荒島岳(中出登山口より)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,267m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
天候 | 快晴(無風〜微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初めて荒島岳に登ってみた。
百名山で いつも人が沢山なので少々敬遠していたが 一度は登ってみたいと思っていたので、春の訪れと絶好の天気予報に誘われて出かけてみた。(本当は 昨年銀杏峰・部子山に登った後 荒島に登る予定であったが、 部子山より下山したら車のタイヤがパンクしており、 車中泊の荷物を車外に放り出しスペア―に替えてから 大野市内で修理店を探すのに休日のため苦労し、 結局登山意欲を失って そのまま帰宅してしまった。)
当初は勝原から登るつもりで有ったが、 おそらく沢山の入山者がいるであろうと思い 中出よりの入山に変更した。 前夜は勝原の登山口で車内泊をしたが 未明に中出の登山口へ移動し6時10分前ぐらいに出発。 登山口にはバイクが一台のみで 他に車はなかった。
歩き始めは誰も入山していないかと思ったが、 うっすらと1〜2名の踏み跡が途中まであった。・・・がそれも主稜線に上がる前にはなくなり、 昨日積もったノートレースの新雪を歩いた。 主稜線に上がる前には適当な登高ルートが分からず 急な斜面をトラバースしたりしたが ほぼ問題なく主稜線に上がれた。 快晴の空の下、主稜線手前からは素晴らしい樹氷も広がり眼下には雲海が広がっていた。 小荒島岳に着くころにはその雲海もほとんどとれ、 素晴らしい景色と霧氷の世界だった。 (ここで 新潟から来られたというソロの女性ハイカーに追い抜かれた。 私は すでにヘロヘロだったけれども この女性は力強い歩きで どんどん先へ行かれた。)
この辺りから荒島岳を見ると ものすごい急登に見え 体力のある人は登高意欲にかられるかもしれないがロートルの私には チョットげんなりする。
この辺りは 一面素晴らしいブナ林が広がり 皆 重そうに樹氷を付けていた。
しばらく樹氷の広がる広い稜線漫歩を楽しんで JTのシャクナゲ平まで来ると いきなり勝原からのふみ跡が増え、 一旦下ってモチガカベの急登が始まる。 周りの木々は ダケカンバに変わり、 皆 雪と樹氷で重そうに枝を垂れている。 一方、 私は足が重くて10歩 歩いては休むという体たらくで仲間に置いてきぼりを喰らった。 それでも周囲の絶景を楽しみながらゆっくりと時間をかけて10:00何とか登頂でき、 昼食を摂り しばし360°のパノラマを満喫した。 登山口から4時間15分くらいかかった。
ほぼ 予定通り 10:50頃 山頂を辞し 途中 コーヒーブレークなどを挟んで 14:00に登山口に帰着した。
体力のリカバリーをしないといけないと実感した山行だったけれど 素晴らしい好天の下 楽しく安全に行ってこれました。
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