:34
権現岳と三つ頭。
後ろに編笠山。
左の尾根が県界尾根。
右の尾根は真教寺尾根。
2011年09月19日 12:34撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 12:34
左の尾根が県界尾根。
右の尾根は真教寺尾根。
雲がのどかに漂う。
この15分後には山頂はガスに埋没。
2011年09月19日 12:35撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:35
雲がのどかに漂う。
この15分後には山頂はガスに埋没。
山頂からも富士山
2011年09月19日 12:43撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:43
山頂からも富士山
山頂の標識。そしてガスで真っ白。
2011年09月19日 12:39撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:39
山頂の標識。そしてガスで真っ白。
県界尾根への降り口。
2011年09月19日 12:54撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 12:54
県界尾根への降り口。
赤岳展望荘から山頂。
2011年09月19日 13:26撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 13:26
赤岳展望荘から山頂。
下山途中、大天狗の少し下から
2011年09月19日 14:46撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
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9/19 14:46
下山途中、大天狗の少し下から
あの岩肌は瑞垣山。
2011年09月19日 14:47撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 14:47
あの岩肌は瑞垣山。
実がなっている
2011年09月19日 15:53撮影 by  COOLPIX S620, NIKON
9/19 15:53
実がなっている
撮影機器:

感想

 一昨日、西城州の御堂山に行きましたが、天気に恵まれず、暑苦しく、汗が止まらず、藪にもがき、展望も無く、蛭に吸われる、という感じでした。それなりに面白かったのですが、昨日の青空を家から見上げたり、ヤマレコのレポートを眺めたりしていると、やはり天気の良い日に眺望の良い山へ行きたい・・・と思い、三連休の最後、午前中だけは晴れの予報が出ている八ヶ岳へ行くことに。
 久し振りの単独なので、多少標高差があり岩場の厳しいコースに思う存分チャレンジしてみたい、ということで県界尾根コース往復を選択。なぜ真教寺尾根との周回コースにしなかったかと言えば・・・真教寺尾根はちょっと手強そうだったので・・・逃げました(笑)。ちなみに赤岳は初めて。

 さて車道終点に車を停め、スタートします。車は他に3台。(うち1台はバス転回所に止めちゃってますが大丈夫でしたでしょうか?)
 最初は緩やかな道を進んでいきます。それにしても空が青いです。天気予報では昨日程の晴天では無い筈ですが、八ヶ岳周辺には雲一つありません。さわやかな風が吹き、ヒルもいない(と思う)。素晴らしい!来て良かった!
 やがて右に折れて登山道に入ると樹林帯の急登となります。1時間程登ると小天狗に到着します。小天狗から少し行ったところに見晴らしの良いところがあります。そこから赤岳がドーンと見えます。・・・遠いなぁ。こちら側が絶壁に見えるんだけどもどうやって登るんだろう?
 振り返ると富士山がきれいに見えます。横手には真教寺尾根と権現岳が見えます。

 小天狗から大天狗は尾根を緩く上がっていきます。大天狗には展望はありません。そしてヘリポート跡らしき広場を過ぎダケカンバの林が出てくると、岩に突き当たって右へトラバースする鎖と桟道が見えます。

 ここからが核心部です。ヤマレコ先達のレポート通りです。右にトラバースしていくと目の前には絶壁と鎖が見えます。あー、これ(鎖)であれ(絶壁)を登るんですね・・・。絶壁は45度位らしいのですが、60度以上に見えます・・・が仕方無いので登ります。岩面はギザギザしており手足の引っかかりは悪くないですが、多少脆いようなので崩れないか注意した方が良さそうです。
 第一難関を突破すると直に第二難関となる鎖が現れます。ルンゼ状を30m程登っていきます。第一難関に比べると斜度も高度感も少ないですが長いので疲れました。
 第二難関を越えると、赤岳展望荘方面への分岐に到達します。これを山頂方面へ行くとすぐに鎖場にぶつかります。といいますかこの分岐から山頂までの標高差200mをずーっと鎖と梯子で登っていきます。あまりの多さに数えるのを止めました。この200mを第三難関とします。
 三つの難関を突破すると目の前には赤岳頂上小屋が現れ、山頂に到着となります。

 何とか赤岳山頂に到着しました。天気も保ってくれたようで、しばし山頂からの展望を楽しみます。しかし次第にガスが出始め30分もすると周囲は真っ白となりました。ギリギリセーフでしたね。
 



 頂上小屋でペットボトルのお茶(400円)を買ったついでに、県界尾根コースをそのまま降りていくのと、展望荘まで降りてトラバースするの、どちらが楽か小屋のバイトに聞いてみたところ、そのまま降りた方が楽との事。展望荘へ向かいます。聞いた意味ナシ(笑)。いやあ、やっぱりあの長い第三難関を降りていくのは気が重いしなぁ、多少違うコースを通った方が気が紛れるかと思って。
 頂上から展望荘へはガレた尾根を下っていきます。県界尾根に比べれば緩やかと思います。時間は掛かりますが精神的・体力的に楽です。
 展望荘でペットボトルのお茶(500円)を購入。ひと休みして下山します。トラバース道は結構上下していてそれなりに疲れますが、直に分岐点へと到着します。
 そこからすぐに第二難関のルンゼを下降し、第一難関手前で小休止します。
 第一難関は上から見下ろすと更に斜度がきつく見えます。梯子を下り、鎖に取り付きます。結構腕力に頼って降りたのか、終盤腕が疲れました。

 第一難関を降りるとあとは難しいところは無いので、適当に休みを取りつつ降りて行きました。最後川を渡るところで顔を洗って汗を流してさっぱりします。水が冷たくて気持ちいい。

 このコースを初心者を連れて行くのは難しいと思います。鎖場を鎖に頼りすぎず、三点支持を正しく理解して、多少の高度感にパニックにならないよう、どこかで少し練習した方が良いように思います。鎖・梯子の量が多いので、力任せだと後半の下りが厳しくなりそうです。

 この日は三連休の最後の日。中央道も上信越道も混んでいたので、結局内山峠を通って254などを使い、埼玉まで4.5h掛けて全部下道で帰りました。

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