毛無山から十二ヶ岳

2018年04月20日(金) [日帰り]

• GPS: 02:53
• 距離: 10.0km
• 登り: 897m
• 下り: 881m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:22

9:45 スタート地点
11:18 11:18 毛無山
11:22 11:22 一ヶ岳
12:13 12:28 十二ヶ岳吊橋
13:28 13:29 十二ヶ岳
15:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大石ペンション村入口から大石峠方向に県道719号に沿って細い舗装道があります。進んで行くと堰堤の上の広い駐車スペースに至ります。先は未舗装の林道になってます。滅多にないですが、混雑時は若彦トンネル入口手前にも2〜3台程度、駐車スペースがあります。

コース状況／危険箇所等

かなり危険の多いルートです。淵坂峠までは細いですし、踏み外し跡もありました。峠から稜線の急登はいいとして、三ヶ岳から十二ヶ岳の間は高低差のある岩場が連続で、技術と装備がない方は避けるべきルートです。装備として、グローブとヘルメットはお勧めです。混雑すると、落石がありそうです。当然、荒天時は見合わせるのが無難です。

その他周辺情報

河口湖や西湖にほど近く、宿泊も観光も選択肢には困りません。トンネルを抜けた芦川方面の古民家カフェなんかもありますよ。

写真

4/20 9:46

登り口の駐車スペース。10台以上入れそうです。週末など結構停まってますよ。

4/20 9:50

さっそく、エイザンスミレが出迎えてくれました。

4/20 9:55

大石峠と淵坂峠の分岐点。向かって、右は大石峠方向です。今日は淵坂峠を目指します。

4/20 9:58

渡渉ポイント。この5mくらい上流が靴も濡らさず渡りやすいです。

4/20 10:04

ヒゲネワチガイソウ、だと思うけど。

4/20 10:05

ヒトリシズカ、咲きまくってますよ。

4/20 10:23

天狗岩分岐点。今日は、寄り道してる余裕なしなので...

4/20 10:24

天狗岩分岐から10mほど進むと、ビジュアルでの道標。直感的にわかりやすく書いてくれてますよ。この後ろから尾根沿いを登ります。

4/20 10:35

まだ、ミズナラは芽吹いてないので、木々の合間に富士山と河口湖が見えます。

4/20 11:03

もっと標高の低い方では咲いていますが、この尾根沿いだと、まだフジザクラは蕾です。

4/20 11:10

文化洞トンネル登山口方向からの合流点。西湖も眼下に見えてきます。

4/20 11:13

左手が河口湖、右手が西湖。それにしても、富士山の雪解け早い気がします。

4/20 11:15

急登を登りきると、毛無山山頂。ただし、天子山地のとはまた別です。

4/20 11:17

富士山にはフジザクラがよく似合う、と思いません?

4/20 11:20

やっぱ、十二ガ岳までには最初があり、次があり...

4/20 11:24

ここは平凡な鞍部を跨いで二ヶ岳です。

4/20 11:27

すぐに、三ヶ岳があります。

4/20 11:30

ところどころ、ロープもありますが、まだ序の口です。集中力を保って行動したら大きな危険はありません。

4/20 11:32

クモイコザクラがあると以前、知人から聞いていたのですが、どおやらコイワザクラではないかと。

4/20 11:40

なかなかこの稜線は味わい深いです。軽く歩けるような山ではありません。

4/20 11:41

眺望がご馳走過ぎです。険しいけれど、ルートとしては絶品です。

4/20 11:50

間が飛んで、六ヶ岳になります。ここまでの途中の岩場はかなり急で、高低差があります。太〜いロープもあります。ここまでの所、岩は浮いていないので、三点支持で登りきれます。

4/20 12:00

コイワザクラがそこここに見られます。

4/20 12:02

まだ、蕾もあります。週末は見頃かもしれません。

4/20 12:11

やっとで十一ヶ岳。奥にそそり立つのが十二ヶ岳。

4/20 12:17

ちょっとした岩場の日陰にもコイワザクラの蕾が見られますよ。

4/20 12:18

このあたりから危険箇所が連続です。

4/20 12:19

毎度、この橋で目が覚めます。

4/20 12:26

かなり長丁場の岩場です。少なくとも、ヘルメットはあった方がいいです。混雑時など、先行者がいたら、結構落ちてきますよ。

4/20 12:37

山頂すぐ側の西湖からの道との合流。こちらからの登りが無難な山です。

4/20 12:44

十二ガ岳山頂からの富士山。雪線がだいぶ上に上がってきてますね。

4/20 12:45

狭い山頂です。人気の山なので、週末などは大概混雑してます。今日は遅めの到着なので、先客はちょうど下山開始でした。

4/20 13:33

ヤマイワカガミ

4/20 13:37

金山に向けてもロープや鎖場やハシゴが連続です。おまけに結構痩せ尾根です。

4/20 13:39

こちら側では、コイワザクラ、たくさん咲いてます。

4/20 13:45

振り返っての十二ヶ岳。飽きを感じさせない分、細心の注意が必要です。

4/20 13:51

個人的にはここからの富士山が一番好きです。

4/20 13:52

北側の眺望です。今日は遠方が霞んでます。

4/20 14:00

今日はここから下山します。稜線を行くと鬼ヶ岳や節刀ヶ岳に続きます。シカの食害が多いのもこのあたりの特徴かな。

4/20 14:03

遥向こうにに三ツ峠も見えます。

4/20 14:07

下る途中、有毒植物のオンパレード。手前がコバイケイソウで、奥がハシリドコロ。コバイケイソウは毎年のようにギボウシ類と間違って食中毒の原因になってるようです。注意を。

4/20 14:17

つづらを下りきると、また渡渉です。源流近くなので、梅雨時でも無ければ難なく渡れます。

4/20 14:23

ミヤマエンレイソウがまだ蕾でした。

4/20 14:25

ここから下はやや荒れ気味の林道で、オフ車なら入ってきそうな道です。ただ、どん詰まりな分、滅多なことでは車は来ないようです。

4/20 14:45

カタクリもまだギリギリ見られました。

撮影機器：

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

感想

coche-guevara

今回、クモイコザクラと聞いていた花を見に行きました。タイミングはほぼジャスト。流石にクモイではなく、コイワザクラでした。とは言え、滅多に見られない花なので、ラッキーです。写真撮りは結構いるようで、足を滑らせた痕跡も。コイワザクラなんて咲く山は油断できない山ですね。