一直線の急登〜残雪期の白毛門
- GPS
- 06:24
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(土合口の駐車場は除雪されていないので使えない) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りはいいけど降りは危険箇所だらけで気が抜けない |
写真
感想
巷では桜も満開の週末だけど、雪山への未練が断ち切れず。谷川の展望を求めて白毛門へ。
ここは知り合いの方が残雪期に滑落して重傷を負った山なので、スタートから少し緊張気味に歩き始める。
日陰の雪深い急な斜面を登り、尾根に取り付く。まっすぐの急登は下調べの通り。急な分、少しの距離でどんどん高度を稼ぐ。風もなくて暑いくらい。登るにつれ武尊山や天神平、谷川岳の絶景が現れてテンションがあがる。
美しい雪庇のカーブの傍を蒼すぎる空に向かって上り詰めて行く。ジジ岩、ババ岩の辺りは這いつくばって登るほどの急斜面に柔らかい雪が積もり滑りやすい。上部には雪庇もあって雪崩の危険もありそうだ。帰りにここを下るくらいなら馬蹄形縦走してロープウェイで降りたいなー、なんて妄想が湧いてくる。
なんとか尾根に這い上がると美しい霧氷と朝日岳へ続く山並みがどーん。それからひと登りで頂上に着いた。山頂は風もなくて心地よい絶景。お茶しながら絶景を堪能していると、たくさんの人たちが登ってきた。まだ時間も早いせいか、笠ヶ岳へ向かう人も多い。大きなザックを背負った人は巻機山まで行くのかなぁ?
今日は夕方から用事もあるので、30分ほどゆっくりしてから試練のくだり。例の急斜面は後ろ向きに降りて行く。雪が柔らかくてアイゼンの前爪が効きづらい。2度ほどスリップしたけど、ピッケルに救われた。知り合いの方が滑落したのは、ちょうどこの辺りだったらしい。
核心部を過ぎても気の抜けない斜面が続く。下の方は雪も緩んで踏み抜き地獄。雪と岩と落ち葉のスリッピーな急斜面もハンパなかった。
最後に試練の橋を登ってようやくほっとする。行動時間は短かったけど、緊張感からか肩と首がぱんぱん。登山口からはRW駐車場までだらだらしんどい登り。めっちゃ疲れて、帰りは途中のSAで爆睡してしまった。渋滞がなかったのが幸いして、なんとか夕方の用事に間に合った。
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