東山・鳴滝山 〜道の無い尾根でへとへとになる〜


- GPS
- 07:36
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 659m
- 下り
- 664m
コースタイム
天候 | 曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はありませんが、尾根には下草があまり無く稜線部分の笹薮には人が一人通れるぐらいの踏み跡があるのでヤブコギはしなくても何とかなりました。それでも長袖長ズボンは必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび+ソーセージ)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(麦茶600mL)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
カメラ
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
腕時計
手拭い
日焼け止め
虫除けスプレー
ファストエイドセット
|
---|---|
備考 | 飲み物が600ccのペットボトル1本では足り苦しかったです。暑いので、もっと飲料は用意しておくべきでした。 |
感想
今年は例年になく早く梅雨が明けてしまった。猛暑の夏が始まる、とは言ってもまだ6月、本格的に暑くなる前に暑さに身体を慣らしておきたい。そこで、あまり遠くなく、そこそこ鍛えられそうな山を歩いてみようと考えた。ずいぶん前に鳥取県で第3位の高峰となる東山(とうせん)に登ってみたことがあるが(「鳴滝山・東山 〜若桜町糸白見から周回〜」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1476661.html ) 、道が無くてなかなか辛かった思い出がある。その後調べてみると、智頭町側から尾根を辿ってハート形のコースで歩いている記録が多くあった登山道があるという訳ではないようだが、特に危険なく歩けるようなので一度歩いてみたいと思っていた。
智頭町の芦津渓を通り過ぎて舗装林道(沖ノ山林道)をしばらく進むと、道沿いの川(大川)が左に分岐している。この支流が今回のコースの中心を走る谷だ。橋を渡ってすぐの所に路肩の広場があったので、そこに車を停めて準備を始めた。ここで、道の脇の草地から紫色の花穂の付いた植物を引き抜いて道に投げ捨てている人がいたので、何事かとやや訝しく思ったのだが、あとで調べてみるとその花はジキタリスという帰化植物で、元々こんな所に生えている植物ではないようだ。引っこ抜いて捨てるというのは、環境保全という面で正しい行為なのかもしれない。
東山は、登山ガイドには記載が無いし、現地には登山口の表記も、登山道の標識もない。尾根と稜線を自分で判断しながら歩かなければならない、あまり初心者向けとは言えない山だ。そもそも何らかの理由で登山が推奨されていない山域なのかもしれない。尾根は杉の植林部分が多く周囲の山を眺められる所はほとんど無い。けれども、笹に覆われた山頂から鳴滝山へ通じる稜線部分は視界を遮る高木も少なく、なかなか良い眺望の山だ。鳥取県で標高「3位」というポジションが微妙な感じはするが、でも、鳥取県の山を語る上では無視できない所だと思う。
梅雨は開けたといってもまだ6月、森の中で泣いているセミはハルゼミだし、まだキノコも見かけない。山頂辺りは陽が射すとさすがに暑いが、雲がかかるとホッとする。時々吹く風も心地よい。そんなに強い風は吹いていなかったのでドローンを飛ばして稜線の辺りをあっちやこっちから撮影してみた。
ドローン撮影(2分24秒)
稜線を歩いている辺りから、何故か足取りが重くなってきた。体が暑さに順応していないのだろうか、水分不足なのだろうか。歩いていてもあまり楽しくない、まだ終わらないのかと考えるばかりで足取りが重かった。結果を見てみても標準タイムよりもかなりゆっくりしか歩けていないようだ。まず、明瞭な道が無いこと、暑さに身体が慣れていないこと、水分が不足していたこと(麦茶600mLペットボトル1本しか持ってきていなかった)などが考えられる。例年より早く梅雨が明けて、気分的にも身体的にも猛暑の低山歩きへの対応ができていなかったようだ。警報級の暑さの夏であることを自覚して、万全の備えをした上で無理のない山歩きを行うようにしよう。
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