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Yamareco

記録ID: 1378639
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山滑走
氷ノ山

東山(1388m)東斜面滑走

2018年02月11日(日) [日帰り]
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Mameta7jp その他1人
GPS
10:00
距離
13.6km
登り
1,196m
下り
1,195m

コースタイム

日帰り
山行
9:30
休憩
0:30
合計
10:00
7:40
110
スタート地点(290m)
9:30
9:30
150
尾根取付の橋(580m)
12:00
12:00
130
上部林道(1040m)
14:10
14:20
60
東山山頂(1388m)
15:20
15:30
50
上部林道(930m)
16:20
16:30
50
作業道到達(650m)
17:20
17:20
20
下部林道(480m)
17:40
ゴール地点(290m)
天候 雪のち時々晴
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
7:40糸白見集落除雪終了点(290m)を出発。
7:40糸白見集落除雪終了点(290m)を出発。
鳥大ワンゲル部の小屋を過ぎて。。。
2018年02月11日 08:32撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 8:32
鳥大ワンゲル部の小屋を過ぎて。。。
東山登山道の分岐も過ぎて。。。
2018年02月11日 08:57撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 8:57
東山登山道の分岐も過ぎて。。。
580m橋を渡り、1204mの尾根を目指して林道を登ります。
2018年02月11日 09:41撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 9:41
580m橋を渡り、1204mの尾根を目指して林道を登ります。
林道ですが途中渡渉があります。
2018年02月11日 09:59撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 9:59
林道ですが途中渡渉があります。
特大のロールキャベツが転がってます。直撃されたらただではすまないだろう。
2018年02月11日 10:23撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 10:23
特大のロールキャベツが転がってます。直撃されたらただではすまないだろう。
途中かなり苦労しましたがやっと上の林道(1040m)に出ました。
2018年02月11日 12:15撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 12:15
途中かなり苦労しましたがやっと上の林道(1040m)に出ました。
藪だらけの尾根は雪も少なく、やむなく沢筋を登ります。デブリは凍ってますがオウンリスクで。
2018年02月11日 12:35撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 12:35
藪だらけの尾根は雪も少なく、やむなく沢筋を登ります。デブリは凍ってますがオウンリスクで。
登るにつれ藪も静かになってきました。尾根筋を目指してトラバース。
2018年02月11日 13:06撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:06
登るにつれ藪も静かになってきました。尾根筋を目指してトラバース。
といってもこの藪。
2018年02月11日 13:20撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:20
といってもこの藪。
1200m尾根上に立ちました。
2018年02月11日 13:30撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:30
1200m尾根上に立ちました。
木漏れ日が綺麗。
2018年02月11日 13:31撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:31
木漏れ日が綺麗。
ここは天国か?
2018年02月11日 13:33撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2
2/11 13:33
ここは天国か?
巨木。
2018年02月11日 13:30撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:30
巨木。
Dynafit GrandTeton 173、129-105-119 1540g(1/2)
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Dynafit GrandTeton 173、129-105-119 1540g(1/2)
ちょっと浮かれてます。
ちょっと浮かれてます。
今までの苦労が報われます(ような気がしました)
2018年02月11日 13:40撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:40
今までの苦労が報われます(ような気がしました)
素晴らしすぎる。。。
2018年02月11日 13:41撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:41
素晴らしすぎる。。。
U田さん、元気ですね〜。
2018年02月11日 13:27撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 13:27
U田さん、元気ですね〜。
絶景です。あ!U田さん雪庇寄り過ぎでは?
2018年02月11日 14:00撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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2/11 14:00
絶景です。あ!U田さん雪庇寄り過ぎでは?
山頂はあれ?
2018年02月11日 14:07撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 14:07
山頂はあれ?
山頂着(1388m)!この時点で14:10。6.5時間もかかったことになります。
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山頂着(1388m)!この時点で14:10。6.5時間もかかったことになります。
私。東山め!手こずらせやがって的な。
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私。東山め!手こずらせやがって的な。
北には氷ノ山方面。三の丸の雪原が見えます。向こうからも見えることでしょう。
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北には氷ノ山方面。三の丸の雪原が見えます。向こうからも見えることでしょう。
滑ってみたかった東斜面!これですよ!但馬の山にこんな大斜面があるとは。
滑ってみたかった東斜面!これですよ!但馬の山にこんな大斜面があるとは。
見た目より固く最初の1ターン目で大転倒。その後のシュプール。最高!
2018年02月11日 14:41撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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2/11 14:41
見た目より固く最初の1ターン目で大転倒。その後のシュプール。最高!
U田さんの滑り。上手!
2018年02月11日 14:41撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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2/11 14:41
U田さんの滑り。上手!
振り返る。下まで滑りたいですが時間切れ。トラバースして北尾根へ。
2018年02月11日 14:47撮影 by  Canon IXY 140, Canon
2/11 14:47
振り返る。下まで滑りたいですが時間切れ。トラバースして北尾根へ。
撮影機器:

感想

 鳥取県第4の高さを持ちながら登山の対象としてほとんど登られていない感の
ある東山(とうせん)にスキーで行ってきました。戸倉峠を鳥取側に下りきったところから南にそびえる立派な山です。氷ノ山から南を見て一際目立つ山で特に東斜面が無木立で快適に滑れそう。ネットで拾った写真に少し感動して次はココだ!

 ネットで情報収集。藪で苦労した記録が多いです。神戸山スキーのM崎さんからも情報を貰っていろいろとルート検討。傾斜の緩い南側からアプローチすると遠いので「とおせん(山)」東からアプローチすると険しいので”通れない”の意味で「通せん」、ある人の記録では同行者が下山後に冬の大山に2回登る位のしんどさだったと書いてたのが気になる。さてどうなることやら。

 糸白見集落除雪終了点に駐車(雪捨て場になってるのでどんつきはダメ)。林道を詰め、鳥大ワンゲル部の小屋に続いて夏道分岐も過ぎ、ネットで拾った藪が薄いらしい1204mに至る尾根を目指します。糸白見川は580mの橋を渡っておくのがいいでしょう。
 橋を渡った後は地図にない立派な作業道(渡渉あり)で800m付近まで快適に登ります。その後が厳しい。尾根は痩せていて雪が少ない上クラスト気味、藪もうるさい。腹を巻くにも傾斜がきつくてキックターンも緊張を強いられる。たまらずスキー板を担ぐ。U田さんは根性で板で登ってました。

 上部林道(1040m)到着が12:10。既に大幅に予定時刻を過ぎてます。しかし遅れも想定内。今日はヘッデン下山もありと踏んで出てきたので山頂を目指します。尾根登りに閉口したので相談した結果、気温は午後から下がるとのことでリスクは少ないと判断し前日の雨によると思われるデブリだらけの沢筋を詰めることにしました。

 沢筋もデコボコで上りにくいですが藪のカチカチ尾根よりマシ。1200m付近まで上がると雪が柔らかくなってきたのでトラバース気味に尾根に乗り上げます。ブナの大木がお互いの間隔を保って立ちならぶ様は三の丸南側の県境尾根にも勝るとも劣らない素晴らしい光景でした。タイミングよく日差しもでてきて、かなり天国度が高かったです。
 ほどなくして山頂着、氷ノ山方面がよく見えます。向こうからもこちらが見えていることでしょう。この時点で14:10。藪尾根のスキー下山は難しそうなので完全に時間は遅すぎ。あまりゆっくりもしてられずそうそうにシールをはがして滑走準備します。
 少し左におりた雪庇の無いとこからドロップします。U田さん先行、続いて私。見た目より固く、上にうっすら雪が乗った状態。1ターン目で大転倒。危ない危ない。どんどん滑りたい気持ちを抑えて左にトラバース、尾根を越えて帰路につきます。尾根は滑れる感じでないので上部林道まではちょっとした沢筋を選択します。この沢も下部は側壁からのデブリだらけ。藪でないだけまし。ややモタモタしながらも危険ゾーンを足早に抜け、上部林道へ。

 上部林道を登山道尾根に向かいます。この時点で15:00を回ってます。雪質は表面パリパリ中サクサク、まったくターンもズラシもできない状態。もう遊んでいる暇はなく、ブーツアイゼンを装着し、藪尾根をスキー板かついで降ります。苦行だ〜。意外にアップダウンあるし、コブを巻こうにも側壁は急で危なっかしいし踏み抜きも多発し、さっきまで東山賛歌してたのに悪態をつきはじめます。なんだこの山!
 700m付近で予定していた尾根分岐を間違え右の尾根に入ってしまいましたが棚ボタで地図に無い立派な作業道が見えました。助かった。ここでスキー板を装着。カチカチゴリゴリ林道ですが板を履いて下山できます。

 そんなこんなで駐車地17:30過ぎに着。ほぼ10時間行動。クタクタです。東山、なかなか手ごわかったです。標高差が大きく雪質が悪いところはどこかでありそう、また藪の濃い尾根は痩せていてアップダウンもあり、スキーで行くには厳しいです。かなり研究したつもりでしたがルートは結局大幅修正。しかし、それを差っぴいても上部は相当秀逸。地図にない林道も多くあり、快適なルートの開拓余地があります。もっと時間も短縮できそうです。興味のある方は是非行って見て自分のルートを探してみてください。



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