金峰山〜ガスと強風の山頂〜



- GPS
- 01:59
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
天候 | 下界 :曇りのち晴れ 山頂付近:ガスと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM2:00時点で3割程度の駐車 下山時で8割程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:無し 水場 :富士見平小屋の下 大日小屋のそば トイレ :富士見平小屋 金峰山小屋 瑞牆山荘となり 大日小屋は未確認 |
写真
感想
3度目の金峰山です。
今回は、友人の体力に余裕があれば瑞牆山をセットにして登る計画で、AM3:00スタートの予定で2:00に登山口の駐車場に着きました。
少しの休憩の後、支度をして予定通り3:00に行動開始しましたが、駐車場から登山道へのショートカット道があまりの暗さのためわからず、結局登山道入り口からのスタートとなりました。
登山道に出てからは順調に進み、30分で富士見平に到着。ここでトイレ休憩とします。富士見平には10張り以上のテントがあったように見えました。気温は10℃位あったので皆さん快適に眠られたでしょう。
休憩の後、大日小屋を通過し大日岩に至り、砂払いノ頭で食事休憩を取ります。
ここから先はガスで真っ白な様です。
そして強風も。
岩場の稜線をゆっくりと登りながら、ガスで見えない五丈岩に思いを馳せます。
そして、五丈岩は見えないがもう山頂付近だろうと思ったそのとき、目の前に五丈岩がガスの中から姿を現しました。
友人は初めての金峰山なので、この大きな岩塊に感動していました。
しかし、山頂は猛烈な風です。
山頂碑のさらに上の本当の山頂では立つことさえも出来ません。
風速20m位はあったのではないでしょうか。
耐風姿勢で耐えるのがやっとです。
そして気温はほぼ0℃。
寒い。
ものすごく寒い。
山頂からはガスで五丈岩すらも見えません。
しばらく岩陰でガスが晴れるのを待ちますが、あまりの寒さのため金峰山小屋に撤退。
小屋ではお茶を頂き暖まります。
ここで、友人がバテてしまったため、再度山頂に行くことも瑞牆山に行くことも中止に決定します。
しばらくの休憩の後、下山を開始しますが、依然ガスは晴れません。
砂払いノ頭の先は樹林帯に入るため、アウターを脱ぎ、ひたすら下ります。
大日岩の下あたりでガスは消え、富士見平あたりからは晴れてきました。
そして、駐車場に着いたときにはすっかり天気が良くなっていました。
帰りの車中からは五丈岩がはっきりと見えていました。
がっかりする友人に、
「晴れているときだけが登山じゃ無いよ」
「ガスの中の登山もまた良い経験だよ」
「今度晴れているときにまた来ればいいよ」
と、なぐさめてやりました。
来週は3連休、どこへ行こうか・・・
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