白峰から別山
- GPS
- 09:51
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 2,174m
- 下り
- 2,156m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は白峰から別山に行ってきました。元々は大汝峰にしようかと思っていたところ、北陸のスーパーテレマーカーkさんから別山のお誘いがあり、便乗させていただきました。さらに山岳スキーレース選手のoさんも参加とあり、ハードな行程が予想されます。
風嵐ゲート集合は4時、oさんが少し遅れるとのことでkさんと先にチャリにまたがり進みます。kさんには離され、ほどなくしてoさんにあっさり抜かれますが無理してペースを上げると後で地獄を見るので無理のない範囲で頑張って漕ぎます。市ノ瀬には前回より10分くらい短い53分で到着しました。
さて今日は別山ですが、市ノ瀬あたりの標高ですと雪が少なく、別山登山口へも雪がありそうでほとんど切れてました。仕方なく作業道は大半歩くことになりました。
ほどよいところで小さな渡渉の後に斜面に取り付きます。雪は辛うじてつながっているという状態で、なんとかギリギリ雪切れなしに登ることができました。このルートを山スキーで行くのはもう賞味期限が切れていたようです。
尾根筋の夏道を越えると、斜面上には雪がまだたっぷりあります。oさんはさすがレースの選手、独特の動きで急斜面でもシールで直登されます。ほとんど腕の力で登っているのでは?というくらいです。
小屋に飲み物1Lと食料をデポするとやはり結構軽く感じます。まあそれもしばらく背負っていると忘れてしまいますが・・・。御舎利山の尾根沿いは雪が完全に切れているので、北側に巻いて雪をつなぎました。ただ結構な急斜面で落ちたらどこまで行くのか分からないくらいなので、緊張します。
そこから稜線に出るとあとは楽勝、御舎利山を越えて2回の下り斜面をシールのまま滑り、別山に向かいます。別山には三ノ峰方面からの登山者がおられましたが、到着前に下山されてしまいました。
別山でしばらく写真撮影と休憩し、シールを剥がして滑走します。といっても2回の登り返しがあるのでハードですがカニで登りました。
御舎利山からは行きで使った急斜面を巻いて下りますが、スキーで滑ってもスリリングです。うっかり滑落したときにどこまで行くのか見えないところが怖いです。アルペンスキーだとエッジコントロールがしやすいのですが、革靴テレマークやクロスカントリーではそれがとても難しいようで、それは結構な緊張を強いられるのだと思います。
そこも何とかクリアし、しばらくは広いスベスベザラメ斜面を写真を撮りながら滑ります。小屋に戻ればデポしてあった食料でしばし休憩。そこからは徐々に消化試合のような滑走に変わりますが、それでも雪が緩んでいるのでそこそこ楽しめます。
曲池にも寄って写真撮影し、あとはさらに消化試合のようなトラバースとデブリ横断、そして残り少ない雪の斜面を滑って渡渉すれば作業道に戻れます。
ここからはまた地味に2kmほど歩き、チャリのデポ地点に戻ればあとは風嵐ゲートまでダウンヒルでゴールです。
先日行った砂防新道からエコーライン、御前峰というルートに比べると今日の別山のほうが圧倒的に難易度が高く、時間もかかりました。こういうコテコテのルートの方が似合っていると思いますが、さすがに今シーズンは別山の山スキーは終わったと思っていたところ、お誘いいただきありがとうございました。やっぱりシーズンに一度は行っておかないといけませんね。味わい深い山行となり楽しかったです。
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