鈴鹿 カクレグラ
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
カクレグラ手前までは、植林の中の急登の連続だった。 カクレグラ手前からは鈴鹿らしい素晴らしい二次林だった。 入道ケ原までは比較的歩きよい尾根だったが、ルートファインディングを要した。 入道ケ原からは、巡視路や登山道とも離れ、完全なバリエーッションルートとなり、地図と磁石とを首っ引きで下山した。 |
写真
感想
駐車地より車道を100m程東へ進んだ所に中電の巡視路の標識があって、そこから入山した。
先頭を歩くSLの又さんはバリエーションルートに備え、細かくルートを研究してきていて、
これから歩くコースへの意気込みが伝わってきた。
谷状のガレ場で10月下旬にもかかわらず前日の雨のせいもあってか?ヒルの姿が散見された。
道はすぐに東の尾根に向ってジグザグに高度を上げて、ヒルに替わってセンブリの可愛らしい花が各所に咲いていた。
喘ぎながら急登を繰り返し鉄塔に着くと、眼下に永源寺ダム、対岸に日本コバのどっしりした姿が現れた。
水呑岳は三角点も無く、視界にも恵まれない山頂だった。
カクレグラへの途中で南方面に雨乞岳と綿向山の山容が望まれた。
カクレグラ手前ではイワカガミが道を塞ぎ、花の頃に再訪したい思いだった。
広いゆったりした傾斜の尾根は紅葉も進み、特にシロモジの黄葉が綺麗だった。
ニ等三角点の山頂では岐阜のメンバー四人が寛いでいた。
情報交換の後、記念撮影をお願いして、入道ケ岳へ向った。
始め南西方向へ下り、尾根分岐を右側の北西尾根に乗り小ピークを西にとり
次の尾根分岐を南西にとりと、巡視路なので比較的分かりよい道が続いていたが
要所要所で、地図で現在地を確認しつつ進んだ。
中間地点の747mには誰が名付けたのか?「水千の平」と言う札があった。
鉄塔下を昼食場所と定め、ワンピークを乗り越し東の鉄塔下で昼食とした。
太陽が眩しく、晴れ男さんの結果を褒め称え、〆のコーヒーをゆっくり味わい、至福のひと時を過ごした。
入道ケ原の三等三角点に立ち寄り、最高点ではこれからのバリエーションルートへの突入に際してのCLからのルート確認が行われた。
地図は確かに緩やかな横広の尾根が連なり、佐目集落への北東尾根に乗るまでが少々難儀な様子だった。
一つ目のピークは確認できたが、二つ目のピークの現在地が分かり辛く、全員で集まって現在地確認を相談した。
結局すでに二つ目のピークを過ぎた鞍部に来ていると言うリーダーの説が正解だったのが分かったのは、
念の為に次のピークへ登って地形確認をしてからだった。
しかし予定の尾根は急斜面で、確認の為に登った三つ目ピークの尾根から、佐目集落のトンネル上部へ延びる尾根の方は、
傾斜が緩やかだと言う結論となり、予定より西の尾根から、集落へ下山する事とした。
成るほど適度な斜面で、途中の分岐を右尾根に乗れた時は安心できた。
後はトンネル手前で、尾根から外れて北東方向に集落目掛けて適当に下山すればよいと思った。
無事に青木酒店前にある佐目バス停に着いた時はホッとした。
そこから駐車地までほんの僅かだった。
今回の例会はルートファインディングで緊張した反面、昼食時や車中では漫才のような会話が飛び交い、お腹がよじれる程笑った。
帰宅途中では「みかんの大盛」を全員買うからと、リーダーが値引き交渉する場面もあった。勿論交渉成立〜
と言った具合に鈴鹿でも地味な山域であったが、色々奥深く楽しめた。
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