ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1352332
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

十二ヶ岳・王岳(74/梨100):やはり手強かった岩場の連続、半袖隊長、笠雲だった今日の富士山

2018年01月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:03
距離
12.5km
登り
1,400m
下り
1,312m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:41
合計
7:01
9:40
97
11:17
11:25
2
11:27
11:27
73
12:40
12:40
20
13:00
13:23
30
13:53
13:53
18
14:11
14:12
31
14:43
14:43
16
14:59
14:59
32
15:31
15:40
35
16:15
16:15
21
16:41
根場入口バス停
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
合計距離: 12.49km /最高点の標高: 1698m /最低点の標高: 837m
累積標高(上り): 1185m /累積標高(下り): 1099m
★EK度数:29.835=12.49+(1185÷100)+(1099÷100÷2)
 →→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  
Thanks to murrenさんm(__)m⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅05560607新宿駅06220705高尾駅07060742大月駅07510843河口湖駅0910bus09:31長浜バスBS
【復路】根場入口BS1642bus1715河口湖駅17481844大月駅18561940高尾駅19542036明大前駅20362039下北沢駅2041地元駅
【参考】バス料金yen:河口湖駅→長浜BS=370円(IC不可)、根場入口BS→河口湖駅=630円(IC不可)
コース状況/
危険箇所等
★コース状況
【全般shoefoot
  ●全長約12.5kと歩行距離はさほどではなく、EK度数も「29=普通」と数値的には大したことはない。
  ●しかし十二ヶ岳山頂前後の厳しい岩場があるため、数値以上のボリュームあり。
  ●十二ヶ岳山頂付近を除けば比較的なだらかな山容で高低差は緩やか。
  ●最初のピーク毛無山から王岳まで富士山ビューポイントが続く。
  ●王岳からの下り前半は、ジグを切りながらも傾斜が急にて、石ころや木片、木の根っこに足を乗せての転倒に注意。

【個別shoefoot】  
  ●長浜BS〜毛無山
  バス停から住宅地を抜けて登山口へ。東光寺が目印。簡易舗装の林道が途切れて登山口標示点から九十九折りとなり、登山口から数えて12回目の切り返しで毛無山登山口バス停からの脇道と合流。さらに落ち葉の堆積した冬枯れの明るい道を行けば毛無山登山口バス停からの本線と合流。その後は標高を上げるに連れて姿が大きくなる富士山に歓声を上げながら毛無山山頂へ。
  ●毛無山〜十二ヶ岳
  一ヶ岳から始まって、ロープが設置された岩場の厳しい登降が繰り返し続く。最大の難所は十一ヶ岳と十二ヶ岳をつなぐ吊り橋とその前後の長く急な岩場。苦労して登った割には山頂は狭く眺望も限定的(富士山はよく見える)。
  ●十二ヶ岳〜金山
  下山開始後まもなく長く急な鎖場がある。直後の岩場の登り返しをこなせば、金山まで緩やかな雑木林の道となる。
  ●金山〜鬼ヶ岳〜鍵掛峠〜鍵掛〜王岳
  主として尾根筋の左(南)側を縦走する。鬼ヶ岳手前から雪が道に貼り付いている箇所があるがスパイク等は不要。鬼ヶ岳〜鍵掛峠の間に巨岩を左に巻くロープ設置箇所が最大の難所。それ以外はさほど困難な道はない。
  ●王岳〜根場入口BS
  前半はクマザサの生い茂る急傾斜で何度も何度もジグを切る。後半は多少は傾斜が緩むがジグを切りながら下ることには変わりなし。最後は林道に飛び出ていやしの里まで荒れ気味の道が続く。
  
★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★積雪状況snow:鬼ヶ岳〜鍵掛峠〜王岳でごく浅い残雪があるも凍結しておらスパイク等は不要
★霜柱状況:日陰に所々あったが影響なし
★泥濘状況shoe:なし
★蜘蛛の巣 :なし
★虫sixfour:なし

☆半袖 タイム:長浜〜毛無山〜十二ヶ岳の途中まで。
     その後は北風が冷たくて半袖なんて無理、無理
★半袖 出会い指数:なし
☆半袖 驚かれ指数:3人
★入山者run:十二ヶ岳ではそこそこ、通してみれば静かな閑な山道。
 ⇒毛無山:2組7人
 ⇒十二ヶ岳:追加で2組7人+男性ソロ2人(すれ違い)
 ⇒金山:男性ハイカー1人
 ⇒鬼ヶ岳〜王岳〜根場入口BS:ゼロ(遭遇せず)
その他周辺情報 ★食料調達処riceball24hours:セブンイレブン河口湖駅前店(河口湖駅から徒歩1分)
★登山ポストpostoffice:なし
★トイレtoilet:根場いやしの里
★駐車場parking:対象外
★携帯 :ほぼ圏内
★温泉spa:寄らず(河口湖に「開運の湯」あり)
★飲食店restaurant:寄らず
★酒類調達処:セブンイレブン河口湖駅前店(河口湖駅から徒歩1分)
★前泊施設hotel:自宅日帰り
朝9時、河口湖駅舎越しに[[fuji]]
この後笠雲が掛かり今日はこれが秀逸。
5
朝9時、河口湖駅舎越しに[[fuji]]
この後笠雲が掛かり今日はこれが秀逸。
バス車中から毛無山(右)と十二ヶ岳。
本日前半の行程だ。
手前は河口湖。
2
バス車中から毛無山(右)と十二ヶ岳。
本日前半の行程だ。
手前は河口湖。
バス代をケチって長浜BSにて下車。
既に9時40分、湖畔周遊バス始発は遅くて使い勝手悪し。
1
バス代をケチって長浜BSにて下車。
既に9時40分、湖畔周遊バス始発は遅くて使い勝手悪し。
お〜、川が凍結しているぞ!
正面に最初に目指す毛無山。
3
お〜、川が凍結しているぞ!
正面に最初に目指す毛無山。
バス停からは東光寺を目指すとよい。
脇の簡易舗装路をそのまま進めば…
1
バス停からは東光寺を目指すとよい。
脇の簡易舗装路をそのまま進めば…
簡易舗装路が途切れて山道に。
ここを1回目としてジグを12回切れば…
簡易舗装路が途切れて山道に。
ここを1回目としてジグを12回切れば…
毛無山登山口BSからの側道と合流。
1
毛無山登山口BSからの側道と合流。
標高を上げ振り返ると河口湖。
背後は三ッ峠山(左)と杓子山(右)。
2
標高を上げ振り返ると河口湖。
背後は三ッ峠山(左)と杓子山(右)。
日差しが明るい冬枯れの道。
暑くなってきたのでここで脱皮。
5
日差しが明るい冬枯れの道。
暑くなってきたのでここで脱皮。
次は毛無山登山口BSからの尾根道と合流。
1
次は毛無山登山口BSからの尾根道と合流。
次第に西湖や毛無山(右)も見えてきた。
太陽を求めて福井市からの遠征中の熟女4人組と歓談しながら登る。
5
次第に西湖や毛無山(右)も見えてきた。
太陽を求めて福井市からの遠征中の熟女4人組と歓談しながら登る。
富士山[[fuji]]ド〜ン。
河口湖(左)と西湖(右)の向こうは足和田山。
しかし既に山頂には笠雲が…。
5
富士山[[fuji]]ド〜ン。
河口湖(左)と西湖(右)の向こうは足和田山。
しかし既に山頂には笠雲が…。
毛無山1500mにトウチャコ。
福井からの山ガールも歓声を上げる。
6
毛無山1500mにトウチャコ。
福井からの山ガールも歓声を上げる。
…で山ガールに撮って頂いた。
12
…で山ガールに撮って頂いた。
富士山[[fuji]]と河口湖。
左裾には山中湖と三国山や箱根山。
左奥には杓子・御正体、そして丹沢の山々。
4
富士山[[fuji]]と河口湖。
左裾には山中湖と三国山や箱根山。
左奥には杓子・御正体、そして丹沢の山々。
さぁ、今日の本丸・十二ヶ岳(左)へ参ろうぞ[[punch]]
右奥ピークは3日前に登った節刀ヶ岳だ。
2
さぁ、今日の本丸・十二ヶ岳(左)へ参ろうぞ[[punch]]
右奥ピークは3日前に登った節刀ヶ岳だ。
一ヶ岳はすぐに到着。
さして難しいことはない。
1
一ヶ岳はすぐに到着。
さして難しいことはない。
しかし早速下りはロープ設置箇所。
ズルズル滑ってロープを活用。
1
しかし早速下りはロープ設置箇所。
ズルズル滑ってロープを活用。
二ヶ岳。
背後は毛無山塊だったかな?
二ヶ岳。
背後は毛無山塊だったかな?
三ヶ岳。
背景は御坂主脈だったかな?
三ヶ岳。
背景は御坂主脈だったかな?
四ヶ岳。
背後は十二ヶ岳。
ここまでは多少の岩場はあるが難しくない。
四ヶ岳。
背後は十二ヶ岳。
ここまでは多少の岩場はあるが難しくない。
左手にはド〜ンと富士山[[fuji]]。
眼前には目指す十二ヶ岳。
3
左手にはド〜ンと富士山[[fuji]]。
眼前には目指す十二ヶ岳。
大して行程に厳しさはなさそうに見えるが…。
右奥にチョコンと見えるピークは節刀ヶ岳。
3
大して行程に厳しさはなさそうに見えるが…。
右奥にチョコンと見えるピークは節刀ヶ岳。
ロープ設置個所を降って…
ロープ設置個所を降って…
五ヶ岳。
背景は富士山[[fuji]]。
五ヶ岳。
背景は富士山[[fuji]]。
六ヶ岳。
背景は御坂主脈。
チョコンと見えるは節刀ヶ岳。
六ヶ岳。
背景は御坂主脈。
チョコンと見えるは節刀ヶ岳。
七ヶ岳。
背景は御坂主脈。
大石峠付近だろうか?
七ヶ岳。
背景は御坂主脈。
大石峠付近だろうか?
この付近で風の冷たさに耐えきれず…
1
この付近で風の冷たさに耐えきれず…
八ヶ岳。
左の樹木陰に十二ヶ岳。
右奥は節刀ヶ岳。
八ヶ岳。
左の樹木陰に十二ヶ岳。
右奥は節刀ヶ岳。
足場が悪いトラバース。
足場が悪いトラバース。
九ヶ岳の道標は見落とし。
十ヶ岳は裾野を巻く。
九ヶ岳の道標は見落とし。
十ヶ岳は裾野を巻く。
そして長いロープ場を這い上がれば…
(但し登りなのでロープを使う必要なし)
そして長いロープ場を這い上がれば…
(但し登りなのでロープを使う必要なし)
十一ヶ岳。
いよいよ眼前に十二ヶ岳。
1
十一ヶ岳。
いよいよ眼前に十二ヶ岳。
平和な道を辿っていると…
1
平和な道を辿っていると…
お〜:idea:ここが噂の激下りか:-o
1
お〜:idea:ここが噂の激下りか:-o
下りながら股間から[[camera]]
3
下りながら股間から[[camera]]
あれ?終わったと思ったら第二弾[[dash]]
あれ?終わったと思ったら第二弾[[dash]]
いや、いや、長かったな[[sweat]]
2
いや、いや、長かったな[[sweat]]
これが噂の吊り橋か:-x
4
これが噂の吊り橋か:-x
揺れるんです:oops:
カメラを落とさないように慎重に[[camera]]
7
揺れるんです:oops:
カメラを落とさないように慎重に[[camera]]
橋を渡り終えたところで男性ソロとすれ違い。
ユラユラ揺れながら渡って行った。
2
橋を渡り終えたところで男性ソロとすれ違い。
ユラユラ揺れながら渡って行った。
そしてロープ場を登って行ったら、なんと下ってくるハイカーが。
あんなところですれ違うとは…登り優先だろ!
2
そしてロープ場を登って行ったら、なんと下ってくるハイカーが。
あんなところですれ違うとは…登り優先だろ!
一方、拙者には最後の岩場の急登。
オッカナイのでそそくさと。
2
一方、拙者には最後の岩場の急登。
オッカナイのでそそくさと。
でも背後はやたらと眺め良し。
黒岳(中)、釈迦ヶ岳(左)、三ッ峠山(右)。
奥には奥秩父・小金沢連嶺・丹沢など…ゴージャス:-P
4
でも背後はやたらと眺め良し。
黒岳(中)、釈迦ヶ岳(左)、三ッ峠山(右)。
奥には奥秩父・小金沢連嶺・丹沢など…ゴージャス:-P
岩場を終え、西湖湖畔の桑留尾(くわるび)への分岐点を過ぎれば…
岩場を終え、西湖湖畔の桑留尾(くわるび)への分岐点を過ぎれば…
十二ヶ岳1689mにトウチャコ。
いやぁ、手強い岩場の登降だったな:-o
6
十二ヶ岳1689mにトウチャコ。
いやぁ、手強い岩場の登降だったな:-o
[[fuji]]を見渡す南面のみ開ける。
2
[[fuji]]を見渡す南面のみ開ける。
ここで今日の食料[[riceball]]
山頂滞在は23分。
2
ここで今日の食料[[riceball]]
山頂滞在は23分。
では御坂主脈へ向け出発。
左は鬼ヶ岳。
1
では御坂主脈へ向け出発。
左は鬼ヶ岳。
右手には御坂主脈の向こうに釈迦ヶ岳。
最奥には大菩薩の山並み。
2
右手には御坂主脈の向こうに釈迦ヶ岳。
最奥には大菩薩の山並み。
最後の長いロープの下りを終えて上を見上げる。
最後の長いロープの下りを終えて上を見上げる。
続いて岩場のトラバース。
1
続いて岩場のトラバース。
最後に鉄バシゴ。
揺れて不安定だったな、この梯子。
1
最後に鉄バシゴ。
揺れて不安定だったな、この梯子。
少し離れたところから十二ヶ岳。
画面中央下に岩場を下る山ガール。
2
少し離れたところから十二ヶ岳。
画面中央下に岩場を下る山ガール。
この後は平和な道。
道は真ん中の金山へ続く。
節刀ヶ岳(右)、鬼ヶ岳(左)。
1
この後は平和な道。
道は真ん中の金山へ続く。
節刀ヶ岳(右)、鬼ヶ岳(左)。
十二ヶ岳(左)が遠くなる。
富士山[[fuji]]には依然として笠雲。
3
十二ヶ岳(左)が遠くなる。
富士山[[fuji]]には依然として笠雲。
枝の間から黒岳(左)と三ッ峠山(右)。
1
枝の間から黒岳(左)と三ッ峠山(右)。
大石ペンション村への道を右に分ける。
大石ペンション村への道を右に分ける。
あと少しで金山へ。
空が青いな。
1
あと少しで金山へ。
空が青いな。
金山1686mでの眺望は限定的。
でもきっちり[[fuji]]だけは見える。
ここから先は3日前に歩いたばかりなので[[camera]]は
3
金山1686mでの眺望は限定的。
でもきっちり[[fuji]]だけは見える。
ここから先は3日前に歩いたばかりなので[[camera]]は
金山から20分で鬼ヶ岳1738m。
鬼の角のような岩が特徴的。
6
金山から20分で鬼ヶ岳1738m。
鬼の角のような岩が特徴的。
富士山[[fuji]]と足和田山、西湖。
4
富士山[[fuji]]と足和田山、西湖。
右端が十二ヶ岳。真ん中手前が金山。
左端が節刀ヶ岳。真ん中奥が黒岳、右奥に三ツ峠山。
2
右端が十二ヶ岳。真ん中手前が金山。
左端が節刀ヶ岳。真ん中奥が黒岳、右奥に三ツ峠山。
南アルプス(左)や八ヶ岳(中)には雲が掛かる。
奥秩父の山並みはきれいに見えている。
2
南アルプス(左)や八ヶ岳(中)には雲が掛かる。
奥秩父の山並みはきれいに見えている。
これから歩く王岳への稜線。
実は時間が足りるかな?と不安感で一杯。
4
これから歩く王岳への稜線。
実は時間が足りるかな?と不安感で一杯。
14:43鍵掛峠。
3日前は14:41着だったので殆ど変わりない。
王岳までCT90分、更に根場まで100分。
行くか?止めるか?
2
14:43鍵掛峠。
3日前は14:41着だったので殆ど変わりない。
王岳までCT90分、更に根場まで100分。
行くか?止めるか?
富士山[[fuji]]を見ながら考える。
エスケープするならここしかない。
1
富士山[[fuji]]を見ながら考える。
エスケープするならここしかない。
結論は…行くぞ、王岳!
鶯宿バス停への道を右に分け…
1
結論は…行くぞ、王岳!
鶯宿バス停への道を右に分け…
鍵掛と思われるピークに到着。
峠から所要15分…CTX75%なのでまずまずだ。
1
鍵掛と思われるピークに到着。
峠から所要15分…CTX75%なのでまずまずだ。
あれ?クマさん?がぶら下がっていた。
山頂標示代わりか?単なる落し物か?
1
あれ?クマさん?がぶら下がっていた。
山頂標示代わりか?単なる落し物か?
焦る気持ちで王岳を目指す。
焦る気持ちで王岳を目指す。
富士山[[fuji]]と足和田山の位置関係が変わって来た。
画面中央下の根場集落まで下るのだから…遠いな。
富士山[[fuji]]と足和田山の位置関係が変わって来た。
画面中央下の根場集落まで下るのだから…遠いな。
ロープを握り締めながらトラバース。
1
ロープを握り締めながらトラバース。
クマザサに囲まれた道に雪が貼りつく。
クマザサに囲まれた道に雪が貼りつく。
王岳1523.3m。
山梨百名山74座目。
5
王岳1523.3m。
山梨百名山74座目。
鍵掛峠から47分…意外に早かったな。
こんなことする余裕も。
9
鍵掛峠から47分…意外に早かったな。
こんなことする余裕も。
王岳も富士山展望台。
左端のピークは十二ヶ岳かな?
2
王岳も富士山展望台。
左端のピークは十二ヶ岳かな?
さあ、眼下の根場集落に向けて下りましょう。
さあ、眼下の根場集落に向けて下りましょう。
山頂の僅かに西に分岐点。
真っ直ぐ進めば三方分山。
いずれ行かねばなりません。
1
山頂の僅かに西に分岐点。
真っ直ぐ進めば三方分山。
いずれ行かねばなりません。
最初はクマザサの道。
富士山[[fuji]]を見ながらだが、見た目以上の急坂だ。
最初はクマザサの道。
富士山[[fuji]]を見ながらだが、見た目以上の急坂だ。
ジグを切って、切って、切って…切りまくる。
岩屑や木片、根っこに滑って3回こけた。
1
ジグを切って、切って、切って…切りまくる。
岩屑や木片、根っこに滑って3回こけた。
夕日に照らされる山並み。
奥が節刀ヶ岳で手前が鍵掛かな?
…かなりの当てずっぽう。
夕日に照らされる山並み。
奥が節刀ヶ岳で手前が鍵掛かな?
…かなりの当てずっぽう。
山道を終えて林道へ。
王岳から35分…ヘッ電を使わなくとも済みそうだ。
山道を終えて林道へ。
王岳から35分…ヘッ電を使わなくとも済みそうだ。
根場いやしの里付近から。
笠雲が掛かりっ放しだったな、今日は。
5合目から下るクルマのヘッドライトが見えている。
9
根場いやしの里付近から。
笠雲が掛かりっ放しだったな、今日は。
5合目から下るクルマのヘッドライトが見えている。
16時42分根場入口バス停。
山頂から65分…43分発のバスに滑り込みセーフ。
2
16時42分根場入口バス停。
山頂から65分…43分発のバスに滑り込みセーフ。
最後に歩いた鬼ヶ岳から王岳への稜線。
でもどれがどれだか分からんな。
1
最後に歩いた鬼ヶ岳から王岳への稜線。
でもどれがどれだか分からんな。
17時48分の電車に揺られウトウト。
結果良しだったが、王岳を回ったのは判断ミスかも。
お疲れさんどした<m(__)m>
8
17時48分の電車に揺られウトウト。
結果良しだったが、王岳を回ったのは判断ミスかも。
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

3日前(1月3日)に御坂主脈の黒岳〜鍵掛峠の間を歩いたばかり。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1349495.html
今日の天気も同じように富士山展望日になりそうなので、鍵掛峠から更に西に歩を進める目的で、十二ヶ岳をセットにして縦走して来た。

十二ヶ岳には2010年6月に「根場⇒雪頭⇒鬼⇒節刀⇒十二⇒桑留尾」の順で周回したことがある。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-369505.html
このコースでは十二ヶ岳の山頂には登るが、岩場(一ヶ岳〜十二ヶ岳)縦走を端折ることになるので、なんとなく「片手落ち」感がある。
そこで今回は長浜バス停から出発し、毛無山を経て、岩場を縦走を堪能することにした。

毛無山へは明るい冬枯れの道。南斜面なので風が吹かなければ暑いくらいだ。
途中で山ガール4人組(拙者と同世代?)と話す機会があったが、聞けば福井市から晴れ間を求めて二泊三日の山旅に来たそうだ。
冬場の福井は「曇天でジメジメして・・・」いるので、わざわざ富士五湖まで遠征してきた由。
「でも湿気があるから、私みたいに肌がきれいなの・・・誰も言わないから自分で言う」とも。
なんだ、大阪のオバハンか・・・と勘違いするところだった。
毛無山の山頂でお互いに証拠写真を撮り合って、拙者は先を急いだ。
7日にお戻りとのことだったが、無事に帰郷されただろうか。

さて毛無山から先が本日のハイライト。
いや、いや、岩場にさほど慣れておらず、高所恐怖症的な拙者にとっては、十分に満腹感を感じた縦走だった。
途中で北から吹いて来る風が冷たくて半袖では無理と判断して、早々に長袖を着用。
「十一ヶ岳から下って、吊り橋を渡って、十二ヶ岳への登り返し」は久々に緊張する道だった。
橋を渡り終えたところで、十二ヶ岳から下ってきた男性ソロとすれ違い。
橋を渡る後姿をみているだけでこちらも緊張した。
オマケに彼が岩場を登っているのに上から3人組パーティーが下って来るではないか!?
あそこですれ違えるのか?心配になって「登って来る人がいるから、下るのは止めましょう!!」とデカい声で叫んでいた。
結局、上手い具合にすれ違ったが、確かにあの岩場は上から覗き込んでも途中までしか見えず、下から誰かが上がって来ているのが分からないことは大いに有り得ること。
とにかく事故が起きなくてよかった、よかった。

十二ヶ岳を出発したのが既に13時半近く。
う〜ん、このペースでは王岳まで行くのは無理なのではないか?と心配になって来た。
山高地図のCT通りで進めば「ヘッ電点灯は確実、終バス乗り損ね」との悪夢の光景が目に浮かぶ。
3日前に下山地点とした鍵掛峠に着いたのが14時43分・・・なんだ!3日前とほとんど同じではないか!
これは誤算だった・・・たった12キロ強しか歩かないのだから、1時間は早いかと思い込んでいた。
でも(当たり前ではあるが)十二ヶ岳の岩場歩きで時間を喰ってしまったんだなぁ・・・王岳まで行くか?止めるか?
頭の中がグルグルグルコサミン・・・状態となったが、せっかここまで来たのだからとの悪い判断基準で王岳に行くことにした。
結果としては、山高地図CTより速いペースで歩き終え、無事に根場入口バス停に到着。
それもバス発車1分前とのタイミングの良さ(^^)v

終わり良ければ・・・で終了したものの、歩き始めがどうしても遅くなる今回のような電車バス・アクセスでは、特に日が短い晩秋〜初冬にかけては、無理な強行突破は慎まなければと改めて感じた次第である。

御坂主脈縦走路もなんとか王岳までやって来た。
残る「精進湖~三方分山〜王岳」間を歩けば、一区切りつく。
また山梨百名山も75座となり、四分の三を達成する。
100全部との高望みはしないが、80座を越えたところで「オッケー」とするか。

★十二ヶ岳(じゅうにがたけ)…2度目/山梨百名山
★王岳(おうだけ)…74座目/山梨百名山

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1156人

コメント

毛無山から鍵掛峠までが分かりました
yamabeeryuさん、こんにちは。

自分も歩いたことのあるコースは、「うんうん、そうそう」と記憶をたどれるのでより楽しくレコを拝読できます。
yamabeeryuさんのレコで2回連続で知っているコースが出てきたのははじめてかも知れませんね
ずっと富士山が眺められ、鬼ヶ岳では岩に登ると360度の眺望に感激したのを思い出しました。

御坂山地、行きたい!行きたい!
yamabeeryuさんのレコに触発され、行きたい病が発症致しました
2018/1/9 9:01
なるほど
河口湖からのバスだと、出立がかなり遅くなるんですね〜
毛無山・十二ヶ岳
僕も の絶景にハマってから山歩き始めたんですよね
でも一気に西湖畔まで到達されましたね
僕もそのうち行かないといけませんねー
2018/1/9 11:03
makoto1959さん
今回のルート上で最も眺望に優れるのは鬼ヶ岳ですね。
毛無山や十二ヶ岳、金山、王岳からでも富士山を見ることは出来ますが、360度の展望があるのは鬼ヶ岳だけですね。
そう言えば・・・嫁様なら、あの鬼の角のような岩のてっぺんに上がって、片足立ちが出来るのではないでしょうか

西高東低の気圧配置で晴天かつ気温は多少低くても無風の日。
御坂山地はそんな日に歩いてみたいものです。
・・・あっ なにも御坂には限りませんね

  隊長
2018/1/9 12:43
cyberdocさん
河口湖駅を起点として、河口湖・西湖・精進湖・本栖湖を周遊するバスが出ていますが、いずれも始発は9時以降なのです。
登山バスではなく観光バスの位置付けなんですね。

但し、周遊バスではなく路線バス(河口湖駅⇒甲府駅行き、あるいは芦川農産物直売所行き)は8時前後に発車する便があるので、行き先(登山口)によってはもう少し早く歩き始めることが出来ます。

毛無/天子山塊まで辿りつくのは相当の脚力を要しますので、せめてその手前の精進湖・本栖湖周辺までは辿りつきたいものです。

なお2日間有効の共通フリークーポン(河口湖・西湖=1300円、精進湖・本栖湖=1500円)があるので、行き先によっては1日使うだけでもお得になることがあるそうです(情報源:tsuiさんレコ)。

  隊長
2018/1/9 12:58
アスレチックコース!
半袖隊長殿、おこんばんは〜🎵

日本晴れに富士山。すんばらしいお正月ハイクですねぇ (^.^)
でも「毛無山」っていう山名は、ザビエルな私へのセクハラに該当します (;^_^A

さて、一ヶ岳から十二ヶ岳、金山までのルートは惹かれますねぇ!
しかもピークに登れば富士山がどーん!
なんて贅沢なアスレチックでしょう!
そして鬼ヶ岳からの360°の大パノラマ!
ん〜マンダム❤

お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
2018/1/9 17:18
kazu5000さん
皆様のレコを拝見したら、翌日は全く富士山に雲が掛らぬ素晴らしい眺望が終日続いたそうで・・・。
でも当日はなぜか午前中から笠雲が貼りついたまま動きませんでした
でも合格点ですね、これだけ見えりゃ

今回は「毛無山(河口湖畔)」から「毛無山(天子山塊)」を見る・・・とのダブル毛無作戦でした。
福井からの山ガール軍団は、毛無、毛無と言われて、位置関係がよく分からず混乱したと言っていました。
いえいえ、決して貶しているわけではありませんので念のため。
でもこれだけ言うと、セクハラを通り越してパワハラでしょうか<(_ _)>

十二ヶ岳はきっと奥さまがお好みの山域に違いないと思います。
岩場を闊歩される奥さまにkazuさんが必死になって着いて行く・・・こんな構図でしょうか

  隊長
2018/1/9 18:11
十二ヶ岳、行ってみたい
yamabeeryuさん、こんばんは。

十二ヶ岳、行こうと計画をたててはや数年たってしまいました。
写真でみると、楽しそうなルートに、素晴らしい展望。
雪が降ってしまうとやばそうなので、
行く時期を選びそうですが、
今年中には行ってみたいと思います。

電車で行くか、車でいくか、迷います。
2018/1/9 22:02
sat4さん
行こう、行こうと思いながらも早や数年・・・。
そんな山(山域)、たくさんありますよね。
行けば行ったで、山頂から見た他の山や尾根が気になって、また行きたい先が増えてしまう悪循環・・・いや逆に好循環なのでしょうね

確かに雪が貼りつくと険しさ倍増、三倍増でしょう。
拙者も御坂に本格的な雪が積もる前に・・・と考え、せっせと通っております。

河口湖駅を7時23分に出る路線バスが長浜・文化洞トンネル・漁眠荘前(根場入口)などを通過します。
もしこの一番バスに乗れるなら、sat4さんの脚力をもってすれば、王岳のもっと先の三方分山から精進湖に下れるのではないでしょうか?
拙者はそのバスには乗れないのです

  隊長
2018/1/10 8:56
八ヶ岳の1.5倍?
 yamabeeryuさん、さっそく行きましたね。
 ここ十二ヶ岳は、一般登路ながら結構歯応えありますよね〜
 小生がかつて行った時も季節は今時分だったと思いますが、八ヶ岳〜十二ヶ岳間は雪snowがついてて結構難儀 した覚えがあります。
 お疲れ様でした。
PS さて、この尾根歩き、王岳の先は精進湖までとのことですが、どうせならぐっと鎌首もたげる御坂最高峰毛無山までつなげちゃっては? 
2018/1/10 0:11
odaxさん
今では九ヶ岳の道標を見ることもなく、十は付け根に道標が置いてあるだけで、いずれも裾を巻く道になっていますが、八〜十二にかけては相応の難路ですね。
あそこに雪が貼りつくと、傾いたトラバースや垂直に見えてしまう岩場の登降は、「注意一秒・ケガ一生」との往年のキャッチフレーズが現実感を持ちます。
もちろん、「拙者は降雪する前にrun!」でして、雪が降ったら指を咥えているしかありません

三方分山(精進湖)の先には、竜ヶ岳・毛無山・長者ヶ岳と続きますが、職場ワンゲル部行事で山頂のみ摘み食い(ピークハント)しているんです。
【過去レコ】は作成しているので、途切れ途切れに赤線がポツポツと残っております。
いずれ回収せねばとは思いますが、電車バスでは遠くてねぇ・・・

  隊長
2018/1/10 8:58
アルプスの前に歩きたいところ。
半袖隊長、こんにちは。
御坂山塊を精力的に歩かれていますねえ。そして、鎖場の大変さ、行ったことがない私も大変そうに思いました。
でも、いい訓練になると思えば、夏に大きな山に登る前にいくのもよいかなあと思っています。
それにしても、いろいろな場面で鎖場のルールについては啓蒙が必要だなあと感じでいます。
aideieiでした。
2018/1/10 19:26
aideieiさん
アルプスや八ヶ岳など3000m級には鎖が設置された急峻な岩場の難所がありますが、中級クラスの山ではそうそうあるものではありません。
しかしこの十二ヶ岳の岩場は「急&長い」ことでは一級品でした。
最近行った山では、栃木の岩山や古賀志山、福島の二ツ箭山、群馬の天丸山などを思い起こしましたが連続性や高低差などを比べれば一級品どころか特級品でした。
確かにアルプス縦走の前に、岩の感覚を呼び起こすには好さそうです。

上から下すべてを見通すことが出来ない(ので登って来ることに気付かずに下り始めてしまった)ほど長い鎖場だった・・・と言うことでしょう。

  隊長
2018/1/10 19:45
遅コメにて失礼します・・なんか聞いたことがあるようなm(__)m
隊長

十二ヶ岳一度行きましたが、改めて隊長の写真を見ると怖いですねぇ shock
高所恐怖症の私がよく行けたなぁと思い、読ませていただきました。
十二ヶ岳から十二ヶ岳登山口に下りてしまったので、鬼ヶ岳、王岳方面にも行きたいです。
その前に毛無山と黒岳を繋げる方が先かな

hamburg
2018/1/10 19:36
hamburg渋描き隊長
拙者、覚えていましたよ・・・
確か、八王子の山の会のメンバーと数年前に行かれましたね。
そのレコ写真の吊り橋がとても印象に残ったので、今回も「これか!」と思いました。

十二ヶ岳から鬼ヶ岳・王岳は毛無山塊の中でも険しい道筋です(と、ガイド本に書いてあります)。
黒岳と毛無山は尾根筋が異なるので一度に歩くのは大変です。
拙者のように金山を交差点にして、二度に分ける方が安心ですよ

  隊長
2018/1/10 19:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 伊豆・愛鷹 [日帰り]
精進湖から王岳〜鬼ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら