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Yamareco

記録ID: 8358402
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地東部

東山・鳴滝山 〜道の無い尾根でへとへとになる〜

2025年06月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:36
距離
9.6km
登り
659m
下り
664m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
1:22
合計
7:37
距離 9.6km 登り 659m 下り 664m
9:23
153
スタート地点
11:56
13:08
103
14:51
15:01
119
17:00
ゴール地点
天候 曇/晴
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山道はありませんが、尾根には下草があまり無く稜線部分の笹薮には人が一人通れるぐらいの踏み跡があるのでヤブコギはしなくても何とかなりました。それでも長袖長ズボンは必要です。
林道分岐点の路肩に車の停められるスペースがあります。ここを出発点とします。
2025年06月29日 09:28撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:28
林道分岐点の路肩に車の停められるスペースがあります。ここを出発点とします。
80年は伐採しないとのこと、子孫のための林業です。
2025年06月29日 09:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:31
80年は伐採しないとのこと、子孫のための林業です。
尾根に取りつきます。道はありません。
2025年06月29日 09:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:32
尾根に取りつきます。道はありません。
杉林、傾斜もそこそこあります。
2025年06月29日 09:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:32
杉林、傾斜もそこそこあります。
ジキタリス
帰化植物がこんな山の中に入り込んでいます。
2025年06月29日 09:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:33
ジキタリス
帰化植物がこんな山の中に入り込んでいます。
小さなピークが時々あります。そこで小休憩。
2025年06月29日 09:37撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
6/29 9:37
小さなピークが時々あります。そこで小休憩。
林道と交わります。林道がどう走っているのかわからないので尾根に上がります。
2025年06月29日 09:44撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:44
林道と交わります。林道がどう走っているのかわからないので尾根に上がります。
松や広葉樹も混ざります。
2025年06月29日 09:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 9:58
松や広葉樹も混ざります。
ブナの林
2025年06月29日 10:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 10:02
ブナの林
玄武岩質溶岩
2025年06月29日 10:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 10:20
玄武岩質溶岩
2025年06月29日 10:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 10:26
近くを作業道が走っていますが、道には下りずに尾根を行きました。
2025年06月29日 10:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 10:33
近くを作業道が走っていますが、道には下りずに尾根を行きました。
2025年06月29日 10:37撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 10:37
渡渉して隣の尾根に入ってみます。
2025年06月29日 10:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 10:51
渡渉して隣の尾根に入ってみます。
わかりやすい尾根筋は安心して歩けます。
2025年06月29日 10:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 10:52
わかりやすい尾根筋は安心して歩けます。
道は無いので、とにかく高い方へ。
2025年06月29日 11:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:02
道は無いので、とにかく高い方へ。
代り映えしない杉林と灌木
2025年06月29日 11:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:16
代り映えしない杉林と灌木
ブナと笹
2025年06月29日 11:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:18
ブナと笹
開けてきた。
2025年06月29日 11:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:21
開けてきた。
主尾根に出ました。笹原が広がります。
2025年06月29日 11:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:26
主尾根に出ました。笹原が広がります。
地籍三角点の標石
2025年06月29日 11:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:26
地籍三角点の標石
笹原に道が見えます。ここを歩くしかないですね。
2025年06月29日 11:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 11:27
笹原に道が見えます。ここを歩くしかないですね。
進行方向右前方が氷ノ山
2025年06月29日 11:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 11:39
進行方向右前方が氷ノ山
長袖必須ですよ。
2025年06月29日 11:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 11:51
長袖必須ですよ。
この辺りが一番高い所。
2025年06月29日 11:54撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 11:54
この辺りが一番高い所。
三等三角点「藤仙山」
北緯 35°17′32″.1870
東経 134°22′58″.8257
標高(m) 1387.78
2025年06月29日 11:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 11:56
三等三角点「藤仙山」
北緯 35°17′32″.1870
東経 134°22′58″.8257
標高(m) 1387.78
東山(とうせん)1338m
2025年06月29日 11:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 11:56
東山(とうせん)1338m
いつものコンビニおむすびなどで昼食
2025年06月29日 12:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 12:01
いつものコンビニおむすびなどで昼食
《ドローン撮影》氷ノ山をバックに
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《ドローン撮影》氷ノ山をバックに
《ドローン撮影》笹に覆われた山頂
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《ドローン撮影》笹に覆われた山頂
《ドローン撮影》
雲がかかっている時が多くて、日陰の少ない山頂では助かりました。
《ドローン撮影》
雲がかかっている時が多くて、日陰の少ない山頂では助かりました。
出発します。稜線を辿って鳴滝山を目指します。
2025年06月29日 13:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:08
出発します。稜線を辿って鳴滝山を目指します。
サルノコシカケのなかま
2025年06月29日 13:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:16
サルノコシカケのなかま
とりあえず一番高そうなところを辿ります。
2025年06月29日 13:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:22
とりあえず一番高そうなところを辿ります。
2025年06月29日 13:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:40
緩やかな高原のような。
2025年06月29日 13:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:48
緩やかな高原のような。
2025年06月29日 13:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:51
こんな所にまでジキタリス
2025年06月29日 13:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 13:52
こんな所にまでジキタリス
ブナ林
2025年06月29日 14:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 14:03
ブナ林
アップダウンは緩やかですが距離はそれなりにあります。
2025年06月29日 14:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 14:09
アップダウンは緩やかですが距離はそれなりにあります。
振り返って、東山山頂
2025年06月29日 14:15撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 14:15
振り返って、東山山頂
大きな灌木がまばらに生えているのは、高木限界が近いということ?
2025年06月29日 14:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 14:25
大きな灌木がまばらに生えているのは、高木限界が近いということ?
2025年06月29日 14:34撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 14:34
そよ風の木陰を進みます。
2025年06月29日 14:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 14:40
そよ風の木陰を進みます。
鳴滝山山頂
三等三角点「松尾」
北緯 35°18′00″.7094
東経 134°21′37″.6140
標高(m) 1287.09
2025年06月29日 14:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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6/29 14:50
鳴滝山山頂
三等三角点「松尾」
北緯 35°18′00″.7094
東経 134°21′37″.6140
標高(m) 1287.09
スギゴケ
2025年06月29日 15:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 15:16
スギゴケ
2025年06月29日 15:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 15:39
いろんな樹木が癒合してよくわからない生命体になっています。
2025年06月29日 15:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 15:51
いろんな樹木が癒合してよくわからない生命体になっています。
南西方向の尾根を下ります。
2025年06月29日 15:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 15:58
南西方向の尾根を下ります。
異形の大樹が目を引きます。
2025年06月29日 16:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:08
異形の大樹が目を引きます。
これも
2025年06月29日 16:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:13
これも
こちらにも道は無く、GPSで地点を確認しながら尾根を下ります。
2025年06月29日 16:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:26
こちらにも道は無く、GPSで地点を確認しながら尾根を下ります。
林道を横切ります。
2025年06月29日 16:41撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:41
林道を横切ります。
ハリイ(イグサのなかま)
2025年06月29日 16:41撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:41
ハリイ(イグサのなかま)
沢の近くへ下りてきました。
2025年06月29日 16:46撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:46
沢の近くへ下りてきました。
渡れそうなところを探して下流方向へ進みました。
2025年06月29日 16:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:47
渡れそうなところを探して下流方向へ進みました。
鳥取砂丘の色だ。
2025年06月29日 16:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:49
鳥取砂丘の色だ。
堰堤跡、倒木の横たわる所があり、そこが何とか渡れました。
2025年06月29日 16:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:53
堰堤跡、倒木の横たわる所があり、そこが何とか渡れました。
車道を少し歩きます。
2025年06月29日 16:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:55
車道を少し歩きます。
車の所へ帰りつきました。
2025年06月29日 16:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6/29 16:59
車の所へ帰りつきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 登山靴 サブザック(19L) 昼食(おむすび+ソーセージ) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(麦茶600mL) 地図(コース図・地形図) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) カメラ ドローン(MavicMini) サブバッテリー 腕時計 手拭い 日焼け止め 虫除けスプレー ファストエイドセット
備考 飲み物が600ccのペットボトル1本では足り苦しかったです。暑いので、もっと飲料は用意しておくべきでした。

感想

 今年は例年になく早く梅雨が明けてしまった。猛暑の夏が始まる、とは言ってもまだ6月、本格的に暑くなる前に暑さに身体を慣らしておきたい。そこで、あまり遠くなく、そこそこ鍛えられそうな山を歩いてみようと考えた。ずいぶん前に鳥取県で第3位の高峰となる東山(とうせん)に登ってみたことがあるが(「鳴滝山・東山 〜若桜町糸白見から周回〜」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1476661.html ) 、道が無くてなかなか辛かった思い出がある。その後調べてみると、智頭町側から尾根を辿ってハート形のコースで歩いている記録が多くあった登山道があるという訳ではないようだが、特に危険なく歩けるようなので一度歩いてみたいと思っていた。
 智頭町の芦津渓を通り過ぎて舗装林道(沖ノ山林道)をしばらく進むと、道沿いの川(大川)が左に分岐している。この支流が今回のコースの中心を走る谷だ。橋を渡ってすぐの所に路肩の広場があったので、そこに車を停めて準備を始めた。ここで、道の脇の草地から紫色の花穂の付いた植物を引き抜いて道に投げ捨てている人がいたので、何事かとやや訝しく思ったのだが、あとで調べてみるとその花はジキタリスという帰化植物で、元々こんな所に生えている植物ではないようだ。引っこ抜いて捨てるというのは、環境保全という面で正しい行為なのかもしれない。
 東山は、登山ガイドには記載が無いし、現地には登山口の表記も、登山道の標識もない。尾根と稜線を自分で判断しながら歩かなければならない、あまり初心者向けとは言えない山だ。そもそも何らかの理由で登山が推奨されていない山域なのかもしれない。尾根は杉の植林部分が多く周囲の山を眺められる所はほとんど無い。けれども、笹に覆われた山頂から鳴滝山へ通じる稜線部分は視界を遮る高木も少なく、なかなか良い眺望の山だ。鳥取県で標高「3位」というポジションが微妙な感じはするが、でも、鳥取県の山を語る上では無視できない所だと思う。
 梅雨は開けたといってもまだ6月、森の中で泣いているセミはハルゼミだし、まだキノコも見かけない。山頂辺りは陽が射すとさすがに暑いが、雲がかかるとホッとする。時々吹く風も心地よい。そんなに強い風は吹いていなかったのでドローンを飛ばして稜線の辺りをあっちやこっちから撮影してみた。

ドローン撮影(2分24秒)
 稜線を歩いている辺りから、何故か足取りが重くなってきた。体が暑さに順応していないのだろうか、水分不足なのだろうか。歩いていてもあまり楽しくない、まだ終わらないのかと考えるばかりで足取りが重かった。結果を見てみても標準タイムよりもかなりゆっくりしか歩けていないようだ。まず、明瞭な道が無いこと、暑さに身体が慣れていないこと、水分が不足していたこと(麦茶600mLペットボトル1本しか持ってきていなかった)などが考えられる。例年より早く梅雨が明けて、気分的にも身体的にも猛暑の低山歩きへの対応ができていなかったようだ。警報級の暑さの夏であることを自覚して、万全の備えをした上で無理のない山歩きを行うようにしよう。

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