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Yamareco

記録ID: 1357841
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

吾妻耶山〜大峰山(ノルンみなかみスキー場コース)

2018年01月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
6.7km
登り
400m
下り
640m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:00
休憩
1:48
合計
4:48
9:16
24
スタート地点
9:40
9:40
27
10:07
10:10
13
10:23
11:33
25
12:08
12:08
33
12:41
13:12
52
14:04
ゴール地点
*吾妻耶山からの直登コースの下りは、途中からコースを外れてゲレンデに下りてしまいましたが、非効率ですので、トレースを盲信せず、下る方角をよく確認することをお勧めします。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
関越道水上インターから5分程で駐車場に到着という、すこぶる良好なアクセスを誇るゲレンデです。
登りはスキーリフトを利用しました。
コース状況/
危険箇所等
全面しっかり積雪があり、スノーシューで快適な雪山ハイクが楽しめます。ドカ雪の1月前半だというのに、意外に雪が締まっており、トレースも残っていて、望外の良コンディションでした。
ゲレンデ内は歩けないので、コース外の樹林帯を歩くことになります。
吾妻耶山は、大峰山との夏道分岐以降が急傾斜になりますが、西側(奥)の尾根(三角点のある1323mピークを経由するコース)を登った方が幾分傾斜が緩いので、こちらを登り下りすることを推奨します。
大峰山は、山頂直下だけ少し急になる以外はなだらかな尾根道ですので、初心者でも安心して登れます。

ノルンみなかみスキー場は、スノーシュー持参の場合、大峰山側の第3リフトの登りのみ乗車可能です。片道チケット(450円)を購入する際に登山届をもらい、記入した用紙を第3リフト係員に交付する必要があります。
下りはリフトが使えないので、第3リフト脇の樹林帯を適当に下りますが、時折林道と交差する地点に段差があり、スノーシューが最も苦手とする場面です。終盤の方でまだスノーブリッジが十分形成されていない小沢を一度横切るのですが、横断場所を間違えると高巻きに苦労しますので、注意が必要です。
個人的には、下山時のゲレンデ脇の下りが最も厄介でした。下りきるまで油断は禁物と思われます。

トイレはゲレンデ下施設で利用できるほか、第3リフト終点からゲレンデの反対側に少し行ったところにも簡易トイレがありました。
携帯電話(au)は全域で通信可能です。
第3リフト終点から北に望む吾妻耶山です。向こう側のリフトに乗れればもっと近いのですが、登山者は大峰山側のリフトしか乗れないので仕方ありません。大峰山とダブルで登るには好都合なのですが。
2018年01月13日 09:08撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 9:08
第3リフト終点から北に望む吾妻耶山です。向こう側のリフトに乗れればもっと近いのですが、登山者は大峰山側のリフトしか乗れないので仕方ありません。大峰山とダブルで登るには好都合なのですが。
ゲレンデから早くも青白い絶景が広がります。
2018年01月13日 09:08撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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ゲレンデから早くも青白い絶景が広がります。
少し進むと、武尊山や日光白根山などもよく見えるようになりました。この後は吾妻耶山の山頂まで展望はしばしお預けです。
2018年01月13日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 9:18
少し進むと、武尊山や日光白根山などもよく見えるようになりました。この後は吾妻耶山の山頂まで展望はしばしお預けです。
トレースを追って樹林帯をゆるゆる進むうちに夏道分岐に出会いました。右に進むと直登コースになりますが、左の中腹コースを進んだ方が無難と思われます。この後はひたすら尾根沿いに登るので、コースは分かりやすいです。
2018年01月13日 09:44撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 9:44
トレースを追って樹林帯をゆるゆる進むうちに夏道分岐に出会いました。右に進むと直登コースになりますが、左の中腹コースを進んだ方が無難と思われます。この後はひたすら尾根沿いに登るので、コースは分かりやすいです。
三角点のある1323mピークには慎ましい山名標識がありました。
2018年01月13日 10:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:09
三角点のある1323mピークには慎ましい山名標識がありました。
三角点は残念ながら展望が良くありません。西側の上信越国境稜線の山々がすっきり見える場所がないのが残念です。
2018年01月13日 10:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:10
三角点は残念ながら展望が良くありません。西側の上信越国境稜線の山々がすっきり見える場所がないのが残念です。
神社のある山頂へと向かいます。もうほとんど登りはないので気楽です。
2018年01月13日 10:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:12
神社のある山頂へと向かいます。もうほとんど登りはないので気楽です。
山頂手前で直登コースと合流します。
2018年01月13日 10:22撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:22
山頂手前で直登コースと合流します。
まずは吾妻耶山の山頂に到着しました。奥に谷川連峰の山名板もしっかり設置されています。
2018年01月13日 10:27撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:27
まずは吾妻耶山の山頂に到着しました。奥に谷川連峰の山名板もしっかり設置されています。
東西にずらりと並ぶ谷川連峰の主稜線がとにかく圧巻です。しっかり西端の平標山まで見えており、最高の展望台の一つといえるでしょう。
2018年01月13日 10:28撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 10:28
東西にずらりと並ぶ谷川連峰の主稜線がとにかく圧巻です。しっかり西端の平標山まで見えており、最高の展望台の一つといえるでしょう。
一枚には収まりきれませんでしたが、谷川岳の東には白毛門〜朝日岳がばっちり見えています。右奥は遥かなる平ヶ岳です。
2018年01月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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一枚には収まりきれませんでしたが、谷川岳の東には白毛門〜朝日岳がばっちり見えています。右奥は遥かなる平ヶ岳です。
西側の眺めはこの位が限界で、何とか苗場山が確認できます。
2018年01月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 10:29
西側の眺めはこの位が限界で、何とか苗場山が確認できます。
馬蹄形縦走路をアップで。左半分の谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳には去年4月に登りました。
2018年01月13日 10:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:32
馬蹄形縦走路をアップで。左半分の谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳には去年4月に登りました。
去年10月に登った平ヶ岳をアップで。この白さはまさに豪雪山岳地帯です。
2018年01月13日 10:34撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
3
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去年10月に登った平ヶ岳をアップで。この白さはまさに豪雪山岳地帯です。
左から平ヶ岳、至仏山〜笠ヶ岳、武尊山が等間隔で並んでおり、こちらも圧巻の眺めです。
2018年01月13日 10:37撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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左から平ヶ岳、至仏山〜笠ヶ岳、武尊山が等間隔で並んでおり、こちらも圧巻の眺めです。
白さが際立つ尾瀬の山々をアップで。至仏山は4年前の5月、笠ヶ岳は去年8月にそれぞれ登りました。
2018年01月13日 10:39撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:39
白さが際立つ尾瀬の山々をアップで。至仏山は4年前の5月、笠ヶ岳は去年8月にそれぞれ登りました。
去年3月に登った武尊山をアップで。他の山に比べるとまだ雪は少なめですが、複雑な尾根の派生具合がとても格好良く見えます。
2018年01月13日 10:40撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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去年3月に登った武尊山をアップで。他の山に比べるとまだ雪は少なめですが、複雑な尾根の派生具合がとても格好良く見えます。
その右肩には日光白根山を始めとする奥日光の山々が望めます。去年3月の日光白根山のラッセル地獄が思い出されます。
2018年01月13日 10:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
2
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その右肩には日光白根山を始めとする奥日光の山々が望めます。去年3月の日光白根山のラッセル地獄が思い出されます。
足尾の盟主・皇海山まで入れてみました。
2018年01月13日 10:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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足尾の盟主・皇海山まで入れてみました。
最広角で写すとこんな感じのパノラマが広がります。
2018年01月13日 10:43撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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最広角で写すとこんな感じのパノラマが広がります。
南東の赤城山までがすっきり望めます。
2018年01月13日 10:45撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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南東の赤城山までがすっきり望めます。
西側の眺めがどこも悪いのがまことに恨めしい限りです。
2018年01月13日 10:51撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 10:51
西側の眺めがどこも悪いのがまことに恨めしい限りです。
直登コースにもトレースがついていたので、そちらを下りに使いましたが、かなりの急斜面で、グリップがやや心許ないスノーシューでは苦労しました。途中から方向を間違えてゲレンデに下ってしまいましたが、山頂からは遮られる南方の展望が開けたのでよしとします。
2018年01月13日 12:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 12:03
直登コースにもトレースがついていたので、そちらを下りに使いましたが、かなりの急斜面で、グリップがやや心許ないスノーシューでは苦労しました。途中から方向を間違えてゲレンデに下ってしまいましたが、山頂からは遮られる南方の展望が開けたのでよしとします。
大峰山へはとても快適な道でしたが、山頂はまことに地味でひっそりとしています。
2018年01月13日 12:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 12:41
大峰山へはとても快適な道でしたが、山頂はまことに地味でひっそりとしています。
吾妻耶山の三角点で見つけたものとお揃いの慎ましい山名板です。
2018年01月13日 12:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 12:41
吾妻耶山の三角点で見つけたものとお揃いの慎ましい山名板です。
少し先に展望台があるのですが、これがまた残念すぎる展望台でした。残念度では恵那山の展望台以上です。
2018年01月13日 12:46撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/13 12:46
少し先に展望台があるのですが、これがまた残念すぎる展望台でした。残念度では恵那山の展望台以上です。
落葉期だというのに、展望台からは全く何も見えません。これでも昔は景色が見えたのでしょうか。
2018年01月13日 12:48撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 12:48
落葉期だというのに、展望台からは全く何も見えません。これでも昔は景色が見えたのでしょうか。
山頂付近で樹枝の合間からぎりぎり日光白根山を捉えることに成功しました。西面の崩れっぷりがはっきり見てとれます。
2018年01月13日 13:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/13 13:14
山頂付近で樹枝の合間からぎりぎり日光白根山を捉えることに成功しました。西面の崩れっぷりがはっきり見てとれます。
第3リフト脇の案内標識は下山時に気づきました。この後のリフト下までの下りが正念場でした。帰りもリフトが利用できれば、もっと易しい冬山ハイクコースになるはずなのですが。
2018年01月13日 13:31撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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第3リフト脇の案内標識は下山時に気づきました。この後のリフト下までの下りが正念場でした。帰りもリフトが利用できれば、もっと易しい冬山ハイクコースになるはずなのですが。

感想

日本海側の豪雪と強烈な寒波は続いている最中、珍しく上信越地方が晴れそうとの嬉しい予報に接しましたので、今季初のスノーシュー試し履きを兼ねて、谷川連峰の展望台と名高い吾妻耶山と、すぐ隣の大峰山にセットで登りました。
大峰山からの展望は皆無でしたが、吾妻耶山の山頂から広がる谷川連峰から赤城山までの大パノラマは本当に素晴らしく、これは晴れた冬こそ必見の大展望台といえるでしょう。
両山とも群馬のお手軽スノーシューハイクコースとして一押しできます。

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