八ヶ岳(赤岳、阿弥陀岳)キャンプ
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- GPS
- 29:20
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
天候 | 晴のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
22日は台風通過の翌日でした。南沢ルートの途中、丸木橋が流されている個所があり、飛び越えました。(翌日補修済み)また、行者小屋までの南沢ルート途中、にわか雨に捕まり、道迷いになりました。普段は、登山客も多く踏み跡もしっかり残っているのでしょうが、登山道らしき道が支流のように水が流れていて、黄色いテープの目印が離れてたりすると丹沢慣れしている私には分かり難かったです。 |
写真
感想
台風一過の晴天狙いという素人考えで
最初北岳に行こうと考えてました。
7時頃、芦安駐車場に着き、タクシーの
運転手さんから広河原までが通行止めで
いけないことを告げられ、急遽八ヶ岳の
赤岳に行くことに変更しました。
赤岳に決めたのは、八ヶ岳最高峰という
だけでなく、中央高速を走っている時に
八ヶ岳がきれいに見え、魅力的だったからです。
偶然、八ヶ岳の山岳地図もガイドも車に
乗っていました。
赤岳に行くには、宿泊地を行者小屋の
キャンプサイトに定め、目指すことにしました。
行者小屋へは、美濃戸口から車でやまのこ村へ
車で行きました。美濃戸口からは、箕舗装路で
普通車では、低速で慎重に行かないと床を
擦りますので車を絶対に傷つけたくないと
思う人には薦められません。
行者小屋には、南沢ルートを進みます。
途中、台風の影響で沢が増水し、丸木橋が
流されてました。(帰りには補修済み)
何とかストックを使って飛び越えて通りましたが、
この時に台風の後に沢近くを通る不気味さが、
沸き上がってきました。
途中、『道迷い注意』の貼紙を見かけた時には、
自分のこととは感じませんでしたが、雨が降り
だして次第に激しさをましてきました。
登山道は、沢の支流のようになり、沢を十数度も
渡るうち(本当は5、6回位)、ルートを
見失いました。激しい雨が視界を奪い(特に
メガネ君の私は曇って見づらい)、踏み跡を
消し、すれ違う登山者も皆無。何度も地形と
地図を見ながら、わかる所まで来た道を戻り、
黄色いテープの目印を見つけた時には本当に
ホットしました。その後も何度か行ったり
来たりして、なんとか行者小屋に辿りつき、
雨の中急いでテントを張り、停滞を決め
落ち着きました。夜中に目が覚め、夜空を
眺めると満点の星空でした。
次の日は、晴天。赤岳に向かいました。
地蔵尾根は、急峻できびしかったですが、
眺望が開けると八ヶ岳や遠くの山々が雲海の
上に浮かび、疲れを忘れました。地蔵ノ頭、
稜線に出ると朝日を浴びる赤岳が見え、
眩しい太陽光に身体が温まって、一気に
気分が高まりました。そして、赤岳山頂で
360度の大展望を満喫しました。
頂上でのコーヒーもうまかった。
それから中岳、阿弥陀岳へは、本当に
登山を楽しみました。
最後に今回の山旅では、怖い体験もしました。
しかし、それを上回る感動を得ることも
できました。教訓は次回に生かし、良き思い出を
胸に次の登山に向かいたいと思います。
皆さんも道迷いに注意しましょう!
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