西大巓〜西吾妻山〜二十日平


- GPS
- 05:47
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|---|
共同装備 |
6?×30mロープ
|
感想
年末に大雪が降ったので時期としては少し早めの二十日平を滑る計画をたてる。
Kは、前シーズンに北海道に戻ってしまったNと来ておりWに至っては3年ぶりとなる。
二十日平への行き方なのだが大きく分けて天元台経由にて西吾妻山ルートとグランデコ経由で西大巓〜西吾妻山ルートの2ルートが存在する。
今回だが、グランデコを経由し西大巓→西吾妻→二十日平→グランデコのルートを計画する。
グランデコでは、オープン後にコース内歩行を禁止している為ゴンドラ、クワットを乗り継ぎ登山道へと向かう。
今年よりチケットセンターなどのレイアウトが変更になり大きな通路出口左側へと移動をしている。
中に入らなくても登山届けを出す事が可能となる。
リフト券なのだが9回券で4100円、1回券が520円なので西大顛へと行く際は1回券を3枚必要とするので人数、次回来る予定があるのでは9回券(シーズン中使用可)を購入したほうがお得である。
ただし、初冬季だとゴンドラのみ運行だとリフト券を2枚使うだけなので端数がでるので人数を集めるかどうするか考えて購入するといいだろう。
グランデコ自体が登山者へやさしいスキー場の為リフトの乗車や下山報告の際やさしく対応をしてくれる。
まずは、西大巓へとむかう。
西大巓だが今季2度目の登山なのだが12月はクワットが動いてなかった為ゲレンデを歩いのだが1月ともなると積雪も増えゲレンデを歩く事も無くクワットが稼働しているので降り口(約1580m)より目の前にある登山道を歩く事となる。
シールを張り準備をしていると徐々に登山者が顔を見せる。
後追いのSさんグループに連絡を入れるとまだゴンドラでの移動中との事だったので待たずに西大巓と向かう。
今の時期だと西大巓まではずっとスノーシューのトレース跡があるのだが山スキーでは歩きにくくスノーシュー用のトレースなので傾斜がきつい所を回避している為トレースを歩かずに新たにラッセルにて西大巓へと歩き始める。
くるぶし程度のラッセルでそこまで新雪がある訳ではではないのだが偽ピーク付近では徐々に深さを増していく。
偽ピーク手前を左に徐々に高度を上げトラバースしながらオープンバーンへと出る。
1900m付近より木々が太く大きい樹氷になり通称;樹氷モンスターと呼ばれている。
※天元台ゲレンデ付近で見られる樹氷とは形が違いあちらは通称;歯ブラシ樹氷と呼ばれている。
その樹氷モンスターの中を歩き西大巓(1981m)へと着く。
頂上では西吾妻避難小屋(1982m)の位置をGPSと地図にて確認しGPSにお互いに登りかえしポイントにピンを落としシールを着けたままW→Kの順に滑走を始める。
西大巓より避難小屋へ行く為には、登り返しがある為シールを着けたままの深雪滑走なのだが滑りに自信が無い方ははがした方がいいだろう。
本日は、西吾妻の山域にしては天候が安定している。
気持ちよく滑走後登り返しをしている際に西大巓へと振り返るとちょうど3名滑走してくる。
おそらくSさんグループだと思われるが距離があるので先を急ぐ。
登り返しは、西大巓よりもさらに多くの樹氷の中を歩く事が出来る。
ただし、ツリースポットが多く存在しているので足元を確認しながら歩き避難小屋へと着く。
避難小屋1階は、まだ雪に埋まっていなく鉄梯子を使い2階へとあがるのだが不安定な状態での入り口を開けないと行けないので若干の不安を覚える。
本日、非難小屋1番目のお客が自分たちであった。
少し早めの昼食をとっているとSさんグループが話しながら入ってきた。
互いに談笑後先に西吾妻(2035m)へと向かう。
西吾妻山頂付近で二十日平へのルートを確認しているとSさんグループも追いつきここで本日最後のお別れである。
西吾妻より二十日平までは、ふかふかの深雪で膝ぐらいまで埋まってしまうのだが雪が軽いので気持ちよく樹氷の中を滑り降りる。
二十日平へ着く頃にはもう、ふかふかの深雪ではなく水分を多く含んだ雪へと雪質が変化しておりディアミールを使っているKが先行しルートを作る。
二十日平では、渡渉点をどこにするか下りルートをどうするかを話し合った結果少し滑る距離を伸ばしたいので西吾妻に向かって右側に膨らむ形でトラバース距離は伸びるのだが渡渉点はいつもと同じ場所にする事とした。
標高が高ければ渡渉も安全ではあるのだが渡渉後に滑るルートなどを考えるとゲレンデ付近の渡渉点が結果的には楽だと思われる。
今回は、2人のパーティーなので先行者と地図を確認し同じ場所に目標のGPSピンをお互いに落としW→Kの順で思い思いに滑走しピン付近でもう一度集まりまたピンを落とすの繰り返しで渡渉点を目指す。
二十日平より下はずっと水分を多く含んだ雪で面白みは無いのだがツリーランを楽しみながら渡渉点へと到着する。
渡渉点では、まだ時期がやはり早かった為沢が雪で埋まっていない。
岩の上に雪があるのでまずは慎重にWが中央まで渡る。
その先だが板を付けたまま渡渉するのは困難と判断し対岸へ板を投げ動きやすい格好で対岸の岩へ。
少しだけ足元の雪が崩れてしまったが上手く渡れた。
次に渡渉するKも同じように中央で板を脱ぎ渡渉をするのだが先ほどWが渡渉の際に崩れた箇所が完全に落ち一緒にKも沢へと落ちる。
水量はくるぶし程度で思いのほか冷たくはなく、垂直に落ちたのであまり問題ではないのだが後ろ向きに落ちていたら怪我はまぬがれなかったであろう。
水に濡れてしまったがブーツまでしか濡れず水温も低くなかったので深刻さはない。
沢を越えるとゲレンデまで少しの急坂があるのだが深雪でいくら踏み固めても固まらない為、キックステップにて高度を上げゲレンデへと出る。
ゲレンデからは10分もかからずにグランデコスキーセンターにつきインフォメーションに下山報告し本日の二十日平は終了となる。
余談だが、山で冷えた体を温める為に日帰り温泉に入りたいのだが裏磐梯では、あまり日帰り温泉で入れるところが少なくグランデコ(16:00まで1000円)休暇村(16:00まで 800円)香の湯(20:30まで 700円)など他にもあるのだが若干高めで帰りのルート状にあるかなどいろいろな条件を考える必要がある。
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