残雪にてこずるも:烏帽子岳2194m(小八郎岳経由)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:04
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全か所において明瞭です。8/10あたりから烏帽子岩直下までは残雪のため、木々のピンクテープを見つけながらの移動でした。倒木もありますが、支障部は伐採されています。セキナギは近づき過ぎに注意です。残雪の有るこの時期、ピッケル(特に下山時)、多爪アイゼンのほうが安心度は大です。 |
その他周辺情報 | 松川町の清流苑(この日は定休日でした、超ショック) 山の情報確認も大事ですが、温泉の定休日のリサーチも大事です。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
手ぬぐい
ストック
カメラ
三脚
双眼鏡
アイゼン
ゲイター
筆記具
|
---|---|
備考 | 北斜面の登山道には残雪が有るので、ピッケルが有ったほうが安心かも。 |
感想
山頂からの南アルプス、中央アルプスの眺めが良いと聞き、以前から行ってみたいと思い眺めていた烏帽子岳。しばらく好天が続く予報だったので、雪の残る白い山並みを見ておきたくて思い切って登ってきました。
登山口下の駐車場まではアクセスも良く、広い駐車場です。
小八郎岳まで小一時間、ここの眺めも素晴らしく広く平らな展望台があります。小八郎岳から西を見上げると、目指す烏帽子岳がそびえています。
小八郎岳を後にし、飯島ルート合流まで徐々に高度を上げて行くにつれ、南の本高森山が目線の位置に来ます。気温も上がってきて汗も出てきます。残雪や融雪氷が多くなってきたので、飯島ルート合流点少し前でアイゼン、ゲイターを装着。ナギもチラホラ現れました。
飯島ルート合流地点から先、残雪の急登となりとても難儀しました。ここから先、人の踏み跡が確認できず、動物の足跡とピンクテープを頼りに慎重に登ります。残雪を踏み抜くと、1m近くズッポリ足がはまってしまう場面が何度もあり、体力を奪われます。
烏帽子岳といえばセキナギ、大迫力でした。ガラガラと岩が崩れる乾いた音が止みません。近づき過ぎに注意です。天竜川からでも見える白い大ナギを、こんな間近で見ると吸い込まれそうな大迫力です。ナギパワーを貰い、いよいよ最後の残雪急登を遅々黙々と登ると、巨石がチラホラ出てきて、空も徐々に開けてきます。
そして岩場を登ると烏帽子岩に到着。
眺望最高、南アルプスはもちろん、八ヶ岳、立ち寄ってきた小八郎岳、片桐ダムなど伊那谷の北から南までが一望、ここで遅めの昼食。烏帽子岩からは、中央アルプスは見えないので烏帽子岳の山頂に移動し、ここで大迫力の雪の中央アルプス群を堪能(だいぶ雪解けが進んでいましたが)。安平路山、摺古粉木山へ続く尾根、高森山、風越山、遠くは蛇峠、大川入山まで見えました。登り後半の残雪が想定していたよりも多くて難儀しましたが、登った甲斐がありました。オヤジゆえ、ゆっくりペースのオーバータイム気味だったので山頂であまりゆっくりできなかったですが、バリエーションに富んだコース、眺めの良さは噂通りの素敵な山でした。イワカガミ、ササユリ、つつじ、シャクナゲなど花の時期もいいかもですね。
PS:危険個所のロープやルート目印、笹も広めに刈っていただいてあり歩きやすいです。大きな倒木等も有りましたが、伐って処置していただいて有ります。登山道を整備して下さる念丈倶楽部ほか ご関係の方々の活動に、厚く感謝いたします、ありがとうございます。
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