蝶ヶ岳 残雪の穂高連峰を目前で望む

2018年05月01日(火) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,488m
• 下り: 1,476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:49

距離 12.4km 登り 1,494m 下り 1,486m

4:44 スタート地点
5:15 5:16 三股登山口
5:39 5:40 ゴジラみたいな木
6:31 6:33 まめうち平
9:20 10:47 蝶ヶ岳
12:19 まめうち平
12:52 12:53 ゴジラみたいな木
13:12 13:13 三股登山口
13:33 ゴール地点

3:24 自宅出発 気温11度
4:24 駐車場到着 気温8度

4:43 駐車場出発
4:55 三股登山口駐車場到着
5:09 三股登山口到着

5:14 三股登山口出発
5:24 つり橋到着
5:33 力水到着
5:39 ゴジラのような木到着
6:29 まめうち平到着

6:32 まめうち平出発
9:21 稜線到着
9:24 蝶ヶ岳山頂到着

10:44 稜線から下山開始
12:18 まめうち平到着

12:22 まめうち平出発
12:52 ゴジラのような木到着
12:56 力水到着
13:05 つり橋到着
13:13 三股登山口到着
13:21 三股登山口駐車場到着
13:32 駐車場到着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道495号線から三股登山口駐車場手前の駐車場
三股登山口駐車場は手前700mの位置で路肩崩落により通行止めになっている
この地点の林道下に駐車場あり

コース状況／危険箇所等

まめうち平の先から連続した残雪がある
樹林帯の残雪歩きは急登、トラバースあり
森林限界手前から稜線へは残雪の直登

写真

5/1 4:43

林道下の駐車場
三股登山口駐車場が利用出来ないので、全体の駐車容量は減ってしまっているが、今日は平日で駐車率5割程度
今日到着の車は少なく、ほとんどが昨日以前から駐車している様子

5/1 4:45

三股登山口駐車場手前700mの位置で通行止め
人は歩けます
自動二輪車が三股登山口駐車場に止めてあったので、通過出来るようだ

5/1 4:45

駐車場上の林道脇
登山指導員の方が居て、登山届が提出されているか確認されました

5/1 4:46

車が通行していないため、落石の除去がされていない

5/1 4:48

蝶ヶ岳から常念岳への峰々が見えている

5/1 4:49

林道脇には今にも落ちそうな大きな岩が

5/1 4:51

毎年シーズン初めはこんなふうに落石等あって、シーズン前に除去されてるんですね

5/1 4:54

三股登山口駐車場
もちろん1台も止まっていないと思いきや、自動二輪車がありました

5/1 4:55

トイレはリニューアルされていて、木のいい香りがします

5/1 4:58

一般車の入れない林道の入り口

5/1 5:09

登山口
登山届はヤマレコで作成して、山ピコで提出済み

5/1 5:10

朝日が出て来た

5/1 5:14

ここでゲーターをつけて出発

5/1 5:15

最初の橋

5/1 5:17

地面も新緑に覆われている

5/1 5:24

つり橋

5/1 5:24

融雪時期なので水量が多い

5/1 5:25

キクザキイチゲ？
花の名前わかりません

5/1 5:33

力水
冷たくておいしい

5/1 5:34

沢の対岸に残雪が現れた

5/1 5:39

ゴジラのような木の裏側

5/1 5:39

ゴジラのような木の表側

5/1 5:42

ゴジラのような木の先は唐松の並木になっている
歩き始めて約30分、ここでTシャツ1枚のみにする
鳥肌が立つ程だが、歩きにはちょうどいい

5/1 5:53

木々の間から常念岳が見えて来た

5/1 6:02

常念岳

5/1 6:04

まだすっきりとした青空

5/1 6:12

登山道に残雪が現れた
まだ所々にあるのみ

5/1 6:29

まめうち平
いつものことだが、ここまでの急登がなかなかきつかった

5/1 6:37

残雪が連続する様子なので、ここでチェーンスパイクを装着

5/1 6:38

まめうち平の先もしばらくは平坦

5/1 6:44

常念岳

5/1 6:45

残雪を九十九折れに登って行く

5/1 6:46

いよいよ急登の始まり

5/1 7:00

日陰の雪はしまっていて、アイゼンの爪でザクザクと音がする
ポールの石突きが刺さらないことも

5/1 7:03

先行の2名に追いついた
急登なので、近づき過ぎない距離のままついて行かせてもらう

5/1 7:10

昨日、このルートで滑落事故があったそうだ
事故はトラバースの手前で、特段危なそうな所ではないとのこと
注意して進もう

5/1 7:17

トラバース道の手前
危なそうに見えるが、普通に歩いて問題なし

5/1 7:18

最初のトラバース道
慎重にならざるを得ないが、雪は締まっているので恐怖心はない

5/1 7:22

常念岳の横顔

5/1 7:22

倒れている小さめの木々を越えながらトラバースする

5/1 7:24

雪面に土等があって歩きにくい個所も所々にある

5/1 7:27

常念岳の横顔がクリアーに

5/1 7:27

けっこうな急斜面です

5/1 7:31

こちらはもっと急

5/1 7:31

今はいいが、帰りここを下るのは嫌だなと思える所
常念岳に周回すればいいが...
9時前に稜線に到着したとしたら考えよう

5/1 7:38

ステップの段差が大きい所もある

5/1 7:38

急登を振り返る

5/1 7:38

トレースがランダムにたくさん見えるが、ここはトラバースするところ

5/1 7:56

横たわる小木たちを避けながら

5/1 7:58

すれ違いで脇に避けても踏み抜くことはない

5/1 8:34

この先で稜線への直登が始まる

5/1 8:37

稜線への直登の始まり
のはずだが、トラバースしているトレースがある
ここは直登が正しい

5/1 8:37

稜線への直登の始まり
例年なら6月でもこのルートとなる
ピンクリボンも見える

5/1 8:44

無駄に写真を撮りながらでないと直登はしんどい

5/1 8:44

この辺りはまだ急ではない

5/1 8:48

ぬけるような青空
どこを歩いても問題なし
好きなステップをどうぞ

5/1 8:48

振り返ると常念岳が癒してくれる

5/1 8:52

直登中のパノラマ

5/1 8:56

お、稜線が見えて来た

5/1 8:58

いくつものトレースが遠くに見えますが、どれも通りません
右に巻いて行きます

5/1 8:58

麓は霞んで場所を特定出来ません

5/1 9:00

中央に見えるトレースをたどります

5/1 9:02

一旦緩斜面になります

5/1 9:11

再び急になる
トレースはずっと延びていますが、写真中央辺りで夏道に上がります

5/1 9:12

夏道と合流
上がる前に踏み抜く
本日初の踏み抜き

5/1 9:15

大滝山
澄んでいれば、こっちに富士山が見えるはず

5/1 9:19

槍の穂先がキター

5/1 9:21

稜線に到着
過去最短は登山口から3時間20分
今日は4時間7分
先週の燕岳よりはいいペース

5/1 9:22

これが見たかった
穂高連峰

5/1 9:22

涸沢岳〜槍ヶ岳

5/1 9:22

蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳

5/1 9:23

乗鞍岳、霞沢岳、焼岳

5/1 9:23

左に見える蝶ヶ岳山頂を目指す

5/1 9:24

蝶ヶ岳山頂に到着

5/1 9:24

標高が見えるように

5/1 9:27

大滝山

5/1 9:27

安曇野、松本方面の麓はますます霞んでよく見えない

5/1 9:27

大天井岳、常念岳

5/1 9:27

槍ヶ岳

5/1 9:27

常念岳へ続く稜線

5/1 9:27

蝶槍と大天井岳

5/1 9:27

前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳
涸沢カールにはたっぷりの雪が残る

5/1 9:27

焼岳

5/1 9:28

霞沢岳

5/1 9:28

乗鞍岳

5/1 9:47

乗鞍岳〜常念岳のパノラマ

5/1 9:52

ハイマツ越しの穂高連峰

5/1 10:18

西穂高岳〜槍ヶ岳

5/1 10:19

蝶ヶ岳ヒュッテの全容

5/1 10:19

常念岳への登りには残雪がない

5/1 10:20

槍ヶ岳アップ

5/1 10:20

前穂高岳のアップ

5/1 10:20

北穂高岳のアップ

5/1 10:20

穂高岳山荘

5/1 10:20

涸沢岳のアップ

5/1 10:21

乗鞍岳のアップ

5/1 10:21

蝶槍のアップ

5/1 10:42

穂高連峰との別れを惜しむ

5/1 10:44

下山開始

5/1 10:46

本当に見納め

5/1 10:51

まだ登って来られる方が

5/1 10:55

急な下りが始まる

5/1 10:56

一昨年はここを走ってくだったなぁ
今日はそんな余裕はない

5/1 11:00

常念岳へ周回する稜線
今年は5年ぶりに周回にチャレンジしよう

5/1 11:44

雪が腐っているので注意して歩く
下りでは数回コケて、数回踏み抜きました

5/1 12:01

日陰でも雪が柔らかいので、ステップをしっかり踏んで進む
神経と体力の消耗がはげしい

5/1 12:06

もうすぐまめうち平の平坦な場所に出る

5/1 12:12

ここは踏み抜き必至

5/1 12:16

ここでアイゼンを外す

5/1 12:16

振り返ると

5/1 12:18

まめうち平

5/1 12:33

もうずいぶんと下った

5/1 12:48

唐松並木1

5/1 12:50

唐松並木2
ここに来るとゴジラが思い浮かぶ
登山口まであと少しだ

5/1 12:52

ゴジラのような木

5/1 12:59

お花畑

5/1 13:00

キクザキイチゲ

5/1 13:02

ニリンソウがたくさん咲いていた

5/1 13:04

コバイケイソウの群落もある

5/1 13:13

三股登山口に戻った

5/1 13:21

三股登山口駐車場到着に戻った

5/1 13:27

やっぱり落ちてこないのが不思議だ

5/1 13:29

もうすぐ駐車場に到着

5/1 13:31

崩落の面積は広い

5/1 13:32

やはり駐車率5割程度

撮影機器：

iPhone 6s Apple

COOLPIX A900 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Hyperion117

先週、コースタイムはいまいちだったが、今シーズンの北アルプス第1弾を無事終えることが出来たので、農作業の合間に穂高連峰の展望台である蝶ヶ岳を目指すこととした。

三股登山口駐車場手前で通行止めが行われているため、先週より1時間早く行動するようにしたが、GW中とはいえ平日のためか駐車場にはかなりの余裕があった。

ゴジラのような木を過ぎた辺りで暑くなり、Tシャツ1枚になった。
まだ気温は低めなので腕には鳥肌がたったが、山頂まで暑いままだった。
特に稜線への直登では雪面の上にいるとは思えぬ暑さ。

まめうち平までは完全に夏道だが、急登で本日の山行の中で一番きついと感じた。

まめうち平の先から残雪歩きとなるがしばらくは平坦で、その後は急登が続く。
トラーバスする個所もあり、倒れた小木を越えることも必要になる。
ここでペースを上げることは出来ないが、ゆっくりとステップを確実に踏むことでまめうち平から下よりも楽に登ることが出来た。

残雪時固有の稜線までの直登ルートは少し長いが、定期的に立ち止まって写真を撮る等することで登り上げることが出来た。

今日は蝶ヶ岳山頂からどこにも動かず、まったりと一時間以上穂高連峰他の景色を楽しんだ。
最初は数名山頂にいたが、やがて誰も居なくなってさみしいとも言える状態になってしまった。
帰りの残雪急斜面は午後になって雪が腐り、気の抜けない状態になるとこが予想されるので早めに下山を開始した。

山頂到着時刻が早かったので、常念岳を周回する余裕はあったかも知れないが、まだ体力的な余裕はないので残雪が消えた以降にチャレンジしようと思う。

コメント

biwako1013

おつかれさまでした
先日は、しばしご一緒させていただきましたが、我々のヘロヘロ具合にご配慮ありがとうございました。
写真に私がたくさん写っていて嬉しいです。
やっぱり人が写っている写真はリアリティがあっていいですね。

当日は快晴でほんとに素晴らしい眺望が気持ちよかったです。
また、どこかの山でご一緒できたら、お声がけください！

Hyperion117

Re: おつかれさまでした
写真、後ろ姿ばかりですみません。

急登の具合は人の姿がないとわかりにくいですよね。
トレックチェアも、ばっちり写っていて良かったです。

また、どこかのお山でお会いしましょう。