大源太山〜上州のマッターホルン 日帰り
- GPS
- 08:04
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◯全般 登山道は全般的に荒れていて、道が悪く歩きづらかったです。残雪が多いところがありますので12本爪アイゼンがあると良いです。 ◯登山口〜弥助尾根 雪はほとんどありませんでした。アイゼンは着用不要です。このルートでは渡渉箇所が二ヶ所ありますが、雪解けが進んで増水しており、水に浸からずに渡るのは難しいです。水は冷たく、川底の石が滑りますのでかなり気を遣いました。渡渉用の靴を持参しても良いかもしれません。 ◯弥助尾根〜大源太山 ひたすら急登。山頂近くは比較的痩せた尾根道なので転倒には注意。雪はほとんどありません。 ◯大源太山〜七ッ小屋山 大源太山を出てすぐに痩せた尾根道を降下します。垂直に近い岩場を下るので細心の注意が必要です。七ッ小屋山の手前では雪渓を直登しますので、アイゼン着用した方が良いと思います。 ◯ 七ッ小屋山〜シシゴヤノ頭 雪はかなり少なくなってきていますが、両側が切り立った雪渓を通過しますので、ここでもアイゼンが必要です。 ◯シシゴヤノ頭〜登山口 下り始めてからしばらくは雪渓ですのでアイゼン必須です。ルートが分かりづらく、登山道も様々な障害(木の枝や残雪)があり、とても気を遣います。水場の辺りまで来ればその先はアイゼン無しでも大丈夫です。 |
写真
感想
新調したザックのフィールドテストで何処か登ろうかと思っていた矢先に、大源太山という山への山行の誘いを受けて行ってきました。上州のマッターホルンとの異名を持つ山ということで不安半分期待半分。
林道を出発すると10分ほどで渡渉ポイントがあるのですが、雪解けで増水しており濡れずに通れる場所が無い…というスタート。しかもそこから10分でまたまた渡渉ポイントがあり出鼻を挫いてきます。そこをなんとか抜けると山頂までひたすら急登。距離は短いですが標高を大幅に上げるため、荷物多いとキツいです。
山頂は特に特徴はありませんが、どの方向も切り立った崖のようになっており、七ッ小屋山方向(南側)から見るととまさしくマッターホルンのような威容になっていました。登山口側から見たときはそんな感じはしませんでしたが…。
七ッ小屋山まで歩くと、そこからは快適な稜線歩きで、気温は高いものの風が強くてちょうど心地良い体感になってました。花も多く咲いていて良い時期だなぁと思います。
シシゴヤノ頭から先は登山道の状態が悪く、転倒や滑落のリスクがありました。残雪で細い木が登山道側に傾いて道を塞いだり、道が見えなくなってたりしており、雪が完全になくなるまでは通りたくない感じでした。
今回の登山ではGWにもかかわらずほとんど登山者の方と会わなかったのですが、やはり登山道の状態や、山自体の登りにくさがあると思いました。子供連れやお年寄りには特にオススメできないです。
しかしながら、近隣の山にはない独特の威容があるので、夏から秋にかけて雪が無くなって道の状態が良くなってきた頃にまた登ってみたいですね。
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