雲仙霧氷登山

2018年01月06日(土) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 7.5km
• 登り: 783m
• 下り: 761m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 0:51
• 合計: 5:49

距離 7.5km 登り 783m 下り 773m

8:26 池ノ原園地
9:56 妙見岳
10:38 10:39 鬼人谷口
11:28 11:39 立岩の峰
12:09 12:41 雲仙岳
12:59 13:05 紅葉茶屋
13:44 13:45 仁田峠
14:15 池ノ原園地

言わずと知れた雲仙岳、有名コースに付き余計な解説は不要と思います。鬼人谷から先の周回コースは、いつの季節もやはり完全装備で望みたい。霧氷の付く度合いはここから立岩の峰、そして霧氷沢までが一番だと聞く。仁田峠から見て霧氷ゼロでもこの箇所には霧氷が付くらしい。今回もここは圧巻でした。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

佐世保より長崎自動車道経由、愛野、小浜から雲仙へ。2時間15分所要。1月5日は仁田峠循環道が閉鎖とのことで池ノ原園地駐車場（上）に車を止める。ここまで無雪でチェーンを付けること無くノーマルタイヤで到着。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし。道案内看板もほぼ完璧。妙見岳、国身岳、普賢岳の下りが少々滑るが他は特に危険無し。アイゼン無しでも歩けたが凍結が予想される日や雪の状況によってはアイゼン必携。

その他周辺情報

元々「温泉岳」から雲仙岳になった由縁。言うまでも無く温泉だらけ。お勧めは小地獄の白濁湯。向かいの青雲荘も良い（660円/大人）。下って海寄りの小浜温泉も良い。

写真

1/6 7:37

昨日山仲間のO氏より雪山への誘いが掛かり急遽雲仙へ。愛野から見える雲仙岳、雪の状況はここからは分からず。

1/6 8:17

池ノ原園地駐車場（一番上）に到着。樹木越しに眺めると山が白い。「これはひょっとして」と期待する。

1/6 8:46

仁田峠まで30分の歩道を上がるがここはまだ無雪。

1/6 8:48

おや少し雪が出てきた。

1/6 9:01

仁田峠駐車場到着、積雪は無し。今日は循環道も開いていたようだ。

1/6 9:02

妙見岳が白い。これは霧氷か？

1/6 9:05

ロープウエイ乗り場の手前より山道へ。

1/6 9:23

なんと白い正体は霧氷、これはラッキー。おしどりの池が眼下に。

1/6 9:26

おしどりの池の向こうには橘湾。

1/6 9:29

見事な霧氷です。この先が楽しみ。

1/6 9:30

山上駅は霧氷に包まれています。

1/6 9:41

仁田峠駐車場を見下ろすと、霧氷の付き具合が鮮明。

1/6 9:41

ロープウエイも稼働始めたよう。

1/6 9:41

山上駅と展望広場。やはり積雪は少なめ。

1/6 9:47

展望台まで上がり普賢岳を遠望する。

1/6 9:52

妙見神社への参道も霧氷のトンネル。

1/6 9:53

厳かです。

1/6 9:53

ベンチには無垢の・・・。

1/6 9:54

キツネらしき足跡も。

1/6 9:53

稜線を国見岳へ。

1/6 9:55

有明海が見えます。霧氷と海のコラボは雲仙ならでは。

1/6 10:05

吹越分岐。

1/6 10:06

樹高が下がり一面霧氷平。

1/6 10:08

これはサワフタギに付いた霧氷。

1/6 10:14

これはヒメヤシャブシ霧氷。

1/6 10:17

これはナナカマド霧氷。

1/6 10:21

国見岳分岐、今日はパス。

1/6 10:22

峠の小道から普賢岳が顔を出す。山頂にはすでに人の影が。

1/6 10:34

国見岳南面。

1/6 10:40

鬼人谷分岐。鳩穴分かれ、風穴方面へ進む。

1/6 10:40

看板が立派。

1/6 10:42

つららが。

1/6 10:55

ツリバナ霧氷。

1/6 11:07

風穴到着。今日は中が暖かそう。

1/6 11:13

鳩穴分かれから急斜面の登り。普賢岳噴火から一時は通行止めで植生も全滅だったが今は急速に回復中。

1/6 11:13

立岩の峰を目指す。

1/6 11:25

調査隊の入り口。一般人は通行止め。

1/6 11:30

上に出てきました。国見から筑後方面の海が見えます。

1/6 11:30

立岩も一面霧氷原。

1/6 11:30

平成新山も白化粧。

1/6 11:31

それにしても霧氷の成長具合が見事。

1/6 11:31

思わず手に採ってしげしげと。

1/6 11:38

その名も「霧氷沢」付近。

1/6 11:47

霧氷の歓迎を受けて。

1/6 11:55

これはムシカリ霧氷。

1/6 11:56

これはヒカゲツツジ霧氷。

1/6 11:57

風向きの変化で全面霧氷。

1/6 11:58

草霧氷。

1/6 12:00

分岐を経て

1/6 12:16

山頂到着。

1/6 12:17

普賢岳と平成新山。

1/6 13:01

ぽかぽか陽気に、昼食を済ませ下山。
紅葉茶屋まで速降。

1/6 13:21

南面のアザミ谷は融雪状態。

1/6 13:45

ロープウエイ駅まで降りてきました。

1/6 9:02

南に面する斜面はすっかり雪解け、霧氷溶け。上が朝、下が下山時。

1/6 14:19

池ノ原駐車場到着。ここはいつ来ても気持ちの良い場所。

1/6 14:57

青雲荘の露天風呂で汗を流して帰宅。

撮影機器：

DMC-GF3 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 雨具 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

MISB

これまで何回か霧氷観察に訪れたが、恥ずかしい話、雲仙で出会えたのは今回が初めて、それだけに感激もひとしお、見渡す限りの霧氷原は絶句。運が良ければ駐車場までノーマルタイヤで来られるのも雲仙の魅力だと思う。くじゅうまで行けば出会う確率も高いと思うが、費用と気合いの入れ方を変えなければならず、気楽に来られる雲仙はやはり魅力的だ。今回は気温が低かったので日が上がってからもかなり長い時間霧氷が付いていた。ぶらりと雪見に来たつもりが思わず一面の霧氷と出会えて感動の一日となった。普通はグリーンロード経由で国見側から向かうが万一の積雪を考え小浜側からアクセスしたのも良かった。

コメント

山海人

霧氷が綺麗ですね。
標高の高いところでは積雪でタイヤチエーンやアイゼンが必要かと思うとこの冬は臆病になったようです。昨日も迷って再度三角岳に行きました。５月には屋久島を計画中で暇な時には少しでも足の強化の為に山へと考えています。
　ＭＩＳＢさんのレポートは興味が湧く視点でアップされていますので楽しみにしています。今年も宜しくお願いします。

MISB

Re: 霧氷が綺麗ですね。
コメントありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

＞タイヤチエーンやアイゼンが必要かと思うと・・・
同感です、従って自分の車で行くことは少なく、装備の整ったメンバーと行くことにしています。（笑）

＞興味が湧く視点でアップ
ありがとうございます、そのお言葉とても励みになります。
正直、自分の為だと撮らないなあ〜と思っても、レポートが脳裏にあるとそこは手間暇掛けて、と言うことになりますから。