暑寒別岳
- GPS
- 06:09
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,399m
- 下り
- 1,396m
コースタイム
天候 | 晴れ・強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
除雪はゲートまで 山頂手前でアイゼン |
その他周辺情報 | セイコマイートイン 秩父別温泉 |
写真
感想
暑寒別岳
春分の日だ。暑寒別岳へ、青い日本海を見に行こう。
札幌で乗り合わせ、ゲートまで2時間。すちゃっと支度をして暑寒荘まで。
林道は4キロ、新雪はうっすらと靴底。楽勝だ。
適当に尾根に取り付いて台地を目指す。新雪の下にある氷層に苦戦しつつもシールのみでテクテク歩く。
滝見台に着くと東の空から太陽が顔を出した。染まる暑寒別。最高の時間。
山頂台地手前で新雪層が禿げていたのでアイゼン。
硬い氷に歯を食い込ませて台地に乗り上げる。あとは山頂までお気楽ハイキング。
ただ風は強く、右の頰が焼けるように痛い。たまらず地獄ゴーグルを繰り出した。
山頂で写真撮ったら、来た道をテクテク。
斜面上でスキーに換装して、夏道の尾根に向かってドロップイン。
アイスバーンを華麗にこなしたら、パウダーゾーンに突入。
右へ左へ板を躍らせながら暑寒荘まではあっという間。
最後は林道を半自動運転。今シーズン最後のパウダーだったかもしれない。
タカ「青い日本海が見たいかーっ!」一同「オォーーっ‼」深夜のゲート前に僕たちの雄叫びがこだまする。
満点の星空の下期待を胸に林道を歩き、真っ暗い森を抜け尾根に上がると東の空が明らんでいる。滝見台を越えた所でライジングサン。周囲の雪面そして山々がピンク色に染まってゆく。最高に贅沢な朝を迎えた。
次第に風が強まり台地を見上げると凄まじい速度で雲が流れていく。やはり今回も暑寒は簡単にピークを踏ませてくれない。
途中までスキーで押し切るが最後は爪を履き担いで台地に這い上がり、ピークまで暴風ハイキング。巻き上げられる雲を纏った山々の景色は荘厳だった。しかし今回も山頂から青い日本海の望むことは無かった。
台地でスキーを履くとカチカチ山を慎重に落として安全地帯に降りればサラサラのパウダーを蹴散らし一気に小屋まで滑り降りた。あとは消化試合の林道を3人でぶっ飛ばして無事ゴール!てか7時間かかってねぇし。(キムタク風)
今日のコンの牽きは凄かった。前回会ったのがシーズン序盤雨の暑寒別だったが、パクタカに鍛えられて1シーズンでガッチリ強くなっていた。若いって素晴らしいなぁ。オジサンはもう楽させてもらいますね(笑)
久しぶりのロングアタックだったが今日も楽しゅう1日でした。2人ともありがと!
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