東海遠征(笙ヶ岳,小倉山,養老山,三方山)



- GPS
- 11:46
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,362m
- 下り
- 1,355m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 11:46
※前回の山行(2017年2月16日)も併せて御参照ください。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1066633.html
天候 | 曇り後雨(一時強風) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(1) 登山前日 自宅 → JR新宿駅 → 【中央線】 → JR東京駅 → 【東海道新幹線】 → JR名古屋駅 → 【関西線】 → JR桑名駅 → 【養老鉄道】 → 美濃高田駅 → 宿泊地(泊) (2) 登山当日 宿泊地 → 美濃高田駅 →【養老鉄道】 → 養老駅 → 【徒歩約40分】 → 登山口 帰り: 美濃高田駅 → 【養老鉄道】 → JR大垣駅 → 【東海道線】 → JR名古屋駅 → 【特急しなの】 → JR塩尻駅 → 【特急スーパーあずさ】 → JR新宿駅 → 自宅 ※補足 ・行きは,JR桑名駅前を観光するために,遠回りで宿泊地に向かった。通常であれば,名古屋から大垣経由で養老に入る。 ・帰りは,敢えて,中央線で帰路についた。ゆっくり景色を堪能するには,東海道新幹線よりも中央線特急の方が良い。所要約5時間。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1 登山ポストは,養老の滝の上にある駐車場受付(登山口手前)にある。 2 コース概況 全ルート,特段の危険個所及び要注意個所はない。 (1) 笙ヶ岳まで ア 登山口から長い林道(つづら折り)を歩き,もみじ峠分岐から大洞登山口方面に向かい,その後しばらく谷筋を歩く。途中,ぬかるみ地帯がある。また,顕著な渡渉ポイントがあるが,特に難儀しない。 イ 一部,やや神経を使うトラバース路がある。片側は切れているので,滑落に注意。 ウ 必要な個所には道標やテープがあり,また,踏み跡も明瞭であるので,道迷いの心配はない。 (2) 小倉山,養老山方面 細かいアップダウンがあるものの,よく整備された歩き易い道。晴れていれば,広がる濃尾平野の景色を楽しみながらのハイキングができる。 (3) 笹原峠・三方山からの下山路 地味で長い下り坂。道幅が狭いので,登山者とのすれ違いに配慮が必要。 |
その他周辺情報 | 養老駅から登山口までの間(約2キロ)は,コンビニなど食料品販売店がない。自販機はある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
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感想
1 序
今回は,岐阜県南部にある養老町(大垣市,海津市などと接する。)を中心とした養老山地への遠征山行をした。特に,大垣市に属する養老山地最高峰の笙ヶ岳(908m)の登頂をメインとした。それは,このエリアの前回の山行の時である2017年2月16日(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1066633.html 参照。)において,積雪量が多く,かつ,笙ヶ岳手前からのトレースがないことなどにより,笙ヶ岳の登頂を断念した経緯があるからである。
そして,今回は,大阪から来てくれた同伴者と山行を共にした。
今回の山行では,登山道において,誰にも会わなかった。天気が悪い日であったとはいえ,今回のような一般登山道において誰にも会わないことは,極めて珍しいことである。
2 笙ヶ岳
さて,山行の感想であるが,メインの笙ヶ岳への登山道は,他の方のヤマレコ記録の中には,進路がわかり難いなどの所見もあったところ,実際は,道標やテープが随所にあり,かつ,踏み跡も明瞭であったので,何ら迷うことはなかった。おそらく,表山や裏山など笙ヶ岳から続く山々の登山においては,ルートファインディングが必要となるだろう。
笙ヶ岳の登山道での注意点について強いていうならば,トラバース路の歩行に神経を使う点であろう。特に雨でぬれている時は,谷への滑落に注意したい。また,笙ヶ岳への登山道は,小倉山や養老山と異なり,あまり整備されていないので,初心者は,よく注意して臨みたい。
笙ヶ岳山頂は,木々に覆われた小さな空間である。渋い山頂である。私は,こういうのが好きなので全然楽しめる。
3 小倉山,養老山
その後,分岐地点のもみじ峠まで同じ道を戻り,小倉山を目指す。ここで,雨が降ってきた。気持ちが萎える。しかし,後は,前回も歩いたハイキングコースなので,安全上の心配はない。
小倉山を含む登山道は,実に開かれた場所であり,天気が良ければ絶景である。東側の濃尾平野は,遠く名古屋の高層ビル群や恵那山まで見ることができる。西側は,霊仙山などの滋賀の山々が見える。前回のラッセル山行の時は,そうだった。しかし,今回の雨天山行は,全く見えなかった。とても残念である。
小倉山山頂は,とても広い。ベンチも多い。東屋が1つあり,雨天においては,大変助かった。ここで,しばらく休憩をした。しかし,風雨が強まり,とても寒くなったので,早々に養老山に行くことにした。
養老山までは,少々のアップダウンがあるものの,わずかな距離である。山頂は,笙ヶ岳よりもこじんまりとしており,木々に覆われ景色はない。しかし,一等三角点がある。
4 下山路
前回は,ここから更に縦走路を歩いたが,今回は,笹原峠までピストンし,三方山経由で下山路を歩いた。三方山は,下山路の序盤にある分岐から数分登った所にある。開けた山頂であり,天気が良ければ,ここも景色が良いだろう。石碑が2つあった。
その後,分岐に戻り,ひたすら下る。1キロ程度の下り道であるが,雨が本降りになり,精神的な疲労が高まり,長く感じた。実は,これまでの山行で長く携行していた高機能な折りたたみ傘が壊れていたのであった。私は,自己流で山行をする者であるところ,雨天時は,基本的に,レインウェアを着ずに傘をさす。汗をかくので,蒸れたくないのである。また,レインウェアのフードは,視野を狭くし,聴覚を低下させる。傘は,そういう欠点がない。もちろん,いつもレインウェアは携行している。
ようやくたどり着いた登山口。すぐに養老の滝の上にある駐車場に戻り,屋根があるので,休憩とした。その後,往路と概ね同じルートで駅まで向かった。
5 終わり
今回の山行は,自身の体調不良等があり,約3か月ぶりで久しぶりのものとなった。久し振りなのに,一気に遠征山行というのは,体力面で若干の不安があったが,ペースこそ遅いものの,全ての目的のルートを問題なく踏破できたので,相当の達成感が得られた。
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