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Yamareco

記録ID: 136803
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ケ岳と千沼ヶ原 (国見温泉から往復縦走)

2011年09月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
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GPS
--:--
距離
25.6km
登り
1,728m
下り
1,728m

コースタイム

06:20 国見温泉登山口
06:50 横長根出合
07:25 男岳分岐(小岳・横岳分岐)
   〜ムーミン谷経由〜
08:20 男岳鞍部 (08:35発)
09:00 男女岳(秋田駒ケ岳頂上)
09:20 阿弥陀池避難小屋 (09:25発)
09:35 横岳
09:40 焼森
10:25 湯森山 (10:35発)
11:50 笊森山
12:20 千沼ヶ原
12:40 千沼ヶ原の東端
13:00 千沼ヶ原
13:35 笊森山
14:45 湯森山 (14:50発)
15:45 焼森 (15:50発)
16:00 横岳
   〜大焼砂経由〜
16:25 男岳分岐(小岳・横岳分岐)
16:45 横長根出合
17:10 国見温泉登山口

ダラダラノロノロ歩きです。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国見温泉の旅館のすぐ手前に、登山者専用の駐車場(未舗装でけっこうガタガタ)があります。20台ほど駐車できるのでしょうか。

国見温泉までの県道266号線は現在、平日に道路工事が行われているようです(通行可)。また、道路脇に岩が落ちていました(もう片付けてあると思いますが)。降雨時・降雨後の落石にご注意を。
コース状況/
危険箇所等
国見温泉登山口から、横長根とムーミン谷(馬場の小道)を経由して秋田駒ケ岳(男女岳)頂上に至り、その後、横岳から千沼ヶ原までを往復縦走し、横岳から真っ直ぐ大焼砂を経由して国見温泉登山口に戻るというルートを歩いてみました。


【コースの状況】

どのコースも良く整備され、要所に道標もあり、迷うことはないと思います。危険箇所も特にないと思います。

国見温泉から横長根までの樹林帯で、水溜りや泥濘が多数ありました。大雨のあとは足元が汚れやすいコースです。

ムーミン谷から男岳鞍部へのコースは、なかなか傾斜がある岩場です。足元にご注意を。

焼森から笊森山の縦走路で、雨水に浸食されて掘れている箇所や水溜りが所々にありました。通行に問題はありませんが、ちょっと歩き難いです。


【その他】

クマ(熊)がいる地域です。熊よけ鈴など音が出る物があったほうが無難でしょう。私はワンワン吠えながら歩いています。

登山ポストは登山口にあります。

トイレは、国見温泉の駐車場、阿弥陀池避難小屋隣にあります。

水場はないに等しいです。国見温泉で各旅館の玄関付近に水場がありますが、旅館利用者ではないと使い辛いと思います。阿弥陀池避難小屋付近の水場もあまり当てにはならないようです。ちなみに駐車場トイレの水は飲水に不適だそうです。

最寄の温泉は、国見温泉のほかにも、秋田街道沿いに道の駅雫石あねっこ(橋場温泉)があり、食事などもできます。
国見温泉の登山者専用駐車場。

日曜なのにガラガラ。
国見温泉の登山者専用駐車場。

日曜なのにガラガラ。
国見温泉登山口。旅館(森山荘)に向かってすぐ右隣の所です。

ここの駐車場は旅館利用者の駐車場で狭いです。ただの登山者が使ったら叱られると思います。
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国見温泉登山口。旅館(森山荘)に向かってすぐ右隣の所です。

ここの駐車場は旅館利用者の駐車場で狭いです。ただの登山者が使ったら叱られると思います。
案内図。
横長根との出合い。
横長根との出合い。
横長根を歩いている途中、まず女岳が木々の合間から見えてきます。
横長根を歩いている途中、まず女岳が木々の合間から見えてきます。
早池峰。
馬の背。その右側が横岳山頂です。
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馬の背。その右側が横岳山頂です。
歩いてきた横長根を振り返る。右に田沢湖。
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歩いてきた横長根を振り返る。右に田沢湖。
手前左が女岳、右が小岳。奥真ん中が男岳、その右隣が馬の背(横岳)。
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手前左が女岳、右が小岳。奥真ん中が男岳、その右隣が馬の背(横岳)。
自然は名前より感じることが大事です。

※うそです。あとで名前入れます。

トリカブト。
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自然は名前より感じることが大事です。

※うそです。あとで名前入れます。

トリカブト。
大焼砂の男岳分岐(小岳・横岳分岐)。

左を選ぶとムーミン谷。右を選ぶと横岳。右のほうが楽かと思います。
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大焼砂の男岳分岐(小岳・横岳分岐)。

左を選ぶとムーミン谷。右を選ぶと横岳。右のほうが楽かと思います。
オヤマソバ。
ムーミン谷に入っていきます。

ちょっと草(チングルマ?)が紅葉。
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ムーミン谷に入っていきます。

ちょっと草(チングルマ?)が紅葉。
馬の背(横岳)がまず目に付きます。

池の名は、かたがり泉水。
馬の背(横岳)がまず目に付きます。

池の名は、かたがり泉水。
次に男岳。
朝日と大焼砂。
この池は、駒池。
この池は、駒池。
ちょっと紅葉。

ミネカエデ。
ちょっと紅葉。

ミネカエデ。
右側の窪んでいる男岳鞍部に登り返します。

これがきつい。
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右側の窪んでいる男岳鞍部に登り返します。

これがきつい。
来た道を振り返る。左に大焼砂、右に小岳。
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来た道を振り返る。左に大焼砂、右に小岳。
阿弥陀池。左奥は岩手山。男岳鞍部から撮影。
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阿弥陀池。左奥は岩手山。男岳鞍部から撮影。
左が男女岳(秋田駒ケ岳頂上)。右に岩手山。
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左が男女岳(秋田駒ケ岳頂上)。右に岩手山。
鳥海山。
和賀山塊。
浄土平。
阿弥陀池。下りて来て撮影。
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阿弥陀池。下りて来て撮影。
これから登る男女岳。

大きな石の畳になっています。その上に階段。異常な整備?設計した人はたぶん潔癖症??
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これから登る男女岳。

大きな石の畳になっています。その上に階段。異常な整備?設計した人はたぶん潔癖症??
男女岳頂上(秋田駒ケ岳頂上)。
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男女岳頂上(秋田駒ケ岳頂上)。
見えにくいですが、真ん中に岩木山。
見えにくいですが、真ん中に岩木山。
森吉山。
田沢湖。
阿弥陀池避難小屋。

ドアが固いよ!
阿弥陀池避難小屋。

ドアが固いよ!
横岳分岐点。ここを左に進みます。右に行けば、馬の背を通って男岳に出ます。
横岳分岐点。ここを左に進みます。右に行けば、馬の背を通って男岳に出ます。
焼森が見えてきました。ザレ場(砂礫帯)です。
焼森が見えてきました。ザレ場(砂礫帯)です。
焼森頂上。
湯森山に向かいます。
湯森山に向かいます。
くねくね曲がった大きなダケカンバ。
くねくね曲がった大きなダケカンバ。
ナナカマドの実。
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ナナカマドの実。
湯森山頂上。
烏帽子岳(乳頭山)が近くに見えてきますが、実はけっこう遠いです。
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烏帽子岳(乳頭山)が近くに見えてきますが、実はけっこう遠いです。
クマの糞??です。直径2〜3cmでした。
クマの糞??です。直径2〜3cmでした。
ちょっぴり紅葉。背後は笊森山。
ちょっぴり紅葉。背後は笊森山。
クマの仕業ですかね。
クマの仕業ですかね。
さすが、熊見平。
さすが、熊見平。
エゾオヤマリンドウ。
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エゾオヤマリンドウ。
水溜り。掘れて歩き難い箇所がけっこうありました。
水溜り。掘れて歩き難い箇所がけっこうありました。
ガンコウランとその実。
ガンコウランとその実。
笊森山頂上。
千沼ヶ原の池塘群が見えてきました。
千沼ヶ原の池塘群が見えてきました。
千沼ヶ原。これから千沼ヶ原の東端まで往復します。
千沼ヶ原。これから千沼ヶ原の東端まで往復します。
右の山は三角山。たぶん。
右の山は三角山。たぶん。
ここが千沼ヶ原の東端。
ここが千沼ヶ原の東端。
池塘と笊森山。

あれを登り返さないと…。
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池塘と笊森山。

あれを登り返さないと…。
背後に岩手山。雲が掛かっていますが。
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背後に岩手山。雲が掛かっていますが。
千沼ヶ原と岩手山。
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千沼ヶ原と岩手山。
ちょっと紅葉。背後は三ッ石山とか。
ちょっと紅葉。背後は三ッ石山とか。
湯森山と秋田駒ケ岳。

湯森山と焼森を越えないと…。
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湯森山と秋田駒ケ岳。

湯森山と焼森を越えないと…。
熊見平の宿岩。
笊森山(左)と岩手山。
笊森山(左)と岩手山。
秋田駒ケ岳。

手前(画面左側)の焼森を登り返さないと…。
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秋田駒ケ岳。

手前(画面左側)の焼森を登り返さないと…。
焼森から振り返って、来た道を撮影。

画面真ん中は湯森山。
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焼森から振り返って、来た道を撮影。

画面真ん中は湯森山。
焼森頂上のケルン。「興八ケルン」だそうです。
焼森頂上のケルン。「興八ケルン」だそうです。
横岳頂上。

大焼砂から、煙が。うそです。空からのガスです。
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大焼砂から、煙が。うそです。空からのガスです。
大焼砂。ザレ場です。
大焼砂。ザレ場です。
西日の中の田沢湖。
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西日の中の田沢湖。
無事下山完了。

感想

お花の時期を過ぎたうえ、紅葉にはまだ早いということで、晴天の日曜日にもかかわらず、登山者は少なかったように思います。国見温泉側から登った登山者はかなり少なかったのではないでしょうか。

しかしその分、比較的静かに、秋田駒ケ岳とその周辺の面白い地形、千沼ヶ原の可愛らしい池塘群、そして綺麗な遠景(遠くの名山)を非常に楽しめました。

秋田駒ケ岳周辺は縦走路が整備され充実していると思います。ただし、秋田駒ケ岳と烏帽子岳(乳頭山)方面との間を日帰り縦走する場合、国見温泉を起点するのは、私のような一般登山者にとって、距離の点でちょっと辛いかと思います。やはり秋田県側を起点にするほうが、余裕を持って縦走を楽しめるのではないでしょうか。

国見温泉はいわゆる秘湯だと思います。温泉マニアな登山者はぜひ岩手県側の国見温泉から登山して下さい!

国見温泉の森山荘にはなぜかペット温泉もあります。秘湯なのに。私が下山して登山口に戻って来たところ、小さい和犬を連れて写真撮影をしていたご夫婦に会いました。そのワンコはなぜか暴れて撮影に応じず、飼い主を噛んでいました(まあ甘噛みですが)。私としては、人っ子一人いない日暮れのなか、クマとの遭遇に怯えながら下山してきましたので、そのワンコの光景を見て、とっても和みました〜。

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