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Yamareco

記録ID: 1405881
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山の秘境 小峠谷

2018年03月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
9.0km
登り
933m
下り
760m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
1:07
合計
6:22
10:23
185
スタート地点
13:31
13:32
34
14:06
15:08
38
15:46
15:48
5
15:53
15:53
33
16:26
16:28
17
天候 晴れ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは近鉄電車富田林駅より水越峠行きの金剛バスで葛城登山口バス停下車
帰りは金剛登山口バス停より南海バスで南海電車河内長野駅へ
電車&バスは、好きな所から登り、好きな所へ下りれるのでお勧めです。
コース状況/
危険箇所等
去年の台風21号の影響が見受けられました。
登山届けはインターネットにて。
出発はここから
309号線を水越峠の方(東)に歩いて行きます。
道の左は葛城山、右は金剛山
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309号線を水越峠の方(東)に歩いて行きます。
道の左は葛城山、右は金剛山
50mくらいで右(金剛山側)に下りるスロープが何個がありますが、ここか、もう一つ先を下ります
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50mくらいで右(金剛山側)に下りるスロープが何個がありますが、ここか、もう一つ先を下ります
下りたら草むらです。山に谷の地形が見えるので、そこを目指します。草むらと山の間には道路と平行に水越川が流れています
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下りたら草むらです。山に谷の地形が見えるので、そこを目指します。草むらと山の間には道路と平行に水越川が流れています
今日は登山靴ではなくアプローチシューズ。靴底はぺったんこ(フラット)なので、スパッツの土踏まずのベルトは外しています
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今日は登山靴ではなくアプローチシューズ。靴底はぺったんこ(フラット)なので、スパッツの土踏まずのベルトは外しています
そして手袋は「テムレス」!クライマー御用達。400円チョットだけど、完全防水でグリップ力最高!
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そして手袋は「テムレス」!クライマー御用達。400円チョットだけど、完全防水でグリップ力最高!
とりあえず水越川へ降りる。けど、プチ藪こぎ…。見えない所にコンクリートの溝があったりするので注意!
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とりあえず水越川へ降りる。けど、プチ藪こぎ…。見えない所にコンクリートの溝があったりするので注意!
金剛山の谷地形を目指したら、水越川沿いのブロック壁に金属の階段ハシゴがあります。
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金剛山の谷地形を目指したら、水越川沿いのブロック壁に金属の階段ハシゴがあります。
ハシゴを下りたら水越川。左から右へ水が流れています。いつもより水が多い?その対岸に見えるのが小峠谷です
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ハシゴを下りたら水越川。左から右へ水が流れています。いつもより水が多い?その対岸に見えるのが小峠谷です
思ってるより川は細いです。でも既に堰堤が見えます
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思ってるより川は細いです。でも既に堰堤が見えます
ここから堰堤が5つ連続します。小峠谷の難関です。
まずは第1堰堤でウォーミングアップ
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ここから堰堤が5つ連続します。小峠谷の難関です。
まずは第1堰堤でウォーミングアップ
第2堰堤。右から巻く
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第2堰堤。右から巻く
第3堰堤は左にお助けロープがあるので、ありがたく使わせてもらいました
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第3堰堤は左にお助けロープがあるので、ありがたく使わせてもらいました
さぁ、第4堰堤。右からも巻けるけど、左からの方が進みやすいです。
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さぁ、第4堰堤。右からも巻けるけど、左からの方が進みやすいです。
問題の第5堰堤です。
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問題の第5堰堤です。
左側はこんな感じ。ここから上がった事もあるけど、岩と土で滑って上がるのは困難です。ピッケルが欲しい…
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左側はこんな感じ。ここから上がった事もあるけど、岩と土で滑って上がるのは困難です。ピッケルが欲しい…
右から巻く方が無難です
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右から巻く方が無難です
ふと見るとトラロープが落ちていました。去年の台風21号で崩落する前に堰堤の左側にあったのでは?と思います。
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ふと見るとトラロープが落ちていました。去年の台風21号で崩落する前に堰堤の左側にあったのでは?と思います。
右から巻いたら、ここに出てくると思います。
画面下右側は堰堤の前、その先に堰堤の上が見えるけど、実際にここを行くのは1.5m以上ジャンプしないとダメです
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右から巻いたら、ここに出てくると思います。
画面下右側は堰堤の前、その先に堰堤の上が見えるけど、実際にここを行くのは1.5m以上ジャンプしないとダメです
ちょっと大変ですが、もう少し上を巻きましょう!この石柱がある所が良いと思います
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ちょっと大変ですが、もう少し上を巻きましょう!この石柱がある所が良いと思います
第5堰堤の上から下を見た景色です
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第5堰堤の上から下を見た景色です
堰堤が終わったら、少しなだらかになり平和になった気になります
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堰堤が終わったら、少しなだらかになり平和になった気になります
すぐに大きめの滝が3つ連続します。ここを直登!去年、ここで小滑落して怪我しました
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すぐに大きめの滝が3つ連続します。ここを直登!去年、ここで小滑落して怪我しました
2つ目の滝は右から巻きます
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2つ目の滝は右から巻きます
3つ目もそのまま右から…。1つ目の滝も右から巻けるのを確認したので、次回は全部右巻き出来そうです
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3つ目もそのまま右から…。1つ目の滝も右から巻けるのを確認したので、次回は全部右巻き出来そうです
しばらく進んだら左側に何か見えてきました
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しばらく進んだら左側に何か見えてきました
小峠谷名物の洞窟です。よく景色を見ていないと見落としたりします
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小峠谷名物の洞窟です。よく景色を見ていないと見落としたりします
洞窟をフラッシュ撮影しました。高さも奥行きもあり人が入るには良い大きさ。
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洞窟をフラッシュ撮影しました。高さも奥行きもあり人が入るには良い大きさ。
こんな感じの倒木は普通にあります
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こんな感じの倒木は普通にあります
どこを進めば良いのか?
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どこを進めば良いのか?
なかなか前に進めません
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なかなか前に進めません
空き缶が多数捨てられています。95年5月?20年以上前ですね
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空き缶が多数捨てられています。95年5月?20年以上前ですね
98年4月。製造日か賞味期限かは分かりません。他にも空き缶多数。次回は清掃登山します
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98年4月。製造日か賞味期限かは分かりません。他にも空き缶多数。次回は清掃登山します
ペグマタイトです。小峠谷ならではの鉱石
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ペグマタイトです。小峠谷ならではの鉱石
最後の谷の分岐。これは右の谷。目印もありお助けロープも見えます。ここを登れば水分道に出ます
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最後の谷の分岐。これは右の谷。目印もありお助けロープも見えます。ここを登れば水分道に出ます
季節もいいから左のV字の谷へ入ります
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季節もいいから左のV字の谷へ入ります
どんどん谷も狭くなり
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どんどん谷も狭くなり
お決まりの蟻地獄。
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お決まりの蟻地獄。
蟻地獄を脱出!初夏には背丈より高い藪こぎになります
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蟻地獄を脱出!初夏には背丈より高い藪こぎになります
尾根は谷に没する。没した尾根に上がり進む
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尾根は谷に没する。没した尾根に上がり進む
尾根の登りは尾根に合流する。青崩道に出ました
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尾根の登りは尾根に合流する。青崩道に出ました
足元はこんな感じ。山ガールが「ザックもズボンも靴も泥だらけだけど大丈夫ですか?」と言ってくれました
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足元はこんな感じ。山ガールが「ザックもズボンも靴も泥だらけだけど大丈夫ですか?」と言ってくれました
山頂広場の北側は台風21号で崩落したので大日岳方面へ迂回
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山頂広場の北側は台風21号で崩落したので大日岳方面へ迂回
ご飯は健康の為にタンパク質も摂取!
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ご飯は健康の為にタンパク質も摂取!
シーフードヌードルにツナ、ガーリックリゾッタにササミ。一味唐辛子がいい
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シーフードヌードルにツナ、ガーリックリゾッタにササミ。一味唐辛子がいい
凍ってた、ひさご池に金魚が入ってました
2018年03月18日 15:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/18 15:11
凍ってた、ひさご池に金魚が入ってました
餌場に行って鳥と遊びます
2018年03月18日 15:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/18 15:29
餌場に行って鳥と遊びます
下山は高畑で。振り向いたらタコ足
2018年03月18日 16:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/18 16:07
下山は高畑で。振り向いたらタコ足
腰折れ滝
2018年03月18日 16:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/18 16:29
腰折れ滝
カトラからの水がまた茶色い…
2018年03月18日 16:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/18 16:36
カトラからの水がまた茶色い…
旧浄水場の道は修復されていました!
2018年03月18日 16:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/18 16:36
旧浄水場の道は修復されていました!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 スパッツ ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート ヘッドライト GPS 予備乾電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル メガネケース モバイルバッテリー ヘルメット 軽アイゼン 日焼け止め
備考 サングラスかメガネがあった方が良いです。小枝が目に入る可能性大

感想

今期は12月からずっと雪山ばかりでしたが、久しぶりに雪のない金剛山に行きました。

金剛山の水越峠からの主な谷ルート、丸滝谷、石ブテ東谷、西谷、もみじ谷、狼谷などは林道歩きが長いですが、小峠谷はすぐに谷に入るので金剛山ではハードなルートと思います。
他の谷のようにお助けロープもないし、凄く荒れています。進むスピードも遅いので時間がかかります。
あまり人が入らない谷なので、単独でなくても登山届は出しておいた方が良いでしょう。

滝の直登も多いので通常のビブラムソールの登山靴では滑ります。濡れた岩に強いソールの靴で行った方が良いでしょう。
どう登ったらよいのか迷うような滑滝もあります。
今日はクライミングシューズと同じステルスソールの靴だったので、濡れた岩でも全く滑りませんでした。
同行者が補助ロープを持っているならビブラムソールでも大丈夫と思います。

冬はソールのガチ硬い靴を履いていたので道路や階段が歩きにくかったけど、ソールの柔らかい靴は走れるし変に歩きやすいので最初は気持ち悪かったです(笑)

小峠谷は今の時期が藪が少なくベストだと思います。
これから暖かくなると延々と蜘蛛の巣を掃いながらになるし、藪こぎと、岩場も苔で滑るので1年に1回くらいが丁度良いかなとも思いました。

これからは花の季節になるので他のルートも楽しみです!
先週、カトラ谷からの水が茶色く濁ってましたが、今日もまだ茶色かったです。また崩落したのでしょうか?

次回の小峠谷はゴミ拾いをしてきます。

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コメント

k-sumiさんはじめまして!
私達が青崩道を下山中にお会いしたのではないかと思います。
靴が泥だらけで、山ガールさんに「大丈夫ですか?」と声を
かけられていたちょうどその時私達が通過しました。
石ブテ西谷のバリルートを登って来られたのかなと思っていましたが
なんと小峠谷!
この谷はまだ未踏で、ぜひ一度行ってみたいと思っています。
この時期が比較的登りやすいのですね。
機会があればチャレンジしてみます。
2018/3/19 22:12
Re: akipapaさんへ
コメント、ありがとうございます!
青崩道ですれ違ったのは間違いなく私だと思います。時間的にも一致します。
泥だらけの靴も…(・。・;

akipapaさんのヤマレコは、たまに拝見させてもらっていました。読み逃げですみません…。
丸滝谷へ行かれてたのですね!ワンちゃんと一緒に丸滝を下りる方は、以前に私も目撃した事があります(^^;
過去の山行記録を拝見し、きっとakipapaさんとは何度も会っているように感じました。

小峠谷は今の草が枯れている時期が一番です。
これから暖かくなったら蜘蛛の巣とヤブ地獄。
岩場は苔で滑るので、より一層危ないルートになると思います。
かなり危険な箇所も多いので、気を付けてください。
2018/3/20 1:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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