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Yamareco

記録ID: 1360169
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

黒姫山

2018年01月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:17
距離
13.9km
登り
982m
下り
982m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:52
合計
8:17
7:55
7:56
38
8:34
8:53
47
9:40
9:41
144
12:05
12:10
24
12:34
12:34
36
13:10
13:11
26
13:37
14:00
8
14:08
14:08
25
14:33
14:34
9
14:43
14:43
33
15:16
15:16
15
15:31
15:31
29
16:00
16:01
5
天候 晴れ→晴れ/ガス
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西新道登山口前の除雪スペース
(大橋登山口の前の駐車場が満車だったためこちらに止めました)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
・前半はフルラッセルでしたが、途中からBCヤーの方に追い抜かれたため、
そこからはルーファイの必要はほとんどありませんでした。
深雪でBCヤーのトレースを追っても膝ラッセルが延々と続きました。
・結局、この日山頂まで登ったのは自分だけでした。

●大橋登山口〜黒姫山
登山口からは距離およそ1.8kmの林道歩き。
分岐ではスキーの分厚いトレースが佐渡山方面に延びていたため引き込まれましたが、
黒姫山の山頂へは「戸隠竹細工の森」の標柱を右へ進みます。
尾根に取り付いてから新道分岐(1485)を経てしばらくは緩斜面がメインですが、
1550付近から外輪へ登りで斜度を上げます。
1900で外輪に乗ると進路を東に変え、しばらく進むと樹林が途切れ
視界が開ける場所に出ます。ここがしらたま平です。
ここから緩やかなアップダウンを繰り返し、
峰ノ大池へと下る鞍部から80mほど登り返すと黒姫山山頂(2053)に到着です。

 
西新道登山口前の除雪スペースからスタート。大橋登山口まで車道歩き
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西新道登山口前の除雪スペースからスタート。大橋登山口まで車道歩き
太陽が出てきました
太陽が出てきました
大橋登山口から林道に入ります
大橋登山口から林道に入ります
林道には分厚いBCヤーのトレース
林道には分厚いBCヤーのトレース
快調に進むkomemame
快調に進むkomemame
前日は降雪したのでしょうか、枝には雪が付いていました
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前日は降雪したのでしょうか、枝には雪が付いていました
(photo komemame)
正面右奥にうっすら黒姫山の外輪が見えてきました
正面右奥にうっすら黒姫山の外輪が見えてきました
振り返ると高デッキ山でしょうか
振り返ると高デッキ山でしょうか
お化けかティッシュのような
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お化けかティッシュのような
林道にも日差しが入り始めました
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林道にも日差しが入り始めました
正面に見えるのは佐渡山と1738の鞍部でしょうか
正面に見えるのは佐渡山と1738の鞍部でしょうか
BCヤーのトレースに引き込まれて間違った方向に進んでしまいました。ここは右です
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BCヤーのトレースに引き込まれて間違った方向に進んでしまいました。ここは右です
分岐まで戻ると黒姫山山頂方面はトレースレスのため、ワカンを装着
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分岐まで戻ると黒姫山山頂方面はトレースレスのため、ワカンを装着
気持ちいい〜(この時は)
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気持ちいい〜(この時は)
尾根に取り付きます
尾根に取り付きます
樹林の間から頭を出しているのは五地蔵山かな
樹林の間から頭を出しているのは五地蔵山かな
(photo komemame)
本格的にラッセル開始
2
本格的にラッセル開始
序盤はなだらかな斜面
序盤はなだらかな斜面
雪質はそんなに悪くない
雪質はそんなに悪くない
代わり番こで(photo komemame)
代わり番こで(photo komemame)
朝日を浴びながら
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朝日を浴びながら
(photo komemame)
新道分岐手前でBCヤーに抜かれました。これでルーファイはある程度お任せで。それにしてもスキーは速いなぁ。あっという間に見えなくなってしまいました
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新道分岐手前でBCヤーに抜かれました。これでルーファイはある程度お任せで。それにしてもスキーは速いなぁ。あっという間に見えなくなってしまいました
しかし、トレースは柔らかく膝ラッセルが続きます
しかし、トレースは柔らかく膝ラッセルが続きます
平坦地に出てほっと一息
平坦地に出てほっと一息
(photo komemame)
先行していただいたBCヤーの方に感謝しながらも…
先行していただいたBCヤーの方に感謝しながらも…
膝ラッセルが続きます
膝ラッセルが続きます
正面に外輪が見えてきました
正面に外輪が見えてきました
この辺りで二人とも気持ち悪くなり始め…
この辺りで二人とも気持ち悪くなり始め…
komemameが遅れを取り始めます
komemameが遅れを取り始めます
それでもたまに前に出てがんばるkomemame
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それでもたまに前に出てがんばるkomemame
戸隠をバックに
ヨレヨレ
シュカブラ
同じ模様は一つとしてないんだろうなぁ
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同じ模様は一つとしてないんだろうなぁ
おー、高妻&乙妻
4
おー、高妻&乙妻
この辺りでkomemameがリタイア宣言
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この辺りでkomemameがリタイア宣言
ここからはひとりで柔いトレースを追いかけながら登ります
ここからはひとりで柔いトレースを追いかけながら登ります
西側から徐々にガスに覆われ始めました
西側から徐々にガスに覆われ始めました
ガスで覆われるのも時間の問題かな…
2
ガスで覆われるのも時間の問題かな…
ということで晴れているうちに青と緑と白を押さえておきました
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ということで晴れているうちに青と緑と白を押さえておきました
予想通り外輪の淵に到着すると同時にガスに覆われてしまいました。こういう悪い予想は当たるんだな
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予想通り外輪の淵に到着すると同時にガスに覆われてしまいました。こういう悪い予想は当たるんだな
樹林の枝の下をくぐって進みます
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樹林の枝の下をくぐって進みます
外輪まで登れば状況が変わるかもしれないという淡い期待も打ち砕かれ…
外輪まで登れば状況が変わるかもしれないという淡い期待も打ち砕かれ…
スキーのトレースはあるものの一歩一歩膝くらいまで埋まります
スキーのトレースはあるものの一歩一歩膝くらいまで埋まります
しらたま平付近
雪庇の発達した外輪を進んでいきます。時折青空も見えますがガス基調
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雪庇の発達した外輪を進んでいきます。時折青空も見えますがガス基調
鞍部手前から黒姫山山頂が見えました
鞍部手前から黒姫山山頂が見えました
オエ〜、最後の試練
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オエ〜、最後の試練
最後は樹林に摑まりながら山頂に向かって直登
最後は樹林に摑まりながら山頂に向かって直登
黒姫山山頂に到着。何の目印もないなぁと思ってたら…
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黒姫山山頂に到着。何の目印もないなぁと思ってたら…
ほんの少しだけ頭を出していた石があり、掘り返すと頂上の祠の先でしたが、この時はそれと分からず、座って休んでしまいました。罰当たりでスミマセン…
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ほんの少しだけ頭を出していた石があり、掘り返すと頂上の祠の先でしたが、この時はそれと分からず、座って休んでしまいました。罰当たりでスミマセン…
山頂より。天気はこんな感じ。すぐに下山開始
山頂より。天気はこんな感じ。すぐに下山開始
歩いてきた外輪
1990でしょうか
御巣鷹山がガスの中チラッと見えました
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御巣鷹山がガスの中チラッと見えました
トボトボ外輪を戻ります
トボトボ外輪を戻ります
下界が見えました。戸隠牧場付近でしょうか
下界が見えました。戸隠牧場付近でしょうか
トレースが増えていましたが、山頂までは来なかったようです
トレースが増えていましたが、山頂までは来なかったようです
林道まで戻りました
林道まで戻りました
カーブミラーでパチリ。残念ながらひとりです
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カーブミラーでパチリ。残念ながらひとりです
大橋登山口に到着。お疲れ様でした。その後、寒くて着替えることもできず家まで着の身着のままで帰りました。家に帰って熱を測ると37.8度。よく無事に運転して帰ってこられたものだ
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大橋登山口に到着。お疲れ様でした。その後、寒くて着替えることもできず家まで着の身着のままで帰りました。家に帰って熱を測ると37.8度。よく無事に運転して帰ってこられたものだ

感想

元々は志賀高原エリアの山に行こうと思ってたのですが、
晴れるのか雲がかかるのかとてもビミョーなところ。
上信越道を走りながら実際の雲の様子を見て判断することにして出発。
長野辺りで明るくなり始めると志賀高原方面は黒い雲に覆われていました。
ということで第二候補の黒姫山に行くことにします。

登り始めからなんだか胃がムカムカ。
ラッセルしてもフラフラ。
途中でkomemameにそれを言うと「私も気持ち悪い」と。
なんやかや調子悪さをごまかしながら1780m付近まで来ましたが
ここでkomemameがリタイア宣言。
よっぽど一緒に戻ろうかと思いましたが、「山頂を踏まないと帰れない」という
根がビンボー性の性格が現れて、ここからは単独で。

延々と続く膝ラッセル。
外輪まで登れば状況が変わるかもしれないという淡い期待も打ち砕かれ、
外輪から黒姫山までのルートは南は発達した雪庇と北は樹林帯の吹き溜まりの連続。
もうあまり頭も回らず、いつかは着くだろうと、足を前に出すのみ。

調子が悪くて何も食べられなかったせいか、下山してもカラダは冷え切っていて
着替える気力もなくそのままの格好で帰宅。

家に帰って熱を測ると37.8度。道理でシンドイわけだ。
 

最初は快調だったのですが……
何となく胃と腸がヘンな感じはしていて、
ラッセルで汗はかいているのに、
手足が冷たくて、体の芯もゾクゾク寒い。
なんだろうなぁ、やな感じだなぁと思っていたら、
danyamaが「気持ち悪い」と。
そこからは私は一気に具合が悪くなり、
腹に力は入らないし、足もおぼつかなくなるばかり。
「山頂まであと1.5kmくらい」と言われ、
いつもだったら、あとちょっとだーなんて喜ぶところが、
今回ばかりは「もう帰ります」。

その後一人で来た道を帰ったわけですが、
その辛さといったら……
ヘンに胃が動くと吐いてしまいそうになるし、
熱っぽくて関節が痛くて、登るときよりさらにゆっくりとしか進めず。
車にたどり着いたときには、胃の中は水分まで空っぽ。力が抜けてしまいました。

天気はもった日だったというのに、
まったく景色は見ていないから、覚えていません。
気持ちの良さそうな道だったというのは何となく記憶にあります。
それでもちゃんと帰ってきた自分の体に感謝。
そして、いつもの健康な体にあらためて感謝。


おしまい。

※翌朝病院に行ったところ、食あたりによる胃腸炎だと診断されました。インフルエンザじゃなかっただけよかった。

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コメント

無事生還(?)おめでとうございます
体調不良の中ご無事に生還され、まずはおめでとうございます。
一般論では体調不良のなか登るのはどうなの?となりますが、
そこはベテランのdanyamaさん、しっかりリスク管理され安全を担保した上での登山続行ですので、非難は的外れでしょう。

それにしてもこの体調で猛ラッセル、天候悪化のなか山頂を目指し完遂される精神力と体力には改めて感心しました。
体力は無理としても精神力だけは見習いたいですね。

この時期の黒姫や妙高・高妻は猛ラッセルは覚悟ですが、上越方面と違い天気が良く雪が乾燥していて気持ち良いイメージが有り、若い頃はよく登りました。
今回はkomemameさん不在で寂しかったので、是非またお二人でリベンジしてください。

レコアップされてますので体調は回復されたと思いますが、くれぐれもお大事にしてください。

食中毒?美食家のdanyama家、変なものを食べたのかな
2018/1/17 10:30
Re: 無事生還(?)おめでとうございます
yamayaさん

こんばんは!私はほぼ復活しましたが、
danyamaふたたび39度以上の発熱で寝込んでおります…。
私は気持ちの良さをまったく実感できてないので、
リベンジしたいですが果たしてdanyamaがもう一回一緒に登ってくれるか??という感じですー。
取り急ぎ、コメントありがとうございました!
2018/1/17 20:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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