岩岳山・竜馬ヶ岳（アカヤシオ・シロヤシオ・ミツバツツジ_入手山周回）

2018年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,463m
• 下り: 1,449m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:52
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:35

8:38 スタート地点
12:51 13:33 竜馬ヶ岳
14:46 14:47 岩岳山
15:33 15:33 入手山
17:13 ゴール地点

2018-04-29 08:38:04
合計時間: 8時間35分
平面距離: 18.46km
沿面距離: 19.30km
最高点の標高: 1506m
最低点の標高: 582m
累積標高 (上り): 1987m
累積標高 (下り): 1982m
標高データの種類: GPS標高

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名高速　浜松浜北ICから362号線を北上。春野町のログペンションシンフォニー向かいの駐車場へ。8:20到着で十数台、ほぼいっぱい。シンフォニー駐車場はガラ空き

コース状況／危険箇所等

危険箇所はないが、所々斜面崩落のため登山道が狭くなっている箇所あり、注意。
また、入手山から駐車場へは、道が分かりにくい箇所あり。初めての方は、先レコのログを参考に

その他周辺情報

春野協同センターの「すみれの湯」は17時まで。200円。詳細は、昨年の記録を参照。
今回は、遅くなったので、一昨年行った浜松スマートIC近くの「あらたまの湯」へ。相変わらず、地元の人に親しまれている感じ。660円/人。露天３つ、サウナ１つ。とろっとしたお湯が良い

写真

4/29 8:41

フジ（藤）。山にあるものは、野性味がある

4/29 8:50

3回目で気ぃ抜いてたら、いきなり道間違えた！
戻って、気を引き締めて、再出発

4/29 9:23

Google Mapで見ると、小芋山のようですが…？

4/29 9:28

水量多く、流れも速かった

4/29 9:28

林道沿いに、小さいが何気に整った滝

4/29 9:29

4/29 9:37

これも

4/29 9:42

これも

4/29 9:43

以前はここまで入れたという。今は、本格的登山道に入る前の休憩所代わり。トイレあり

4/29 9:51

4/29 9:52

案内板の通り、左に下りる

4/29 9:53

味わいのある木の橋。言われている程　危なくはないです

4/29 10:06

本格的な登山道を登る

4/29 10:08

サクラの一種？

4/29 10:11

スギ（杉）の美林。
登りがキツい…

4/29 10:17

見た瞬間は人工物かと思ったくらい、ショッキング レッド！

4/29 10:25

正直そうな顔をしてますが、こやつは嘘つきですので、気をつけて。こんなに大変な思いをして、まだ半分も来てないのか…と心が折れそうになりますが、大丈夫、ここから(健脚なら)あと20分登れば、荷小屋峠です

4/29 10:32

登山道が斜面崩壊で一部寸断されてる

4/29 10:33

崩壊した斜面の谷側を見る

4/29 10:48

荷小屋峠に到着。ふぅ……。
今回は、ゆで卵とマスタードマヨネーズを持って来たので、一つ食べる。食べながら気付いたが、卵on卵だったw
なお、下山してきた人から、アカヤシオ咲いていたとの情報もらい、やる気が出る

4/29 11:16

Saisen w

4/29 11:19

実はアカヤシオとシロヤシオ両方が群生している山って、それほど多くないんじゃないか

4/29 11:24

ミツバツツジ(三葉躑躅)。紫の花が鮮やかに咲いていた！

4/29 11:27

スミレ(菫)。各種の差異は勉強中です…

4/29 11:32

この色、絶対にアカヤシオを意識してると思うw

4/29 11:34

4/29 11:36

4/29 11:37

急な箇所もあるが、このように平坦な箇所もある。土は、総じて乾燥している

4/29 11:41

岩岳神社前の祠

4/29 11:42

鳥居。ちゃんとしている。信者の信仰心の表れと思う

4/29 11:44

岩岳神社に到着。1,359m。
更に北にある竜馬ヶ岳へ向かう

4/29 11:55

竜馬ヶ岳へ向かう途中、富士山が綺麗に見えた！
流石、静岡県！

4/29 12:20

ミツバツツジ

4/29 12:44

竜馬ヶ岳への道。あまり踏まれてなく、落ち葉も多いので、道迷いに注意。一応、写真の真ん中が踏み跡ですが、分からないですよね。
途中、3人組のお兄さん達に、アカヤシオの状況を聞いた。竜馬ヶ岳の山頂にはあったよと優しく教えてくれた

4/29 12:45

若芽

4/29 12:46

アカヤシオ（赤八汐躑躅）発見！
かあいらしな〜♪　（petit-princeさん、あざっス(*^o^*)　）

4/29 12:46

数本だけど、満開の個体

4/29 12:48

竜馬ヶ岳に登頂。1,500.9m

4/29 12:48

三等三角点

4/29 12:49

この矢印の意味が不明で、取り敢えず、矢印の方向に向かう
（尚、たぶんこの←の向きは誤りで、↓か↑か、つまり、「ここ」を指すものと思われる）

4/29 12:54

高塚山とアカヤシオ

4/29 12:56

アカヤシオ

4/29 13:19

木々の向こうに、雪を被った山が。何だろう？聖かな？

4/29 13:23

4/29 13:24

日の光を受け、光輝く

4/29 13:25

大輪(のように撮影w)

4/29 13:26

アカヤシオと京丸山

4/29 13:27

4/29 13:29

密集するアカヤシオの花

4/29 13:30

竜馬ヶ岳へ登り返す

4/29 13:35

立派な木がたくさんある

4/29 13:37

広く平坦

4/29 13:39

色鮮やか。何の木だろう？

4/29 13:59

ヒメシャラ（姫沙羅）。ツバキ科ナツツバキ属

4/29 14:16

アセビ（馬酔木）。まだ芳香はしない

4/29 14:18

アセビの新芽

4/29 14:19

オオカメノキ（大亀の木）。ムシカリ。レンプクソウ科ガマズミ属

4/29 14:19

マツボックリの赤ちゃん

4/29 14:23

岩岳山までは、尾根道で、所々両側が切れ落ちている箇所あり

4/29 14:28

道がない所には橋が渡してある

4/29 14:30

右奥が竜馬ヶ岳、左の近いのが岩岳神社のあるピーク。そのピークの奥に見えるのが高塚山。そのうちチャレンジする予定

4/29 14:31

アカヤシオ越しの富士山！

4/29 14:34

4/29 14:41

岩岳山山頂。1,369.3m。三等三角点

4/29 14:51

ここも、斜面崩壊している

4/29 14:52

崩壊の西側の谷側

4/29 14:55

アカヤシオかな？？

4/29 15:12

シロヤシオ（白八汐）発見！！今日は見られないかと思っていたら、日当たりの良い斜面に咲いていた！

4/29 15:14

実は、シロヤシオの方が好き

4/29 15:16

ミツバツツジは、ホント鮮やか

4/29 15:21

何だろう？

4/29 15:24

ヤマイワカガミ（山岩鏡）。ヒメイワカガミの変種

4/29 15:24

ヒメイワカガミとの違いは、葉の鋸葉の数が8〜18と多いこと

4/29 15:24

アップ。雄蕊は5本

4/29 15:30

入手山。1,212m

4/29 15:31

右手方向に向かう。ここ、迷いやすいので、気を付けて

4/29 15:31

シロヤシオの葉が日の光に透けて

4/29 15:32

岩岳山

4/29 15:34

4/29 15:35

4/29 15:35

ミツバツツジと京丸山系

4/29 15:40

頭上にシロ

4/29 15:41

順調に進む。写真は出してないけど、少しアップダウンあります

4/29 15:49

キマタ山。1,208m。
ここも迷いやすいが、右手方向へ。右回り周回なので、右手側へ行く訳です

4/29 16:00

錆びた電線が出てきたら、分岐ポイントです。このまま真っ直ぐに行くと、行き止まりです。この写真の左後方に脇道があるので、そちらへ。見落としがちなので、注意！

4/29 16:01

しかし、毎回、一旦は行き止まりへ。何故なら、この絶景が待っているから

4/29 16:03

脇道へ入ると、急な下り

4/29 16:11

時に、岩場あり

4/29 16:22

時に急な下りのロープ場あり。写真は下った後、仰ぎ見ている図

4/29 16:25

日の届かない林の中で、ミツバツツジが唯一スポットライトを浴びて、光輝いていた

4/29 16:35

センチコガネ（雪隠黄金虫）

4/29 16:36

鮮やかな光沢。美しい

4/29 16:36

こけましたw　腹の方も、鮮やかな光沢

4/29 16:48

確か、鉄塔近くの風景があった気が…。あれは、この山だったか…と思いながら歩いていたら、思い描いていたこの風景が目の前に表れた。なんか、白昼夢を見ていて、そのまま現実に戻されたような、奇妙な感じ

4/29 16:51

お約束で

4/29 17:03

これが「静岡県の山」等に載っている「水道タンク」です

4/29 17:03

登山道に下りてから見ると、こんな感じ。次回は、逆回りでチャレンジしてみようと思う。
ここから25分ほどで駐車場。沿面距離19km以上。今日もよく歩いたな〜

4/29 18:02

駐車場から車で下る途中に、天竜川の流れが見られる場所があったので、下りてみた。手前の川は右手から左手に流れています。奥の川は左手から右手に流れています。一瞬、頭の中がグルグルになりました（@_@?）

4/29 19:11

すみれの湯は、とうに閉まっているので、今日は浜松IC近くのあらたまの湯へ。長距離の疲れを癒した。帰りは真っ暗だった

撮影機器：

IXY 610F CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

ミシェル

岩岳山も今回で3回目。毎年、シロヤシオを狙って来ているが、今年は4/22頃にアカヤシオ見頃との先レコ情報を見て、初のアカヤシオ狙いでチャレンジしてみることにした。
初回は、体調悪かったのもあったのかもしれないが、技術面・体力面ともヤラれてしまった。なんとか周回できたという感じ。

2回目は、初回からの進歩を感じられた。天候も良く、竜馬ヶ岳初登頂など、山歩きを楽しめた。が、花はシロも時季外れ（裏年ゆえ？）。

今回は、時間があれば、高塚山まで行けるかなと思っていたが、比較的早起きしても、シンフォニーまで2.5時間かかるので、今回も途中で断念した。

岩岳山のアカヤシオは、やはり先週末（4/22頃）が見頃だったようだ。
しかし、竜馬ヶ岳まで足を伸ばし、更に少し高塚山側に下ると、たくさんのアカヤシオが咲いていた。これを目指してきた甲斐があった。ふわふわとした薄い桃色の花が風にひらひらと揺れ、日の光に輝く様は、あまり他に類例を見ない。アカヤシオが唯一無二の魅力を発現していると思う。

入手山付近では、早咲きのシロヤシオも見ることができた。
一日で、アカとシロの満足のいく個体を見ることができるのは、この山域、このコースの非常に良い点だと思う。

アカヤシオ狙いで来ている人も多く、駐車場にあれほどの車が駐まっているのは、初めて見た。
道中でも、アカヤシオを話題に他のパーティーと会話している人が多かった印象。花は人の縁もつないでくれるようだ。

自分も、帰りの駐車場で、竜馬ヶ岳へ向かう途中であったお兄さん達と再会したので、歓談。地元なので、聖岳にも登ったことがあるという。夏に椹島から赤石・悪沢を周ると話したら、耳より情報を教えてもらった。また、どこかで会うかもね、と言い合って別れた。こうして縁がつながっていくと、面白い（＾Q＾）