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Yamareco

記録ID: 1383240
全員に公開
山滑走
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山:山スキーで北西尾根から(大久保集落からマニアックルート⁉️)

2018年02月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:23
距離
12.2km
登り
1,369m
下り
1,367m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:55
合計
6:23
4:25
18
スタート地点
4:43
4:59
218
8:44
8:46
3
10:21
10:29
19
10:48
ゴール地点
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥伊吹スキー場へ向かう県道40号の小泉集落にある駐車スペースに邪魔にならないように駐車。
コース状況/
危険箇所等
伊吹鉱山の採掘場の斜面は危険。
その脇の尾根を行きましょう。
その他周辺情報 集落の中を進むので深夜、早朝は怪しまれないように行動。
蕎麦:九次郎;大久保集落内の土日11:30-14:00のみの営業。平日は要予約。伊吹大根と自家栽培・自家製粉の蕎麦を使用。http://www.ibukifarm.com/
・・・前日土曜日の偵察の際に頂き、主人から登山道の情報もいただきました
暗闇の中を静かにスタート
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暗闇の中を静かにスタート
細尾根が続く
まずまずの天気
石灰の採掘場
自然は簡単には戻らない
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自然は簡単には戻らない
藪尾根を行く
琵琶湖が見え始める
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琵琶湖が見え始める
7合目ぐらいまで上がると樹氷が出てくる
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7合目ぐらいまで上がると樹氷が出てくる
ようやく藪が薄くなる
ようやく藪が薄くなる
この尾根を登ってきた
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この尾根を登ってきた
さすがに風が強くなってくる
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さすがに風が強くなってくる
でも普段の伊吹山に比べればいい方です
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でも普段の伊吹山に比べればいい方です
ようやく太陽が登ってきた
2
ようやく太陽が登ってきた
西面を登ってきたので日の出が遅かった
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西面を登ってきたので日の出が遅かった
8合目辺りか
この辺りで9合目
白山までは見えず
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白山までは見えず
山頂台地に到着
ここまで来ると南に霊仙山が見える
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ここまで来ると南に霊仙山が見える
結構なえびの尻尾
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結構なえびの尻尾
正面は藤川谷
山頂到着です
この山だけが雲が掛かってないようだ
この山だけが雲が掛かってないようだ
タケルさんはモンスターに
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タケルさんはモンスターに
まだ早いのか?
誰にも会わなかった
まだ早いのか?
誰にも会わなかった
では滑走へ
集落に帰還
藪滑走疲れた
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集落に帰還
藪滑走疲れた
(J)4:30に道路沿い公共施設脇のスぺースをお借りしました
2018年02月18日 04:25撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 4:25
(J)4:30に道路沿い公共施設脇のスぺースをお借りしました
(J)狐狸:長尾寺史跡周遊山道に従って山に入る。民家を抜けるので不審な行動は慎むが、センサーライトに驚く・・・
2018年02月18日 05:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 5:18
(J)狐狸:長尾寺史跡周遊山道に従って山に入る。民家を抜けるので不審な行動は慎むが、センサーライトに驚く・・・
(J)夜明けで第一採掘平原(仮称)に到着。一部急で狭い尾根をこなしてきたが、下りの滑りが一工夫いりそう。
2018年02月18日 06:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 6:13
(J)夜明けで第一採掘平原(仮称)に到着。一部急で狭い尾根をこなしてきたが、下りの滑りが一工夫いりそう。
(J)採掘平原上の急斜面を登るが、朝のクラストで滑落を避け樹林をジグるが結構なラッセルを強いられる。
2018年02月18日 06:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 6:44
(J)採掘平原上の急斜面を登るが、朝のクラストで滑落を避け樹林をジグるが結構なラッセルを強いられる。
(J)見下ろすと琵琶湖と長浜市街
2018年02月18日 06:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 6:44
(J)見下ろすと琵琶湖と長浜市街
(J)この自然破壊は何とかしてもらいたい。需要と供給・・・バランスは難しい。南アのリニア工事も疑問だ
2018年02月18日 07:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 7:07
(J)この自然破壊は何とかしてもらいたい。需要と供給・・・バランスは難しい。南アのリニア工事も疑問だ
(J)破壊された山体それでもやはり伊吹は好きだ
2018年02月18日 07:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 7:37
(J)破壊された山体それでもやはり伊吹は好きだ
(J)樹氷を纏った低灌木を切り替えし滑落を防ぐ
ここから滋賀県側の展望を見る人は少ないだろう
2018年02月18日 08:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 8:04
(J)樹氷を纏った低灌木を切り替えし滑落を防ぐ
ここから滋賀県側の展望を見る人は少ないだろう
(J)そして朝がきた
2018年02月18日 08:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 8:05
(J)そして朝がきた
(J)左に姉川流域
2018年02月18日 08:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 8:07
(J)左に姉川流域
(J)上を目指せ
2018年02月18日 08:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 8:09
(J)上を目指せ
(J)氷化斜面とシュカプラと一部吹き溜まりパウダー
2018年02月18日 08:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 8:31
(J)氷化斜面とシュカプラと一部吹き溜まりパウダー
(J)山頂から伊吹の麓を鳥瞰
2018年02月18日 08:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 8:31
(J)山頂から伊吹の麓を鳥瞰
(J)8:44、山頂三角点。丁度4時間だった。こんな素晴らしい天気で風も穏やかなのにまだ誰も居ない。ラッキーだった
2018年02月18日 08:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/18 8:44
(J)8:44、山頂三角点。丁度4時間だった。こんな素晴らしい天気で風も穏やかなのにまだ誰も居ない。ラッキーだった
(J)マニアックなラインに付き合ってくれたktn92さんに感謝。
2018年02月18日 08:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 8:45
(J)マニアックなラインに付き合ってくれたktn92さんに感謝。
(J)タケル君とも記念写真。モンスタータケル
2018年02月18日 08:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 8:53
(J)タケル君とも記念写真。モンスタータケル
(J)さあ滑走。滑落しないように吹き溜まりを探しながら滑走。
2018年02月18日 09:25撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 9:25
(J)さあ滑走。滑落しないように吹き溜まりを探しながら滑走。
(J)下りはあっという間
2018年02月18日 09:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 9:28
(J)下りはあっという間
(J)一大スペクタクルな光景。放置されたダンプが寂しい。せめて回収してよ
2018年02月18日 09:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 9:43
(J)一大スペクタクルな光景。放置されたダンプが寂しい。せめて回収してよ
(J)長尾寺はいくつかの寺院が点在していた。セツブンソウの時期には多くの人が訪れるのだろうか
2018年02月18日 10:25撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 10:25
(J)長尾寺はいくつかの寺院が点在していた。セツブンソウの時期には多くの人が訪れるのだろうか
(J)あの採掘斜面の左端が旧登山道:大久保集落〜長尾寺〜北西尾根〜山頂。破壊された山は元には戻らない。以前の伊吹の山を見てみたい。次回は郷土資料館へ行こう。
2018年02月18日 11:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/18 11:20
(J)あの採掘斜面の左端が旧登山道:大久保集落〜長尾寺〜北西尾根〜山頂。破壊された山は元には戻らない。以前の伊吹の山を見てみたい。次回は郷土資料館へ行こう。
(J)ここを滑るのはかなりレアー・・というか山スキーでは報告がない。(しかしきっと変人の人間は滑っているだろう)
2018年02月18日 11:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 11:21
(J)ここを滑るのはかなりレアー・・というか山スキーでは報告がない。(しかしきっと変人の人間は滑っているだろう)
(J)三島池から滋賀県側破壊された伊吹山・美しくも悲しい側面を持つ山である。しかし僕は地元の山を愛して止まない
2018年02月18日 12:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/18 12:32
(J)三島池から滋賀県側破壊された伊吹山・美しくも悲しい側面を持つ山である。しかし僕は地元の山を愛して止まない
右の写真は昭和28年に琵琶湖の方向から撮影された伊吹山です。
滋賀鉱産株式会社ホームページより引用させていただきました
http://shigakosan.jp/green/index.html
右の写真は昭和28年に琵琶湖の方向から撮影された伊吹山です。
滋賀鉱産株式会社ホームページより引用させていただきました
http://shigakosan.jp/green/index.html

装備

個人装備
ザック(mhmパウダーケグ32) スキー板(BDリバート 173cm) ビンディング(BDオーワン) スペアキット(BDオーワンバックカントリーキット) クトー(BDテレクランポン) テレマークブーツ(BDシーカー) セルフアレストピック(BDウィペット×2) ヘルメット(CT) ビーコン(マムートエレメントバリーボックス) プローブ(オルトボックス320cm) スコップ(BDディプロイ) ヘッドランプ(BDストーム) クランポン(BDセラッククリップ) サングラス(オークリーレーダーパス) ゴーグル(オークリーAフレーム2.0) 日焼け止め リップクリーム ビーニー(BD) ヘルメットビーニー(BD) ヘッドバンド(マムート) バラクラバ(ホグロフス) テムレス インナーグローブ 予備グローブ(マウンテンハードウェア) スキーシール(G3アルピニストハイトラクションスキン) シールワックス スキーワックス カメラ(CANON IXY32S) GPS(ガーミンeTrex20J) スマホ 携帯 予備電池(単3 単4 モバイル用) 予備ランプ 財布 保険証 ドライバー(+ -) コンパス ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ) 飲料 行動食 防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット) ファーストエイドキット
共同装備
JUNDr:いにしえの山スキー板Suger Daddy156cm 山スキー一般装備

感想

JUNDrさんが事情により遠征ができないとのことで近場のマニアックルートを行くことになった。
伊吹山と言えば上野からの表道が一般ルートだが以外にもいろんな尾根にルートが派生している。
その中でもまずお目にかかれない西面のマニアック(変態?)ルートを行くらしい。
車を駐車スペースに停め、新聞配達員より早く歩き出す。
集落を進むので静かに行くが、犬が吠えることはなかったもののあちこちのセンサーライトが点くので嫌らしい。
民家脇をすり抜け、鹿避け柵の扉を開けて尾根に取り付く。
しばらくは細い藪尾根を進むとセメント原料の採掘跡に着く。
凄い削られたものだ。もう元には戻らないだろう。
この斜面はかなり急でその脇の藪をひたすら登って行く。
その藪斜面も結構急で昨夜積もった表層が滑るのでちょっと注意しながら進むと呆気なく山頂台地に到着した。
まだ他の登山者は一人もいない。
うろうろしてても寒いだけなので三角点とタケルさんに挨拶し、写真を収めて滑走の準備に入る。
上部はクラスト、8合目辺りから樹林に入るとパウダーも残っていた。
採掘場から下は気合いの藪滑走で疲れました。
でも日が差していないのでモナカはなかったのが救いです。
マニアックルートを楽しめました。
以外と楽しいものです‼️

山登りは探究である。想像と工夫とそして勇気。情報が少ない(無い)場面でどのように乗り切るかが楽しい。10年も前だろうか一度11月に登ったことがあるルートだが、雪の多めの今シーズン、決行のチャンスと考えた。土曜日の午前の診療の後、伊吹へ足を延ばし、偵察。雪はギリギリ限界の積雪であるが、昼過ぎから吹雪になってきた。何とかなるかもしれない。お昼を兼ねて偶然見つけた手打ち蕎麦屋さんに入り、情報を聞いた。
“ここに登山道(修験道)があることを良く知ってますね”
”明日、山スキーで登りたいので・・・”
”大久保地区からは長尾寺の裏から道があるよ、気を付けていってきてね”
”ありがとうございます。助かりました”
そしておそらくマニアックであろうと思われる:ktn92さんを誘い深夜スタートである。僕は昼には家の用事があるため10時下山目標。
道沿い駐車地から600m歩き長尾寺の看板を拾いながら民家の中をヘッデン点け、スキーを背負った変質者が歩いてゆく。
情報通り長尾寺から自然に山に導かれる。鹿除けの柵はしっかり締めましょう。
後は急尾根をスキー登攀。少し広いちょいパウ尾根もある。西面のため意外にや雪は良い。そして第一採掘平原(仮称)左の切り崩し斜面脇を滑落に注意しながら登る。結構な急登攀だ。そして第二採掘平原(仮称)同じように左脇をジグるがクラストとラッセルが交互にあらわれ、手間どるが今日はいにしえのSugerDaddy156cm だ。軽くて切り返しが楽。そして最後のクラストをこなし山頂台地西末端。ここからは以前に偵察した場所で一直線で山頂神社に進路をとる。そして、誰も居ない三角点。こんな穏やかな朝なのに誰も居ないなんて僕たちはラッキーだ!ちょいと用足し(大キジはちゃんとビニールに入れてお持ち帰りが僕規則)をしながら下山滑走準備。あとは兎にも角にも往路を下る。途中の採掘斜面はど真ん中を滑りたい気分だが、滑落や雪崩防止柵など人工物もありそうで危険だ。私有地かもしれないので出来るだけ侵入は止めよう。結構なパウダーを拾いながら一気に滑る。下りは速い。最後の急尾根樹林でちょっと苦労したが、概ね順調。鹿除け柵を再びあけて、寺社境内をすり抜け駐車地へ・・・・・素晴らしい半日を創造できて良かった。ktn92さん、貴重なパウダーシーズンに僕の我儘を聞いてくれてありがとう。その後無事に家人を米原で拾い家の所用もこなせました。仕事・山・所用をすべて両立させたので、これでまた、来週出動が出来そうな感じです!!



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