表妙義縦走(妙義神社〜相馬岳〜鷹戻し〜石門入口〜妙義神社)


- GPS
- 08:10
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
温泉… 妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」500円。 |
写真
感想
妙義に精通していて岩場歩きの師匠とも言える山さんに連れられて表妙義へ。
早朝、高崎駅で車に乗せてもらい妙義神社へ。
妙義神社は国の重文であるのでぜひ見学したかったが、残念ながら台風被害で復旧中でした。
登山口から急な登りが延々と続いて、最初の鎖場が現れるとすぐ上が大の字。大の字直下の鎖場は早速嫌らしかった。
辻を過ぎると奥の院の鎖場に到着。ここで山さんがロープを用意。
妙義に精通している山さんによると、コース中何箇所か安全確保しておいた方がいい場所があるとのこと。
この奥の院の鎖場、ここで難儀しているようだと相馬岳から先の縦走路を歩くのは困難とよく言われていて、いわばここは第1関門といった所。
最初の取付きで足の置き場に少し手間取ったが、無事に通過。
登った先の見晴では妙義の荒々しい景観が一望。
見晴で稜線上に出て、一旦下ってから大のぞきへ。
スベリ台状30mの鎖場を慎重に下って、天狗岩へ登り返してからタルワキ沢のコルへ再び下る。この下りはザレていて滑りやすい。
相馬岳の山頂では軽装な先客がいて、後からはザイル、ハーネス、ヘルメットと完全武装の5人ほどのパーティーがやって来た。
茨尾根のピークへも相変わらずアップダウンが多い。
山さんの話では表妙義縦走は岩場歩きの難度の高さもさることながら、アップダウンも激しいので体力勝負でもあるそうだ。
茨尾根のピークには予定より早く着いたが昼食とした。
何となくマッタリとしてしまったが、核心部の鷹戻しはこれからなのだ。
その鷹戻し、いざ着いて上を見上げるといかにもキビしそう。
もちろんロープで確保してもらって登っていく。
ハシゴ場までは余裕があったが、その先の鎖場はスタンスはしっかりしていてそれほど長くもないがほぼ垂直、当然落ちたらただでは済まないのでかなりスリルがあった。
無事に登り切りもう難所はないのかと思いきや、まだ2箇所ロープを出すと言う。
早速、地図にあるルンゼ内2段25mの鎖場が現れた。ここもロープ確保で慎重に下る。
東岳を経て中之岳へ。中之岳からの下りでもう1度ロープを使用して下って難所は終了。
あとは雑木の斜面を下っていけば中間道に下り立ち、石門巡りをしながら車道へと出た。七曲りから見上げた白雲山はあまりに急峻で、どこをどう歩いてきたのか全く分からなかった。
駐車場に戻り、もみじの湯に入浴後、また高崎駅まで送ってもらい帰宅となった。
数年前までは表妙義の縦走なんて考えてもみなかったが、縁あって一般ルート最難関といわれる今回のルートを歩けた。
素晴らしい師匠との出会いに感謝です!
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