会津駒ヶ岳(深秋を先取りする美しさ!稜線の草紅葉と樹林帯の紅葉)
- GPS
- 11:30
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
8:30水場(小休止)
9:50池ノ平(小休止)
10:20駒の大池
10:50会津駒ヶ岳
11:25中門岳
12:40駒の小屋
(昼食)
13:50駒の小屋
(富士見林道へ)
15:00大津岐峠(小休止)
17:20キリンテ登山口
18:30滝沢登山口
天候 | 曇り時々晴れ! (秋風冷たし稜線漫歩!まずますのお天気でしたが、霞が強かった!) |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●キリンテ登山口の道路反対側に砂利敷きの駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●危険なところはありません。 水場から池ノ平と呼ばれる湿原までは、ぬかるみがあるが、所々砂利が敷き詰められ整備されていました。 ●下山後の温泉 やっぱ、木賊温泉でしょ!熱い温泉、川沿いの露天風呂さいこっす! |
写真
感想
● お天気はまずまず!
今回は、雨男MuroAkiが一緒でしたが、天気予報は3連休とも天候に恵まれるとあって、大いに期待していました。
しかし、登山口に近づくにつれ雲が厚くなってきたのです。
早朝MuroAkiはまだ寝ぼけ眼だったので星空は見えましたが、目が覚めるにつれ、本領を発揮してきた!「何とかしてくださいよ!MuroAkiさ〜ん」
● さわやかな稜線歩き!
登ってみると稜線では冷たい秋風が吹いていました。
長袖のアンダーシャツを着込んで、ほどよくさわやかな風となった。
鮮やかな草紅葉!
● 檜枝岐村事件簿
「会津駒ヶ岳デポ事件!」快適な下山が約束されていたのだが、う〜ん・・・・?
☆プロローグ
本日の山行は4名。2台の軽自動車に二人ずつ乗車して、栃木県から早朝星空を見ながら快適に走らせていた。
雨男MuroAkiのおしゃべりが進むにつれ目が覚めてきたのか雲行きが怪しくなってきている。
でも、今日は大丈夫だろう!そんな気持ちもそぞろに、本日の楽しい山行に胸を躍らせていた。
本日のコースは滝沢登山口から会津駒ヶ岳〜中門岳〜大津岐峠〜キリンテ登山口である。
☆車をデポする。
キリンテ登山口の駐車場にSajunさんのジムニーをデポし、4人は私のR2で滝沢登山口へと向かう。
4人になった車内では会話が弾む!、それぞれが会津駒ヶ岳での景色を思い浮かべ心躍っていた。
登山口近くでは誘導員が車の駐車スペースを案内してくれた。
「お早うございます。ありがとうございます。」言葉は弾んでいた。
早々に、身支度をしてザックを背負いまいた。
「まっちゃん!山でなくさないように、これ、ここに入れておくね」とSajunさんは金属片をR2の荷室へ放り込んだ。
「了解」と私の声が原生林にこだました。
バタンとドアを閉め、ドアロックをかけ、さあ出発です!
4人の楽しい声は、今日の楽しい山行を思わせていました。
みなさんは、もうお気づきだろうか、この金属片が何であるか!
そしてこの後何が起きるか。
想像を遙かに超える超ミステリー!
そう、これであなたもミステリーハンターだ!
なんちゃって!
☆さあ、登山開始です!
私たちにとってはハイペースで頂上を目指している。
ミズナラの原生林をひた登る!どんどんのぼる!
見上げれば、黄色や赤の葉っぱが広がっている。
美しい!楽しい!きもちい〜!
秋は深まっていた。
☆楽しい昼食!
またまた、やってしまった、お馬鹿な二人(matukura64とSajunさん)!
牛の焼き肉、アスパラとベーコンの炒めもの、ここまでくればあれが無くてはたまらない!
やめておけばいいのに、小屋に走って「ビール」です。
上がりは豚骨のマルタイラーメン、ゆで卵とお餅が付け合わせです。
他に、おにぎりも食べた!
今日もまた山で肥って帰る私たちでした。
☆悲劇の始まり!
富士見林道を下っていると、なにやらSajunさん、不吉な面持ちで私の顔を見た。
「だめじゃん。」私を見つめるその目が、俺の胸が締め付けた。
【俺が何したっていうんですか。えっ!】
Sajunさんはいきなり笑い出した。
「アハハハハ・・・、腹がいて〜」
【え!俺じゃないな。何だろう】だんだん怖くなる!
「鍵、入れちゃった。スペアないよ。デポした意味ないじゃん。」と言った。
俺も直ぐに気づいた。そして一緒に笑った。
「最終バスの時間も間に合わないな。帰りは真っ暗だね!」
「いいじゃん歩けばいいんだから。いずれつくさ。」とかっこつけてみた。
あとの二人は振り返ることもなく黙々と前を歩くのみであった。言葉もなく!
わかるよその意味!
☆最後の奮闘!
キリンテ登山口の駐車場に着いた。
ジムニーはむなしく微笑んでいた!
主は来たが、車は走らない!
責任をとってSajunさんと、今回の事件で片棒を担いだ私が責任をとり、二人でR2を回収しに歩いて向かう!
暗くなってきた。う〜ん寒い!
ヘットランプの明かりを頼りに滝沢登山口に向かった。
暗闇の中、道路脇の沢の音がやたらに不気味に聞こえる!
へろへろである!足が太ももにかなりの疲労感を感じていた。
残された二人には、温かいコーヒーを湧かして待っているように言ってある。
でも二人も暗い中をじっと待つしかなかった。
かわいそう!たぶん寒くて凍えているだろう!
でも頑張った!R2に着いた。誰もいなかった。
真っ黒な闇の中にエンジンの音は鳴り響いた。静寂の中に・・・?
キリンテ登山口の駐車場に戻る。二人は笑顔で出迎えてくれた。
でも、その後の会話は少なかった。
☆温泉で心を癒した!
一時間半のロスタイム!でも温泉は欠かせなかった。
早く帰りたい気持ちを抑えて、木賊温泉に行った。
暗闇と秋の夜の冷たい空気に冷やされた体と、デポ事件の教訓を話し合いながら、熱くて気持ちのよい温泉で心と体を癒したのである。
☆結局ここにたどり着いた。
家に帰って飲んだ酒は実に旨かった!
結局!ここに(酒)にたどり着いた。
やっぱり家はいいもんだな!
今日も楽しい山行だった。
おしまい!じゃん。
よかぅったら、デジブックのスライドショーもみてね!
http://www.digibook.net/p/r0DUxQ_973EqPiV3/'
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