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ハイキング
奥武蔵

竹寺の廃道と満開のフクジュソウ、そして浅見茶屋へ(小殿BS→竹寺→子ノ権現→浅見茶屋→吾野駅)

2018年02月24日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.4km
登り
608m
下り
667m

コースタイム

日帰り
山行
3:44
休憩
0:53
合計
4:37
8:50
68
9:58
7
10:05
10:18
35
10:53
51
11:44
11:47
24
12:11
12:48
24
浅見茶屋
13:27
冬シーズンに一度は浅見茶屋で肉汁釜揚げうどんを食べたい、と言うのを最大目標としてコースを組み立てました。

当初は伊豆ヶ岳からと思ったのですが、浅見茶屋到着が遅くなるコースタイムとなったのでそれは取り止め、小殿BSから竹寺に上がってそこから子ノ権現へ行く事にしました。

しかしそれだと以前歩いたコースと全く同じなのでもう一つ何かを加えたい。
そこで以前発見したと思っている竹寺・小殿の廃道探索です。
天候 快晴

週間天気予報では月曜や火曜の各社の予報はおしなべて土曜も日曜も曇りがちの予報でした。それが水曜頃に一斉に土曜は晴れ優勢の予報に切り替わり、本日この快晴であります。

毎週どの日が晴れるか週間天気予報でハラハラする季節となって来ました。
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
飯能着7:50の快速急行
飯能駅北口8:00発の飯03-2名郷行き
小殿着8:47(定刻は8:44。棒ノ嶺に行こうとした登山客が河又名栗湖入口で降りようとしてそれを取り止めてさわらびの湯迄乗った、と言うやりとりで1-2分は費やした)

帰り
吾野発13:37の飯能行き
飯能発14:06の各停で小手指迄乗り小手指でFライナー快速急行に乗り換え
コース状況/
危険箇所等
冒頭の区間は真似しないで下さい。駄目です、この廃道は。
最初は竹寺を目指し、次は子ノ権現を目指します。

・小殿BS→竹寺
今回の目的の一つは地理院地図で一直線に書かれている道を探ると言うものです。地図上では橋の北側から尾根に取り付いています。そこは現在はコンクリートの擁壁となっているので一箇所だけ階段のある場所から登りました。

小さい祠があり、そこまでは登れますがその後は全く手がかりがありません。
取り敢えず斜面に取り付いてウロウロしていたら、かなり登ってから一直線に登る窪地がありました。これがおそらく廃道です。

しかしあまりに急で、その上廃道となってから時間が経っているので足場がボロボロになっています。結局は現在の登山道と合流する直前はそのままの登坂は不可能と判断して脇に逃げました。

それ以降は現在の登山道と、そして時折それをショートカットする廃道を適度に分けて登りました。

鐘楼への道を分けた先は竹寺まで緩やかに下ります。


・竹寺→豆口峠→子ノ権現
この区間も今回はいつもどおりの道では新鮮味が無いので竹寺から一旦鐘楼に登って尾根伝いに豆口峠に向かいました。
鐘楼は良いです。竹寺は展望の無い場所ですが、鐘楼まで登ると展望が開けます。棒ノ嶺が臨めます。その後の尾根道も気持ち良い道です。
豆口峠からは一度それなりの登りがありますが、その後はなだらかです。

・子ノ権現→浅見茶屋→吾野駅
浅見茶屋まで九十九折の道をひたすら下ります。
浅見茶屋まで来たらあとは緩い下りの舗装道路で、国道299号の手前で高麗川の右岸を吾野駅方面へ歩きます。
その他周辺情報 小殿BS、竹寺、子ノ権現、吾野駅にトイレがあります。
子ノ権現には売店があります。
地理院地図では一直線の登山道なのに実際は赤い線の様な竹寺への登山道です。
今日は青矢印の示す廃道を探ります。
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地理院地図では一直線の登山道なのに実際は赤い線の様な竹寺への登山道です。
今日は青矢印の示す廃道を探ります。
8:50 トイレを済ませてから小殿BSを出発します。
8:50 トイレを済ませてから小殿BSを出発します。
ここが今の登山口。
ここが今の登山口。
その先は加倉入沢の方まで擁壁が途切れなさそうなのでここから取り付きました。
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その先は加倉入沢の方まで擁壁が途切れなさそうなのでここから取り付きました。
祠があるのですが、この左右を見渡しても全く踏み跡らしき物がありません。
仕方ないので左側から斜面に取り付きました。
祠があるのですが、この左右を見渡しても全く踏み跡らしき物がありません。
仕方ないので左側から斜面に取り付きました。
全く痕跡無し。
あ!これか!
一体どこから始まっていたんだ。
それにしても本当に一直線に落ちている。
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あ!これか!
一体どこから始まっていたんだ。
それにしても本当に一直線に落ちている。
どうしてこうまでして一直線なんだよ。
どうしてこうまでして一直線なんだよ。
昨年の3月24日に発見した現在の登山道と廃道との合流点です。
前に言及しましたが、今回は実際を見たのではっきり言えます。
ここで急落しています。
途中から這いつくばる様に廃道を登って来ましたが、この直前の地点はあまり急傾斜な上に斜面が崩れるので横に逃げました。おそらくここから廃道に入ると足元が崩れて滑落します。
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昨年の3月24日に発見した現在の登山道と廃道との合流点です。
前に言及しましたが、今回は実際を見たのではっきり言えます。
ここで急落しています。
途中から這いつくばる様に廃道を登って来ましたが、この直前の地点はあまり急傾斜な上に斜面が崩れるので横に逃げました。おそらくここから廃道に入ると足元が崩れて滑落します。
今日は廃道を辿る登山なので右側の迂回している道ではなくて、まっすぐ登る道を進みます。あまり状態が悪くない限りは以降の九十九折は直線コースで。
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今日は廃道を辿る登山なので右側の迂回している道ではなくて、まっすぐ登る道を進みます。あまり状態が悪くない限りは以降の九十九折は直線コースで。
途中にチラとあった雪の部分。
今日はここ以外は雪は皆無と言っても良い程で、軽アイゼンなどは不要でした。
途中にチラとあった雪の部分。
今日はここ以外は雪は皆無と言っても良い程で、軽アイゼンなどは不要でした。
10:05 竹寺に到着。
廃道よじ登りの為、ここ迄で既にかなり体力を使っていますw
昨年3/24の時は小殿BSから竹寺まで46分だったのに、今回は75分もかけてますね。仕方ない。
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10:05 竹寺に到着。
廃道よじ登りの為、ここ迄で既にかなり体力を使っていますw
昨年3/24の時は小殿BSから竹寺まで46分だったのに、今回は75分もかけてますね。仕方ない。
フクジュソウ!フクジュソウじゃないか!
ヤマレコの山行記録では竹寺のフクジュソウはもう終わりとかチラと見たのですが満開ですよ!
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フクジュソウ!フクジュソウじゃないか!
ヤマレコの山行記録では竹寺のフクジュソウはもう終わりとかチラと見たのですが満開ですよ!
黄金色に輝くフクジュソウ
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黄金色に輝くフクジュソウ
ミツマタは未だまだこれからですね
ミツマタは未だまだこれからですね
梅も未だ咲いているのはこれ位
結局13分滞在して10:18に竹寺を出発します。
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梅も未だ咲いているのはこれ位
結局13分滞在して10:18に竹寺を出発します。
10:29 鐘楼に到着です。
ここにもベンチがあります。
10:29 鐘楼に到着です。
ここにもベンチがあります。
鳥居観音が下に見えますし、左の枝のすぐ隣に見えているのが棒ノ嶺です。
棒ノ嶺の右側背後に見えているのが川苔山でしょうか。
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鳥居観音が下に見えますし、左の枝のすぐ隣に見えているのが棒ノ嶺です。
棒ノ嶺の右側背後に見えているのが川苔山でしょうか。
鐘楼から北北西に尾根を行った先には電波塔。
鐘楼から北北西に尾根を行った先には電波塔。
10:53 豆口峠です。
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10:53 豆口峠です。
豆口峠の先、ピークに登る直前でそう言えば未だ何も飲食していないのに気がついて、ここで6分程休憩しました。
豆口峠の先、ピークに登る直前でそう言えば未だ何も飲食していないのに気がついて、ここで6分程休憩しました。
11:27 これが見えたらもうひと踏ん張りで子ノ権現ですよ。
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11:27 これが見えたらもうひと踏ん張りで子ノ権現ですよ。
11:38 子ノ権現の梅林は未だ未だですね。
11:38 子ノ権現の梅林は未だ未だですね。
子ノ権現のフクジュソウってどこで咲いているのが一番多いのか分かりませんが、私が見かけたのは路端のこれだけでした。
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子ノ権現のフクジュソウってどこで咲いているのが一番多いのか分かりませんが、私が見かけたのは路端のこれだけでした。
取り敢えず子ノ権現に来たからにはこちらを。
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取り敢えず子ノ権現に来たからにはこちらを。
12:11 浅見茶屋に到着しました。
肉汁釜揚げうどんいただきます。
今日は空いてましたね。
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12:11 浅見茶屋に到着しました。
肉汁釜揚げうどんいただきます。
今日は空いてましたね。
ひな壇がかざられています。
ひな壇がかざられています。
浅見茶屋前の斜面にもフクジュソウが咲いています。
12:48に出発。
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浅見茶屋前の斜面にもフクジュソウが咲いています。
12:48に出発。
13:27 吾野駅に到着しました。
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13:27 吾野駅に到着しました。

感想

以前からおそらく昔の竹寺・小殿間の登山道は地理院地図の一直線の道が廃道になったのだろうと思っていたのがほぼ確認されました。
特に今回は先日古本市で手に入れた「秩父歴史散歩II(平成6年3月10日刊行)」の竹寺の部分で「この道は名栗のバス通りまで、まさに逆落としのような急斜面なのである」「稲妻のような道」と書かれていて、今回よじ登った道が「逆落とし」の描写にぴったりでした。あれは酷い。
どこのどなたか分かりませんが、竹寺・小殿BS間の道を緩やかに整備してありがとうございます。

竹寺のフクジュソウはこんなに咲いているとは期待していなかったので大収穫です。
竹寺はいつも何かが咲いているところですね。本当に良い場所です。

そして例年の浅見茶屋の肉汁釜揚げうどん、大変美味しゅうございました。

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