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Yamareco

記録ID: 1428172
全員に公開
山滑走
剱・立山

BCスキーツアー 弥陀ヶ原〜天狗山〜美女平

2018年04月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:10
距離
16.3km
登り
533m
下り
1,492m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
0:33
合計
5:10
9:50
99
スタート地点 弥陀ヶ原ホテル
11:29
11:35
35
前天狗山
12:10
12:29
3
12:32
12:32
17
12:49
12:49
2
12:51
12:51
11
13:02
13:05
55
14:00
14:05
55
15:00
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅駐車場を利用。当日はガラガラだった。

立山ケーブルに乗り、美女平からは立山高原バスで弥陀ヶ原まで(当日は部分開通で弥陀ヶ原が終点)。
コース状況/
危険箇所等
・弥陀ヶ原〜前天狗山〜弥陀ヶ原
最初は樹林帯で雪もそんなに固くない。シール登行でスムーズに登れた。途中からクトーを装着、さらに森林限界を越えると、カチカチとなりアイゼンをはいて、スキーはシートラーゲンした。さらに前天狗山手前辺りから風が強くなり、進退窮まった。そのままアイゼン&シートラで降りて、雪が緩んだあたりから滑走した。

・弥陀ヶ原〜美女平
基本、バス道の北側を通るが、読図&ルーファイが楽しめる。滝見台あたりで車道に降りて、しばらく車道を進み、また車道北側の樹林帯を滑走する。雪が切れたあたりで車道に戻り、歩いて美女平駅に出る。 
その他周辺情報 立山駅前のグリーンビュー立山の温泉がトロトロでなかなか良い。女性におススメ。
始発待ち。ハイシーズンと比べるとなんて閑散!!
2018年04月14日 07:50撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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4/14 7:50
始発待ち。ハイシーズンと比べるとなんて閑散!!
国民宿舎の前で出発準備、背後大日岳がまばゆい。
2018年04月14日 09:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/14 9:44
国民宿舎の前で出発準備、背後大日岳がまばゆい。
準備はできたかと師匠が高いところで謁見。
今日は立山荘の屋根には登らないとのお言葉でした。
2018年04月14日 09:46撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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4/14 9:46
準備はできたかと師匠が高いところで謁見。
今日は立山荘の屋根には登らないとのお言葉でした。
登り出しの斜面、この辺はトレースも多い。
2018年04月14日 09:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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登り出しの斜面、この辺はトレースも多い。
弥陀ヶ原ホテルを見下ろす。
2018年04月14日 10:09撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4/14 10:09
弥陀ヶ原ホテルを見下ろす。
大日バックにチカさん。
2018年04月14日 09:55撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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大日バックにチカさん。
大日には日が差している。
2018年04月14日 10:04撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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大日には日が差している。
雰囲気のよい緩斜面
2018年04月14日 10:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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雰囲気のよい緩斜面
元気いっぱい登ります
2018年04月14日 10:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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元気いっぱい登ります
雄大だなぁ。
2012年01月01日 00:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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雄大だなぁ。
まだ風も弱く、シールで快調に登っている。
2018年04月14日 10:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/14 10:45
まだ風も弱く、シールで快調に登っている。
少しずつ風が強まり森林限界を超える。
2018年04月14日 10:45撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4/14 10:45
少しずつ風が強まり森林限界を超える。
もう少し。右はカルデラ。左は落ちると斜面真っ逆さまで最後に道路に転落。
2012年01月01日 00:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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もう少し。右はカルデラ。左は落ちると斜面真っ逆さまで最後に道路に転落。
弥陀ヶ原-室堂間のバス営業は明日からだが、試運転か関係者を運ぶバスが走っている。
2018年04月14日 10:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/14 10:47
弥陀ヶ原-室堂間のバス営業は明日からだが、試運転か関係者を運ぶバスが走っている。
手前に見えるピークは前天狗山とのこと。

天狗山と思っていたのでショック…(ko)
2018年04月14日 10:55撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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4/14 10:55
手前に見えるピークは前天狗山とのこと。

天狗山と思っていたのでショック…(ko)
鍬崎山をバックにシンモンさん。
2018年04月14日 10:55撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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鍬崎山をバックにシンモンさん。
手前は五色が原あたりでしょうか…
2018年04月14日 10:58撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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4/14 10:58
手前は五色が原あたりでしょうか…
薬師岳。

有峰林道が開通したら山スキーに出かけたい(ko)
2018年04月14日 10:59撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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薬師岳。

有峰林道が開通したら山スキーに出かけたい(ko)
浄土山から龍王岳、鬼岳、獅子岳あたりですかね…

いつかは縦走したいものです(ko)
2018年04月14日 10:59撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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浄土山から龍王岳、鬼岳、獅子岳あたりですかね…

いつかは縦走したいものです(ko)
この辺りからはガチガチ斜面なのでアイゼンに換装。風もかなり強くなってきた。
2018年04月14日 11:22撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4/14 11:22
この辺りからはガチガチ斜面なのでアイゼンに換装。風もかなり強くなってきた。
引き返しポイント。かなりの強風で皆さん耐風姿勢。

剱岳を撮りたくて風に耐えながら撮った(ko)
2018年04月14日 11:34撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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4/14 11:34
引き返しポイント。かなりの強風で皆さん耐風姿勢。

剱岳を撮りたくて風に耐えながら撮った(ko)
剱岳ちょっとズーム。
2018年04月14日 11:35撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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剱岳ちょっとズーム。
撤退が決まって下山中。耐風体制。
2012年01月01日 00:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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撤退が決まって下山中。耐風体制。
2018年04月14日 11:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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風も弱くなってきた
2018年04月14日 11:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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風も弱くなってきた
シンモンさんが行く!

上部は快適ザラメでしたね。(s)
2018年04月14日 12:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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シンモンさんが行く!

上部は快適ザラメでしたね。(s)
ジョンデス、キョウモメチャゲンキデス

ソウデモナイデスケド…
2018年04月14日 12:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
4/14 12:11
ジョンデス、キョウモメチャゲンキデス

ソウデモナイデスケド…
コウエイさん、かっとんでます

いいザラメでしたよ!(ko)
2018年04月14日 12:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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コウエイさん、かっとんでます

いいザラメでしたよ!(ko)
チカさんも行く!
2018年04月14日 12:09撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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チカさんも行く!
トラバース気味に。
2018年04月14日 12:09撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4/14 12:09
トラバース気味に。
一旦板を脱ぎ弥陀ヶ原ホテル方面に向かう。

雪の大谷を意識してみました(ko)
2018年04月14日 12:16撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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一旦板を脱ぎ弥陀ヶ原ホテル方面に向かう。

雪の大谷を意識してみました(ko)
さあ弥陀ヶ原ツアーの開始です!
2018年04月14日 12:28撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4/14 12:28
さあ弥陀ヶ原ツアーの開始です!
緩く広い弥陀ヶ原を進みます。
2018年04月14日 12:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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緩く広い弥陀ヶ原を進みます。
背後は天狗山
2018年04月14日 12:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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背後は天狗山
鍬崎山バックに
2018年04月14日 12:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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鍬崎山バックに
七曲りあたり。壁は3mほど。
2012年01月01日 00:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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七曲りあたり。壁は3mほど。
ちょっと緊張する道路脇の「痩せ尾根」通過
2018年04月14日 12:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ちょっと緊張する道路脇の「痩せ尾根」通過
大観台辺りから、観光客は見ないアングルの称名滝。
2018年04月14日 12:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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大観台辺りから、観光客は見ないアングルの称名滝。
称名滝方面を振り返る。天狗山もあんなに遠くに。
2012年01月01日 00:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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称名滝方面を振り返る。天狗山もあんなに遠くに。
上の小平からの下り斜面。
2018年04月14日 13:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/14 13:21
上の小平からの下り斜面。
滝見台へ、道路に落ちないようにトラバースしていく。
2018年04月14日 13:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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滝見台へ、道路に落ちないようにトラバースしていく。
2018年04月14日 14:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/14 14:02
ここが着地点。
2018年04月14日 14:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/14 14:02
ここが着地点。
いよいよ核心部
2018年04月14日 14:04撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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いよいよ核心部
滝見台の夏道に着地
しばらく雪切れなので道路を歩く
2012年01月01日 14:02撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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滝見台の夏道に着地
しばらく雪切れなので道路を歩く
多少のところはスキーでいくっしょ!

流体力学的には分子レベルで滑走していますよ~ (s)
この先しばらく道路を歩くんですけど(N)
無限の時間が流れそうです…(s)
2018年04月14日 14:08撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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4/14 14:08
多少のところはスキーでいくっしょ!

流体力学的には分子レベルで滑走していますよ~ (s)
この先しばらく道路を歩くんですけど(N)
無限の時間が流れそうです…(s)
称名滝見台より
2018年04月14日 14:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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称名滝見台より
しばらく車道を歩きまた雪の上に復帰。

シンモンさんは突破口を探すのがうまいです(ko)
2018年04月14日 14:16撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
4/14 14:16
しばらく車道を歩きまた雪の上に復帰。

シンモンさんは突破口を探すのがうまいです(ko)
ブナ坂、最後のまともな滑降斜面。
2018年04月14日 14:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/14 14:36
ブナ坂、最後のまともな滑降斜面。
最後は車道を歩き無事帰還。充実した内容でした!
2018年04月14日 15:01撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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4/14 15:01
最後は車道を歩き無事帰還。充実した内容でした!
入口裏で泥を落とす水道が用意されているので板や靴をきれいさっぱりにしてターミナルに入りました。
2012年01月01日 15:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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1/1 15:00
入口裏で泥を落とす水道が用意されているので板や靴をきれいさっぱりにしてターミナルに入りました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ピック付ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール ゴーグル クトー アイゼン

感想

立山アルペンルートの春の開通時、特に全線開通前の、富山からだと弥陀ヶ原までの部分開通時に僕がほぼ毎年実施しているのが、天狗山に登って滑り降りることと、弥陀ヶ原から美女平へのスキーツアーだ。2009年と、2013年以降毎年天狗山には行っていた。美女平は雪が少ない、天候などの理由で省いたこともある。これまで最も素晴らしかったのが2015年、弥陀ヶ原から天狗山、国見岳を経て浄土山に上がって1泊し、翌日雄山から美女平まで標高差り2000mを滑降し、天気にも恵まれたものだった。今回その再現を目指してまた1泊で計画していたのだが、天候が思わしくなく、特に15日の日曜日が荒れ模様のため土曜日の日帰りに切り詰めて臨んだ。

土曜日も低気圧が近づいて次第に崩れてくる予報、弥陀ヶ原から登りだしたときは薄曇りながら穏やかで薬師岳なども綺麗に見えて調子よく登っていったが、いつの間にかどんよりした曇りになり、風が強くなってきた。樹林がなくなる稜線で一層強くなり、標高2400m、前天狗岳を目の前にしてこれ以上は危険と引き返す判断をした。安全地帯までシートラ・アイゼンで下りてから滑降に移り、しばしザラメの滑りを楽しんだ。

弥陀ヶ原からは緩斜面を進むロングツアー、勝手知ったるルートで概ね合理的なラインをガイドできたと思うが、一ヶ所だけ記憶違い・勘違いで、大観台を過ぎて沢地形へと自然に滑り降りて行けば良かったのだが、上の小平の平坦地を進み続けてから引き返すように下りていくことになり、無駄足をさせてしまった。

弥陀ヶ原を出てすぐは広い雪原で棒立ち滑降かスケーティングで進め、次第に称名川の谷が迫って来て道路脇の「痩せ尾根」の時にはスリリングな通過、谷を下りて登り返し、滝見台への除雪崖上急斜面下降、道路歩きと雪面への乗り返し、いつもの山スキーとは違う要素満載なのでツアーと称している。楽しんでいただけたと思いますが。

前日の白山の疲れも多少あるが、今日は一度行きたかった弥陀ヶ原から美女平までのツアースキー。当然、行くしかないだろう。のんびりと集合して、立山駅、さらに美女平駅でまったりとする。前日と異なり、私はリラックスムードで緊張感がなく、きっとふやけた顔をしていただろう(数時間後に標高2000mの洗礼を浴びるとは知らずに)。

朝はそれなりに青空も見えていて、バスの中から大日や薬師などの姿を遠望し、テンションもあがってきた。弥陀ヶ原から天狗山に向けて、シールでハイクアップ開始。みんなはいつも通りロケットスタートでガンガン登るが、私はのんびりとマイペースで進ませてもらった。

途中で雪も固くなり、アイゼンに換装して、シートラで進む。だんだんと風が強くなり、まるで昨日の白山の山頂付近のような状態。のんびりまったりモードから、いきなりデンジャラスゾーンになり、少しビビった。前天狗山で協議して、これ以上進むのは危険と判断、シートラで降りることにした。風が弱くなり、雪も緩んできたあたりでスキーをはいて滑走開始。気持ちよく滑り、弥陀ヶ原まで戻った。

ここからはニシデンさんにガイドしてもらって、多少のアップダウンはあるが、ブナ平までなんとか滑り、最後1キロ弱はバス道に出て、スキーを担いで美女平まで戻った。

雄大な景色を見ながら、仲間達とワイワイツアーできて本当に楽しかった。泊まりはなくなったけど、計画立案から始まり、常に先頭に立ちルーファイ、そして難所突破してもらったニシデン師匠、感謝しています。コウエイさん、連チャンどうもでした。体力ばっちりですね。すごいっす。シンモンさん、来年の黒部の計画聞いて、体力つけて経験つんでおきたいと思いました。よろしくお願いします。

Nishidenさんの毎年恒例の立山開きに同行させていただいた。予定では浄土山の研究設備の小屋開け・確認がてらの泊まりの予定であったが、悪天候なので日帰り行程になった。
お気楽ハイキングと思って汗をかかないようにのんびり登行していたが、天狗山の斜面上部はそこそこカチカチでしかも最後の稜線で強風の洗礼を受けた。爪履いて担いで進むが、皆さん耐風体制で踏ん張っている。もちろん自分もknee downして身動きできない。右のカルデラに落ちても左斜面アルペンルート側に落ちても大変なことになるので速攻撤退となった。一応劔のお顔は見れたのでよしとしましょう。
ほとんど足を使わずに登山自体は終了してしまいちょっと不完全燃焼だったかもしれない。
滑降の上部半分はいいザラメ雪だったがトラバースが多く滑るというほどでもなく、下部はグサグサの重い雪で流して滑走した。
ホテル以降はツアーです。地図を見ながら樹林を楽しみ景色を楽しみ上り下りのワイワイガヤガヤ。
Nishidenさん、案内ありがとうございました。弥陀が原〜美女平間はまだまだ楽しめるところがありそうでまた訪れてみたいと思いました。
次回は浄土山経由の雄山滑走ですかねー。

毎年恒例となった立山アルペンルート部分開通の浄土山富山大学施設の宿泊ツアーに日帰り組として参加を表明していたが日曜日の天気が荒れるということで日帰りツアーに変更となった。

前日の疲れもあり当日の朝にバタバタと荷物の準備をし待ち合わせの時間には間に合ってよかった。天気と部分開通ということもあり閑散とした立山駅だったけど僕にはちょうど良かった。道中のバスで帰りの滑降を想定して地形図を見ながら実際の景色を確認していたがあまりやりすぎるとバス酔いするのでほどほどに。

弥陀ヶ原に到着し支度を始めるがこのときはまだ青空も広がりポカポカ陽気で持ってきたニット帽はやめてアウターは着ないで腕まくりでハイクアップした。寒いかと思って今回は水ではなくホットレモンティー、失敗したかなと思っていたが標高が上がり森林限界を超えるころには強風で前日と同じく耐風姿勢をとることに…

引き返すことが決まり一旦戻り木の側で滑降準備をして概ねトラバース気味に滑降。ザラメ雪で気持ちのいいツリーラン。最後はストップスノー気味で一旦スキーを脱ぎ歩いて弥陀ヶ原ホテルの横手から弥陀ヶ原ツアーのはじまり。

車道とつかず離れずで最初は広く快適だがだんだん狭くさらに風もどんどん強くなってきて緊張感をもっていかないと痛い目に遭うと感じて慎重に進む。地形図で確認したりGPSで確認したり色んな核心部があったりとツアー的でいつもと違い楽しかった。ニシデンさん、企画、案内していただきありがとうございます。来年は泊りで存分に立山を味わいたいと思った。

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