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Yamareco

記録ID: 136652
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

鷹ノ巣山バリエーションルート(巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根・ハンノ木尾根)

2011年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:07
距離
13.7km
登り
1,310m
下り
1,566m

コースタイム

9:10東日原バス停→9:30巳ノ戸尾根分岐→10:58八丁山11:10→11:36お伊勢山11:43→11:48遭難碑→12:22ヒルメシクイノタワ→12:45鷹ノ巣山13:30→14:44六ツ石山14:53→15:17トオノクボ→16:16イソツネ山→17:17境橋バス停
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・巳ノ戸橋へ車道から下るところ、屋根の下に巨大なスズメバチの巣が2つあります。
・地図読み&コンパスは使えるようにしておきましょう(なくてもなんとかなりますが、万が一の用心は必要です)。
・ルートファインディングが時折必要です。
稲村岩!
でも、今日はその後ろ側の尾根を行きます。
2011年09月25日 09:14撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 9:14
稲村岩!
でも、今日はその後ろ側の尾根を行きます。
しょっぱなが一番危険。
巨大な、スズメバチの巣! 2つも!!
スズメバチは巨大、親指が飛んでいるよう。
2011年09月25日 09:14撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 9:14
しょっぱなが一番危険。
巨大な、スズメバチの巣! 2つも!!
スズメバチは巨大、親指が飛んでいるよう。
巳ノ戸橋から。
台風のせいか、増水!
2011年09月25日 20:10撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 20:10
巳ノ戸橋から。
台風のせいか、増水!
先人に感謝!
道標から右上方へ進みます。
稲村岩尾根は、左へ。
2011年09月25日 09:30撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 9:30
先人に感謝!
道標から右上方へ進みます。
稲村岩尾根は、左へ。
次第にトレースは細くなります。
さすが、バリルート。
2011年09月25日 20:10撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 20:10
次第にトレースは細くなります。
さすが、バリルート。
羽釜がぽつんと取り残されています。
ボイラーの金属部分っぽいのも。
2011年09月25日 09:43撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 9:43
羽釜がぽつんと取り残されています。
ボイラーの金属部分っぽいのも。
裸地到達。
しかし、ここでルート喪失。
尾根へ直登します。
2011年09月25日 09:56撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 9:56
裸地到達。
しかし、ここでルート喪失。
尾根へ直登します。
たまに、赤テープあります。
しかし、道はいずこ??
2011年09月25日 10:25撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 10:25
たまに、赤テープあります。
しかし、道はいずこ??
噂の岩場。
危険度は低いです。
2011年09月25日 10:46撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 10:46
噂の岩場。
危険度は低いです。
一応ストックはしまって、進みます。

あ、この写真のとき、しまってない!!
2011年09月25日 10:49撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 10:49
一応ストックはしまって、進みます。

あ、この写真のとき、しまってない!!
岩場を越えると、八丁山!
2011年09月25日 11:01撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 11:01
岩場を越えると、八丁山!
サルノコシカケ科のキノコたっぷり。
ツガサルノコシカケ?
2011年09月25日 11:16撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 11:16
サルノコシカケ科のキノコたっぷり。
ツガサルノコシカケ?
二つ!
2011年09月25日 11:17撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 11:17
二つ!
ドラえもん垂涎。
ほとんど、どら焼き。
2011年09月25日 11:32撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 11:32
ドラえもん垂涎。
ほとんど、どら焼き。
お伊勢山到着。
セルフタイマーの悲哀。
2011年09月25日 11:39撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 11:39
お伊勢山到着。
セルフタイマーの悲哀。
ルートはどこだ??
2011年09月25日 11:53撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 11:53
ルートはどこだ??
ヒルメシクイノタワの裏側に出てきます。
(中央奥がヒルメシクイノタワの標識)
2011年09月25日 12:21撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 12:21
ヒルメシクイノタワの裏側に出てきます。
(中央奥がヒルメシクイノタワの標識)
山頂は……、白いなあ。
2011年09月25日 20:13撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 20:13
山頂は……、白いなあ。
濃厚なガスの山頂。
ここまでガスが濃いと、それはそれで、よし!
2011年09月25日 12:45撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 12:45
濃厚なガスの山頂。
ここまでガスが濃いと、それはそれで、よし!
少しすると、ガスが少し晴れました。
三頭山は見えませんでしたが、センゲン尾根、榧ノ木尾根、赤指尾根の絡み合いは、私の好きな景色。
2011年09月25日 13:15撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 13:15
少しすると、ガスが少し晴れました。
三頭山は見えませんでしたが、センゲン尾根、榧ノ木尾根、赤指尾根の絡み合いは、私の好きな景色。
石尾根を下ります。
2011年09月25日 13:31撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 13:31
石尾根を下ります。
石尾根は、いたって平和。
2011年09月25日 20:14撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 20:14
石尾根は、いたって平和。
六ッ石山到着!
2011年09月25日 14:44撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 14:44
六ッ石山到着!
とりゃ〜〜!!

ちょっと、遊びます。
2011年09月25日 14:52撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 14:52
とりゃ〜〜!!

ちょっと、遊びます。
帰りもバリルート。ハンノ木尾根。
このカーブをはずれ、左上方に向けて直進します。
道を示す丸太を越えるのは、少々勇気がいります。
2011年09月25日 15:17撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 15:17
帰りもバリルート。ハンノ木尾根。
このカーブをはずれ、左上方に向けて直進します。
道を示す丸太を越えるのは、少々勇気がいります。
かろうじて赤テープ。
2011年09月25日 15:19撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 15:19
かろうじて赤テープ。
東京都水道局用地境界の赤いしるしに導かれてしばらく行きます。
2011年09月25日 15:22撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 15:22
東京都水道局用地境界の赤いしるしに導かれてしばらく行きます。
電波反射板?
2011年09月25日 20:15撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 20:15
電波反射板?
開けたところ。
向こうの尾根が、石尾根。
ここが、ヤブヤブゾーン。
2011年09月25日 15:56撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 15:56
開けたところ。
向こうの尾根が、石尾根。
ここが、ヤブヤブゾーン。
イソツネ山。
ヤブを逃げているうちに、たどり着きました。
2011年09月25日 16:16撮影 by  CX5 , RICOH
9/25 16:16
イソツネ山。
ヤブを逃げているうちに、たどり着きました。
またヤブに逆戻り。
本気のヤブこぎ。
今回の一番の難所でした。
2011年09月25日 16:36撮影 by  CX5 , RICOH
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9/25 16:36
またヤブに逆戻り。
本気のヤブこぎ。
今回の一番の難所でした。
撮影機器:

感想

久々に奥多摩にかえってきました。
奥多摩で一番好きな山は? と、問われれば、迷わず答えましょう「鷹ノ巣山」。
今回は普通に行っても芸がないので、行きも帰りもバリエーションルート。
冒険気分満載です。
一番先に、先人に感謝。
先人の記録がなければ、永久にこのルートは挑戦しなかったでしょうし、挑戦はおろか知りもしなかったでしょう。ありがとうございました。

バリエーションルートなので、ちょっと丁寧に書きます。

行きは、巳ノ戸尾根と鷹ノ巣尾根。
途中までは稲村岩尾根ルートと同じルートです。
巳ノ戸橋を渡って7分程度すると、分岐があり標識があります。
もちろん、巳ノ戸尾根への案内は記載されていませんが、そこを右上へ。
直前で追い抜いたパーティがいたので、間違えてこっちに登ってこないよう確認してから、先に進みます。
林業者の手が入っているので、比較的広くて歩きやすいルート。しかし、枝打ちした枝が大量で歩きにくい。
石垣が見えて、住居跡。釜やおそらく風呂のボイラー部分が転がっています。
その裏手を登っていくと、裸地に到着。
しかしそこで、ルートをロスト。
ロストというより、道は見つけているが、どうもそのルートだと稲村岩尾根方面に下ってしまいそうなので、ルートからはずれ尾根へ向けて直登。
尾根は少しの赤テープと、少しの踏み跡。あとは目印ないので、自分で歩きやすいところ探して行くしかないです。
このルートは基本尾根筋なので、ルートを外すことはないですが、すごい急坂!
岩場はそんなに危険はないです。ここをすぎれば、八丁山。

八丁山からはいったん急にコルに降り、また登る。
スリムな尾根を通過していくと、お伊勢山へ。
尾根筋を外さなければ、問題はないです。
ここまで来ると、鷹ノ巣山とヒルメシクイノタワは見えているので、ここも尾根筋で登ります。
ヒルメシクイノタワ直下の直登がなかなかですが、ここを登ればヒルメシクイノタワの標識の後ろに出ます。
ここから鷹ノ巣山は、もうひと登り。

鷹ノ巣山は濃厚なガスの世界。
ここまでガスると、楽しいです。すぐ先がかすんで見えない。
しかししばらくするとガスが切れ、奥多摩湖への尾根が見えて大満足。
この尾根の景色が大好きなんです。

石尾根を経由し、六ッ石山から下ります。
下山時のバリエーションルートは、ハンノ木尾根。
この尾根への分岐はトオノクボですが、標識はないし、そっちに行っちゃだめな感じで丸太でルートが作られているので不安になりますが、地図的には他にあり得ない感じなので、どきどきしつつも一般ルートを外れます。
下り目線だと、標識のある右に曲がる角を曲がらず、直進するような感じ。
東京都水道局の標識に導かれるように下り、電波反射板からは水道局の標識を外れて右下に下っていきます。
石尾根の三ノ木戸山方面が見える場所に到達し、もうすぐ下山だというところで出会いました、予想だにしなかった本日の最難関。
「ヤブ」
腰から胸の高さのヤブです。
まさかこの季節に、本格的なヤブこぎをする羽目になろうとは。
トゲのある植物が多くて痛いし、ヤブが濃すぎて足元がほぼ見えない。
ヘビやハチの巣が怖いのでヤブから逃げたく、ルートはずれることもわかっていましたが、右方面の尾根へ逃げます。
あわよくば杣の人とかのルートで下山できないかなと狙ってましたが、イソツネ山に着いてしまったところであきらめて引き返します。
……やはりヤブを行くしかない。
ヤブに悪戦苦闘しながら下り、しばらく行くと農家の害獣よけネットに出会ったので、右からネット沿いに下山。
ちゃんとしたルートではないと思っていたら、標識が出てきて正しいルートとわかる。

このルートをとる場合は、しばしのヤブこぎを覚悟していきましょう。
下りは特に大変らしいです。
しかし、今の時期でこのヤブだと、真夏はジャングルですな、きっと。

下山直前でヤブにやられましたが、大冒険気分で下山。
境橋バス停に着くと、1分もしないうちにバス到着。
ヤブで苦労したごほうびか、帰りの交通は乗り継ぎよくスイスイ帰れました。

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コメント

お尋ねします。
seizanryoさんこんにちは。

 最後の藪のあと、害獣よけネットの向こうの畑にワンちゃんいませんでした?6月にここを登ったとき、ここから六ッ石山までお供をしてくれまして、それはフレンドリーでいい奴だったので、どうしているかなぁ?と......。
 私の時は、藪はワンちゃんが案内してくれたので、結構あっさり抜けて祠の所まで行けたりしました。降りの方は大抵苦戦されるようです。
2011/9/26 18:43
a_tomさん、こんばんは
や〜〜、ヤブがヤブでした!
この季節にヤブこぎとは……。
台風のせいかヤブが倒れてからまっていて、足を取られるし、足元全く見えないし、下からスズメバチとか出てきたらどうしようと、気が気でなかったです。
草の倒れ具合で、何となくルートは推察できるのですが、不安満載でした。

畑のワンちゃんは、いなかったですね〜。
逆に膝から下が全く見えないヤブから犬が飛び出してきたら、相当ビビっただろうな〜。

でも、犬に導かれるのは、不思議でほほえましいですよね。
私も春に、両神山で両神山荘のポチに案内してもらいました。
とてもうれしかったのを覚えています。
2011/9/26 22:51
こんばんは
seizanryoさん、バリルートお疲れ様です。

凄いですね!自分では真似できませんわ
ヤブ漕ぎなんてもう…蜂やらヘビやら遭遇した日には震えが走っちゃいそうです

稲村岩、やはり立派です。
そして八丁山にもちゃんと標識があるのですね!
丁寧な記録で想像を膨らませながら読ませて頂きました。


ところで24枚目の写真、随分と飛んでますねぇ
まるでワイヤーで吊るされて空中散歩しているみたいですな
2011/10/4 19:24
私も、真似したくない……
ヤブはね〜、どうしようもなかったです。
登り返して一般ルート戻るには、遠くまで来すぎてました。
そう、なんとかして降りるしかない状態だったのです。
足元見えないし、ところどころ背よりも高い絡み合ったヤブで前進不可能になるところもあり、暑くもないのに嫌な汗をかきました。
安全な帰路を探すために、けっこうあのヤブ近辺の尾根でうろうろしましたよ。

でもその他は、注意深く行けば問題はないですよ。
尾根通しなんで、慎重に行けば迷う心配はありません。

バリルートのピークの標識は手作りでいい感じ。
逆に鷹ノ巣山では、手作りプレートを設置するのは違法行為だと札がかかり、新しくて大きな手作りプレートが付近のヤブに捨てられていました。
別にウソ書いてるわけじゃないし、悪意があるわけでもなさそうなんで、大目に見てあげればいいのに、と思いましたよ。

大ジャンプは、すてきでしょ。
カメラの角度を調整し、ちょっと悪いことすると、出来上がります。
ふっふっふ。
2011/10/4 22:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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