編笠山 南八ヶ岳



- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 991m
- 下り
- 989m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰りは電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平には簡易トイレ2台、登山口に登山ポスト有り(だが、用紙切れ・・・) 青年小屋はトイレ維持協力費100円 延命の湯は道の駅こぶちざわ、スパティオ小淵沢に隣接。市外者600円。お湯色はお茶色(成分もお茶?) |
写真
感想
観音平(標高1500m)は前日の0時頃到着。駐車場は前日からの駐車車両で3分の一が埋まっていた。すぐに信州銘酒「真澄」を飲んで就寝。
翌朝は寒さ(気温5度くらい)と頭痛で目覚め。風邪? いや体はダルクない。あ、真澄が残ってるのか、軽い高度障がいか、寝不足か、とにかく高山病にならないためには、飲んで寝ちゃダメだったんだ。(先月の蝶ヶ岳名古屋市立大学ボランティア診療所の学生による講義より)とにかく水を飲んで、深呼吸。
天気は朝から快晴、駐車場から南アルプス山嶺が見える。
歩き始めてすぐ、温かくなり、頭痛も収まった。東の稜線から太陽がのぞくと、たちまち暑くなる。でも秋の爽やかな空気で快適な山行。7月の天狗岳では凶暴なアブの襲撃に悩まれたが、今回はそれも全くなし。やつら一体どこへいったんだ?
雲海からは、その名の通り甲府盆地にかかる雲海が見えた。ベンチ2基。
押手川は長い丸太が椅子になって、ちょうどいい休憩場所。川というより水たまり。もちろん飲めない。
押手川から山頂直登コースではなく、展望台コースをとり青年小屋へ。
ほどなく稜線の展望台からは、本日初お目見えの富士山!
青年小屋までは巻道のようで歩きやすいが、下って、結構下って、最後一登りで到着。水たまりの泥濘が所々あった。
青年小屋では、ご主人が「天空の宿のテレビ観たの? あの筋太郎って、てっきり『きんたろう』って読むんだと思ってたよ。テレビ観ないからさぁ」って気さくに話してくれた。コタツに入ってリラックスした感じ。エベレストにも登った人。
コレクターの連れがピンバッジを9個も購入(過去の八ヶ岳開山式記念1個400円、青年小屋オリジナル500円)。蝶ヶ岳のピンバッジもあげたばかり。
小屋から本当は権現岳を目指したかったが、右膝痛のためやむなく断念。まったく修行が足らん! 膝を鍛えてリベンジを誓う。
編笠山は巨岩のルートを登って、すれ違いができないほど狭い道を遠って、1時間近くもかかって、ようやく登頂。眼前に南アルプスが全部見える! 富士山、中央、北アルプス(槍穂高、白馬まで)も。もちろん、八ヶ岳の峰々が手に取るように。赤岳はかなりの急登。向かいの権現岳は、途中ギボシの鎖場にたくさんの人が数珠つなぎ。編笠の山頂もたくさんの人で賑わう。
360度の大パノラマを堪能しながらのかなり早い昼食。
しばらくして、太陽の光に照らされた真っ白な雲海が一面を埋め尽くす。きっと麓からは八ヶ岳上空は雲の中に見えたろうが、山頂はピーカン。とにかく気持ちよかった。午後には雲が上がって何も見えなくなったろう。やはり山は早立ちに限る。
下りは急降下。この登りはかなりキツイ。初心者は止めたほうがいい。青年小屋回りが絶対オススメ。南斜面なので、展望はいいけど、とにかく暑くて急過ぎる。
延命の湯は、露天風呂もあり、肌もツルツルになる茶色のお湯。最高だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する