西吾妻山（グランデコリフト往復、中大巓まで）

2018年03月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 10.1km
• 登り: 801m
• 下り: 790m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:00

距離 10.1km 登り 801m 下り 801m

8:47 第４クワッドリフト終点
9:51 10:00 西大巓
10:47 11:02 西吾妻山
11:24 11:32 天狗岩
11:33 11:34 天狗岩（吾妻連峰）
11:39 11:50 梵天岩
12:08 12:09 かもしか展望台
12:16 12:31 中大巓
13:05 13:08 天狗岩
13:23 13:24 西吾妻小屋
13:56 14:10 西大巓
14:47 第４クワッドリフト終点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

グランデコスノーリゾートの休日の駐車料金は1000円です。
ゴンドラと第3リフトを乗り継いで登り、帰りはゴンドラを使って下りました。
往復だと1枚券4枚（2080円）が必要です。

コース状況／危険箇所等

視界が確保でき、かつ、風が強すぎないという好条件が揃うのであれば、東北の本格雪山としては易しい部類に入ると思います。
苦労するような急斜面がなく、スノーシューが最適で、アイゼン、ピッケルは不要です。
好天時にはかなりの入山者がいるので、トレースの心配はありません。
今回は中大巓まで足を伸ばしましたが、梵天岩まででも十分絶景が堪能できます。

グランデコの施設に登山ポストが設置されています。
トイレはゴンドラ駅より上部にはありません。
携帯電話（au）は概ね全域で通じます。

その他周辺情報

グランデコに日帰り温泉施設があります（16時まで、1000円）。

写真

3/3 8:12

グランデコから目標のピークを見上げます。

3/3 9:22

リフト終点からしばらく樹林帯を登ると、樹々がまばらになって一気に後方の視界が開けました。

3/3 9:28

まずは左の西大巓手前の小ピークを目指します。

3/3 9:53

西大巓からは今日一番といっていいほどの全方位の絶景が広がります。こんもりとした西吾妻山へと続く登路です。

3/3 9:53

逆光気味の安達太良連峰です。翌日に左端の箕輪山に登りました。

3/3 9:54

磐梯山の素晴らしい眺めです。先月登った雄国山も右上の雄国沼の脇に見えています。

3/3 9:55

まことに格好いい磐梯山をアップで。

3/3 9:55

ひたすら真っ白な飯豊連峰です。

3/3 9:56

待望の朝日連峰と月山です。先月の雄国山からは見えない位置関係だっただけに、感無量でした。

3/3 9:56

右には蔵王連峰の一部が見えていますが、こちらは後で全体像が望めます。

3/3 10:04

リトルモンスターに囲まれた避難小屋が印象的です。

3/3 10:36

すごい密度です。

3/3 10:53

写真を撮りつつゆっくり進んで、山名標識らしきものは見当たらない西吾妻山の山頂に到着しました。吾妻連峰と安達太良連峰の眺めが見事です。

3/3 10:54

悠然たる磐梯山の構えです。

3/3 10:55

まことに豪快な山容の磐梯山を最大アップで。

3/3 10:56

真っ白な西大巓を振り返ります。目を凝らすと大勢の人影が確認できます。

3/3 11:04

少し北側に場所を移すと、東部に伸びる吾妻連峰が望めるようになります。

3/3 11:04

吾妻連峰の全体図です。

3/3 11:04

左手に蔵王連峰が見えてきました。

3/3 11:04

最高点から望む蔵王連峰をアップで。

3/3 11:06

蔵王の左に月山や朝日連峰も捉えています。

3/3 11:06

朝日連峰と飯豊連峰の両雄です。広角一杯でも入りきりませんでした。

3/3 11:07

最高点から望む朝日連峰をアップで。

3/3 11:11

同じく飯豊連峰をアップで。避難小屋がいいアクセントになっています。

3/3 11:14

西大巓と避難小屋の奥にずらりと会津の県境の雪深い稜線が連なります。

3/3 11:25

風雪を耐え抜く吾妻神社です。背後に飯豊・朝日連峰を従えています。

3/3 11:26

神社のある天狗岩から西吾妻山を振り返ります。

3/3 11:27

樹氷群越しの西大巓もいい感じです。

3/3 11:28

飯豊連峰の眺めは言うまでもなく秀逸です。

3/3 11:43

梵天岩まで来ると、吾妻連峰の稜線の連なりが手に取るように分かります。

3/3 12:02

中大巓に向かう途中で積雪時には心強い案内標識を見つけました。

3/3 12:19

特に何もない中大巓から来た方面を振り返ります。

3/3 12:19

吾妻連峰の連なりはここが一番よく見える気がします。

3/3 12:20

蔵王にも最接近しました。

3/3 12:20

蔵王連峰をアップで。

3/3 12:28

飯豊連峰の眺めは樹氷越しです。

3/3 12:58

帰る途中に多数の樹氷を前景に置いた飯豊連峰をカメラに収めました。

3/3 13:08

昼から月山の右肩に別の高い山が見えるようになってきました。

3/3 13:20

避難小屋の手前でもう一つ案内看板を見つけました。

3/3 13:26

避難小屋からは西吾妻山が間近です。

3/3 13:32

午後になると西大巓の斜面にトレースが縦横無尽についています。

3/3 13:59

西大巓から順光になった安達太良連峰が一際輝いています。

3/3 14:00

午前よりも断然よい安達太良連峰をアップで。

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

感想

Kitara

雪が安定する3月は、登りたい山の候補が多すぎて困るほどですが、最高の雪山登山日和の中、積雪期のアタックを狙っていた念願の西吾妻山に登頂を果たしました。
前々日の雨にやられて少々リトルモンスターの着雪がはがれてしまった様子でしたが、それでも山頂付近の造形美と密度は圧巻の一言でした。
西吾妻山は一帯最高峰であるにもかかわらず、特徴の薄い平坦なピークでしたが、少し場所を変えたり、天狗岩や梵天岩まで足を伸ばしたりすると、全方角の好展望が得られるので、山頂付近をゆっくり周遊することをお勧めします。