記録ID: 3749104
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沢登り
丹沢
早戸川水系 大杉沢
2021年10月24日(日) [日帰り]
神奈川県
kamog
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,060m
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標高グラフを拡大| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■早戸川水系 大杉沢 早戸川林道魚止橋先のヘアピンカーブ奥に落ち込む榛ノ木丸東（大杉沢ノ頭）から 発する普段は水もほとんど流れていない溪。 斜度は特に中間部が急で、丹沢では珍しい巨岩帯が沢を塞ぐ。 CSも多い。 水がないと沢登りではないという方には向かないが、多数出現する涸棚登りは それはそれで面白い。撤退下降は厳しいので初心者には不向き。 遡行グレード 2級下 ��2019年の台風で早戸川林道は国際マス釣り場先のゲートより約1km地点で 川側のガードレールだけ残して約30mに渡り、林道自体がごっそり崩落して しまっている。またその上流側も横断する沢からの多量な岩流出、電柱折れ などが7〜8ケ所ほどあり、復旧の見通しはしばらくありそうもない状態。 距離がやや長く疲れるが、水沢橋から奥野林道を大平まで緩やかに登って （約1時間20分）、大平から早戸川河原に下りる古い登山道（作業路並み）を 使って早戸川を徒渉し早戸川林道上部に出てもよいかもしれない。（大平から 早戸川林道ガードレール隙間まで約30分） 奥野林道は早戸川林道や伊勢沢林道ほど崩壊は少なく、860mガタクリ峰南尾根 の西側一箇所だけ法面もろとも崩壊箇所があるが、落石と浮石に気を付ければ 通過はできる。 ��魚止橋先のヘアピンカーブ（榛ノ木丸東尾根取付き口）から尾根を跨いで、鹿道 程度の踏み跡を下りると、下流側に堰堤も見える。 すぐ目の前に2段8m涸棚。岩は安定しており快適に登る。（�卦蕁次� 次に出てくる3段10×15m棚も安定しており、中央〜右〜中央と登る。（�掘次� 660m辺りからL（長さ）10mスラブナメ、CS2段3m（左。少しハイステッ プ。�掘次法� ��680m二俣〜740m二俣間は以下。 680m二俣の右沢には2×3m岩が鎮座。 本流の左沢は、上段に小CSのある2段3m（�供棔� 多段15×40m（�供� CS3m（左巻く） 4mCS（右バンド容易） 5mCS×2（右壁�供棔� 5m△岩（右隅�供棔� 740m二俣の左支沢はガレゴーロ状。 ��740m二俣を右沢に進むと、地形図上では等高線が混雑して核心部になることは 事前にわかる。 すぐに何となくのっぺりした幅広5m（左バンドから流芯手前で左壁。�掘� 丸い幅広壁状4m（左巻き容易） 780〜800m 左隅トイ状10mの巨岩帯（右巻き登る。�供棔� 810〜830m 溪を塞ぐ10m以上の巨岩帯 ・丹沢の渓でこれだけの巨岩が累積しているのは珍しい。一見瑞牆の岩場を 見ているようだ。高巻くなら右側であろう。 ・ふと眺めていると、巨岩の左隅に水があれば流芯となるであろう3段CS 10mの溝がある。一見すると下・中段だけ攀じれば上段は楽に見える。 いずれもCSを抱えている。 下段4m（�掘棔法�中段3m（�掘棔法ΑΑΔ修海泙任呂茲�ったが、容易に 見えた上段3mが実は一番嫌らしかった。 右の巨岩に身体が押さえつけられ、左壁に足がかけづらい。 窮屈でバランシー。チムニークライミングではよくあるが。 左壁のクラックにホールドを求めるも、フットホールドに疎く左足はスメア 状態で、もし滑れば下段までの岩屋に落ちてしまいそうで躊躇する。 結局空身になって右巨岩にバック＆スメアで徐々に身体を上げていき、 リップ越えは右足半ばフットジャムで乗り切る。 ザックはホーリングする。ズリズリしたものだからスマホの充電口が変形して しまった。（�検棔�部分的に�后次�ピトンやカムは使えず） �サ雋簑咾両�し上流で初めて水が現れる。ということは下流側は地中にもかなり岩が 堆積していて伏流しているのだろう。 CS2m（左流芯�掘次� 1.5m 1.5m＋2段4×7m 1.5m と続く。 ��875m左（南南西）から細い涸れ支流。 すぐに4mCS（右巻く。グズグズ） 885m二俣。ここで水は完全に涸れた。左沢は細目の急なルンゼ。 右沢に入れば 1.5m（�供� トイ状逆くの字4×10m（�供� 幅広3m（右を巻いたがズルズル、左の方がよかったかもしれない） 3×10mナメ 3×10m 右壁が逆層チムニー状10×25m（部分的に窮屈。�掘� そしてすぐ段々涸棚が続く。（�供棔� この段々涸棚ばかりに気を取られていると北西方向に詰めてしまい、大杉沢と マッコ（間子小屋）沢の中間尾根上1050mに上がってしまう。 本流は985mで約20mのまったくと言っていいほど気に留めない一見、側壁で 出合っている。水があれば立派な滝でわかるかもしれないが。 どちらにしても985m右沢を少し登ってから左手の中間尾根に移るのが一般的な 高巻きであろう。 今回は尾根をそのまま少し上流側まで巻き、4m、3m、2条左6m＆右CS3m をまとめて巻いてしまう。 次の2段3mは�供棔�4mは左から中央�掘次� ��1055m二俣状の左沢は浅い土ザレ窪。 沢は西北西から西南西に向きを少し変え、 1110mで2mCS（�供棔� 1120mで4×8m（�供� 1150m トイ状2m 1160m 4×8m（�供� 1170m CS1.5m（�供棔� ��地形図上の半円状岩場マークはザレ場になっている。 面倒なので1180m辺りから左岸の大杉沢・マッコ沢中間尾根へトラバース気味に 上がった。 ��大杉沢・マッコ沢中間尾根の下り出し（1190m辺り）は地形図よりもやや急で 痩せ気味の尾根であった。 迷いやすいのは960mで東の尾根に入る箇所だろう。一本北側の北東向けの尾根に 入らないように要注意。 855mから北東に下りるセクションはやや急。 今回は650mまで尾根を辿り、そこから早戸川に斜面を下降してしまったが、 720m辺りから西南西に下り、植林帯内の薄い作業径路で河原に出た方がよかった かもしれない。 早戸川を徒渉して魚止め森の家下から河原に伸びる道を登ろうとしたが、こちらも 相当なガレ押し出しで道は寸断され、本間橋の下流で本間沢を渡る橋は完全に崩落 していた。（本間橋は従来のまま元気） |
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ナルミズみたい
普段涸れているのにホールができるほど水流があるのだろうか
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