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Yamareco

記録ID: 1421051
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ハイキング
丹沢

榛ノ木丸・姫次/ヤマビルが冬眠から目覚めぬうちに

2018年04月03日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.4km
登り
968m
下り
964m

コースタイム

出発7:25−伝道8:00〜8:15−造林小屋8:30−810m圏8:40〜9:00−榛ノ木丸頂上10:30〜11:00−下降点11:10−姫次南東尾根取付き11:25−1330m圏コブ11:50〜12:10−1384m地点12:35−姫次12:50〜13:25−榛ノ木丸上部ルート下降点13:35−1320m地点13:55−榛ノ木丸頂上14:25〜14:50−早戸川林道16:20−ゴール16:25
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
厚木市街地から宮ケ瀬湖を抜け、鳥屋地区から早戸川林道に入る。魚止橋の直ぐ先でチェーンが架けられて通行止めとなっているので、橋の手前の路肩に駐車
コース状況/
危険箇所等
早戸川林道から榛ノ木丸を通り、丹沢主脈の姫次まで変則周回ルートで登り降りした。
今月22日に東丹沢宮ケ瀬トレイルレースが開催される。そのルートの一部として、早戸川林道終点の伝道から榛ノ木丸に上がり、さらに、北西に伸びる尾根を辿って姫次の東1410m圏に上がる。以下便宜上、前者を榛ノ木丸下部ルート、後者を榛ノ木丸上部ルートと仮称する。
今回は、まず榛ノ木丸下部ルートを辿って榛ノ木丸に立ち、上部ルートの1本西隣の尾根(姫次南東尾根と仮称)を上って、直接、姫次に出た。
下りは榛ノ木丸上部ルートを降りて再び榛ノ木丸に戻り、ここから東北東に伸びる尾根に付けられた榛ノ木丸新道を降りた。
今回辿った登降ルートは一般登山道とは言えないが、それに近い明瞭な踏跡が続き赤テープも多いので、道に迷う恐れは少ないだろう。ただし、榛ノ木丸から姫次南東尾根に乗り移るまではルート探索に気を遣うが、赤テープが散見された。
ヤマビル対策で、塩水を含んだボロ切れを古い登山靴の足首に巻き付け、ズボンの裾をソックスの中に入れた
2018年04月03日 07:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 7:33
ヤマビル対策で、塩水を含んだボロ切れを古い登山靴の足首に巻き付け、ズボンの裾をソックスの中に入れた
早戸川林道の奥は、まだデブリがそのまま。魚止橋の直ぐ先で通行止めとなっていたが、これでは車が通れない
2018年04月03日 07:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 7:52
早戸川林道の奥は、まだデブリがそのまま。魚止橋の直ぐ先で通行止めとなっていたが、これでは車が通れない
伝道で、早戸大滝のコース案内図の裏から尾根に取付く。案内図で確認せずに林道を進んでしまったため、15分程ロスした
2018年04月03日 08:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 8:12
伝道で、早戸大滝のコース案内図の裏から尾根に取付く。案内図で確認せずに林道を進んでしまったため、15分程ロスした
取付き地点に22日開催のトレイルレースの告知板が張ってあった。これで、今日辿るルートはレースと重なることを知った
2018年04月03日 08:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 8:12
取付き地点に22日開催のトレイルレースの告知板が張ってあった。これで、今日辿るルートはレースと重なることを知った
小沢を渡った先で776m峰の北山腹を、木の根の階段を使って登る。良く踏まれている上、赤テープも頻繁に付いている
2018年04月03日 08:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 8:26
小沢を渡った先で776m峰の北山腹を、木の根の階段を使って登る。良く踏まれている上、赤テープも頻繁に付いている
造林小屋が現れた
2018年04月03日 08:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 8:31
造林小屋が現れた
小屋の直ぐ先で、早戸大滝に向かう水平道と分かれて榛ノ木丸へのルートに入る。写真の個所が取付きだが、分かりにくい
2018年04月03日 08:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 8:32
小屋の直ぐ先で、早戸大滝に向かう水平道と分かれて榛ノ木丸へのルートに入る。写真の個所が取付きだが、分かりにくい
尾根に乗るまで急登が続く。トレイルレースのコース指示を見かける
2018年04月03日 08:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 8:35
尾根に乗るまで急登が続く。トレイルレースのコース指示を見かける
標高810mで尾根に乗った。いったん傾斜が緩むので一休み
2018年04月03日 08:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 8:40
標高810mで尾根に乗った。いったん傾斜が緩むので一休み
この先は尾根を辿れば良いが、急登が続く
2018年04月03日 09:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 9:12
この先は尾根を辿れば良いが、急登が続く
林業の櫓やワイヤーが放置されていた
2018年04月03日 09:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 9:25
林業の櫓やワイヤーが放置されていた
左手に鹿除け柵が延々と続いていたが、標高1160m辺りで壊れた柵を抜ける
2018年04月03日 09:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 9:59
左手に鹿除け柵が延々と続いていたが、標高1160m辺りで壊れた柵を抜ける
西に進んでいた尾根は徐々に北へと向きを変える。明るい林の中を登って行く
2018年04月03日 10:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 10:03
西に進んでいた尾根は徐々に北へと向きを変える。明るい林の中を登って行く
崩落地の上部で、南南西に原小屋沢を隔てて丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳が望めた。僅か2km程しか離れていないのに、うっすら霞んでいる
2018年04月03日 10:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 10:18
崩落地の上部で、南南西に原小屋沢を隔てて丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳が望めた。僅か2km程しか離れていないのに、うっすら霞んでいる
榛ノ木丸の頂上に着いた。手作りの山名板が2つあっただけ
2018年04月03日 10:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 10:29
榛ノ木丸の頂上に着いた。手作りの山名板が2つあっただけ
頂上から西側へ下るが、数か所ロープが張ってあった。さほどの必要性を感じない。レースの安全対策で一時的なものか
2018年04月03日 11:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 11:05
頂上から西側へ下るが、数か所ロープが張ってあった。さほどの必要性を感じない。レースの安全対策で一時的なものか
ここから真北に丹沢主脈の一角の黍穀山が見えた。先ほどの蛭ヶ岳までと同じ2km程。今日は春霞で眺望は望めない
2018年04月03日 11:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 11:05
ここから真北に丹沢主脈の一角の黍穀山が見えた。先ほどの蛭ヶ岳までと同じ2km程。今日は春霞で眺望は望めない
姫次南東尾根に乗り移るために、榛ノ木丸の西隣の1280m圏コブから南西に落ちる支尾根を下る。この下降点にはテープや赤リボンが付いている
2018年04月03日 11:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:09
姫次南東尾根に乗り移るために、榛ノ木丸の西隣の1280m圏コブから南西に落ちる支尾根を下る。この下降点にはテープや赤リボンが付いている
この支尾根に踏跡は無いが赤テープが点在している
2018年04月03日 11:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 11:15
この支尾根に踏跡は無いが赤テープが点在している
この支尾根の先に小さな1250m圏コブがあり、その手前は明るく開けた鞍部となっている
2018年04月03日 11:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:16
この支尾根の先に小さな1250m圏コブがあり、その手前は明るく開けた鞍部となっている
鞍部で右折して浅い谷を降りる。僅かに雪が残っていた
2018年04月03日 11:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 11:17
鞍部で右折して浅い谷を降りる。僅かに雪が残っていた
姫次南東尾根末端の谷まで降りて来た。目的の尾根は対岸なので、ここから飛び石伝いに沢を渡る
2018年04月03日 11:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:21
姫次南東尾根末端の谷まで降りて来た。目的の尾根は対岸なので、ここから飛び石伝いに沢を渡る
尾根の末端はどこも踏跡すら無い急斜面。できるだけ登り易そうな斜面を選んで、急斜面を突き上げる
2018年04月03日 11:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:24
尾根の末端はどこも踏跡すら無い急斜面。できるだけ登り易そうな斜面を選んで、急斜面を突き上げる
標高1250mの鉤型に折れ曲がっている支尾根に乗った。微かながら踏跡を確認できる
2018年04月03日 11:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:28
標高1250mの鉤型に折れ曲がっている支尾根に乗った。微かながら踏跡を確認できる
後はこの尾根を詰めて行けばよい。次第に踏跡は明瞭になり、赤テープも見かけるようになった
2018年04月03日 11:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:34
後はこの尾根を詰めて行けばよい。次第に踏跡は明瞭になり、赤テープも見かけるようになった
1330m圏コブに着いた。急登はここまでで、この先は緩やかな尾根が続く
2018年04月03日 11:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 11:50
1330m圏コブに着いた。急登はここまでで、この先は緩やかな尾根が続く
尾根の幅も広がり、ほとんど平坦な高原状の尾根を進む。明るくて気持ち良い
2018年04月03日 12:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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4/3 12:25
尾根の幅も広がり、ほとんど平坦な高原状の尾根を進む。明るくて気持ち良い
なだらかで幅広い尾根が続く。標高1400mを越えると、枯れた草原を下草とした落葉松林が点在する
2018年04月03日 12:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 12:49
なだらかで幅広い尾根が続く。標高1400mを越えると、枯れた草原を下草とした落葉松林が点在する
姫次に着いた。本日唯一の道標。上って来た道を直進すると袖平山へ。これと交差するのが焼山から蛭ヶ岳へ続く主脈縦走路。山上の十字路だ
2018年04月03日 13:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 13:24
姫次に着いた。本日唯一の道標。上って来た道を直進すると袖平山へ。これと交差するのが焼山から蛭ヶ岳へ続く主脈縦走路。山上の十字路だ
ここにはテーブルが設置されているので休憩に最適
2018年04月03日 12:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 12:51
ここにはテーブルが設置されているので休憩に最適
姫次から主脈縦走路を北東に進む。東海自然歩道でもあるので、良く踏まれた幅広い登山道が続く。
2018年04月03日 13:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 13:25
姫次から主脈縦走路を北東に進む。東海自然歩道でもあるので、良く踏まれた幅広い登山道が続く。
東海自然歩道の最高標高地点1433mの標識。本日の最高標高地点でもある
2018年04月03日 13:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 13:27
東海自然歩道の最高標高地点1433mの標識。本日の最高標高地点でもある
姫次から北東に400m程進んだ1410m圏で縦走路から分かれて、写真の下降点から榛ノ木丸上部ルートに入る
2018年04月03日 13:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 13:35
姫次から北東に400m程進んだ1410m圏で縦走路から分かれて、写真の下降点から榛ノ木丸上部ルートに入る
明るく開けた高原状の尾根を降りる。先ほど上って来た姫次南東尾根の上部にも同じ雰囲気の個所があった
2018年04月03日 13:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 13:46
明るく開けた高原状の尾根を降りる。先ほど上って来た姫次南東尾根の上部にも同じ雰囲気の個所があった
尾根が寸断されている。自然なのか、人工的なのか?山城で見かける堀みたいだが
2018年04月03日 13:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 13:51
尾根が寸断されている。自然なのか、人工的なのか?山城で見かける堀みたいだが
一般登山道並みに良く踏まれた道が通じている
2018年04月03日 14:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 14:12
一般登山道並みに良く踏まれた道が通じている
再び榛ノ木丸頂上に着いた
2018年04月03日 14:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 14:26
再び榛ノ木丸頂上に着いた
ここからは榛ノ木丸新道を降りる。東北東に向かって幅広いなだらかな尾根を進む
2018年04月03日 14:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 14:52
ここからは榛ノ木丸新道を降りる。東北東に向かって幅広いなだらかな尾根を進む
1292m峰の北側を巻いてから東に延びる尾根を降りる。「水源の森林」と書かれた白ポールが点在している
2018年04月03日 15:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 15:06
1292m峰の北側を巻いてから東に延びる尾根を降りる。「水源の森林」と書かれた白ポールが点在している
東に向かって尾根筋を下る。踏跡は明瞭で、赤テープも頻繁に付けられている
2018年04月03日 15:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 15:40
東に向かって尾根筋を下る。踏跡は明瞭で、赤テープも頻繁に付けられている
979m地点を過ぎると次第に北東に向きを変え、急降下が始まる。踏跡に落ち葉が積もって分かりにくい上、滑りやすい
2018年04月03日 15:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 15:48
979m地点を過ぎると次第に北東に向きを変え、急降下が始まる。踏跡に落ち葉が積もって分かりにくい上、滑りやすい
植林帯の急な尾根を下る。枝打ちされた小枝が散乱し、歩くのに邪魔だ
2018年04月03日 16:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 16:04
植林帯の急な尾根を下る。枝打ちされた小枝が散乱し、歩くのに邪魔だ
右下に林道が見えてくると、ロープが長々と張ってある急な尾根を降りる
2018年04月03日 16:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
4/3 16:13
右下に林道が見えてくると、ロープが長々と張ってある急な尾根を降りる
痩せた岩混じりの尾根となるが、ロープがあるので助かる。ここを下り切ると早戸川林道に立ち、5分も歩けばゴール
2018年04月03日 16:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
4/3 16:16
痩せた岩混じりの尾根となるが、ロープがあるので助かる。ここを下り切ると早戸川林道に立ち、5分も歩けばゴール
撮影機器:

感想

丹沢には悪名高いヤマビルが多いため、これが冬眠している11月末から4月初めまでの冬季しか登らないことにしている。
4月に入ったので、今シーズン最後の丹沢登山に出掛けることにした。しかし、3月末から異常に高温が続き、4月初めなのに5月末の最高気温とか。これでは、ヤマビルが冬眠から目覚めるのではないかと心配になって来た。
そこで、当日の朝、急遽ヤマビル対策に取り組んだ。古い山靴に塩水を吹き付け、さらに塩水を浸み込ませたボロ切れを靴の足首に巻き付けた。こうすれば、ヤマビルが靴を這い上がってきても、このボロ切れを越えることはないはずだ。林業関係者は長靴の上に塩水を含ませた荒縄を巻き付けてヤマビル対策とすることに倣った方法だ。
結果として、ヤマビルはまだ目覚めていなかったのか、あるいは襲ってきたけれどボロ切れが防いでくれたのか、いずれにしてもセーフだった。ヤレヤレ。

今回狙った山は榛ノ木丸である。丹沢主脈上の姫次の東側、早戸川左岸にポツンとある峰だ。
一般登山道は無いが、榛ノ木丸下部ルートと榛ノ木丸新道がヴァリエーション・ルートとして紹介されているので、これを上り下りすれば良い。でも、これだけでは余りにもあっけない。しかも、700m近い標高差を一気に上って一気に下るだけだ。
地形図を見ると、榛ノ木丸から丹沢主脈上の姫次までは、上記の尾根とほぼ同じ距離なのに、標高差は僅か120mそこそこ。なだらかな尾根が続く。せっかく榛ノ木丸まで登ったのだから姫次まで足を延ばしたい。
そこで、同じくヴァリエーション・ルートとして紹介されている榛ノ木丸上部ルートを使えば、姫次まで登れるが、同じルートを往復するのでは変化に乏しい。そこで、この1本西隣の姫次南東尾根を上れば、直接、姫次に出られる。その上で榛ノ木丸上部ルートを降りれば楽しみも倍増するだろう。
と言うことで、コース状況で紹介したルート設定となった。

榛ノ木丸上部ルート・榛ノ木丸下部ルート・榛ノ木丸新道は一般登山道並みに良く踏まれた踏跡が続き、赤テープや赤ペンキも多く、ルート探索は容易であった。
これに比べると、榛ノ木丸から姫次南東尾根に取付くまで、僅かな距離ではあるがルート探索に気を遣った。意外だったのは、この間に踏跡は無くても赤テープが点在していたことで、同じルートを辿った酔狂な輩もいるものだ、と、自分のことを棚に上げて感心した。

姫次南東尾根は良かった。尾根に乗れば比較的明瞭な踏跡が続くし、赤テープも豊富で、ルート探索に気を遣うことは無い。この点では他の尾根と同じだが、この尾根で特筆すべき点は、1384m地点の一段下の平坦地から姫次までの間。写真27, 28に見るように、ブナや樺の明るい林が高原状に広がっていたり、丈の低い草原に落葉松林が点在したりで、のんびりと散歩を楽しみたい雰囲気が醸し出されている。
地形図には姫次からここまで破線が描かれている。距離7, 800mなのに標高差は50mも無いので、高原散策を楽しめる。主脈縦走の途中で、姫次から往復すれば良いだろう。自分だけの秘密の場所にしておきたかったが、推薦するに値する場所である。

今回はこの姫次南東尾根を採り入れたことにより、これに乗り移る際に緊張した場面もあったが、一転してのんびりムードも味わえ、変化に富んだ充実した山行でした。

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コメント

大先輩に敬意
昨年10月に同じルートを歩きました。写真25の赤テープは自分が付けた物と思われます。1365m当たりから始まる美林の若葉は未だのようですね。小生67歳、一昨年変形性膝関節症にかかりましたがしぶとくリハビリに励み70歳(700山)迄は山登りしたいと考えていました。が、先輩を見習ってもう少し伸ばしたいと思います。
2018/4/6 18:22
Re: 大先輩に敬意
tokamoさん、コメントありがとうございます。
そうですか、あの赤テープはtokamoさんが付けたのですか。懐かしいでしょうね。
大先輩、と言われるほどの歳の差ではないと思いますが、お互い、いつまでも山登り(山遊び?)を楽しみたいものですね。
gakukyourouより
2018/4/6 21:39
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