南八ヶ岳(硫黄岳&赤岳断念地蔵の頭)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,569m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場1,000円@日 美濃戸口から上部、氷の轍ですごいことになってます 車が小さいので轍を避けて通りましたが、つるつるです |
写真
感想
天気予報で日程を決めて南八ヶ岳遠征。
まず美濃戸まで車で入る難関、噂通り深い氷の轍がありましたが、私の車は小さいので、轍を避けてツルツルの道を進み、なんとか到着。
暗い中歩き始め、赤岳鉱泉に着くとちょうど宿泊者の団体が出発するところで、玄関がごった返していました。
とりあえず荷物を置いてアイゼンを装着していると、前日硫黄岳に登った人が赤岩の頭からトレースない旨話していて、大丈夫かな?と思いつつ登っていると、オーレン小屋方面から降ってきた人とすれ違い、安心しました。
赤岩の頭直下の急登を登り切ると、硫黄岳への稜線では赤岳方面の大展望!北ア・南アはぼやけていて、富士山見えポイントまで移動しても富士山も見えませんでした。
強風で手がかじかむため、山頂で写真を撮り合ったりしてそそくさと下山しました。
赤岳鉱泉でステーキを楽しみにしていたけれど、この日はメニューが違ったので素泊まりにし、仮眠した後遅い昼ごはんでマレーシアカレーを頂きました。そして女性部屋に通されましたが、日曜なうえにこんな山に女性のみで来る人もなく、個室状態。久しぶりに人と話さない小屋泊まりとなりました。
翌朝明るくなるとともに出発。強風で赤岳に登れない可能性も考慮し、稜線まで行けば富士山が見えるだろうと地蔵尾根を登ります(あっちも見えたっけ?)。私より先に出発し文三郎尾根を登る人はいましたが、地蔵尾根は完全1人旅。途中から御嶽・乗鞍・焼岳からの北アオールスターがはっきりくっきり!1人ハイテンションになりますが、森林限界を越えたところから結構怖いところが2箇所ありました。足場が1足分しかないうえに雪が柔らかくてピックがしっかり刺さらないところ・・・正直これまでで一番恐怖でした。
これを下るのは無理だから、赤岳方面に行くしかないな〜と思いつつようやく着いた稜線ではあまりの強風+赤岳への登りはすごい斜面で、とてもじゃないけど私には無理!少し下がると富士山が見えたので目標は達成、強風の中なんとか周りの写真は撮りましたが、とてもゴリラポッドなんか使えないので自分写真は諦めました。
来た道を下るしかないことにかなり恐怖心を感じ、岩のくぼみでなんとか風がしのげたので落ちつくためにチョコを口にし、服を着て、アイゼンを締め直し、手袋を変えて下山開始。が、下ってみると何が違うのか分からないけれど全然怖くない。第一難関を越える頃下から来た方とすれ違い、前日稜線まで登ったが登頂できず、また登っていることなどを聞きました。
ようやく安心なエリアまで下った頃、さらに登ってくる人がちらほら。行者小屋周辺では何人も見かけ、月曜日なのに人気なんだと改めて思いました。
行者小屋で登ってきた人に凍り状態を確認すると、「氷です」との回答にアイゼンをはめたまま下山しましたが、ほんとに氷の嵐だったのでお兄さんいいアドバイスありがとうと感謝しながら下山しました。
天気に恵まれ最高の山旅でしたが、次は文三郎尾根から赤岳にチャレンジしたいと思います。車で美濃戸まで上がれたら・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する