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Yamareco

記録ID: 1423777
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

子持山(子持神社起点で往路7号橋ルート帰路8号橋ルート)

2018年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
10.8km
登り
998m
下り
999m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
1:36
合計
6:06
9:29
22
9:51
9:52
8
10:00
10:00
71
11:11
12:03
30
12:33
12:33
19
12:52
13:27
15
13:42
13:50
80
15:10
15:10
6
15:16
15:16
18
15:34
15:34
1
15:35
ゴール地点
天候 まさかの雪から晴れ時々くもり
http://www.tenki.jp/past/2018/04/08/chart/
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
渋川駅前ロータリーに客待ちしていた3台の先頭車に乗車。子持神社までタクシーでJPY3,700なり。帰路は迎車料込でJPY4,000にまけてくれました(ありがたや!)
日本中央タクシー0120 77 1828
山手線圏内から往復[超/]特急料金込JPY7,720と合わせて、JPY15,420なり・・・
前週と比較すると、(山はコスパで選ぶものでないとはいえ、)東丹沢(小田急+神奈中バス)のコスパが際立ちます
コース状況/
危険箇所等
(初めての山なのでよくわかりませんが、)朝の雪が本日のハイキングの要体力度を相応に上げていた気がします。

●子持神社〜7号橋先登山口
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kankou/outdoor/tozan/p000235_d/fil/1_1.pdf
の記載によると地質的に興味深い道程(凝灰角礫岩って、ブラタモリでよく耳にする)だそうですが、殊に5号橋から先路面が荒れてますので、よそ見は危険です

●7号橋登山口〜6号橋からのルートとの合流点
屏風岩を仰ぎ、足元に何気に坐す役行者像に拝謁して、右手、植林帯の涸沢をツメます。奥武蔵によくある感じの植林帯を抜けて、楓その他落葉低木帯の急斜面(紅葉がきれいでしょうね)を九十九で登ると間もなく、6号橋ルート分岐の道標に迎えられます。基本、修行の道です。合戦小屋ですいか食べたーいとか言う子をこういう場所に連れてきてはいけません

●6号橋ルート合流点〜展望岩〜獅子岩
獅子岩を仰ぐために素通りできない展望岩。分岐からすぐ到達できますが、出だしで一箇所、えっ、この宙に浮いたような岩板越えるんですか?って感じのちょっと怖い(往復二度越えないといけない・・・)ところあり。
獅子岩は、岩がちの急斜面をしばし登って、最後、鎖梯子と鎖で攀じ登ります。僕は小学生なんだ、これは校庭にある遊具なんだ、と念じながら登ると怖くない(万人向けでないかもしれませんが、私には効きました。)獅子岩下の分岐の道標まで無事に戻ると、今までと違う自分がいるのに気づくかも

●獅子岩〜柳木ヶ峰〜子持山頂
獅子岩登降の高揚感に包まれて尾根筋を歩くと、柳木ヶ峰はすぐです。その先、足元の笹と白樺の剥離した樹皮が風にそよぐ山頂へのビクトリーロードが始まった、と思うのも束の間、山頂直下に岩登りが待ってます。どこまでもマッチョです、子持山

●子持山頂
南の肩の平坦地にベンチ二つくらいあるといいのに・・・と思いますが、そんなこ洒落たものはありません。というか、私がとったコースでは、往路、帰路ともベンチの一つだにありませんでした。どこまでもマッチョです

●子持山頂〜柳木ヶ峰〜大タルミ
柳ヶ峰から先の路面、我々ハイカーの責任なのでしょうが、これって登山路なんだろうか?というズルズルの路面です。合戦小屋ですいか(以下、略)

●大タルミ〜8号橋
山開きに備えて整備すれば改善するのかもしれませんが、昨秋積もった落葉の上をトラバースして植林帯の沢筋を下る、基本、修行の道です

冒頭記したurl先の渋川市作成ルートマップを見ると、
http://www.takaotozan.co.jp/course/
みたいにルートどりの選択枝がたくさんあって周回が楽しそうに見えますが、柳木ヶ峰〜大タルミを周回に入れるのは遠慮したい、という印象。現状では、基本、この山をよい思い出として後にできるのは、帰路も7号6号分岐まで往路と同じ道を戻るルートどりではないかと・・・

山で出会ったハイカーは6人でした
降りしきる雪のなか数分間呆然と佇みました。GPSが繋がった頃、ちょと明るくなったので、雪宿りしていた杉の下から一歩進んで神社参道をパチリ
降りしきる雪のなか数分間呆然と佇みました。GPSが繋がった頃、ちょと明るくなったので、雪宿りしていた杉の下から一歩進んで神社参道をパチリ
階段を上りきって拝殿に臨むと、ををっ、嘘のように雪が止んで、天から光が降り注ぐ!
階段を上りきって拝殿に臨むと、ををっ、嘘のように雪が止んで、天から光が降り注ぐ!
狐につままれた気分で、崩落した岩がところどころ散乱する舗装路を登ります
狐につままれた気分で、崩落した岩がところどころ散乱する舗装路を登ります
七合橋を渡ると、どろんっと登山口が現れます
七合橋を渡ると、どろんっと登山口が現れます
木道を登り、太鼓橋を越えて屏風岩を仰ぐ、という心尽くしの計らいですが、雪溶けの木道がハンパなく滑るっ
木道を登り、太鼓橋を越えて屏風岩を仰ぐ、という心尽くしの計らいですが、雪溶けの木道がハンパなく滑るっ
仰ぎます。古人の信仰の対象としては、浦山橋立堂みたいなものか
仰ぎます。古人の信仰の対象としては、浦山橋立堂みたいなものか
植林帯をツメて落葉樹林帯に切り替わる。奥武蔵系ハイカー歓喜の瞬間です。しかし、凄い斜度だ(ファインダーの水準器厳密に水平にして撮影したので、やらせではありません)
植林帯をツメて落葉樹林帯に切り替わる。奥武蔵系ハイカー歓喜の瞬間です。しかし、凄い斜度だ(ファインダーの水準器厳密に水平にして撮影したので、やらせではありません)
7号橋ルートと6号橋ルート分岐に迎えられました。丹沢系ハイカー的には、ここにベンチが欲しい・・・
ま、この斜度ではベンチの置きようがないか
7号橋ルートと6号橋ルート分岐に迎えられました。丹沢系ハイカー的には、ここにベンチが欲しい・・・
ま、この斜度ではベンチの置きようがないか
展望岩から武尊山に臨みます。入学してひと月の中学生を5月初旬に学校登山で連れてく山だろうか・・・
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展望岩から武尊山に臨みます。入学してひと月の中学生を5月初旬に学校登山で連れてく山だろうか・・・
秋は紅葉できれいなんだろうなあ・・・
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秋は紅葉できれいなんだろうなあ・・・
展望岩から登山路に戻って、子持山へ向かいます
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展望岩から登山路に戻って、子持山へ向かいます
ほどなく、獅子岩分岐に達します。帽子を脱いだり手袋したり、心を鎮めて登攀の準備をします
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ほどなく、獅子岩分岐に達します。帽子を脱いだり手袋したり、心を鎮めて登攀の準備をします
シャッターを押した記憶ないんですが・・・到底心は鎮まっていなかったようだ
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シャッターを押した記憶ないんですが・・・到底心は鎮まっていなかったようだ
相当登ったところで、「獅子岩あっち」と示す道標が現れます。いや、さっきから獅子岩登ってたつもりなんですが・・・ほどなく鎖梯子に到達します
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相当登ったところで、「獅子岩あっち」と示す道標が現れます。いや、さっきから獅子岩登ってたつもりなんですが・・・ほどなく鎖梯子に到達します
わぁい!石碑の表側に回り込んでパチリ
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わぁい!石碑の表側に回り込んでパチリ
山頂方面です。今から行くからねー、ってまず分岐まで下りないと
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山頂方面です。今から行くからねー、ってまず分岐まで下りないと
分岐に戻りました。戻れてホントによかった
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分岐に戻りました。戻れてホントによかった
これも、シャッター押した記憶ないです。五つ前の写真といい、やっぱ獅子岩登降は心身に相当の動揺をもたらしたんだなあ・・・
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これも、シャッター押した記憶ないです。五つ前の写真といい、やっぱ獅子岩登降は心身に相当の動揺をもたらしたんだなあ・・・
尾根の1,150m圏から振り返ってパチリ。右端に水沢山が見えます
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尾根の1,150m圏から振り返ってパチリ。右端に水沢山が見えます
拡大すると、ところどころ朝の雪らしきものが見えますが、獅子岩への登降路は完全に乾いていました
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拡大すると、ところどころ朝の雪らしきものが見えますが、獅子岩への登降路は完全に乾いていました
1,190m圏に到達。帰路の大タルミ方面との分岐です
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1,190m圏に到達。帰路の大タルミ方面との分岐です
ををっ、山頂へのビクトリーロードかっ、と喜んだ(印象強いので、これを「代表写真」にします)のも束の間、さらに100m急登が待ってます
ををっ、山頂へのビクトリーロードかっ、と喜んだ(印象強いので、これを「代表写真」にします)のも束の間、さらに100m急登が待ってます
山頂直下のお助けロープ。登りは使わず。下りで最後に岩から降り立つところでちょと使いました
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山頂直下のお助けロープ。登りは使わず。下りで最後に岩から降り立つところでちょと使いました
山頂で二人の先行者と山座同定して、さてトウチャコ写真を撮ろうとしたら、「電池残量がありません」って・・・しばし呆然とした後、そう言えばiPhoneって撮影できるんだと思い出して、パチリ
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山頂で二人の先行者と山座同定して、さてトウチャコ写真を撮ろうとしたら、「電池残量がありません」って・・・しばし呆然とした後、そう言えばiPhoneって撮影できるんだと思い出して、パチリ
平標から谷川いきまーす
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平標から谷川いきまーす
はるないきまーす
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はるないきまーす
赤城いきまーす

帰路、写真はありません
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赤城いきまーす

帰路、写真はありません

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

私のプロフィール写真の正面奥に見える秀峰が子持山です。
赤城山から、私「おーい、行くからなー」子持山「ほーい、待ってるよー」
小野子三山からの帰路、子持山「次はぼくんとこだね」私「うん、すぐ行くよ」
しかし、光陰矢のごとく二年が経ち・・・
堪忍袋の緒が切れたのか、一昨年6月に彼(神社御祭神から言うと、あるいは彼女?)はアプローチ林道に岩をばら撒き、車を通れなくします。そのひと月後、
谷川岳から、私「や、やぁ、久しぶりー」子持山「来るって言ったよね・・・」
その後、私は何度目かの引籠り(お家が一番!山行止めっ)期に入ったのですが、困ったことに、職場から見えるのです、子持山。で、極力目をそらしてるのですが、
「いつ来るのっ、いつ来るのっ、いつ来るのっ」と耳元で迫られてもうたまらん。
山行再開(お前それ、何度目やねん)したら、真っ先に訪れるべき山、いわゆる喫緊の懸案となっていました。

で、今回の運びとなったのですが、いやー、四月の晴天のもと、新幹線、上越線で♪気分で北上したところ、新幹線からよーく見えてた榛名山、小野子山が群馬総社駅過ぎた辺りから何故だか次々と雲に飲み込まれていく・・・
で、渋川駅降りてみたら、なんと額に雨粒が当たります。動揺しつつタクシー乗って北上すると、雨足はどんどん強まります。しかし、何故だか赤城山は見えている。どうも妙な具合だなぁ、と思いつつ子持神社目指して運ばれます。が、本道から子持口を左に入って間もなく、「あっ、お客さん、雪ですよ。名残桜に雪だ、きれいですねー」って、たしかにすごおくきれいでしたが、私は山に登りに来たんですが・・・

子持神社参道でタクシー降りて、雪のなか暫く呆然と佇みました。あとは、写真コメントに記したとおりの運びで、結果、めでたし、めでたし、ではあります。しかし、出ばなで雪降らしてみたり、山頂でトウチャコ写真とろうとした瞬間に電池切れを演出してみたり、やっぱり子持山、相当怒ってたんだなぁ、と反省しています。ごめんなさい

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