白馬〜栂池縦走



- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,942m
- 下り
- 1,357m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
編集中 |
写真
感想
<1日目>
今回のルートは白馬〜栂池へのプチ縦走。
何年か前にY氏とF氏と歩いた白馬〜蓮華温泉への縦走の時とほぼ同じルート。
しかしその時と明らかに違う点が…。そう、それは自分の体力…。
あの頃は若かったし、頻繁に登山してたから体力あった。
しかし!今の私は年に1,2回登れば良いほう。しかも老けぎみ!
かなり不安要素はあったがここ最近頭の中は「北北北…山山山」のみ。
と、いうことで足馴らしもせずに北に来ちゃいました。
「白馬なんてチョロいぜ!」と登る前は思っていた。
しか〜し。やはり確実に衰えが来ている!
大雪渓では「あ゛〜もう疲れたな〜登るの止めちゃおうかな〜」
「ヘリコプターで登らせてくれんかの〜」と、
早くもだらけモード。途中本気で撤退を考えた…へへへ。
8月に大雪渓で死者が出る大崩落事故が起きていて道はとても荒れている。
しょっちゅう落石の「ガラガラ!」という音が耳に入りかなりビビリモード。
無事本日の宿「村営頂上宿舎」に着いた時は一反木綿のようにヘロヘロだった。
宿にザックをデポしてから、途中場違いな白馬山荘を通り過ぎ白馬の頂上へ。
白馬岳は非対称山稜。
東側(長野側)は断崖絶壁。
西側(富山側)はなだらかな傾斜地帯。
それはフォッサマグナ地域の隆起や氷河期の氷河による浸食等が関係あるそうだ。
<2日目>
朝4時起床5時山荘出発。
山の嫌なところ「早寝早起き」
「あ゛〜、これが無ければな〜。寒いよ〜眠いよ〜。」
と、山家失格人間はぼやく。
しかし下らなければ家に帰れん。
しょうがないので歩くことにした。
真っ暗な道をヘッドランプの明かりで登る。
昨日来た頂上を又通って白馬大池方面を目指す。
明るくなってきたがやっぱり寒い!
天気はどんよりしてるが一応遠くの山も見えてるのでヨカヨカ。
数年前このルートを通ったときはもの凄い強風で歩けなかった。
Y氏とF氏と台風中継のような風の中をひたすら歩いた思い出が甦ってきた。
あの時は本当に前に進むことすら出来なかった。
生まれて初めて風で体がフワリと浮く体験をした。
今日も風は凄いがあの時ほどではないので楽勝。
時折ガスが切れて紅葉が燃えているのが見える。素晴らしい!
今が最盛期のようだ。
やっぱ縦走は最高。
単独峰も良いが、やっぱり沢山の山々を縦走するのが一番楽しい。
北アルプスに来ると必ずと言っていいほど雷鳥に出会える。
今日も2匹の雷鳥が仲良く歩いてた。
幾度かアップダウンを繰り返し海抜約2400mの白馬大池につき、小休止。
その後白馬乗鞍岳を登って後は下るだけ。
栂池自然園に着いてからは山家失格ロープウェイ+ゴンドラ使用。
あ〜楽ちん。
やはり久しぶりだったのでバテバテ。
帰りの大糸線の中で眠りこけ頭を思い切りぶつけて恥ずかしくて起きました。
いいねした人