ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1413350
全員に公開
山滑走
谷川・武尊

平標山ヤカイ沢

2018年03月28日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:12
距離
9.7km
登り
1,042m
下り
1,034m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:46
休憩
0:27
合計
4:13
5:30
170
スタート地点
8:20
8:47
56
9:43
ゴール地点
5:32駐車スペース-6:55アイゼン歩行に切り替え(1490m)-7:49シール歩行再開(1800m)-8:20平標山山頂-8:48平標山山頂発-9:40駐車スペース
天候 快晴
無風・微風
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トンネル出口のスペースに駐車したが、他の登山者のクルマがなかったので、夏期の駐車場が利用可能だったのかもしれない。到着時(5時頃)の気温3℃、出発時(10:10頃)の気温12℃。
コース状況/
危険箇所等
・積雪はスキーをするには十分だが、最近の高温状態のためか、稜線では雪消えが早く、クラックなども見られる。
・雪質は朝のうちは硬かったが、気温上昇と日射と共に緩んでザラメ状になっていた。ヤカイ沢は日が差さない所はガリガリだったので、もっと遅い時間なら適度に緩んで快適に滑れたかもしれない。沢の下部にはデブリが出ていてその点は滑りにくい。
・別荘地の林道終点から先に除雪が入っていて、今日の時点でも冬期より100メートル以上スキーが使えなくなっていた。どこまで除雪を行うのかは不明。
目指すヤカイ沢が見えた
2018年03月28日 06:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 6:23
目指すヤカイ沢が見えた
この辺りでアイゼン歩行に切り替える
2018年03月28日 06:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 6:55
この辺りでアイゼン歩行に切り替える
稜線に上がったところ。お隣の苗場山が見える。
2018年03月28日 07:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 7:51
稜線に上がったところ。お隣の苗場山が見える。
稜線は藪が出始めている
2018年03月28日 07:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 7:51
稜線は藪が出始めている
山小屋が見える
2018年03月28日 08:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 8:03
山小屋が見える
仙ノ倉山方面も地肌が出ている
2018年03月28日 08:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 8:05
仙ノ倉山方面も地肌が出ている
山頂方向ロックオン
2018年03月28日 08:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 8:05
山頂方向ロックオン
無事到着
2018年03月28日 08:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
3/28 8:21
無事到着
縦走路は夏道がだいぶ出ている
2018年03月28日 08:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
3/28 8:30
縦走路は夏道がだいぶ出ている
新潟方面の山々
2018年03月28日 08:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
3/28 8:30
新潟方面の山々
今日登ってきた尾根
2018年03月28日 08:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/28 8:31
今日登ってきた尾根
山頂から少し下り山頂を見る
2018年03月28日 08:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
3/28 8:50
山頂から少し下り山頂を見る
ヤカイ沢を見下ろす。吸い込まれそう。
2018年03月28日 08:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
3/28 8:50
ヤカイ沢を見下ろす。吸い込まれそう。
写真中央付近まで移動して滑り始める
2018年03月28日 08:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 8:50
写真中央付近まで移動して滑り始める
だいぶ降りてきたところ。デブリが見える。
2018年03月28日 09:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 9:04
だいぶ降りてきたところ。デブリが見える。
この辺りは安全圏
2018年03月28日 09:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 9:05
この辺りは安全圏
良い斜面が続く
2018年03月28日 09:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 9:06
良い斜面が続く
快適ザラメ
2018年03月28日 09:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 9:07
快適ザラメ
ここも快適
2018年03月28日 09:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 9:08
ここも快適
もうしばらく良い斜面が続き、以後ジャングルに
2018年03月28日 09:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
3/28 9:08
もうしばらく良い斜面が続き、以後ジャングルに

感想

2週間前の3月14日に続いて平日に平標山で春スキー楽しんだ。まだ雪はあるが雪解けは早く、山頂まで往復するのにじきにスキーを外す箇所が出てくるかもしれない。詳細は以下に。

トンネルを出たところの駐車スペースには5時頃到着。先客なし。平日なのでこんなものかと思うが、食事して準備して出発しても自分のみ。これにはさすがに違和感があった。未確認だが、夏期の駐車場が既に除雪を終え使用可能になっているのかもしれない。別荘地内の林道は当然雪などあるはずもなく、両側の林の中をスキーで歩くか、車道をスキーブーツで歩くかの二択。自分は後者を選択。10分ほど歩けばスキーを履けると思ったが、別荘地の終点から先に除雪が入っていて、既にアスファルトが露出している。道路の両側には雪が十分あるが、あまりにデコボコなのでスキーで歩くには躊躇われ、もうしばらく道路を歩き、除雪が済んでいないところからようやくシール歩行開始。この除雪は帰りの時点でも作業をしていて更に先まで進んでいた。雪が出てくればこっちのもの。いきなり硬い雪の片斜面はちょっと嫌らしいが文句は言えない。慎重に通過。橋を渡りヤカイ沢の入口より本格的な登りの始まり。林道の斜面の雪は2週間前より更に融けて消えていて、林道から入れる所で入っておかないと戻ることになりそう。心配した雪質は朝の低温で締まっているが、この後気温が上がればすぐにグズグズになりそうだった。樹林帯を歩くと沢水の音が大きい。既にあちこちで沢が割れている。帰りは上手く沢をかわさないと面倒になりそうだ。世間は春休みで快晴予報なので人出を予想したが全然いない。スキーヤーは緩んだ時間帯に行動するとしても、普通の登山者も皆無だった。結局この日は、下りでスキーヤーの姿は散見しても、山頂を含め最後まで山中で誰とも行き会わなかった。順調に距離を伸ばし高度を上げて1500メートル付近で休憩。ここで念の為アイゼン歩行に切り替える。2週間前この先で滑落したのだった。同じ山の同じ所で2回続けて滑落するわけにはいかない。雪質は先日よりも柔らかだったので、シール+クトーでも十分登れそうだったが安全第一とした。そのままぶなの樹林帯を登り切り、明るい稜線の直下まで這い上がる。シール歩行を再開しても良かったが、下から見ても笹があちこちで出ていて、スキーだと稜線に上がる所が限られそうだったのでアイゼン歩行を続けた。1800メートル付近まで上がったところで休憩とギアのチェンジ。ここで再度シール歩行に戻る。それにしても稜線の笹はあちこちで既に出ていて、歩けるところは限られてしまう。雪面にクラックもできていて、登りはまだしも下りで滑るときは要注意だった。稜線に上がっても風はあまり吹いておらず、上からの日照と雪面からの照り返しで暑い。今日は薄手のインナーグローブと、薄手のミドルでここまで登ってきたが、それでも寒さは微塵も感じない。右手の方に見られる仙ノ倉山方面も地肌が露出し黒々としている。クライミングサポートを上げたり下げたりしながら先に進み、8時20分に平標山山頂に到着。今回は滑落しなかった。山頂付近はさすがに少し風が吹いていて寒かったが、それでもシェルを羽織れ問題ないレベル。グローブはインナーのみで十分だった。山頂から眺めを楽しみつつ休憩と滑る準備。ヤカイ沢は既に太陽が当たっていて雪面もガチガチの状態ではないように見えたので、こちらを滑ることに。山頂から滑り始め、肩の所まで移動し、更に少しトラバース気味に移動した後に滑走開始。果てして雪面は適度に緩んでいて、しかもデブリも縦溝もクラックもないツルツル斜面。自分の技量にとっては少し傾斜が急なので気を抜けないが、それでも良い斜面良い雪質だった。右手側は日当たりが良く既に緩んでいたが、左手側はこれから日照がある時間帯らしくまだ硬い。なるべく右側を選んで滑る。順調に高度を下げると徐々に狭まりデブリも出てきた。正確にはデブリの上に薄く新雪が積もっていて、恐らく先週の雪と推測された。デブリ地帯は満足に滑れないので斜滑降などで切り抜けて安全地帯まで下り切る。そしてその後はお待ちかねの緩斜面の登場。自分の技量ではこの辺りがちょうど良く、雪質もまだ緩みきっていなかったので滑っていて快適だった。あまり快適に滑っていると行き過ぎてしまうので、適当な所で朝歩いてきたラインに乗る。後は樹林帯の中を樹木に衝突しないよう、沢にドボンしないよう滑る。無事に下り切り林道に至る。あとはもう消化試合。別荘地内の林道はスキーを持って歩き、クルマに戻る。10時前に戻ってしまった。もう一往復できる時間だが、もちろんそんなことはせず大人しく帰宅する。さすがに今シーズンは平標山はもうないと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1049人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
平標山ヤカイ沢ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら